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Pocketにハイライト機能が登場!記事の読み返しが便利に!

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情報管理LOGの@yoshinonです。
私は、あとで読みたいと思った記事は、とりあえずPocketに入れるようにしています。そのPocketに先日、ハイライト機能が追加されました。非常に便利で記事を読み返す時に便利さが格段に増しました。今回は、このハイライト機能とは何かについて、解説します。

  
【 Pocketにハイライト機能が登場!記事の読み返しが便利に! 】  

 1.先日のアップデートで

 2.ハイライトの付け方

 3.ハイライトで振り返る方法







checkmark.png 1.先日のアップデートで

先日のアップデートでPocketにハイライト機能がつきました。

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これは、実はすごいアップデートなのではないかな?もしかして。

私は、Pocketとは別にDripというWebサービスを使って、記事の気になった部分をハイライトとして残していました。

drip
drip




こんな風に記事のハイライトだけをストックできるのです。
しかし、Pocketでできるようになると、ちょっと面白いなと思うのです。iPhoneで記事の読み返しをするときに、捗りそうな予感がします。

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checkmark.png 2.ハイライトの付け方

ハイライトの付け方ですが、すごく簡単です。
記事の中でハイライトしたい部分を長押しして、選択します。そして、出てくるポップアップメニューの「ハイライト」をタップするだけ。

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うす黄色のマーカーで文字が、ハイライト化されています。
この簡単さだったら、サクサクと記事で重要なところを、マークできますね。

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checkmark.png 3.ハイライトで振り返る方法

とはいえ、あとで振り返るのが大変だったら意味がありません。
そこのところは、どうかというと、ものすごく楽ちんに振り返りもできました。

まず、記事内で自分がハイライトした部分を見つけるときは、右下の三点アイコンをタップ。

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出てきたメニューに「ハイライト」という項目があるので、タップ。

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このように自分が、ハイライトを付けた箇所が、一覧になっています。ちなみに、それをタップすると、当該箇所に飛ぶことができます。サクッと、自分のハイライトをチェックできるので、便利ですね。

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それでは、記事内ではなく、自分が今まで付けたハイライトを全て一覧で見返したい場合は、記事一覧で左上のアイコンをタップします。

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そうすると、「ハイライト」という項目があるので、タップ。

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今までハイライトしてきた部分が、一覧として表示されます。これも、ハイライトをタップすると、当該記事のハイライト部分に飛ぶことができます。

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さらに、ハイライト一覧で共有アイコンをタップすると、

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このように共有方法を選択できるので、「友達に送信」をタップ。

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ハイライト部分やリンクを送信できるのです。Evernoteに送信するためのメルアドを入れたら、Evernoteにも簡単に送れますね。

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ただし、弱点が無いわけではありません。
Pocketは、記事ビューとウェブビューの2つがあるのですが、記事によってはウェブビューのみという記事も存在します。残念ながら、ウェブビューのみの場合は、このハイライト機能は使うことができませんでした(2018年4月23日現在)。
これに関しては、ぜひとも改善して欲しい点ですね。

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 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 記事の管理がさらにラクになりますね

Pocketにハイライト機能がついたことによって、自分的にはかなり記事の振り返りがラクになりました。DripとPocketを併用しながら、探すということもけっこうあったので、1画面上でできるというのは、モバイル端末上で作業するときには、すごく助かる機能だなと思いました。とはいえ、Dripには、記事の埋め込みタグを吐き出す機能があったりするので、使い分けは続きそうですけど。


最近、気になっている本。

今年こそ手帳を続けたいという人はこうやると良いよ

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情報管理LOGの@yoshinonです。
4月も半ばになって、「今年度は、がんばるぞー!」とかという気持ちも、少し落ち着いて来た頃かと思います。それと、同じように手帳についても、「今年度は、1年を通して続けるぞ!」という強い意気込みで始めたのにもかかわらず、もうはや暗雲立ちこめてきている人、いるのではないでしょうか?
今回は、手帳を続けたいと思うならば、こうやると続くよというコツについて書いていきます。

  
【 今年こそ手帳を続けたいという人はこうやると良いよ 】  

 1.手帳が続かないという悩み

 2.手帳の位置づけをハッキリさせる

 3.頑張り過ぎない

 4.空白恐怖症を克服する

 5.見返しの習慣化

 6.いつでも持ち歩く







checkmark.png 1.手帳が続かないという悩み

この時期、たくさんの人が新しい手帳に取り組んでいるのを見かけます。
私の周りでも真新しい手帳を広げ、一生懸命に書いている若い人をよく見ます。しかし、毎年繰り返されるのですが、この光景って長続きしないのですよね。

「アレ?手帳どうしたの?」
「最近、サボってて…。」


みたいなことが、多かったりします。

どうやら、最初の意気込みは、すごいのですが、それが長続きしないようなのですよね。だいたい、数ヶ月から半年ぐらいで、かなりの人が手帳の良さを感じながら、続けられないことに悩んでいるようなのです。

同じように、

どうやったら、手帳続けられますか?

という悩み相談もよく受けます。
私自身は、すでに20年とは言いませんが、それに近い年数を手帳とともに過ごしています。なので、その間にたくさんのそういう「続けられない人」を目にして、相談を受け続けてきました。

そこで、私がよくそういう時にアドバイスとして言うことを、以下にまとめてみました。




checkmark.png 2.手帳の位置づけをハッキリさせる

まず、私が手帳を使いたいと思っている人たちに必ず聞くのが、コレです。

その手帳は、どんなことを書いているの?

大事な会議のメモとか…
スケジュールとか?
みたいな感じでたいてい答えてくれます。

ところが、よく聞いてみると、大事なメモは、付箋に書いて机に貼っていたり、スケジュールはスマホで管理していたりするのですよね。

そうすると、手帳の位置づけってものすごく曖昧な感じになっていくのです。

そもそも、手帳を使う意味なくない?

という場合も多かったりします。
しかし本人達は、真剣に手帳を使いこなしたいと思っていたりするのですよね。
要するに、手帳の位置づけが曖昧なために、機能のダブルブッキングを起こしてしまい、微妙な位置づけになっていっているというようなことが多いのです。

私は、

手帳は、情報の仮置き場

だと思ったら良いよということを言うようにしています。
情報の一時預かり所だと思うようにするのです。
付箋に書いたものを、手帳に貼るだけでも意味があるし、スケジュールは仮のメモ程度で、最終的にはスマホやGoogleカレンダーで管理するで構わないと思うのです。
無理に全ての機能を手帳でやりきろうとしたら、最近のツールとブッキングしてしまい長続きできない要因になったりするのです。

大事な要件を付箋にメモして、手帳に貼る。
スケジュール調整をして、それを手帳にメモする。

あとで、見返した時に、ToDoリストに入れたり、Googleカレンダーに入れたりすれば良いだけなのです。




checkmark.png 3.頑張り過ぎない

一番続かない人の原因第1位が、「頑張り過ぎる」です。

ネットを見ても、手帳本を読んでも、みなさんものすごく活用されていますよね?
そして、ものすごく緻密に使っていらっしゃいます。
中には、マステを貼ったり、美しくデコったり、おしゃれ感たっぷりだったりします。

そうすると、

自分もそのように使わないとダメなのでは?

と思い込んでしまうようなのです。そして、ゴリゴリと最初は勢いよくやっていくようです。しかし、残念ながら、ほとんどの人は、そんなの長続きしません。

だって、本に載るぐらいの人って、一種の手帳のプロ級の人ですよ?

そんな負担のかかること、普通の人は続けることは難しいです。
けれども、ごくたまに続けることができる人がいます。そういう人は、元々続けられる人なのです。

手帳初心者の人には、「まずは、メモをとるぐらいで良いよ」と伝えています。
むしろ、

メモを手帳に集約する

ことを推奨しています。





checkmark.png 4.空白恐怖症を克服する

上の「頑張りすぎ」の要因になっていることの1つに空白恐怖症があります。

これは、

空白ページがあるとダメなのではないか?

と思ってしまう、手帳初期に現れる症状の1つです。
1ページでも空白のページや書く内容が少ないページがあると、「書くことがない」ことに対する罪悪感をもってしまい、それがストレスとなり、続かなくなってしまうということがあるようなのです。

空白ページ上等!

で良いのですよ。
特に何も無ければ、落書きでも何でも書けば良いだけです。
私も初期の頃は、たくさん書かなければならないという思いに囚われていた時期がありました。しかし、今は別に数日何も書けない日があっても、全く気にならなくなりました。大事なことは、続けていられることなのです。




checkmark.png 5.見返しの習慣化

続けるコツの見逃されがちなポイントとして挙げておきたいのは、コレです。

書くことよりも、見返すこと

これを習慣化するべきなのです。
毎朝、決まった時間に手帳を開く、気になった時に手帳を開く、という手帳を「見る」習慣さえ整えば、自ずと続くための土壌ができたと思えます。

4で「空白ページ上等!」と書きましたが、書くことがなくても、見返すことだったらできるはずです。

で、たいていの手帳本で一番抜け落ちている部分がコレなんですよね。
「書くこと」ばかりにページ数を割きすぎているように思います(確かにそうしないと本にならないからね)。
でも、一番大切なのは、

手帳を開くこと

なんですよ。

手帳を開きさえすれば、「書く」ことへの抵抗も減ってくるのです。不思議なことに。
逆に、「開く」という行為をしなければ、「書く」ことさえままならなくなってしまいます。

歯を磨くように、まずは手帳を見返してみましょう。
それだけで、変わりますよ。



checkmark.png 6.いつでも持ち歩く

続けるコツとして、最後に挙げておきたいのは、コレです。

書く書かないは別として、とにかくいつも携帯してみてください。
もしも、「重いから嫌だな」とか「カバンに入らない」とか思うようならば、それは

サイズが合ってない

のです
今すぐいつでも持ち運べるものに変えたら良いですよ。

これも見逃されポイントなのですが、サイズや重さというのは、手帳選びの中でかなり重要なポイントです。機能よりもね。

色々高機能な手帳があったりしますが、持ち運べなかったら、全く意味ありませんから。4,5のポイントを組み合わせることで、

いつも携帯し、見返す

ということができていれば、たぶん続けるための障害の半分以上はなくなったと考えて良いと思いますよ。





 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 細くても続ける人が偉いのです

私の中では、内容が濃くても三日坊主で終わる人よりも、内容が薄々でも長く続けることができる人の方がスゴイと思ってしまいます。それぐらい、「続ける」という行為は人にとって難しいのですよね。
でも、顔を洗う、歯を磨く、とかのように習慣化さえ図れてしまえば、それほど無理せずとも続けられます。逆に習慣化というのが、最大の障壁だったりするのです。
上に挙げたコツは、その習慣化を阻むモノを極力少なくするためのコツなのです。


Twitterのアンケートと世論調査について~Twitterアンケートは正確性があるか?

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情報管理LOGの@yoshinonです。
よくTwitter上でアンケートしているのを見かけますよね?
でも、アレって正確なのでしょうか?最近、新聞社とかの世論調査と(正確性が)変わらないのでは?みたいなことを言う人がいるみたいなので、他でも書いている人がいますが、情報管理LOGでも取り上げたいと思います。


  
【 Twitterのアンケートと世論調査について 】  

 1.Twitter上のアンケートとは

 2.世論調査(RDD方式)について

 3.Twitterアンケートの無意味さについて

 4.世論調査の問題点について







checkmark.png 1.Twitter上のアンケートとは<

Twitter上で様々なアンケートをよく見かけますよね?
特に最近は、色々と政治的にもセンシティブな話題が多いので、そういう傾向のアンケートを目にすることが増えてきました。

Twitterアンケートってこういうの。
ものすごく無難なのをセレクトしてみました。




しかし、いつもセンシティブな話題に関してのアンケートについては、何だかもやっとした違和感を感じています。自分たちに都合の良い結果が出ていることに自信をもって、(右も左の方々も←こうやって書かないと、ものすごく粘着されるから!!)「大勝利!」とか言っているのを見ると、とても残念な気持ちになってしまうのです。しかも、それをもって、「世論調査は、意味ない!自分たちの結果の方が正しい」という言説を見ていると、そうではないのだけどなと思ってしまうのです。

それはなぜかというと、Twitterアンケートは、内輪で面白おかしく楽しむだけであるならば良いのですが、

基本的には意味が無い

からです。

なぜ、意味が無いのかについては後ほど解説しますが、まずは世論調査(RDD方式)についての基礎知識についての解説をします。




checkmark.png 2.世論調査(RDD方式)について

世論調査ってありますよね?
様々な社会的な傾向を掴むために行われ、よくニュースなどで見るはずです。

ワイドショーなどでよく見る「街の人100人に聞いてみました!」というのは、世論調査でも何でも無く、単なるアンケートと言います。

世論調査というのは、「標本調査」の一種です。
標本調査というのは、

標本調査(ひょうほんちょうさ)とは、母集団をすべて調査対象とする全数調査(悉皆調査)に対して、母集団から標本を抽出して調査し、それから母集団の性質を統計学的に推定する方法

標本調査 - Wikipedia


です。

本当だったら、日本国民全員に調査(全数調査)をすれば、精度の高い結果を得られます。そりゃ、10人しか国民がいなければ、その10人に聞けば、全体の傾向はつかめますよね。でも、日本は1億2000万人ぐらいいるので、その全てに聞いて回るのは、(正確かもしれないけれど)、コストがかかりすぎてしまうし、そんなことを毎回やることは非常に難しいですよね?

でも、選挙に関しては、国民の意思を問うという大事な機能なので、お金をかけて、基本的には、全数調査を実施しているわけです(有権者に対して)。とはいえ、実際は投票率などを見ると、全数とは全くほど遠い状態ではあるわけですけど。

とはいえ、選挙レベルの調査をテレビでも新聞でもやっていたら破産してしまいます。

10人や100人だったら全数調査は可能だけど…

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ものすごいたくさんの人に対しては、難しい。

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そこで、標本調査という手法がとられるわけです。
でも、その調査すべき母集団というのが、とても大事なポイントで、そもそもの母集団に偏りがあったら、偏った結果が出てしまうのです。

そこで、よく偏った母集団の例として引き合いに出されることが多いのが、1936年に行われたアメリカ大統領選挙です。

実際、世論調査において当時最も信頼に足ると思われていた「リテラリー・ダイジェスト」(The Literary Digest)という総合週刊誌は、200万人以上を対象から回収した調査結果を基に共和党のランドン候補が57%の得票を得て当選することを予想していました。 これに対して、前年に世論調査の業界に参入したばかりのジョージ・ギャラップが率いる「アメリカ世論研究所」(the American Institute of Public Opinion)は、わずか3000という少ない対象者からの回答を基にルーズベルト候補が54%の得票を得て当選することを予想したのです。

アメリカ大統領選挙の番狂わせ(前編)~ 標本調査における偏り①|統計学習の指導のために(先生向け)


結果としては、少ない対象者からの回答を元にした「アメリカ世論研究所」の方が、正確に予想を当てました。

これは、リテラシー・ダイジェストが、母集団の偏りを見抜けなかったからです。


画像引用:アメリカ大統領選挙の番狂わせ(前編)~ 標本調査における偏り①|統計学習の指導のために(先生向け)

どういうことかというと、このリテラリー・ダイジェストは、自身の読者にアンケートを実施していました。この購読者層自体が、大恐慌時代に雑誌購読を続けることができるという、非常に偏りのある母集団になっていたのです(車所有率が高い、年収が高いなど)。

どんなに多くのサンプルを集めても、母集団として偏りが生じているならば、それは意味をなさないという好例です。

では、標本調査は完璧に全体の傾向を表すことができるか?
というと、100%正しいとは言えません。

しかし、母集団の偏りをできるだけ排除すれば、全体の傾向をできる限り正しく掴むことができるのではないか?というのが、統計学が行っていることです。つまり、全数調査ではないので100%の正確性は担保しないが、許容範囲の誤差であれば問題ないであろうというのが、標本調査の基本の考え方です。

そこで、母集団の偏りを排除するために行われるのが、「無作為抽出」というものです。全数に対して、ランダムに選択することによって、母集団の偏りを排除しようという試みのことを指します。

やっと、世論調査(RDD方式)に話が戻って来るのですが、そこで調査対象の抽出でよく行われる手法が、層化二段階抽出法というものです。

例えば、NHKでは、このようにやっています。

世論調査の手順 - 調査相手の抽出 | NHK放送文化研究所
世論調査の手順 - 調査相手の抽出 | NHK放送文化研究所




第1段階:調査地点の抽出
全国を「道北(北海道北部)」から「沖縄」までの18ブロックに分け、18のブロックそれぞれで、市区町村を都市規模と産業別就業人口構成比によって並べ替えます(層化)。 各ブロックの人口数の大きさに比例して300地点を系統抽出します。実際の調査では1調査地点を1人の調査員が担当します。
第2段階:調査相手の抽出
該当する調査地点の市区町村の住民基本台帳から、1地点につき12人の調査相手を等間隔で抽出します。 このように統計理論にのっとって調査相手を抽出した場合は、回答結果の誤差範囲を推定することができます。

世論調査の手順 - 調査相手の抽出 | NHK放送文化研究所


層化というのは、例えば「男女」や「年齢」や「職業」などを、回答に影響があると考えられる要素ごとに個別の母集団として扱うことで、回答への影響を小さくするという方法のことです。


画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%9C%AC%E8%AA%BF%E6%9F%BB#/media/File:Stratified_sampling.PNG

こうすることによって、偶然であっても母数の偏りが生じづらくするようにしているのです。

例えば、貧困に関する世論調査があったときに、無作為抽出法によって偶然

「裕福」「裕福」「裕福」「裕福」「貧困」

みたいな母集団になることを、極力防ぐということです。

このように世論調査というのは、かなり丁寧にそういう調査上の偏りが生じないような配慮をしていることがわかるはずです。
とはいえ、正確性や問題が無いかと言われれば実はあるのですが、それは4で説明します。




checkmark.png 3.Twitterアンケートの無意味さについて

さて、翻ってTwitterアンケートについて考えてみます。
Twitterでのアンケートは、まず母集団の偏りがあります。なぜ、そのように断言できるのかというと、

母集団の偏りを排除するための仕組みがない

からです。

前述のRDD方式のような、全数に対する無作為抽出法も行われることもなく、層化による層化二段階抽出法も行われていません。まあ、そりゃそうですよね。あったら、逆にコワイ。

Twitterではフォロー&フォロワーとその関連ツィートによってタイムラインが構成されていますよね。そうすると、どうしても似た傾向を持つ者同士が、強い結びつきを獲得していくという傾向があります(嫌いなツィートを流す人をフォローはしないはずです)。
これは、前述のアメリカ大統領選挙において行われたリテラリー・ダイジェストによる調査と変わりがありません。

偏った傾向を持つ母集団に対するアンケートでしかないのです。

それどころか、TwitterやFacebookなどは、アルゴリズムによるタイムラインの編集を行っています。

Never miss important Tweets from people you follow
Never miss important Tweets from people you follow



どのツイートを表示するかは、ツイッター(のアルゴリズム)が決めるのか
どのツイートを表示するかは、ツイッター(のアルゴリズム)が決めるのか



米ツイッター、嫌がらせツイート対策でアルゴリズムの利用拡大
米ツイッター、嫌がらせツイート対策でアルゴリズムの利用拡大




そうすると、興味関心や反応したことがあるアカウントが、さらに優先的に表示されるので、より一層偏った傾向に拍車をかける仕組みになっているというわけです。

さらに言うならば、そもそもTwitterをやっており、さらにそういうアンケートに積極的に答える層というのは、さらに偏った傾向を持つと考えられるのです。

もっと悪意のある捉え方をするならば、Twitterは個人による複数アカウントによるアンケートを排除することはできないので、自分の思い描く回答結果の方に大量回答することも原理的には可能だということです。ちなみにRDD方式は、完全に個人を対象としており、家族が代理で回答するなども認めていません。

したがって、母集団のパイをいくら大きくしても、そもそもの母集団自体の偏りを排除できていないアンケートというのは、趣味の範囲を出ないと言わざるを得ません。

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checkmark.png 4.世論調査の問題点について

さて、Twitter上でのアンケートには、意味が無いということはお分かりいただけたでしょうか?

それでは、世論調査自体には、問題が無いかと言われれば、全くないわけではありません。以下は、現状の世論調査において、排除し切れていない問題についてです。

1.RDD方式による限界
RDD方式は、電話による調査を実施しています。2016年からは、(調査内容によっては)携帯電話にもかけて実施しています。この電話番号自体は、層化二段階抽出法によって、なるべく無作為性を保つ工夫がされています。

しかし、

知らない番号からかかってきた電話でますか?

たぶん、私は出ないです。
しかも、携帯電話ならば、なおさら出ない可能性が高いです(そもそも我が家には固定電話無い)。そうすると、「知らない電話番号からかかってきても、電話に出てしまうという層」という偏りが生じる可能性が出てきます。さらに、働いている人にとって、なかなか電話に出づらい時間帯(たいていは、朝9:00~夜9:00)というのも、偏りを生じさせる原因になっている可能性があります。

とはいえ、RDD方式は単に集まったデータをそのまま使うのではなく、さらに母集団の偏りによって生じたデータも分析段階で均一になるようにしています。ただし、これも母集団の数が、少なくなってしまうと正確性が担保できなくなってしまうという問題点が指摘されています。



2.質問の仕方の問題
質問の仕方によって回答が左右されるということが指摘されています。

例えば、極端な例として

「○○という問題点が指摘されています。△△を支持しますか?」

という質問であるならば、△△の支持は極端に減るはずです。

また、

「○○を支持しますか? 支持する、支持しない」

というのと、

「○○を支持しますか? 支持する、支持しない、どちらとも言えない、分からない」

という選択肢が示されるのでは、結果は違ってきますよね?



3.回収率による信頼度の低下
上でも書きましたが、回答数が少なくなると、誤差の範囲が大きくなりがちになってしまいます。通常想定されている誤差は、数%ですが、これが有効回答数が減ってしまうと、誤差がどんどん大きくなり、10%以上になることも考えられます。
残念ながら、RDD方式による有効回答数は、年々低下傾向にあるとされています。そう考えると、誤差の範囲が徐々に大きくなってきている可能性は否定できません。


とはいえ、だからといって、

Twitterでのアンケートの信頼度が上がるというわけでは一切ありません。


また、世論調査の信頼度に関する記事をいくつか読ませていただきましたが、「固定電話しかやっていない」とか、そもそものRDD方式自体の不理解からの記述など、かなり偏った考えで書かれている記事が多かったことも付記しておきます。
そういう記事を信じて、確証バイアスを高めるのは、あまり良いことではありませんね。

世論調査を実施している各社を丁寧に比較し、その中間ぐらいが概ね正しいと考えるのが、比較的穏当な見方なのかもしれないと考えています。



eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 デマは流すのは簡単だけど、否定するのは難しい

Twitterでのアンケートで(マッチポンプ的に)自らの確信を深めるのは、個人の勝手で好きにやってくださいとしか言えませんが、センシティブな問題について、それが結果だと思い込み流布するのは、社会的な影響としては悪だと言わざるを得ません。
さらに一種のデマであるということに無自覚というのが、頭の痛いところです。
こういうデマに関しては、一度流布したものが信用されやすいというデータもあり、それを打ち消すのは、難しいという研究も出てきています。今後、社会問題として考えていかなくてはいけない問題だなと思っています。




Googleマップのルート比較ツールが便利過ぎる

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情報管理LOGの@yoshinonです。
Googleマップ使っていますか?
私は、超方向音痴なので、むしろこれがないと生きていくのが大変というレベルです。
さて、「ルート比較ツール」というのがあるのをご存知でしょうか?
これは、Googleマップの機能の中でも、かなり画期的とも言える便利ツールです。これから旅行に行くという人などにも嬉しい機能です。今回は、おのGoogleマップのルート比較ツールについてです。



  
【 Googleマップのルート比較ツールが便利過ぎる 】  

 1.ルート比較ツールとは?

 2.実際に使ってみる

 3.こんな用途で







checkmark.png 1.ルート比較ツールとは?

知っている人は、知っている「ルート比較ツール」ですが、これを使うと非常に便利なことが分かります。まず、この「ルート比較ツール」は、こんな感じです。

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このように目的地までの行程を時間軸と交通手段と共にズラリと表示してくれるのです。スクロールするとこんな感じ。出発時刻とともに変わっていくことが分かりますね。

https://gyazo.com/266aadbd210b35eb87fc0cc2119afb08


これの面白いポイントは、特に乗り換えや交通手段によって到着時刻を簡単に比較できることです。例えば、出発時刻が多少遅れても早く到着する手段が明らかになるというのは、良いですね(もちろん、値段は変わってきますけどね)。

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checkmark.png 2.実際に使ってみる

では、実際にGoogleマップのルート比較ツールを使ってみましょう。
そうそう、今回はPCでの検索のみです。
まずは、目的地を入力しましょう。

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検索結果の左側のサイドバーにある「ルート・乗換」をクリックします。

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そして、今度は出発地を入力します。

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下にスクロールすると…

2018041906.png



はい、ありました!
「ルート比較ツール」をクリックします。

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そうすると、ポップアップでルート比較ツールが出てきます。

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あとは、前述の通りですね。




checkmark.png 3.こんな用途で

さて、用途に関しては、それぞれ色々使い勝手がありそうですが、私はこう使っているということで参考までに。

1.JRの乗り換えも含めた総時間の算出
このルート比較ツールの面白いところは、徒歩部分も含めての総時間を算出してくれるところです。旅の計画を練る際には、A→Bの移動に関わる総時間知りたいのですよね。だからこそ、これは非常に便利なのです。
自分の中でGoogleマップの徒歩の時間は、かなり正確という認識です。

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2.最短時間の行程を検索
上でも少し書きましたが、目的地までの最短時間の検索に便利なんですよね。
これでも、分かりやすいとは思いますが、

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やはり、視覚的にパッと理解できるのが良いですよね。



3.比較→詳細な行程がシームレス
比較ツールで行程を比較して、「コレかな?」と思ったら、クリックすると、左側に詳細な行程が出てきます。

2018041912.png



金額も確認できたり、距離なども確認できます。
さらに、マップなので地図上での確認も容易というのが、万能過ぎる。
これが、乗り換え案内系のアプリだと、そうもいかないので、はやりGoogleマップ最強だなと思います。




eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 Googleマップは、地図を超えた地図

私は、Googleマップはグルメ情報を探したり、旅や出張の計画を練ったりと、単なる地図を超えた使い方をすることが、すごく多いです。もはや、Googleマップは、地図とは言えない総合位置情報サービスだなと思うのですよね。
そういう凄みを最近特に感じています。


TP-Linkのスマートコンセント。
海外の規格の製品が多い中で、日本の規格というのはありがたいですね。
これで、家電のコントロールやってみようかな?



コミュニケーションコストと密度と質と

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情報管理LOGの@yoshinonです。
最近は、LINEを始めとして、即時性のあるコミュニケーション手段が山ほどありますよね。一歩間違えると、コミュニケーション量が上がりすぎて、疲弊してしまうこともあるぐらいです。今まで人間の歴史の中でかつてないほど、コミュニケーションコストが下がりまくっているとも言えますよね。
今回は、コミュニケーションコストが下がることについて考えてみたいと思います。


  
【 コミュニケーションコストと密度と質と 】  

 1.あるマンガを読んだ

 2.コミュニケーションコストの低下と量の増大

 3.密度と質と







checkmark.png 1.あるマンガを読んだ

今回の記事を書くきっかけになったのは、あるマンガを読んだからです。
「届くこと」と題された、ものすごく短い短編読み切りマンガです。
これですね。





LINEに既読がついたのに返信が無い主人公に対して、そのおばあちゃんが、「相手に届いたことが分かるなんていいね」と言うのです。
そして、自分の戦時中の体験が語られていくのですが、とてもコミュニケーションというものについて考えさせられました。

1分ぐらいで読めますので、ぜひ読んでみてください。




checkmark.png 2.コミュニケーションコストの低下と量の増大

一番上でも書きましたが、私たちの生活は、かつてないぐらいにコミュニケーションに関するコストが下り続けています。上のマンガのように戦時中ならば、戦場にいる人に手紙が届くこと自体、奇跡のような感じであったはずです。さらに、今よりも郵便が発達していない時代だったら、手紙1通にかかるコストも時間も多かったはずです。

しかし現在は、限りなく0円に近いコストで(月々のデータ量はかかるけど)他の人と瞬時にやりとりすることができます。
1990年代にビル・ゲイツが、「電話(他者とのコミュニケーションコスト)は、限りなく無料に近づく」と予言したことが、いかに先見の明があったかが分かりますね。




これの究極版が、今のところこういうのですね。
LINEをずっとつなぎっぱなしにしておくことで、遠距離恋愛でありながらリモート同棲を実現するということのようです。なんだか、色んな意味でスゴイとしか言えない。

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実は、これと似たことを私の知り合いの子どもから聞きました。
それは、放課後に友だち同士で、ずっとLINEのグループトークをオンにしておくというもの。ゲームの時ならず、勉強している時も、家族といる時もずっとなのだそうです。
寝落ちしていびきが聞こえてくることや、親から怒られている様子が聞こえることもあるそうなのです。
さすがに「うへ」と思ってしまったのですが、彼らにとっては、それが自然なことで別に気にならないようなのです。ジェネレーションギャップか?

このような(極端な事例ではあるけど)ことを見ていくと、私たちの生活自体、他者とのコミュニケーションに関わるコストが、低下しまくっていることが実感できるはずです。そして、コミュニケーションコストが低下すると、それと正反対に私たちのコミュニケーション量が増大していくのです。

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ゆるキャン△」では、ソロキャンプ中でもLINE(のようなもの)でつながっていて、コミュニケーションしているのが、自然に描かれています。

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checkmark.png 3.密度と質と

さて、そうすると必然的に1件あたりのコミュニケーション密度は、低下していきます。冒頭で紹介した戦時中に恋人に手紙をしたためていたおばあちゃんが、手紙に込めていた言葉の密度感と、常時いつでもメッセージをやりとりできる現在の我々では、1語あたりにこめる密度感が変わってくるのは、必然ですよね?

逆に言えば、密度が低下している分を量と時間で補うというのが、現在のコミュニケーションのありようとも言えます。

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どちらが、質的に上等かなどと言うつもりはありません。けれども、もう一度手紙の世界に戻りたいかと聞かれれば、残念ながら戻りたくはありません。やはり世界中どこにいても、即時性が担保される現状は、テクノロジーの正常な進化なのだと思いたいです。

コミュニケーションコストの低下によって、コミュニケーション密度が低下した分を量と時間で補うことによって成立している現状を手放しで喜べるかというと、それもまた微妙なんですよね。


画像引用:http://www.zenkyokyo.net/survey/313


このようにスマートフォンによる使用時間と学力の関係というのも研究によって、徐々に明らかにされてきています。

結局、平等に与えられているのは、

可処分時間 = 24h

でしかないわけです。
その時間をどのように使うか?というのが、現在の我々に課せられた課題なのかもしれません。


山と食欲と私」の最新刊である7巻でこういうシーンがありました。

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私たちに唯一平等に与えられている時間を何に使うのか?
どうすれば、「自分にとって」幸福が最大化するのか?


きっと、最終的にそれは「マナー」と呼ばれるものになったり、「一人の時間の確保」という課題になったりするのかもしれません。まだ、私たちは新たなコミュニケーションステージの合意形成の途上にいるのです。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 常時接続の歴史は浅い

私たちの歴史を振り返ってみると、ここまで極端に他者とコミュニケーションコストが下がった時代というのは、たぶんありません。人間にとって、常時接続の世界の歴史というのは、始まったばかりで日が浅いのです。
だからこそ、享受し、疲弊し、混乱するのです。
もう少し歴史の積み重ねが必要なのかもしれませんね。個人レベルでの解決策が、全体としてのコンセンサスに至るまでは、時間がかかるのです。






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