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OneNoteでも超簡単にOCRできるのです

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情報管理LOGの@yoshinonです。
最近のWindowsマシンを買ったら、かなりの確率で入っているOneNoteですが、これでもOCRできるっていうのは、あまり知られていませんよね…。Microsoftは、宣伝下手すぎ問題ありますね。
そういうわけで、Evernoteの影であまり光を浴びることが少ない割に、使っている人は多そうなOneNoteでのOCRのやり方についてです。


  
【 OneNoteでも超簡単にOCRできるのです 】  

 1.OneNoteでもOCRできる!

 2.しかもモバイル版でもできるぞ!







checkmark.png 1.OneNoteでもOCRできる!

ここ最近、OCRの話題をたくさん書いてきましたが、Googleに関する情報が圧倒的に多く、なかなか他の話題が出ない感じでした。そういうわけで、昨日は、Microsoftの「OneDriveでもOCRできるって知ってた?」という記事を書いたのです。
OneDriveについて書いたならば、同じMicrosoftのOneNoteについても書かなくてはならないなということで、以下に書いていきたいと思います。

ここ最近のWindowsマシンを買ったらならば、たいていOneNoteがプリインストールされているのではないでしょうか?
もしも、インストールされていない人は、ここからダウンロードしてください。


OneNote のダウンロード
OneNote のダウンロード



もしも、インストールされている人は、アクセスするとこんな風に表示されます。

2018022401.png



インストールされているならば、普通に立ち上げて、どこでも良いので白紙で新規作成しましょう。

2018022402.png



いよいよ、ここから画像のOCRをやっていきます。
今回使うのは、この画像です。





画像をコピペで貼り付けるか、挿入→画像からで貼り付けます。

2018022403.png



こんな感じになりました。

2018022404.png



次にこの画像で右クリック→「画像からテキストをコピー」でOCRされた文字列をクリップボードに格納できます。

2018022405.png



あとは、好きな場所に貼ってみましょう。
※クリックすると大きく表示されます。

2018022406.png



OCRされた文字です。


名 称 . 紅 茶

原 材 料 名 : 紅 茶

内 容 量 : 180g ( 100 袋 )

賞 味 期 限 . 欄 外 下 部 に 記 載

保 存 方 法 .直 射 日 光 及 び 高 温 多 湿 を

避 け て 保 存

原 産 国 名 : イ ン ド 、 ケ ニ ア 、 そ の 他

製 造 者 三 井 農 林 株 式 会 社

〒 105-8427 東 京 都 港 区 西 新 橋 1-2-9

( 製 造 所 固 有 記 号 は 欄 外 下 部 に 記 載 )



ほぼ問題なく認識されていますね。




checkmark.png 2.しかもモバイル版でもできるぞ!

OneNoteは、モバイル版もあります。残念ながら、私はiOS上でしか検証できないので、Androidとかは検証外ということで。




写真をここから貼り付けて

2018022407.png



貼り付けられた写真をタップ。すると、上の方にメニューが現れます。
メニューの右側にあるこの部分をタップ。

2018022409.png



「テキストのコピー」をタップ。

2018022410.png



好きな場所で貼り付けてみると…できました!

2018022411.png



OCRされたテキストは、こんな感じです。


名 称 . 紅 茶
原 材 料 名 : 紅 茶
内 容 量 : 180g ( 100 袋 )
賞 味 期 限 . 欄 外 下 部 に 記 載
保 存 方 法 : 直 射 日 光 及 び 高 温 多 湿 を
避 け て 保 存
原 産 国 名 : イ ン ド 、 ケ ニ そ の 他
製 造 者 三 井 農 林 株 式 会 社
〒 105-8427 東 京 都 港 区 西 新 橋 1-2-9
( 製 造 所 固 有 記 号 は 欄 外 下 部 に 記 載 )


PC版とは、違った部分に誤りがありますが、おおむね正確ですね。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 OCRが無料でここまで正確になる時代

一昔前までは、OCRをするというのは、専用のソフトを購入してやるものというイメージでした。しかも、あんまり正確じゃないので、校正作業にものすごく時間がかかるので、OCRじゃなくて手打ちの方が速いかも?と思えるような時代もありました。
しかし、ここまで速く、しかも正確にOCRできるなんて良い時代になりましたね。音声入力もたぶん、このままいけば似たような経緯を辿りそうな気がします。


ARC'TERYXのバックパックが、33%オフになっていますね。



OneDriveでもOCRできるって知ってた?

2018022300.png



情報管理LOGの@yoshinonです。
先日来より、OCR界隈が賑わっています。Googleドライブにアップロードした画像が自動でOCRされることに驚いたみたいなツィートが賑わっていたのですが、どうもあんまりこういうOCR技術の進化については、知られていなかったということが分かってきました。というわけで、今回はGoogleではなく、Microsoft方面でいってみましょう!
実は、OneDriveでもOCRできるんですよ!


  
【 OneDriveでもOCRできるって知ってた? 】  

 1.最近、話題になっていたツィート

 2.OneDriveでも自動でOCRできるよ

 3.モバイルアプリでやる場合は工夫が必要







checkmark.png 1.最近、話題になっていたツィート

最近、Googleドライブで自動でOCRできるというので、ずいぶん話題になっていたツィートがありました。
これですね。




まあ、すでにかなり前からできるようになっていたんですけどね…。
意外と知られていなかったのかな?ということで、コレに関する記事も書きました。

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情報管理LOGでは、OCRは割と大好物な話題なので、過去にもかなり書いています。
探してみたら、思った以上にありました。すでに、記事的に古くなってきているのもあるので、最新のを上から数本読んだら十分かと思います。


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GoogleドライブでOCRができなくなったようです【※追記あり】
GoogleドライブのOCRの実力を検証する
iPhoneからGoogleのOCRを使う方法
アプリのコピーできない文字列をコピーできるようにする方法




checkmark.png 2.OneDriveでも自動でOCRできるよ

さて、Googleドライブは、ずいぶん話題に上がっていますが、双璧をなすMicrosoftに関する話題については、なしのつぶてですね。というわけで、これこそ本当にあまりにも話題にならなさすぎて、可愛そうなぐらいなので、きちんと書いておきたいと思います。

OneDriveでOCRするのもすごく簡単です。
まず、OneDriveにアクセスします。

ファイル - OneDrive
ファイル - OneDrive




そして、「アップロード」をクリック!

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ファイルかフォルダか選びます。今回は、写真をアップロードするので、ファイルにします。で、OCRさせたい写真を選択。

2018022302.png



今回、OCRするのは、ティッシュの説明文ですね。
こちらです。かなり、ノイズ率高めの画像になっています。

2018022303.jpg



アップロードされた画像を見てみましょう。
この時、右上の「i」アイコンをクリック。

2018022304.png



そうすると、画像に関する情報が見られます。

2018022305.png



これをスクロールしていくと…ハイ!ありました!!「抽出テキスト」です。

2018022306.png



抽出されたテキストを見てみましょう。
※そのまま、コピペしています。


ワ ン タ ッ チ の 開 け や す い 取 り 出 し ロ
指 穴 の 部 分 を 押 し 、 指 先 を か け て
引 き 上 げ て く だ さ い 。 上 ぶ た は
簡 単 に 取 り 除 く こ と が で き ま す 。
* パ ル プ 100 % で つ く ら れ て い ま す 。
* ペ ー パ ー の 色 は ホ ワ イ ト で す 。
* 蛍 光 染 料 は 使 用 し て お り ま せ ん 。
* ト イ レ の 詰 ま り を 防 止 す る た め に 、
水 洗 ト イ レ に 流 さ な い で く だ さ い 。
* 水 ぬ れ に ご 注 意 く だ さ い 。
テ ィ シ ュ ー が 取 り 出 し に く く な る こ と が あ り ま す 。
* に お い の 強 い 物 の 側 に 保 管 す る と 、 に お い が 移 る
こ と が あ り ま す の で ご 注 意 く だ さ い 。
家 庭 用 品 品 質 表 示 法 に よ る 表 示
寸 法
枚 数
た て 201mmx こ 215mm 320 枚 ( 160 組 )
◆ 大 王 製 株 式 会 社
〒 162-0042 東 京 都 新 宿 区 早 稲 田 町 761
@Registered Trademark— 登 録 商 標 MADE IN JAPAN



相当、高い精度でOCRされているのが分かりますね。ほぼ完璧です。
1文字1文字ごとにスペースが入っているのは、ご愛敬ですね。



checkmark.png 3.モバイルアプリでやる場合は工夫が必要

さて、モバイルアプリで同じようにOCRしてみましょう。
iOSアプリ版のOneDriveで同じようにやってみます。



今度は、こちらの画像です。

2018022307.jpg



OneDriveアプリの上にある「+」アイコンをタップ。

2018022307.png



「アップロード」をタップ。

2018022308.png



「写真とビデオ」をタップ。

2018022309.png



アップロードする写真を選択して、「Done」でアップロードされます。
アップロードされた画像を見てみましょう。
右上をタップ。

2018022310.png



先ほどと同じように「i 詳細」をタップ。

2018022311.png



しかし、残念ながらOCRされていません。
実は、OneDriveのiPhoneアプリ上では、まだOCRできないようなのです(もしも、こうやったたらできるよ!という情報があったら教えてください)。

2018022312.png



仕方が無いので、他の方法で解決してみましょう。
これには、OfficeLensというアプリを使います。




カメラが起動しますが、今回は先ほどの画像をインポートして使うので、写真アイコンをタップ。

2018022313.png



写真を選択して、問題なければ右下のアイコンをタップ。

2018022314.png



そうすると、エクスポート先を聞かれるので、ここは「Word」一択です。それ以外は、OCRできません。

2018022315.png



そうすると、アップロードされ処理されます。
アップロードされたファイルをタップすると、Wordのアプリが開かれます。そうすると、もうすでにOCRされた文字列が見られます。簡単ですね。

2018022316.png




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 OCR精度は高いです

さて、今回はOneDriveでOCRをやってみました。基本的にMicrosoftがやっているので、OCR精度はかなり高いです。普通に使う分には、十分な機能があると思って良いと思います。GoogleもMicrosoftもこの分野では、しのぎを削ってきましたから、完成度が高いですね。ちなみに、縦書きにも対応していますよ。

Google vs Microsoftということで、以前OCR対決した記事を書いてありましたので、そちらも参照してみてください。

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Nuzzelは、情報収集アプリとして良いよ!

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情報管理LOGの@yoshinonです。
私は、情報収集用のアプリとして、Nuzzelというアプリも使用しています。TwitterやFacebook上でシェアされたリンクを抽出してくれるというスグレモノアプリなのです。
今回は、情報収集アプリとしてプッシュしたいNuzzelをご紹介します。


  
【 Nuzzelは、情報収集アプリとして良いよ! 】  

 1.Nuzzelとはどんなアプリか?

 2.自分のタイムライン上で話題になっているシェア記事をチェック

 3.Friends of Friendsもチェックしてみる

 4.Twitter上のコメントも見られます







checkmark.png 1.Nuzzelとはどんなアプリか?

Nuzzelとは、TwitterやFacebook上でシェアされているURLを収集し、ランキング表示してくれるアプリです。



このTwitterやFacebookでシェアされているURLというところがポイントで、何がタイムライン上で話題なってるかが一目瞭然でわかるのです。しかも、シェアされているURLのみ抽出されるので、ハッシュダグなどで話題になっているネタとかではないというのもポイントです。

また、そうしている人たちは、自分と似たような傾向が強いので、自分の気になる情報が載っていることが多いのです。
この

「速度感」+「気になるURL」

という組み合わせはなかなか最高なのです。




checkmark.png 2.自分のタイムライン上で話題になっているシェア記事をチェック

まずは、自分のタイムライン上で話題になっているURLをチェックしてみましょう。
するとこのように、URLが使用されている記事のみがピックアップされてるのがわかるかと思います。TwitterはTwitterで様々なやりとりなどをするのに優れていますが、いざ情報収集するということになると、様々なノイズが多いのです。しかし、URLのみが抽出されると、Twitterを情報抽出装置として考えると非常に優秀なものとなるのです。

こんな感じで表示されます。
何人が、同じURLに言及したのかも、アイコンで分かる。

2018022201.png



もちろん、タップすれば元記事を読む事もできます。

2018022202.png



シェアも普通にできます。

2018022203.png



右上の「Text」という部分をタップすると、読みやすいようにテキスト主体に整形してくれる。便利!

2018022204.png
2018022205.png



でも、ちゃんと必要な画像は表示される。

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checkmark.png 3.Friends of Friendsもチェックしてみる

Nuzzelは、様々なタブがあるのですが、その中で一番使ってるのがFriends of Friendsのタブです。これは、通常のタイムライン上で左の方にスワイプするとみられます。

2018022207.png



これは一体何なのかというと、Twitterのフォロワーのフォロワー(ややこしい)による投稿もチェックすることができるのです。これの一体何が便利なのかというと、似たような傾向のあるフォロワーは、さらに似たような傾向のあるフォロワーをフォローする傾向にあります。そのためさらにそのフォロワーたちが、シェアしているURLも興味に合致する可能性が高いのです。




checkmark.png 4.Twitter上のコメントも見られます

これは、つい最近知ったことなのですが、Twitter上の発言もチェックすることができるのです。

この紹介されてるURLの下に表示されているTwitterのアイコンをタップすると、発言が表示されるのです。

2018022208.png
2018022209.png



Moreをタップすると、さらに発言が表示されます。

2018022210.png



これにより、その記事にこの人がどのような反応しているのかもチェックすることもできるのです。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 ノイズを排除する

ノイズといってしまうと、とても語弊があるのですが、情報収集だけにしても絞ってみるとTwitter上は余計な情報で溢れています。しかし、Twitterは情報の川のようなものだと思っています。しかも、流れの速い川です。なので、そこからURLという情報だけをを抜き出すこのアプリはとても素晴らしいのです。コミニケーションはコミニケーションとして公式アプリなども併用して使っているので、全く問題ありません。Twitterのものすごい速度で流れていく情報キャッチするという面で考えると、このアプリはかなり優秀なのです。


まさに、Twitter上で話題になっていた本です。
ものすごい勢いで売れてる。




アウトプットのためのインプットばかりしていると先細るよ?(その2)

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情報管理LOGの@yoshinonです。
前回は、インプットとアウトプットの関係について書いていきました。
今回は、さらに突っ込んでどんなインプットであれば、先細りを防げるのか?ということについて書いていきます。インプット・アウトプットの関係で行き詰まりを感じている人は、どうぞ。



  
【 アウトプットのためのインプットばかりしていると先細るよ?(その2) 】  

 1.前回の振り返り

 2.時間的距離が必要な理由

 3.アウトプットの先細りを防ぐにはどうすれば良いか?







checkmark.png 1.前回の振り返り

この記事を書くきっかけになった記事は、こちらになります。

デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note
デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note





気づいたらものすごくブクマついてますね。読んだ人多かったのでないでしょうか?
この記事の中で、(センスのかたまりと思っていた)先輩が次第にアウトプットが低下していき、最後にはモンブラン氏の言う、デザイナーにとっての

ゆるやかな死

が訪れたというのです。
先輩は、仕事を辞めてしまい、次に自分自身にも同じように

ゆるやかな死は僕の前にも現れた

というのです。

ある日、コーディングが終わって、久々に依頼されたロゴデザインを着手しようとした深夜、頭を抱えることになった。 「同じようなロゴ」しか作れないのだ。 シンボルなしのロゴタイプ出来た案はとにかく無難な割に仕立てが悪い服みたいに不格好だった。 「ゆるやかな死」が僕に手を振り始めていた。


デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note



これは、デザイナーさんの前だけに現れる症状ではありません。
世の中の「アウトプット」を必要とする全ての人に訪れるかもしれない、恐るべき死の病かもしれないのです。

そこで、情報管理LOGでは、どうしてそのようなことが起こるのか?
ということについて、「インプット・アウトプット」の関係を「私」をレンズに置き換えて説明してみました。




縦軸が、インプットやアウトプットの量(や質)、そして横軸が時間的距離として考えるのです。インプットを自分というレンズを通して、アウトプットされていくのです。

さらに、アウトプットそのものが、インプットにもなり、そこに新しい情報がつっけくわわることによって、まるで回転するエンジンのように循環していくのではないか?ということを書きました。




少なくとも、「アウトプットするために、インプットをしなきゃ」というのは、人間を単なる土管のようにしか考えていないのではないか?ということでした。

こういうのは、インプット・アウトプットに対する解釈としては、間違っていると思うのです。






checkmark.png 2.時間的距離が必要な理由

さて、情報管理LOGでは、「アウトプット思考法」という記事を不定期に書いています。
アウトプット思考法の基本の「キ」として、提唱しているのが

書き出す → 見直す

です。
まずは、アウトプットせよ、そして必ず見直そうということを説いています。

そして、見直すまでには、必ず一定の時間を空ける「熟成期間」というのを設けようと提唱しています。

アウトプット思考法の基本のフロー図は、こんな感じ。





大きく分けると「STEP1」「STEP2」に分けられます。
「STEP1」は、アウトプットしたものを適切なツールに投げ込む部分です。例えば、今回の例で言えば、デザインの作法のようなものです。頭から出てきた「素の状態のアイデア」を加工する過程ですね。

そして、「STEP2」においては、それをさらに追加・修正・削除(削除も重要な要素なのです)してブラッシュアップを図っていきます。

ここで、注目して欲しいのは、「STEP1」と「STEP2」の間に「熟成期間」というものがあることです。この熟成期間を経て「見直す(レビュー)」するという行程は、実はアウトプット思考法において、非常に重要な部分をなすのです。
このあたりについては、以下で説明していますので、興味のある方はどうぞ!

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ざっくりと要約すると、熟成期間を設けないと、脳内でエラーが起きやすい状態が続いてしまうと理解してもらって良いです。

そこで、前回の図に付け加えると、こんな感じになります。

2018022101.png



アウトプットからの「熟成期間」=「時間的距離」をとることによって、脳からアイデアの残像を消してしまい、「外からの情報(新しいインプット)」や「新しいアイデア」を入れる余地をつくるという意味合いにおいて必要な措置なのです。

ぶっちゃけ言うと、

「表現」は「効率化」とは相性が悪い

のです。




checkmark.png 3.アウトプットの先細りを防ぐにはどうすれば良いか?

元の記事にあるような「ゆるやかな死」=「アウトプットの先細り」を防ぐには、どうすれば良いのでしょうか?

上記の記事では、結果的にその先輩は辞めてしまい、モンブラン氏は

結果的にはその死から逃れることは出来たけど、その当時は会社を一旦休んで、+DESIGNINGを読み漁ってインプットを押し込んだ。

デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note


とやることで、乗り切りました。
でも、よく見ると「会社を一旦休んでいる」のですよね。インプットするための時間を確保したと見ることもできますが、アウトプットを消化し、新しいインプットを入れるための熟成期間(時間的距離)をとったとも言えます。

結局、時間的距離が縮まれば縮まるほどに、インプットもアウトプット結ぶ像は小さくか細くなっていくという宿命からは逃れられません。

2018022104.png



では、そういう時間的距離(熟成期間)を設けなければ、このジレンマから抜け出すことはできないか?というと、唯一といって良いと思うのですが、方法が1つだけあります。

それは、

インプットの多様性を増やすこと

です。

インプットの量を増やすという意味ではありません。あくまで「多様性」です。この多様性については、また他の記事で深く掘り下げたいと思いますが、例えるならば、テレビのチャンネルみたいなものだと思ってください。

NHKというチャンネルでは、様々な番組をやっていますよね?
でも、NHKというテイストという枠組みからは逃れられません。例え冒険的な番組がNHKで流れていたとしても「NHKとしては、冒険的な番組」であるに過ぎません。

でも、ここにフジやアサヒ、テレビ東京、さらにはBS、Netflix、YouTube、ニコ動なんて加えていくと、多様性が広がりますよね?

デザインのアウトプットを増やしたければ、デザインのインプット「だけ」をするのではなく、むしろデザインとは関係のないインプットを増やすべきなのです。だから、私はそうい行き詰まりを感じた時には、散歩をしたり、美術館に行ったり、コンサートに行ったり、(仕事は全く関係のない)本を読んだりするようにしています。

仕事とは全く関係のない音楽や美術、本や空白の時間をもつことは、単に仕事のみのアウトプットを回すインプット・アウトプットのサイクルを行うよりも、良い結果をもたらすことが多いのです。これを突き詰めていくと、哲学方面に向かいそうなので、少し躊躇しているのですが、思わぬところに作用することは間違いないのですよね。

2018022102.png



なんというか、多次元的に作用する感じ?
気持ちの悪い図になるけど、こんな感じ。

2018022103.png




eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 複数のチャンネルをもつことの優位性

インプットの多様性ということで、チャンネルを例えに出したのですが、アウトプットのため「だけ」にインプットしていると、チャンネル内に固定化され、個人におけるブレ幅がどんどん狭くなっていく感覚があります。
そういう意味でも、複数チャンネル(多様なインプット)をもつことは、結果的にはアウトプットの先細りを防ぐことになるのではないか?と考えています。逆に複数チャンネルを持っている人は、アウトプットの幅も広がる可能性が高まるので、多様なニーズにも応えられやすくなるのではないかと思うのです。



アウトプットのためのインプットばかりしていると先細るよ?

2018021900.png


情報管理LOGの@yoshinonです。
先日来より、注目している記事があります。
これですね。

デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note

この記事では、インプットせずにアウトプットを続けていると、アウトプットできなくなるよ!
というようなことが書かれています。したがって、

インプットをやめるな。死ぬぞ。

というような言葉を後半に書いています。
なるほど、そういう面もあるかもしれないですね。情報管理LOGでは、「アウトプット思考法」という記事を書いています。これは人ごとではないなということで、このことについて書いてみたいと思います。



  
【 アウトプットのためのインプットばかりしていると先細るよ? 】  

 1.ある記事の紹介

 2.インプットとアウトプットは、卵と鶏か?

 3.「インプット・アウトプット」と「私・レンズ」

 4.アウトプットのためのインプットは推奨しない理由









checkmark.png 1.ある記事の紹介

一番上でインプットとアウトプットについての記事を紹介しました。
しかし、これ1本ではなく、その後に書かれたものや、関連リンクなどもあるので、順番に紹介します。

デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note
デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note


アウトプット地獄の遺産 – footsteps – Medium
アウトプット地獄の遺産 – footsteps – Medium


インプットの枯渇 – footsteps – Medium
インプットの枯渇 – footsteps – Medium






この一連の記事に関しては、ぜひ読んでおいて損はないと思いますが、一応大まかな部分を抜粋すると、こんな感じ。

デザイナーとしての「ゆるやかな死」』から引用すると
※太字は、原文ママ

たしかにNさんはセンスの固まりのような人だった。
口数は少なく、打ち合わせも最低限だけど、アウトプットするものに抜本的な修正を入れられることはあまり見なかった。
今思うとこのアウトプットの低下は「センス残高」の低下なのかもしれない。

そして、ゆるやかな死

デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note



そして、そのNさんは、辞めてしまうのでした。そして、その代わりに作者の人がWebデザイナーとしてやるのでしたが


ある日、コーディングが終わって、久々に依頼されたロゴデザインを着手しようとした深夜、頭を抱えることになった。

「同じようなロゴ」しか作れないのだ。

シンボルなしのロゴタイプ出来た案はとにかく無難な割に仕立てが悪い服みたいに不格好だった。 「ゆるやかな死」が僕に手を振り始めていた。


デザイナーとしての「ゆるやかな死」|モンブラン|note



ここに書かれている象徴的な言葉が、「ゆるやかな死」です。
突然死のような急に訪れるアウトプットできないという状況ではなく、その前に自分の中で何かが枯渇(この記事では「センスの枯渇」と表現)してしまうような状況がゆっくりと訪れるというものです。


さて、それを受けてfk@member氏が、Mediumで書いたのが、「アウトプット地獄の遺産 – footsteps – Medium」と「インプットの枯渇 – footsteps – Medium」という2つの記事です。


その中で悪い話の帰結として書いていたのが、こちら。

アウトプットをし続けてしまえばいずれセンスが枯渇してしまう。それは先に書いたデザイナーの記事で先輩の退職として実例が紹介されている。そしてセンスのため込みとは決して簡単にできることではない。疲労や病、あるいは時間が足りなくて、その他の精神的な負担が強くかかっているときには何もため込むことが出来なくなってしまう、そんな可能性もありえる。決してインプットは楽ではない。故にセンスの枯渇はどこかで訪れる可能性が常にあるのだということ。

僕たち、創造者(作り手)としての死はすぐ側に潜んでいることを忘れてはいけない。

アウトプット地獄の遺産 – footsteps – Medium


この記事では、救いのような内容を後半に書いているので、ぜひ参照して欲しいです。


さて、これに対する記事として、インプットの枯渇という記事もこの方は、書いています。なかなか面白いよね。

当時はアウトプットする先が見えていなかった。何のためにインプットする必要があるのか?どんな道具だって使ってこそ価値があるものだろう。それと同じようにインプット行為をするのは良くても、インプットしたあとにどうするのか?その理由が分からなくなっていたともいえる。

インプットの枯渇 – footsteps – Medium




checkmark.png 2.インプットとアウトプットは、卵と鶏か?

インプットとアウトプットというのは、卵と鶏の関係に似ているのではないか?
とつい、そう考えてしまいがちですが、そこまで単純ではありません。そもそも、私たちのアウトプットのこと始めに遡って考えてみましょう。

その前に、ここで書いていく「アウトプット」という言葉の定義ですが、

1+1=?と聞かれて

「2」

と答えるというような感じのアウトプットではありません。
どちらかというと、「表現」という言葉に置き換えることができるようなものとします。

幼少期の頃にみなさんは、お絵かきをしたのではないかと思いますが、最初期のお絵かきは、「スクリブル期(なぐりかき期)」と呼ばれる形にもならない点や線で構成されています。これの期間が、しばらく続いた後に、ある時にその偶然の線に意味が生まれてきます。単なる丸を「ママ」と言ったり、四角っぽい形を「ブーブー」となどと言うわけです。
これが、

2018021901.jpg



こんな感じにね。

2018021902.jpg



様々な形を五感を通じて吸収し、そして何かが生まれます。これらの過程は、たいてい似たような感じで発達段階として現れます。アウトプットされたものは、彼らにとってのインプットになりもするわけです。その中で意味が生成され、それがインプットとして機能し、そして次のアウトプットにつながっていくのです。卵が鶏であり、鶏が卵そのものになるという循環です。したがって、どちらが主(始まり)であるとか従(成果物)であるという考え方そのものが、ナンセンスなんですね。
そして、これは大人にも当てはまると考えられます。

整理すると、インプットとアウトプットの関係は、インプットをただ単にアウトプットするという図式ではなく

2018021903.png



インプットとアウトプットは、循環しているというイメージです。

2018021904.png




checkmark.png 3.「インプット・アウトプット」と「私・レンズ」

ここからは、前述の記事で書かれていたようなアウトプット(センス)の枯渇がなぜ起こるのか?について書いていきます。
よい例えはないものか?とこの数日頭を悩ませていましたが、自分という存在をレンズに置き換えると、とても上手く説明がつくと気づきました。
縦軸が、インプットやアウトプットの量(や質)、そして横軸が時間的距離とします。
図にするとこんな感じです。

2018021905.png



モンブラン氏の「デザイナーとしての「ゆるやかな死」」で書かれていた「ゆるやかな死」が、なぜ起こるのか?ということは、この図で考えると分かりやすです。
あの記事を読んでいるとインプットそのものが、ほとんどなくなっており、なおかつ短期間でアウトプットを要求されるような仕事であったことが理解できます。
それを、図に表すとこんな感じ。

2018021906.png



時間的な距離が短すぎるために、アウトプットそのものも小さくなってしまいます。もしかしたら、アウトプットまでの時間的な距離があれば、多少は改善されたのかもしれません。しかし、インプットからの時間的距離が短ければ、結局、ぼやけたアウトプットにしかなりえないのではないかと思います。

でも、世の中には、やたら短いスパンでとんでもない量のアウトプット出しているのいるよ?しかも、アウトプットの精度も高いヤツ。という人もいるかもしれません。
こんな感じの人。

2018021907.png



でも、それは世の中における特殊な人、いわゆる天才ってヤツです。天才には、天才の世界があるので、他で論じてもらうとして、もう少し普通よりで話を進めたいと思います。

インプットの量が十分にあっても、アウトプットまでの時間的距離が短いと、やはりこんな感じになります。これは、ある程度才能があったとしても、そうならざるを得ないのです。

2018021908.png



では、短期間で大量のインプットをしたら、短時間で大量のアウトプットが可能なのでは?と思うかもしれませんが、たぶんこうなります。

2018021909.png



もはや消化しきれずに、ピントを結ぶことも難しいのです。

そう考えると、適切な時間的距離が実は、けっこう大事だということが分かってくるかと思います。よく1万時間の法則などと言われる(眉唾)のは、この時間的距離を十分にとれよ!ということを示しているのではないか?と考えています。

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checkmark.png 4.アウトプットのためのインプットは推奨しない理由

私は、アウトプットのためのインプットは、あまり推奨しません。
「アウトプットするために、インプットをしなきゃ」というのは、人間を単なる土管のようにしか考えていないように感じるのです。

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最初の方に書いたインプットとアウトプットの循環に戻ってみます。
その考えに従ってみると、先ほどのレンズの説明には、さらにこのように付け加わります。

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ちょっと分かりづらくなってしまいましたが、先ほどの考え方で行くと、アウトプットは一方通行ではなく、インプットそのものにもなると考えるのです。アウトプットでありながら、インプットそのものになり、インプットでありながら、アウトプットそのものであるという考え方です。そこに「外からの情報」が付け加わっていくというイメージです。

整理すると、インプットとアウトプットの関係は、一方通行の矢印のような関係ではなく、むしろ循環し回り続けるエンジンのようなものと考えると良いかもしれません。




eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 この話、もう少し続きます

もう少し書きたかったのですが、この記事を書ききるまでの時間的距離が足りませんでした(単に時間が無かった…)。というわけで、次回はこの続きです。


現在、山本直樹の「レッド 1969~1972」を読んでいます。
どうして、こういう異常な状況になっていったのか?ということが、コワイほど分かりますね。



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