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パスワードはいらないんじゃない?ぼくのかんがえたさいきょうの方法

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情報管理LOGの@yoshinonです。
すみません。調子こきました。
そこまで最強じゃないかもしれませんが、パスワードを用いない方法について考えてみた。

  
【 パスワードはいらないんじゃない?ぼくのかんがえたさいきょうの方法 】  

 1.パスワードってセキュリティリスクそのものじゃない?

 2.ぼくのかんがえたさいきょうの方法






checkmark.png 1.パスワードってセキュリティリスクそのものじゃない?

最近では、ユーザー情報であるパスワードやIDが漏洩したとかいうニュースを見ても驚かなくなってきました。年間通して見ても、もはやありふれたニュースにさえなっています(本当は、すごくダメなんだけど)。

そこで、最近では
「パスワード」による管理って、それ自体がセキュリティリスクなんじゃないの?
という論調も多く見られるようになってきました。

パスワード認証のリスクと課題を考える:PCセキュリティ対策の“危険”な現状 - ITmedia エンタープライズ
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あなたの会社のセキュリティ対策は大丈夫!? ありがちな対策に潜む盲点をQA形式で解説!
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Web サービスにパスワードは必要ない - Frasco
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実際のところ私たちは、あまりにもIDとパスワードというセットでログインするという行為が、当たり前のものになりすぎていて、「そういうものだ」という調教がずいぶんされているわけです。そのため、次々に出てくるWebサービスに対して、もはや何も考えずに、この項目をせっせと埋めているわけです。

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ほんの数桁のパスワードにどれほどの効力があるのか謎ですし、いくつもパスワードを考えるのが面倒だったり、パスワード自体を忘れるリスクから、パスワードの使い回しが横行しているワケです。したがって、今やログイン認証における、ID+パスワードが本当に安全性を担保しているのかというと、非常に怪しいわけです。

定期的なパスワードの変更を要求してきたり、ログインさせられる度にパスワードを要求してきたりと、ユーザーサイドに色々求め過ぎな点もどうなんだ?という気がしないわけではありません。

パスワードの定期的変更がセキュリティ対策として危険であることにGoogleとIPAは気づいている | まるおかディジタル株式会社
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checkmark.png 2.ぼくのかんがえたさいきょうの方法

というわけで、パスワードを使わない方法です。
それは、

ブラウザ自体をキーにするという方法です。

だいたいWebサービスを使う場合ってほとんどが、ブラウザを経て使いますよね?それならば、いっそのことブラウザが認証のキーを担ってしまえば、ユーザーサイド側では、IDやパスワードを生成する必要もなくなるわけです。
というわけで、こういうツィートをしたわけです。






ブラウザ自体が、ID+パスワードなんて、それこそリスキーだよ!

と思う人がいるかも知れませんが、もちろんその通りです。
ブラウザには、IDやパスワードなんていれません。
その代わりに第三者(認証サーバー)による(GoogleとかMicrosoftなど)アクセストークンをブラウザに内蔵してしまうのです。

したがって、最初にブラウザ自体を認証する必要が生じるわけですが、その1回だけでセキュリティリスクが低減するうえ、いちいちIDやパスワードを入力する手間が省けるわけですから、大した手間にはなりません。
図にするとこんな感じ。

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さらに、ログインすると、所定のメルアドに「○○に初めてログインしました」とメールが届き、そこに示されている認証用のURLをクリックすることで、完全に認証が確立するという仕組みにしておけば楽ちんですよね。

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もしも、こんなのじゃ生ぬるいよ!
というならば、所定のメルアドの部分をスマホ用認証アプリをタップすることでとすると、さらに1段階以上セキュリティは高まります。

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これって、OpenIDやOAuthじゃない?
とか思った人は、鋭いです。でも、それをブラウザ側に担わそうというのが、今回の趣旨です。Chromeとかは、GoogleのIDによってブラウザの同期とかをやっていますよね。つまり、ブラウザ自体が非常にパーソナルな設計になっていることを考えると、そういうのもありかな?と思った次第です。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 セキュリティクラスタの皆さんにボコボコにされそう…

自分が、それほど詳しくはない界隈に口を挟むなんて、とんでもない身の程知らずだなと自分でも思うわけですが、それでもこのアイデアそれほど悪くはないなと思うんですよね。きっと、セキュリティクラスタの皆さんから見たら、「これだから素人は…はぁ」となってしまうのかもしれませんが。
もしも、その場合は、できたら優しく「@yoshinonくん、それはね…」と教えていただけると、勉強になります。


AIの遺電子 8」出ましたね!今回で最終巻だそうです。


「迷信」という名の呪い

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情報管理LOGの@yoshinonです。
皆さんは、根拠なく信じている迷信は、ありますか?
私自身は、割と合理的な人間だと思っているのですが、残念ながら信じている迷信があります。今回は、私自身が囚われている迷信による呪いにも似た事例について、じっくりと考えてみたいと思います。



  
【 「迷信」という名の呪い 】  

 1.定型タスクが迷信によって阻害される     

 2.迷信の呪い

 3.迷信を破ることができない精神的な構造







checkmark.png 1.定型タスクが迷信によって阻害される

私は、定期的に繰り返されるタスクをWunderlistで管理しています。
そのあたりのことについては、下記の記事で書いています。

Bookmarklet: instantly generate a Card for any web page. | Embedly

たいていの定型タスクについては、粛々とスケジュール通りに完了させています。そうすることで、日常レベルでの不具合を防いでいるのです。しかし、残念なことに、なかなか思うように完了させることができないタスクがあります。それが、「爪を切る」というタスクです。

なぜ、こんな簡単なタスクが、期日通りに実行されないのかというと、理由があります。
それは、こんな迷信に囚われているからです。

夜に爪を切ると良くない
(親の死に目に会えない)


と言われているからです。
夜にお風呂に入った後ぐらいに爪を切れたら、少し柔らかくなっていて最高に切りやすいのですが、この迷信が爪を切ろうとする心を阻害するのです。そして、「朝に切ろう」と先送りされてしまうのです。

実際に先送りにされてしまったタスク。

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checkmark.png 2.迷信の呪い

さて私自身は、自分で言うのもなんですが、割と合理的な方ではないかと思っています。だから、明らかに科学的な根拠に乏しい、昔ながらの言い伝えである迷信に振り回されるというのは、自分のアタマと精神の乖離を感じてしまうのです。乖離なんて難しい表現なんて必要なく、

それはまるで呪いのような存在です。

小さい頃におばあちゃんから聞かされた言葉が、脳に刷り込まれ、45過ぎた今も自分の行動を規定しているということに、「呪い」という言葉以上のものが見つかりません。
しかも、今や両親をともに失っているにもかかわらずに、です!
これを「呪い」と表現せずに、何を「呪い」というのでしょうか?

今回は、たまたま定型タスクに入れてあったので、そのことが可視化されたとも言えます。もしかしたら、ほとんど無意識のうちに行動を規定している、こういうたぐいの「呪い」が、自分の生活のいたるところであるのかもしれません。




checkmark.png 3.迷信を破ることができない精神的な構造

とはいえ、こういう類のことって、皆さんもけっこうないですか?
実は、新興宗教の勧誘などは、こういう人間の精神的な原理を上手く応用してやっています。

1.夜に爪を切る
2.良くないことが起こる(親の死に目に会えない)


という二つの間には、何の因果関係もありません。

1 → 2

という時間軸で見てみると、そこに何の論理性も因果関係もないことがわかります。
しかし、私たちは、

2.良くないことが起こる

このような経験を誰しも積んできています。
その時に、良くないことが起こった理由についてアレコレと考えてしまいます。

特に確率論的に起こってしまったことや偶発的に起こってしまったこと、または自分の能力の範囲外で起こってしまったことに関しては、そこに因果関係を見出すことができません(まあ、そうですよね)。
しかし、その時私たちは、何らかの因果関係を見出そうと、様々な推論を(無駄なことだと分かっていても)してしまうのです。

自分の子どもが、亡くなってしまったのは、〜
自分の親が、病気になってしまったのは、〜
自分が事故にあったのは、〜


〜の後に、何の因果関係も見出せなくても、私たちの心は、そこに無理やりでも因果関係を見出そうとしてしまうのです。そして、悪魔の証明として、その考えを払拭することは、なかなか難しいのです。

悪魔の証明 - Wikipedia
悪魔の証明 - Wikipedia




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良くないことが起こったのは、〜

の「〜」の理由の部分を全て潰すことは、確率論的に起こったこと、偶発的に起こったこと、自分の能力の範囲外で起こったことなどの場合、限りなく不可能なのです。

だからこそ、悪徳新興宗教は、そういう悪魔の証明を完全に否定できないことを持ち出し、迫ってくるのです。

あなたの家に不幸が続くのは、〜
あなたの親が、病気になったのは、〜
あなたが、今不幸の中にいるのは、〜


あなたの心の一番のウィークポイントとセットで、迫るのです。

と、ここまで冷静に分析できるにもかかわらず、未だ呪い囚われているのは、

2.良くないことが起こる

のは、

1.夜に爪を切ってしまった

から、という推論を捨て切れない、悪魔の証明の真っ只中にいるからです。
そして、この「呪い」は、行動に制限を加えてしまうほどに、強力なのです。

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eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 「呪い」には、耳を貸すな

一度、この手の「迷信」=「呪い」のマインドセットに入ってしまうと、本当に抜け出ることが、すごく難しいです。このループから抜け出す方法も実はあるのですが、完全に払拭するまでに時間も労力もかかります。したがって、一番良い方法は、こういう論理性に乏しい「呪い」の言葉には、耳を貸さないことが一番なのかもしれません。
だから、悪徳新興宗教 の勧誘などには、「あ、そういうのは、自分信じてないんで!」と、颯爽と立ち去るというのが、最適解なのかもと思うのです。






作文教育はワープロでやるべきだと思う

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情報管理LOGの@yoshinonです。
皆さんも小中学校の時に作文って書きましたよね?夏休みの読書感想文もそうですが、私の通っていた学校は、ことある毎に作文を書かせていました。けれども、今考えてみると、自分的にはとても苦痛に感じていました。
しかし、たぶん、こうやってブログを高頻度に書いている状況からすると、文章を書くのは苦痛ではないのです。むしろ、好きぐらいの気持ちでいます。
夏休み終わりに読書感想文で四苦八苦していたお子さんもいるかもしれませんね。今回は、学校教育における作文はワープロでやるべきではないか?ということについてです。


  
【 作文教育はワープロでやるべきだと思う 】  

 1.作文用紙に書かせることの意味

 2.作文教育をワープロで行うべき理由

 3.文章を作成するためのツール(武器)を持たせるべき







checkmark.png 1.作文用紙に書かせることの意味とコスト

私は、上にも書きましたが、小中学生の時は、作文はあまり好きではありませんでした。むしろ、苦痛に感じるレベルというべきか。本当にやたら作文を書かせる学校で、行事やらことある毎に作文を書かせていました。

たぶん、意図としては

 ・何度も書くことによって、自然と文章を書くためのスキルが身につくだろう
 ・手で書くことによって、漢字を覚えるだろう
 ・日本語の使い方に気をつけるだろう


というようなことが、意図としてあったのではないかと、(今ならば)そう思います。


しかし、作文用紙に書く作文は、

 ・文章の構成を考えるには、非常に不都合
 ・一度間違ってしまったら、書き直しが発生する
 ・あとで文章の順番を入れ替えるには、コストが高すぎる
 ・同じ文字列を扱うのに、何度も同じ分だけ書くためのコストが発生する


ような不都合があるのです。
特に書き直しに関わる部分が莫大で、子どもながらに書き終わった後に、間違いを発見してその後の文章を全て消して書き直すという作業は、心が折れるには十分でした。きっと、世の中の作文嫌いというのは、この時期に大量生産されるのではないか?とさえ、思っています。

しかし、これは70年代~80年代ぐらいまでの話で、今はそんなことは無いだろうと思っていたら、全く昔のままで、うちの子の宿題は、相変わらず作文用紙でした…。




checkmark.png 2.作文教育をワープロで行うべき理由

私が、文章を書くきっかけになったのは、大学生の時に出会ったSharpの「書院」というワープロ専用機でした。カット&ペーストや、推測変換など、文章を書くにあたって今となっては最低限度の機能しかありませんでしたが、自分の中では革命に等しいレベルでした。

今までのあの苦労は、一体なんだったんだ…と。

実は、中学校の頃には、自分のPCを持っており、キーボードで入力するには全く苦痛ではなかったというのもバックグラウンドとしてはあります。しかし、作文用紙での作文における無駄な時間が、全てなくなることによる快適さというのは、代えがたいモノがあります。

私が、作文教育はワープロで行うべきと考える理由には、以下の理由があります。
ちなみに、ワープロというのは、ワープロ専用機でということではなく、文字を打つことができるデジタル機器やアプリという意味です。

 1.書き直しによる苦痛が圧倒的に少ない
 2.文章の構成を変えるのが楽
 3.表記ミスについて、文字打ち段階で指摘してくれる(ATOKならね)
 4.同じ文字列を書くのにストレスがない
 5.キーボードに慣れれば、同じ単位時間で書ける文字量が圧倒的に多い
 6.早いうちにキーボードに慣れることができる


今や全国の学校には、PCが行き渡っているので、できないわけではないと思うのですよね。漢字を覚えさせたいというならば、別に作文上でやらせる必要は無いと思うのです。ドリルでもやらせたら良いのですから。それよりも、文章を書くためのストレスを減らすのと、6でも書きましたが、キーボードに慣れておくという点を強調しておきたいです。

このツィートでも指摘されていますが、日本におけるPC所持率の低さというのは、先進国の中でもずば抜けていますよね。





実は、PCを学習に活用するという層も他国と比較しても圧倒的に低いわけですよ。
このグラフ。





もしも、ことある毎に作文用紙に書かせるならば、ことある毎にPCで作文をやらせるべきだと思うのですよね。それだけでも、キーボードの習熟度が上がるし、キーボードの習熟度が上がれば、PCでの作業全般がラクになるはずなんですよ。そうすると、PC(またはキーボードがある機器)での練度も上がるという好循環が生まれるような気がするのです。

これは、文章の作成のみならず、ICT活用の基本のキを定着させるための取り組みとして有効な手段のような気がするのですけどね。




checkmark.png 3.文章を作成するためのツール(武器)を持たせるべき

さて、作文教育という視点に目を戻すと、日本の子どもたちは、あまりにもテキスト作成という点に関して、武器が少ないような気がします。

今の自分の執筆環境を見てみると、

・アイデアを練るためのWorkFlowy(アウトラインエディタ)
・様々なアイデアを蓄積して、いつでも取り出せるEvernote(Knowledge Space)
・使い勝手の良い紙CopiやTextForceなどのテキストエディタ


そして、さらに

・コピー&ペーストを便利にするCliborやCopyCenter2(クリップボード拡張)
・ATOKによる非常に優れた推測変換や訂正機能
・ATOKの辞書によって、書いているその場での辞書調べ


などなど。
これだけ揃っています。

しかし、実際の学校教育では、未だに作文用紙というギャップ。
これらを埋めることをするだけで、テキストを作成するということが、楽になるだけではなく、テキストの構造自体に目を向けたり、推敲に時間をかけられたりと、もっと「教育的」になるのではないかな?と思う次第なのです。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 とはいえ、学校教育の資源は有限なわけで…

先日の「情報管理LOGが、8月に注目した記事 - 情報管理LOG」において、「【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース」という記事を取り上げました。様々な方々が、よく教育にものを申していますよね。でも、結局は学校教育において行われる様々な事柄って、どの業態とも同じで、限られた資源で運営されているわけです。だからこそ、単に「これが良い!」という思いつきだけでは、結局は教員だけが消耗するという結果になります。だからこそ、エビデンスの確かなものを導入しつつ、逆に意味の不確かなものを縮小、廃止してトータルのバランスをとるということをしていかなければなりません。

【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース
【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース
【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース



しかし、今回挙げた作文教育に関しては、学校へのPC導入率にもよりますが、案外それほど手間なくできるような気がするのですよね。皆さんは、どう思いますか?


何度か書いていますが、Amazonさんでは、ATOKのアカデミック版は、学生じゃなくても普通に変えますからね。4000円台です。



メモはどこに集約すべきなのか?問題

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情報管理LOGの@yoshinonです。
この数年、魅力的なWebサービスがたくさん出てきて便利になっていく一方で、データが分散化しがちな状況も生まれてきています。その中でもメモのデータというのは、一番自分にとっても、悩みが深い問題になってきています。
今の状況も含めて、レポートしていきます。


  
【 メモはどこに集約すべきなのか?問題 】  

 1.メモのデータの場所と利用状況

 2.フロー型メモとストック型メモ

 3.Evernoteとそれ以外という関係性







checkmark.png 1.メモのデータの場所と利用状況

皆さんは、メモをどのように扱っていますか?
私の中では、究極的には

メモは、全て1箇所に集約すべき

と考えています。

しかし現状では、残念ながらそのような状況にはなってはいません。

現在の私のメモの種類を大別すると、アナログメモデジタルメモに分けられます(ほとんどの人もそうだと思いますが)。アナログメモは、基本的に全てScanSnap またはスキャナアプリでスキャンしてEvernoteに取り込んでしまいます。したがって、アナログメモは、分散化することはほとんどないと言えます。

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むしろ、問題なのはデジタルメモなのです。
冒頭でも書きましたが、様々なWebサービスが誕生し、しかも非常に優秀なために、どれもそれぞれ欠かせないという状況が生まれています。そして、これが困った問題を生んでいるのです。


現状としては、デジタルメモは以下のようになっています。

1.Evernote系
情報のストック場所としては、やはり代替が効かないということもあり、デジタルメモのほとんどは、基本的にEvernoteに集約するようにしています。Evernoteに蓄積されたメモに関しては、再編集はほとんどされず、蓄積される形のメモが多いです。ストック型メモですね。メモ自体は、サードパーティー製のアプリを使用しています。






2.Dropbox系
テキスト系のメモが、かなり蓄積されています。
特にPCでも、iPhoneやiPad miniなど、複数デバイスで編集するようなものに関しては、ほとんどDropboxに入っていますね。備忘録的なメモというよりも、原稿的なテキストが大部分を占めます。割と編集することが前提となっているフロー型のメモが多いです。






3.iPhoneアプリ系
iPhoneというかiOS系アプリです。
これも色々ありすぎて困る。自分が割と多用しているもののみピックアップ。






4.ScrapBox
タグで有機的につながっていくのが特徴のwikiサービスです。

Scrapbox - チームのための新しい共有ノート
Scrapbox - チームのための新しい共有ノート



ここは、読書メモなどを書くのに使うことが多いです。最近、91958というアプリが登場したことによって、読書メモ以外で、活用したいメモなども置くようになってきました。



ただし、iOS上での再編集がしづらいという致命的な欠陥があるので、そこが困りものなんですよね…。それさえなければ…と思うことが多いです。
メモの型でいうと、再編集されることが前提になっているメモが多いので、フロー型になりますね。


5.WorkFlowy
オンラインアウトライナーで有名なサービスです。

WorkFlowy - Organize your brain.
WorkFlowy - Organize your brain.



MemoFlowyとHandyFlowyという、超絶素晴らしいアプリが登場したことにより、iOS上での使い勝手の悪かったWorkFlowyの弱点を全て補うことができました。アウトライナーなので、思いつきや、思考の断片などをストックしておき、それを並び替えたり、階層を変えたりすることで、考えをまとめるのに使っています。
常に変化し続けるのが良いので、フロー型メモといえます。






6.Wunderlist
タスク管理アプリ&Webサービスです。
タスク管理するためのサービスですが、ブログのアイデアなど、ちょっとしたアイデアなどをここに入れるようにしています。どんどん蓄積し、アイデアを使用したら、チェックを入れ完了させます。そして、Evernoteにメールで送るようにしています。どちらかというと、ストック型のメモになりますね。





checkmark.png 2.フロー型メモとストック型メモ

上で(やや強引に)メモの形式を、フロー型ストック型に分類してみました。
俯瞰的に考えてみると、メモのほとんどはEvernoteに集約されるとはいえ、それはフロー型のような活性化したメモではなく、すでに固定化(凝固?)されたストック型メモなのです。

逆にフロー型メモは、今、この瞬間にも、どんどん形を変えていく活性化されているメモなので、Evernoteのようなストック型サービスには合わないのですよね。特にEvernoteは、編集機能がもっさりしていて、どうしてもEvernoteでフロー型メモを集約しようという気にはなれないのです。

そして問題の核心は、フロー型のメモが、不活性化した時なのです。
WorkFlowyにしても、ScrapBoxにしても、常に編集し続けているわけではありません。いつかは、そのトピックの思考が終了し、固定化していきます。そうすると、それは、ストック型のメモに変質してしまいます。その時には、そのメモ群は、そのサービスに残り続けます。もちろん、ScrapBoxのようにある程度の群をなすこよによって、初めて威力が発揮されるものもありますが、ストック型メモは、Evernoteに集約するという目的からは離れてしまいます。




checkmark.png 3.Evernoteとそれ以外という関係性

別にそれぞれのサービス上でメモを活かせばいいじゃないか?
という考え方もあるとは思いますが、下の図のように活用場面において、メモが分散化した状態だと「あのメモは、どこのサービスだっけ?」と探し回ってしまうという事態が生じます。

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これが、「メモは、全て1箇所に集約すべき」という考え方につながっていくのです。

現状としては、これといって万能な解決策があるわけではなく、固定化されたと感じた時に、手動でEvernoteにコピーして貼り付けるという作業をすることによって、ストックしています。
自分の中では、自動化されないものに関しては、必ずいつか破綻するという思いがあります。つまり、Evernoteにストックし忘れが起こったり、そもそもそうやること自体が、面倒に感じることが起こるということです。

IFTTTやMicrosoftのFlowのような自動化サービスで対応してくれるのが、一番ありがたいのですけどね。




eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 ストック型とフロー型

今回記事を書いていて、動的かつ可変的な思考を写し取るフロー型のメモと、静的で固定化し備忘録として残り続けるストック型のメモと大別できるということに気づきました(書きながら確信を深めたと言うべきか)。
そして、フロー型のメモの扱いをどのようにすべきか?ということが、今後の課題になりそうです。上でも書きましたが、フロー型のメモは、最初のうちは思考が活性化しているので、どんどん追記や編集がされていきますが、それも時間と共に最終的には、固定化していくのは免れません。その時にそのメモをどうすべきかのか?というのは、今後の課題として考えていきたいです。一定程度、編集がないメモに関しては、自動的にEvernoteに投稿されるようにシステム化できたら最高ですね。





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AIとご神託

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情報管理LOGの@yoshinonです。
最近は、世の中でAIが、まるで神様のように人間を上回る存在のように扱うようなメディアや人も出てきました。しかし、本当にAIは、そのような存在なのでしょうか?
私は、ちょっとそういう考えは、思考停止のような気がしてなりません。
今回は、AIをめぐる状況について考えていきたいと思います。


  
【 AIとご神託 】               

 1.最近のAIの扱われ方について

 2.なぜNHKのあの番組は炎上したのか?

 3.因果関係と相関関係

 4.AIはご神託ではない







checkmark.png 1.最近のAIの扱われ方について

最近、AI関係が話題に上がることが、格段に多くなってきました。
それは、良い傾向ともいえるのですが、どうも何だか、そうでもないことも増えてきました。
まるで、インターネット初期の頃におじさん方が、ことあるごとに「これからの時代は、インターネットが~」と言っている雰囲気にとてもよく似ているなと思っています。言っている本人は、最新の単語を盛り込んで満足げなのですが、中身が何もないという感じに似ているのです。

先日、都ファの小池都知事が、「AIは、自分」というような発言をしているのを聞いて、さすがに盛大にズッコケました。
これね。
43分17秒ぐらいから。「それは、私がAIだからです。」
43分50秒ぐらいから。「人工知能なのは私です。」



さすがに上の動画の発言は、トンデモレベルなので失笑しかありませんが、それでも真顔で言ってしまうところに、同時に薄ら寒さも覚えたわけです。

インターネット初期の時代に、真剣に新しい技術革命に向かい合っていて人たちは、「これからは、インターネットが~」などという抽象的な意味のない話などせず、「何ができそうで」「どう利用すべきか」という具体的な話を中心にしていたように思います。




checkmark.png 2.なぜNHKのあの番組は炎上したのか?

先月、NHKで放送された「NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「AIに聞いてみたどうすんのよ!?ニッポン」」という番組が、炎上しました。

NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「AIに聞いてみたどうすんのよ!?ニッポン」
NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「AIに聞いてみたどうすんのよ!?ニッポン」




その番組で主張していたのは、

「病院が減るほどみんな健康になる」
「40代一人暮らしが日本を滅ぼす」


など、という荒唐無稽なものでした。

ビックデータを解析して出てきたものを、エンターテイメント風に味付けして番組にしたという感じでしょうか?それに対して、挙がっていた批判的な意見としては、こんな感じです。まあ、言いたいことは分からなくはないです。

NHK「AIに聞いてみた」に対する皆さんの反応 - Togetterまとめ
NHK「AIに聞いてみた」に対する皆さんの反応 - Togetterまとめ



【人工知能】NHKの「AIに聞いてみた」に賛否?因果関係と相関関係の違いで混乱を招いているとも | まとめまとめ
【人工知能】NHKの「AIに聞いてみた」に賛否?因果関係と相関関係の違いで混乱を招いているとも | まとめまとめ






checkmark.png 3.因果関係と相関関係

ここで、上でも指摘されていた「因果関係」と「相関関係」について解説しておきます。
分かる方は、読み飛ばしてください。

この2つの関係について、簡単な例を挙げておきます。

<相関関係の例>
教室が暗くなると、灯りがつく(本当は、誰かが電気をオンにしただけなんだけど)。
教室が暗く感じるようになると、かなりの割合で灯りがつく。
その割合は、90%を超えていた。

一見、理論的に見えますが、「暗くなる」と「灯りがつく」は、相関してはいますが、必ずしも原因とは言えません。


<因果関係の例>
教室が暗くなると、灯りがつく。
それは、教室の前の方に座っているAさんが、電気をつけるからだ。

これは、「暗くなる」と「灯りがつく」との間に、きちんとした原因が入っていますね。Aさんという原因が、「灯りがつく」という現象を起こしていると言えます。


もう1つ例を挙げておきます。

<相関関係の例>
飲酒が多い人は、喉頭癌になる割合が高いというデータが得られた。
飲酒の量と喉頭癌の発生率は、相関関係がある。



<因果関係の例>
飲酒が多い人は、喫煙率も高い。
そして、喫煙は、喉頭癌を引き起こす因子である。つまり、喫煙量と喉頭癌の発生率は、因果関係がある。

上の相関関係は、飲酒という喉頭癌と直接の因果関係のない因子が、さも原因のような感じで扱われていました。このことを、交絡因子といいます。

つまり、先日のNHKのあの番組で炎上した理由というのは、きちんと交絡因子を除去できずにいたのではないか?という疑念が、大きかったように思います。




checkmark.png 4.AIはご神託ではない

先日、ちきりん氏のツィートが流れていて、私は「実にその通り!」と思ったので、引用リツイートさせていただきました。





ちきりん氏が、指摘したのは、

AIが言っているから正しいんだよ?

盲目的に信じさせるツールとしてのAIの使われ方ということです。
そして、それを政治的に利用すると、自分に都合が良いことであれば、「AIが、そう言っているので…」と言ってしまえば、いちいち
なぜ、そうしなくてはいけないのか?
という理由を説明する必要がないという、

一種の「ご神託」として利用できる危険性をはらんでいる

ということなのです。
私たちは、もうすでに将棋や囲碁、様々なビッグデータ解析などを通して、人以上の力を見せつけられてきてしまいました。そのため、もはや「人以上の何か」のように感じている人が、

思考停止して、受け入れてしまう

ことに恐れを感じているのです。


病院を減らせば、病人が減る

などというのは、病院を減らさざるを得なかった地域から、病気になる可能性のある人たちがいなくなってしまったかもしれないという、大局的な動きは解析には含まれていない可能性が高いといえます。しかし、それを「ご神託」と受け取った人は、「そうか、それじゃ増えすぎた病院を減らそう」と、短絡的に判断してしまう可能性が高いのです。

しかし、AIは、「ご神託」ではありません。あくまで、データを解析して、そこから人間が見つけることが難しかった特徴を見出す計算をしているに過ぎません。少なくとも今は。
だからといって、逆向きに「AIが言っていることは信用ならない」というのも、思考停止です。

私たちが学ぶべきは、将棋の藤井聡太氏の態度なのかもしれません。

電王戦振り返り(番外編) 藤井聡太四段とPonanza - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
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人工知能の圧倒的な計算力を前にひれ伏すのではなく、そこから学び、さらに「人として何を築けるのか」という、共生的な態度こそが、AIとの距離の取り方なのかな?と最近思っています。




eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 初期のインターネットに対する人の反応っぽい

上にも書きましたが、最近の人工知能の扱われ方って、初期のインターネットっぽいなと思っています。

何でもインターネットが、解決してくれる

ぐらいの言い回しをする人が多く、ものすごくうんざりしたのを思い出しました。
確かに世の中を大きく変えましたが、それによって、全て解決されるはずもありません。そういう思考停止していた人たちは、結局、ありがたがっていただけで、いざ生活の一部になってしまえば、単なる享受者としているだけです。それよりも、その新しい技術の向こう側を見ていた人が、どう社会に生かすか?と考えていたように思えます(失敗した人も多かったけどね)。

ふと、今の加熱した人工知能に対する反応が、それに近いなと思ったので、記事を書きました。






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