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Kindle月替わりセールからオススメ本を選んでみたよ

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情報管理LOGの@yoshinonです。
8月になってから少し経ってしまいましたが、Kindleの月替わりセールからオススメ本をセレクトしてみました。Kindleの月替わりセールって玉石混交なんですよね。でも、読むと面白い本は、けっこうあったりするので安い時に購入して、どんどん読んでしまいましょう!





checkmark.png Kindle月替わりセールからオススメ本を選んでみたよ


ルポ 消えた子どもたち 虐待・監禁の深層に迫る

先月ニュースになった痛ましい事件がありました。
しかし、ニュースになるのは、ほんの一握りで実際はニュースにもならず消えてしまう子どもたちは多いのです。この本は、NHK特集でも取り上げられた児童の虐待について書かれた本です。テレビでは取り上げられなかった多くの事例と、どうしてそのような琴が発生してしまったのかということを当事者も含めて深掘りしています。
ここに書かれているのは一例ですが、実際にはもっと軽度な虐待も含めて、もっと多いのだろうなと思わされます。なお、巻末に虐待を発見したときにどうすべきか?ということも書かれていますので、参考までに。




「学力」の経済学

情報管理LOGでは、何度も取り上げさせていただいている本です。
先日、大阪の市長さんが、全国学力テストの結果を受けて「万年最下位でいいと思うなよ」と学校の管理職や教職員の人事や給与にテスト結果と連動させて反映させるなどという愚かしいことを言っていましたね。




こういう愚かな人は極端な例なのですが、それでも日本の教育行政というのは、基本エビデンスなき思いつき政策が多すぎます。この著者の中室牧子氏は、そういう科学的な論証無しに、教育政策を行うことについて非難しています。この本では、子どもの学力を上げるには、どうすれば良いか?ということについて、経済学的手法を用いて分析し解説しています。もうそろそろ、日本の行政もこういう発想になっていかないかな?と思ってしまいます。




不合理 誰もがまぬがれない思考の罠100

実は、この本は1992年に刊行された古めの本です。
しかし、最近話題の行動経済学や認知心理学などと深い関わり合いがある内容になってします。人間が陥ってしまいがちな認知的なバイアスには、どのようなものがありどういう傾向があるのかについて丁寧に事例を挙げながら解説しています。これを読むだけで、自身の思考が陥りがちな問題について、かなり知ることができるはずです。

【併せて読みたい】








定本 黒部の山賊

山岳ものとか割と好きなんですよね。なので、ちょっと渋いセレクトですが、これも入れておきます。北アルプスの最奥部における山賊などにまつわる数々のお話です。けっして作り話などではなく、実際にあった話なので、それ自体でも驚きます。実際に山賊が近年までいたという事実にもさることながら、山小屋での生活など興味がそそられる内容が満載です。以前は、山小屋のみでしか手に入らなかったという名著が、Kindleでも読める幸せ。



ヤマケイ文庫 ドキュメント 気象遭難

同じく山ものです。
このヤマケイ文庫ドキュメントというのは、シリーズ化されておりたくさんあります。
山における事故は、どうして起きるのか?ということに絞り、科学的かつ具体的な事例をもとに解説しています。
最近は、山に気軽に登る人が増えて活況がありますが、しかし「山は山」なんですよね。つい忘れがちになってしまう山の怖さについて、しっかりと再認識させてくれる良本です。ちなみに、この本は、山の事故において最も多いとされる気象の変化による遭難や事故について書かれています。夏山は、楽しいですが、ぜひともこういう本も読んで、しっかりと心の帯をきつく締めて楽しみたいですね。




パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術

この本も何度か情報管理LOGで紹介させていただきました。
この本は、単なる質問術の本ではありません。質問という行為を通して、問題の本質をえぐり出したり、相手の意図を深くまで知るために行うのが、「質問」であるということなのです。ただ単に意味のない質問を繰り返し、相手の時間を奪うよりも、きちんと本質に切り込んでいくことができる1つの質問ができる方が、何倍もましなのです。そういうテクニックや考え方について書かれています。




未来に先回りする思考法

まさに巻頭に書かれているこの文章がこの本をよく言い表しています。

「実際に空を飛ぶ機械が、数学者と機械工の協力と不断の努力によって発明されるまでには、百万年から一万年かかるだろう」 ニューヨークタイムズにこのような社説が載ったのは、ライト兄弟が人類で初めて空を飛ぶわずか数週間前のことでした。

今に生きる私たちも、この話を笑うことはできないでしょう。

iPhoneが発売されたとき 「赤外線がないなんて流行らない」「おサイフケータイが使えないなんて不便」 と多くの人が言っていたことを、 Facebookが日本に進出したとき、 「実名性のSNSは日本人の気質には合わないので普及しない」 と多くの「知識人」が言っていたことを、私たちは都合よく忘れています。 人間は本来、未来を見誤るものなのです。

Amazon.co.jp: 未来に先回りする思考法 eBook: 佐藤航陽: Kindleストア


私たちは、未来を誤って捉えがちなのは、なぜなのか?
そして、一握りの成功している企業や人は、なぜ未来を見通すようなことができているのか?

その考え方の一端を知ることができる本です。
単に「生存バイアスなんじゃないの?」と言ってしまうのは簡単ですが、そうとも言い切れないよなと思える考え方が多数載せられています。批判するのは簡単ですが、まずはその考え方に触れてみるのも悪いことではないですよ。




やってはいけないデザイン

最近この手のノンデザイナーのためのデザイン本って増えてきましたよね。
でも、悪い傾向では無いと思っています。少なくとも今まで素人同然だった人が、デザインを意識してできるようになるというのは、一つの技術なんですから。実際に素人であっても、チラシの作成やプレゼンを作成しなくてはいけない場面というのは、多いはずです。その時に使える実践的な知識として知っているのと、知らないのとでは、結果は全く違ってきます。そして、やってみると分かるのですが、プロのデザイナーは、やはりプロのデザイナーなのだということです。
まずは、素人から抜け出すための実践的な本して読んでみましょう。

【併せて読みたい】




電気代500円。贅沢な毎日

この本は、節約本ではありません!
むしろ、節約本として読んだら大変な事になってしまいます。むしろ、極端な暮らしの例として読むのが正解なのではないでしょうか?しかし、この方の生活の有り様から、自分の生活を見直してみるヒントはたくさん感じられるはずです。

なぜ、それを使わなくてはいけないのか?
なぜ、それを買わなくてはいけないのか?

そういう当たり前だと思っていた日常を問い直すための本なのだと思います。極端だけどね。でも、面白いです。




封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編

最後は、テレビで一度放送されながらも「問題作」として二度と世に出ることがなくなった作品について丁寧に調査したルポタージュです。私の年代では、「ウルトラセブン 12話」が、封印作品にあたりますね。
これについては、この記事を読むと分かりやすいかもです。

『ウルトラセブン』第12話は、封印すべき作品だったのか? “アンヌ隊員”に聞いた
『ウルトラセブン』第12話は、封印すべき作品だったのか? “アンヌ隊員”に聞いた




この著者は、元新聞記者ということで、だからこその丁寧な調査なのだということが理解できるはずです。単なる色物本というくくりで考えてはいけない本です。




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 古くても良い本は、良い本

毎日めまぐるしく移り変わる情報に晒されていると、古い情報は良くないという気持ちになりがちになってしまいます。しかし、本当に良い本というのは、時代を経てもやっぱり良い本なんですよね。むしろ時間が経った方が、きちんとふるいにかけられて良いモノだけが残っていたりします(歴史に埋もれてしまう良本もかなりあるけどね)。
刊行年が古いから読む価値なしなどと性急に判断しないで、まずは目を通すというのがあるべき本読みの姿かもしれません。


「映像研には手を出すな」を今さらながら激推ししたい

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情報管理LOGの@yoshinonです。
マンガ大賞2018で第9位を受賞した「映像研には手を出すな」ですが、皆さんがお読みになりましたか?

私は、遅まきながらも先月、全巻購入し読みました。そして、久し振りに激推ししたい作品だと思いました。というか、もっと早くに読めばよかったと思うぐらいでした。期を逸した感満載ですが、あえて今さらながら、この作品について語って観たいと思います。



  
【 「映像研には手を出すな」を今さらながら激推ししたい 】  

 1.登場人物と舞台設定

 2.「映像研に~」は、スクールオブロックだ!







checkmark.png 1.登場人物と舞台設定

まずは、登場人物から。2巻までの主な登場人物は、女子高生3人しかいません。そして、この漫画は、(2巻までは)3人を中心に進んでいきます(3巻からは、4人…かな?)。
まず一人目は、浅草みどり。
とにかく小さいころから設定を描くことにのめり込み、ことあるごとに空想を膨らまし、それの設定を描きまくります。でも、人前に出たり、人と関わるのが苦手なタイプ。

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二人目は、金森さやか。
浅草の同級生でお金にうるさく、姉御肌的な部分がある。あとで触れますが、人心掌握術に長けているところがポイント。そして、背が高い。

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三人目は、水崎ツバメ。
財閥令嬢で、さらにカリスマ読モという非の打ち所のないお嬢様。親と同じく女優を目指せとずっと言われています。しかし、彼女がやりたいのは、アニメーションを作る(というより作画)こと。

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このかなり個性的な三人が、高校で映像研をつくり、アニメーションの作成に打ち込んでいくというお話なのです。
ちなみに、舞台となる高校は、こんなところにあります。建て増しにつぐ建て増しで、構造が複雑すぎる建物になっています。

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checkmark.png 2.「映像研に~」は、スクールオブロックだ!

他でも指摘している人も多いのですが、この三人の組み合わせというのが、絶妙なんですよね。役割分担と言うべきか。

浅草さんは、監督兼演出的役割を果たします。

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水崎さんは、作画兼演出的、そして広告の役割を果たします。

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そして金森さんが、プロデューサー的役割という実際の映像制作においても重要な三本の柱をちゃんと割り振っているのですよね。

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それぞれにスペックは十分に高いものの、それを十分に生かし切りまとめあげるためには、各々が各々を必要とするというのが、この「映像研に~」の特徴なんです。だから、彼らは「いつから友達なの?」という問いに対して「仲間です」と答えるのです。

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スクールオブロックという映画を観たことはあるでしょうか?




まあ、ハチャメチャな映画で最高に楽しいのですが、ザックリとあらすじだけを書くと、子どもたちが偽物の先生によって、ロックを学び、クラス全員でロックミュージックコンサートを披露するというものです。この映画の重要なところは、クラス全員が演奏家ではないというところなのです。衣装を担当している者もいれば、マネージメントをやる者もいるし、照明や演出を担当する者もいる、ところなのです。

実際の音楽の現場だって、そのように細分化され、それぞれの立場によって音楽に関わっていることから考えると、ハチャメチャなストーリーのように見えますが、実はとても理に適っていると思うのです。

最初のうちは、お互いの存在が未分化な状態だったのが(唯一の例外が金森さんなんだけど)、次第に制作を通して関わっていく中で、自分の立場や役割を自覚していくというのは、なんだか気持ちよいのですよね。

これは、金森さんに言われて、ピンチのためにやる気を失いつつあった浅草さんをたきつける場面。こういうのも実際のプロデューサーの仕事としてありますよね?

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どんなに天才的な才能があれども、それを活かす人がいなければ腐ってしまうこともあります。お互いの不足を補うのではなく、お互いに活かし合っているからこそ良いモノができてしまうという制作の現場のリアル感がこのマンガの醍醐味なのです。

私の好きな台詞は、水崎さんのこの台詞です。
どうして、それを表現しなくてはいけないのか?その内から湧き出るものが、この台詞に凝縮されています。

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eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 というわけで激推し作品です

最初は、ちょっとだけ抵抗感があったのですが、読んでみて180度態度が変わりました。それぐらいインパクトが大きい作品でした。ネット上の批評文なども読みましたが、マンガの台詞の入れ方など技法的な部分への言及が多く、内容に踏み込んでいるものが少なく感じたので、あえて書いてみた次第です。
そういうわけで、まだ私と同じでなんとなく避けていた人は、今すぐ読んでみましょう!

ちなみに3巻からは、映像作りの要素として欠かすことのできない音響が加わってきます!これまた面白い!



最近読んだマンガを淡々と挙げてみる(2018年7月版)

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情報管理LOGの@yoshinonです。
5月にもやったのですが、まあコンスタントに読んでいるので、タイトル通り淡々と挙げていきたいと思います。それにしても、面白いマンガは尽きないですね。
作者の皆さんの脳みそは、どうなっているのか。純粋に尊敬してしまいます。




checkmark.png 最近読んだマンガを淡々と挙げてみる(2018年7月版)


ネムルバカ

石黒さんのマンガ大好きなんですよね。
巧妙に張り巡らされた伏線の数々、そしてきっちり物語を構築していくことができる技量。どれをとってもすごいのですが、それでいて、ちょっと肩の力が抜けた感もあって、いつまでも読んでいたいと思ってしまえるのですよ。
似てないかもですが、黒田硫黄に通じるような感じ?
この作品は、バンドを組んでいる主人公の先輩と、なんかちょっと足りない感じの後輩二人の女子寮生活をメインとした物語なのですが…後半の怒濤の展開がすごい。自分は、女子ではないけれど、大学生のあのダラダラとした時間の流れ方や、お金のなさは読んでいて「分かるわ~」となるはずです。

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で、この「ネムルバカ」を読んで気に入ったならば、こちらも併せて読みましょう。


漫画家の主人公とその父親との日常生活でのやりとりが描かれているのですが、実は「ネムルバカ」とつながっているのです。どのようにつながっているかは、ぜひ本編を読んでいただくとして、何というか1つ1つのエピソード自体は、あり得るようでいてあり得ないような家族の話なのですが、でもやっぱり家族の話なんですよね。
石黒氏のマンガにおける非日常的日常感を描かせたら右に出る者はいないのではないでしょうか?

【併せて読みたい】




映像研には手を出すな!

今月読んだマンガでピカイチに面白かったのが、コレです。
マンガ大賞の9位を受賞したので、十分に有名ですよね?
でも、そんなに期待はしていなかったのですよ。そこそこ面白いぐらいだろうな?ぐらいに思っていたら、大幅に裏切られ、

面白すぎじゃないか!

と悶絶しました。
物語は、架空の街の高校に通うかなり変わった女子高生達が、アニメーションを作成するというもの。アニメじゃなく、アニメーションね。ここ重要!(同じだけど、ニュアンスが全く違う)

アニメーションにおける設定の重要さ、そして動きの演出、制作に関わるお金の問題など、そこに注目したか!と思える切り口と、真剣に物事をクリエイトする人達の楽しさが、伝わってきます。そうそう、何かを創り上げるって、そういう感じなんだよ!というのが、描かれているのです。

そして、何よりも彼女たちが、夢中になっていくと眼前に広がっていく「世界」の描写が、たまらないんですよ。
何を言っているか分からない?
では、読め。

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刻刻

マンガ読みの中では、かなり評価が高い作品です。
ある日、家族が誘拐され身代金を要求されるところから物語は始まります。しかし、それは物語の序曲に過ぎず、家族を救うために一家の秘密だった「石」を使うことで時間を止めて救出向かうのです。「止界術」という時間を止める力によって、時間が止まった街を舞台に家族の救出劇が繰り広げられます。

この舞台を異様なモノにしているのが、「管理人」と呼ばれる、こいつです。

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これが、一体何なのか?「止界術」とは一体何なのか?
そして、一家はちゃんと元に戻ることができるのか?
時間の止まった永遠に続く夕方の世界で繰り広げられる、疾走感のあるストーリーに思わず一気読みしてしまいました。




化石の記憶

こちらは、かなり古い作品です。
ちょうどKindleでセールしていたので、全巻購入して読みました。
実は、たがみよしひさ氏の作品を読むのは、初めてだったりします。さすがに描写的に古さを感じさせる部分はあるものの、それでもストーリー自体は、謎解きあり、アクションありと、飽きさせずどんどん読めてしまいます。
太古の恐竜が、なぜ出現するのか?
その謎を追って、ハードボイルド的に展開していくのが、たまりません。




100万の命の上に俺は立っている

先月、このマンガの最新刊が、まるごと1巻いらすとやのイラストに差し替えて無料で読めるという企画をやっていました。狂ってる!(良い意味で)




で、その機会に読んでみました。
実にゲーム世代のマンガなのですが、設定の妙でぐいぐい読ませます。
ゲームっぽい世界に召喚されるのですが、ミッションを成功させない限り死んでしまうというなんとも理不尽な世界観です。そして、出てくるキャラが全部ラノベっぽい。
でも、嫌な感じじゃなく、それらを全部分かった上で描いているのが、よいですね。




北北西に曇と往け(HARTA COMIX)

いやぁ、めちゃくちゃ面白い!!
思わずスカイチケットで後先考えずに、アイスランドの航空券に手を出しそうになったぐらいには、面白かったです。
とはいえ、この作品自体は、まだ完結していないのですが、この空気感だけでも感じてもらえたら、良いのではないでしょうか?アイスランドには、行ったことがないのですが、マンガから伝わる荒涼としながらも、自然味溢れるアイスランドの景色に魅了されるはずです。
でも、これミステリーものなのですよ。
でも、それは置いておいて、その1つ1つのコマを是非とも楽しんでください。絶対にアイスランドに行きたくなるから!

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大家さんと僕

少し話題になっていたマンガです。
お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎氏が、実際に間借りして住んでいるお家とその大家さん(おばあちゃん)との、ほのぼのとしたやりとりがたまらないです。
このコマを見ていただくだけで、その感じが伝わってくるのではないかと。

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私が、このマンガを読もうと思ったきっかけは、このスピーチを読んだからです。

口下手なカラテカ・矢部太郎の言葉に会場中が号泣! 手塚治虫賞贈呈式の受賞スピーチ全文 | イベントレポート | Book Bang -ブックバン-
口下手なカラテカ・矢部太郎の言葉に会場中が号泣! 手塚治虫賞贈呈式の受賞スピーチ全文 | イベントレポート | Book Bang -ブックバン-




なんというか、絵の上手さではなく、何を伝えたいのか?が、大事なのだということが、よく分かります。




外天楼

これ、「外天楼(げてんろう)」と読みます。
またもや、石黒正数氏の漫画です。好きなんです。
最初は、エロ本をどのように確保するのか?というどうしようもない男子話から始まるのですが、それが幾重にも積み重なって、多段ロケット式に話同士が絡み合っていき、最後は最初は想像もつかないような結末へとなだれ込んでいきます。
「このマンガが傑作だ!」という方がたくさんいるのもうなずけます。
あまり書くとネタバレになってしまうので、あまり多くは書けないのですが、同じ登場人物が外天楼を舞台に数奇な運命を辿る物語とだけ書いておきます。
1巻完結なので、石黒作品の入門編としては、良いのではないでしょうか?




健康で文化的な最低限度の生活

私の知り合いにこの主人公と同じ福祉事務所に勤めている人がいるのですが、その方の嘆きがよーーく分かるマンガです。
生活保護を担当するので、ある意味人の人生に深く関わらざるを得なくなる仕事なのですが、これが実に様々で辛い職業なのですよね。財政からは、「厳しくチェックせよ」と言われるし、生活保護を受けている人たちには、それぞれの事情があるしと、一筋縄ではいきません。
このマンガは、そういう一筋縄ではいかない生活保護のリアルを描いた作品です。
自分の中では、柏木ハルコ氏といえば、「イヌ」というちょっとエッチな倒錯したマンガを描く方で認識が止まっていたのですが、良い作品描きますね!
ぜひ、続刊をどんどん読んでみようと思います。





踏切時間

Kindleで0円セールをしていたので、偶然チェックして読んだ作品です。
舞台は、踏切。
というか、踏切しか舞台設定がない作品。
あまりにもタイトな条件で、読んでいるこっちが大丈夫かな?と心配になってきてしまいます。そう、「サトラレ」を読んだときに感じた、「その狭い設定で大丈夫か?」とこちらが心配しているのをよそに、遥か斜め上を行ってくれる感じをこの作品から感じました。
毎回、踏切で繰り広げられる悲喜こもごもなドラマに笑ってしまいます。

【併せて読みたい】





弟の夫

先日、ドラマになっていましたよね?
ご覧になりましたか?

この作品は、ゲイだった弟が亡くなってしまい、その弟と結婚していたマイクという男性(そりゃそーだ)が、兄の住む一家を訪ねてきて、一緒に暮らし始めるという話です。私たちは、21世紀にもなっても、まだ無意識下で感じたり思ったりしてしまう偏見をえぐってきます。
自分では、そういう偏見や思い込みは少ない方だと思っていたのですが、それでもそういえば、そう考えてしまうかも??と自分自身に物の見方の変更を迫ってくるような作品です。
とはいえ、マイクの人柄がものすごく良く、全体的にはほのぼのとしています。しかし、だからこそこのメッセージをきちんと受け取らなくてはいけないなと思うのです。




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 最近のマンガは、幅が広い

こうやって、あまりジャンルに囚われないように読んでいるつもりですが、それでも若干の偏りを感じますね。書くことで可視化されるのは、良いです。
さて、最近のマンガって、扱う題材も内容も幅が広くて文化の成熟を感じます。
クールジャパンなんてお寒いことをせずとも、十分にマンガの世界は成熟し、クリエイトされているように感じます。
この幅の広さこそが、文化の豊かさを表しているのだなと思うのです。




Kindleの月替わりセールでコレは買いだ!というのを挙げていく

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情報管理LOGの@yoshinonです。
月替わりセール毎月チェックしています。その月によって、ずいぶんラインナップが変わるのと、時々それ来るの!?と思ってしまうような作品が、挙がっていたりするので、馬鹿にできないのですよね。
というわけで、今月の月替わりセールから、「これは、買いだ!」というのを挙げていきます。




checkmark.png Kindleの月替わりセールでコレはお得だというのを挙げていく

暗号技術のすべて


今や暗号を使わない時はないというぐらいに、日常生活に暗号技術は使われまくっています。皆さんのスマホで話ができるのも、安全にネットで買い物ができるのも、全て暗号技術の賜なんですよね。
この本は、暗号に関する歴史的な経緯から始まり、それぞれのアルゴリズムの解説や技術的な解説などが、非常に分かりやすく書かれています。暗号技術について、一通り知っておきたい、数学が苦手なんだけど…という人にも読みやすいつくりになっています。

もしも、もっと分かりやすく暗号技術についての概要を知りたいということでしたら、サイモン・シンの「暗号解読」が、すごく面白いと思いますよ。







巨神計画 (創元SF文庫)

これが、月替わりセールに入るのか!と今月一番の驚きがコレでした。
賛否はありますが、面白いです。イデオンという作品をご存じの方だったら、それを彷彿とさせるよう内容ではないかと思います。

アメリカの片田舎で少女ローズが発見した、イリジウム合金製の巨大な“手”と、謎の記号群が刻まれたパネル。それらは明らかに人類の遺物ではなかった。長じて物理学者となったローズの分析の結果、その手は6000年前に地球を訪れた何者かが残した、体高60メートル超の人型巨大ロボットの一部分であると判明。

巨神計画 上 〈巨神計画〉シリーズ (創元SF文庫) | シルヴァン・ヌーヴェル, 佐田 千織 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon


もう、これだけでも、胸がわくわくしますよね?えっ、しない?

さらに、これのシリーズも出てきているので、こういうのが大好きな人には、たまらない展開になってきています。






もうすぐ絶滅するという紙の書物について

この本が、この値段で読めるなんて!という驚きしかありません。
この本は、情報管理LOGで何度か紹介させていただいているのですが、「薔薇の名前」なでで有名なウンベルト・エーコと、「存在の耐えられない軽さ」などの脚本で有名なジャン=クロード・カリエールが、書物について縦横無尽に語り尽くした対談集です。
この知識人二人の対談がつまらないわけがなく、あちこちに話題が跳びながらも、どの話題もまるで宝箱を開けるように、どんどんと知識が溢れてくるという得がたい本なのです。
「本という存在は失われるのか?」
というところからスタートしていくのですが、電子書籍を含むとても示唆に富む内容になっています。




難民高校生 ― 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

「難民」「高校生」という二つの単語が、なかなか頭で結びつかないのではないでしょうか?しかし、家庭でいられなくなってしまう若者というのは、多いのです。それは、貧困であったり、家庭内暴力であったり、性的虐待であったり様々な要因があります。また、人とのつながりに不安を感じるが故に、ドロップアウトしてしまう若者も多いのです。そんな一人である著者が、高校時代に難民のように渋谷の街でさまよ中で、自分のなすべきことを見つけていく姿が描かれています。
あくまで一人称視点で描かれているので、「甘えではないか?」と思ってしまう部分もないわけではないですが、それも含めてのリアルな姿だと思えるのです。
少なくともそういう若者が、少なからずいるという事実に目を向けるべきだと思いました。




打ちのめされるようなすごい本

米原万里さんと言えば、ロシア語の翻訳家としてや、エッセイストとしても名高い方です。そんな米原さんが、「打ちのめされる」ほどのすごい本とは?と興味がそそられます。実際にかなりの多読家のようで、様々なジャンルから鋭い切り口とユーモアを交えて書評を書いています。本好きな者が読む本をさらに読むという本の連鎖を体験するのは、楽しいですよ。

こんな本が、数百円で読めるなんて読書は、素敵な娯楽ですよ。

【併せて読みたい】






ごはんのおとも

最後は、マンガです。
1話完結のオムニバスなのですが、それが互いにつながりあって、1つの世界を形成しています。何よりも紹介されている食べ物がどれも美味しいそうなんですよ!




そして、何よりもどのページを読んでも、優しい気持ちになれる素敵な話が詰まっています。あと、何気に作り方のページも良かったり。




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 読書は良い趣味だと思う

「趣味は、読書です」と答えると、嘘っぽいぐらいには、定番の面接の答えだったりするわけですが、実際に本当の意味で「趣味は、読書」と言える人は少なかったりします。
でもね、読書はめちゃくちゃコスパの良い趣味なんですよ(趣味にコスパという感覚自体なじまないけどね)。文庫本なら数百円で数時間は、楽しめるのですから!しかも、Kindleだったりすると、何十冊も持ち歩くこともできるしね。
というわけで、本を読むのは、面白いですよ!


現在、読書中の本です。

Tak.氏の「アウトライン・プロセッシング入門」「アウトライナー実践入門 ~「書く・考える・生活する」創造的アウトライン・プロセッシングの技術~」につぐ、第三弾のアウトライン・プロセッサについての本です。




失敗から学ぶ組織というのは、どういう組織なのか?ということを実例豊かに分析している本です。ものすごく面白い!



行動経済学といえばこの人というリチャード・セイラー氏による行動経済学が、どのような過程で起こってきたのかを語っている本です。行動経済学に興味のある人は、一読の価値ありかも。



最近読んだ漫画を淡々と挙げていくよ

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情報管理LOGの@yoshinonです。
タイトルのまんまなんですけど、最近読んだ漫画を淡々と挙げていきたいと思います。
本も色々読んでいますが、それと同じぐらい(というかそれ以上)に漫画も大好きで読んでいます。どちらかといえば、雑食系ですね。
というわけで、傾向らしき傾向も何も無いですが、どんどん紹介していきます。




checkmark.png 最近読んだ漫画を淡々と挙げていくよ


やれたかも委員会 2巻

最近、ドラマ化された漫画です。
確かに短編オムニバス形式なので、ドラマ化しやすいかも。少なくとも銀河鉄道999を生放送でドラマ化よりはしやすいかもです。

やれたかも委員会|MBS・TBS ドラマイズム
やれたかも委員会|MBS・TBS ドラマイズム




もしかしたら、やれたのか?やれなかったのか?というモヤモヤした思い出を語り、それに対して、謎の3人組?が判定をするという内容です。自分的には、判定員の月満子女史の最後の台詞が、毎回面白すぎて笑えてしまいます。

この2巻では、「やれた認定」が、ちょっとだけ増えて、それも味わい深い巻になっていました。ちなみにCakesで一部を無料で読めますので、まだ読んだことない人は、ぜひとも読んでみてください。

ちなみに、2巻は1冊246円という破格ですね。

やれたかも委員会|吉田 貴司|cakes(ケイクス)
やれたかも委員会|吉田 貴司|cakes(ケイクス)







亜人(12) (アフタヌーンコミックス)


ポスト大友克洋というか次世代型「AKIRA」とも自分の中では位置づけられているのが、この漫画です。死ぬことがない亜人という設定を存分に生かし切り、どんどんヒートアップしていくストーリー展開についついページをめくる手が早くなってしまいます。
亜人佐藤の吹っ切れぶりを楽しむ漫画となっている感はありますね。
とにかく、死ぬと必ず生き返る、黒い幽霊のようなものを操れる(スタンドっぽいやつ)など、設定の妙が素晴らしいです。



ワカコ酒 1巻

独身女性による酒飲み日記みたいな漫画ですね。

「ぷしゅー」

という独特な表現が、くせになります。こういう酒飲み系の漫画大好きなんですよね。ついつい読んでしまう。そして、同じ酒飲みとして、その組み合わせ確かにたまらんよね!と思いつつ読んでしまうのです。
酒飲み漫画じゃないけど、「孤独のグルメ」と通じるものがあるよね。



BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス)

マンガ大賞2018のマンガ大賞を受賞した超有名な作品。
なんですが、今さら追いかけているという周回遅れ感半端ない状況です。
なんか、擬人化ってちょっと抵抗あるんですよね…。でも、ストーリー自体は、面白い!というか、擬人化しつつその設定をきちんとストーリー自体に組み込んでくるあたり、ただ者では無いなという感じがします。
どうやら作者さんは、この作品をずいぶん長い間温めていたようで、それが報われる形になって良かったなと思いました。



山と食欲と私 7巻

最新刊が出たら必ず買う漫画の1つですね。
単独登山女子による登山と登山食についての漫画なのですが、これがめっぽう面白いのですよ。今回は、超無口な会社の同僚瀧本さんとその旦那、そしてその仲間達との関係が面白かったですね。そして、珍しくストーリーに大きな動きがあったというのも、次巻につながりを持たせた感じで期待が高まります。

これ、今度やってみようと思った手作りガーリックチップス。
旨そうです。でも、カロリーやばそう…。

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日帰り登山のススメ あした、山へ行こう!

まあ、登山つながりということで。
こちらは、リアルに山登りをしている方のエッセイ漫画です。
ただひたすら山登りの魅力について語っているのですが、何というか肩の力が抜けた感じで、登山警察の方々が怒ってやってきそうな気もするのですが、そこも含めて面白いという感じでした。
登山初心者(またはこれから登りたい)の方だったら、ぜひとも読んでみると良いかも!



我らコンタクティ

こちらもマンガ大賞2018の作品から。この作品は、第2位でした。
アフタヌーンで短期連載されていた作品なのですが、いやーこの密度感と速度感、そしてストーリー展開どれをとっても申し分の無い作品ですね。これだから、アフタヌーンはやめられないです。そして、これぞアフタヌーン!
けれども、独特な絵柄、独特な表現は、ほんのちょっとなじめないという人もいるかもしれません。でもね、最近の小綺麗すぎる絵柄には、おじさんは少々辟易しているのでした。
幼なじみ同士で宇宙にロケットを飛ばすという目標のためだけに、日夜奮闘することになるという内容なのですが、その目的が「なんじゃそれー!」ってなります。でも、それも含めてこの作品なんですよね。
まず、読め。話は、それからだ。



ブルーピリオド(2)

一時期、Webで無料で公開されていたのが、話題になりましたよね。それが、連載されて2巻目に突入です。
いよいよ美大を目指そうとなり、予備校に行くとそこには本当の天才が…という流れ。
王道と言えば王道かもしれませんが、そう感じさせないあたりがこの漫画の面白いところです。実際、人間ってそういう圧倒的な存在を目にすることで、初めて成長し始めるという側面があると思うのですよね。美大を目指そうと思っている人は、目指していた人も読むと良いかも。



先生の白い嘘(8) (モーニングコミックス)

先生の白い嘘」の最終刊です。やっと読みました。
最初は、エグかったのですが、最後はちゃんと締めましたね!しかも、誰もが納得するのではないでしょうか?
この鳥飼氏の実力は、スゴイですね。
「性」に対して、真っ直ぐに逃げることなく、向き合った作品です。1巻だったら、様々なところで無料で読めると思うので、ぜひとも最後まで読んでみることをオススメします。




GIANT KILLING(47) (モーニングコミックス)

1巻の頃からずっと読んで読み続けて、とうとう47巻に!
アジアカップに舞台を移しての新たな展開になりました。まだシーズン終わってないのですけどね。どうなることやら。それでも、面白さをずっと維持し続けているこの作品すごいわ。
サッカーに全く興味なくても面白く読めますよ!


ポプテピピック SECOND SEASON (バンブーコミックス WINセレクション)

アニメ化されてすっかり有名になってしまって…という作品です。
というか、漫画の方はあそこまでぶっ飛んでませんから。それでも、この作者の膨大な無駄知識がふんだんに盛り込まれた作風は、2巻でも変わらずです。そして、しょうもないストーリーも。
まあクソ漫画ですので…。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 取りこぼしがあるかもですが

なんだか、もっと読んでいる気もするのですが、これぐらいでやめておきます。
「これ面白いよ!」という情報があったら、まず手に取ってしまうので、もし良かったら皆様のオススメもご紹介いただけたら嬉しいです。




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