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Google翻訳さんの未来感がハンパない!

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情報管理LOGの@yoshinonです。
今朝起きたら、タイムラインがGoogle翻訳の話題で持ちきりでした。実際、これを使ってみましたが、何というか「これが、未来ってヤツか」と感慨深い気持ちになりました。
というわけで、この未来感ハンパないGoogle翻訳について取り上げます。


  
【 Google翻訳さんの未来感がハンパない! 】  

 1.Google翻訳とは何か?

 2.Google翻訳のカメラ機能がスゴイ!

 3.色々翻訳してみた(他の人のも紹介)







checkmark.png 1.Google翻訳とは何か?

Google翻訳というのは、Google謹製のリアルタイム翻訳アプリです。
Googleの翻訳と言えば、色々ネタ画像も多い分野なのですが、自分的には最先端を突き進むすごいアプリという認識です。精度も実は、悪くない(昔より)。




あの「Zonjiage not」から1年半でよくぞここまで…。という感じです。





Google翻訳とは、テキスト翻訳、音声翻訳、手書き翻訳、そして今回話題になっているカメラによるリアルタイム翻訳です。

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1.テキスト翻訳
テキストは、まんまですね。文字を打ち込めば、翻訳されるという実にスタンダードなやつですね。
「存じ上げない」も「I do not know」にきちんと翻訳されますね。

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2.音声翻訳
これは、なかなかすごいと思うのですが、はなしている言葉がほぼ同時に翻訳されます。皆さんも一度やってみたらいいですよ。感動します。

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3.手書き翻訳
これの出番ってあまり思いつかないのですが、文字の形は分かるんだけど、意味が分からないという場合に使うのかな?

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checkmark.png 2.Google翻訳のカメラ機能がスゴイ!

さて、いよいよ本日のメインなのですが、このGoogle翻訳のカメラ機能が本当にすごいのです。

例えば、これをGoogle翻訳のカメラで見てみると…

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こうなります。

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文字の色さえ再現していて、まるでそういうものだったという感じもしなくもないですね。もはや文字を打ち込む必要も無いという。未来ですね。注目すべきは、斜めの文字であっても正確に翻訳できているところですね。OCRだとうまくいかないのですけどね。

次は、文章をいってみましょうか。
カメラをかざした瞬間に、認識できる単語をどんどん翻訳していることがわかります。
これが、

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こうなる。

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checkmark.png 3.色々翻訳してみた(他の人のも紹介)

というわけで、面白くなってしまったので、どんどん撮影していきましょう。
(ちなみにこのGoogle翻訳は、撮影する必要はありません。カメラを向けるだけで良いのです)

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 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 これって未来だよね?

今回、Googleが出してきたGoogle翻訳って、まるでドラえもんの道具のようですよね。ネット上では、「翻訳こんにゃくだ」なんて言われていますが、まさにそういう未来の道具を実現させたら、こんな感じになりました!みたいな感じですよね。

しかも、こういうカメラによるリアルタイム翻訳の実現の仕方として、文字色まで変えて、そのものに合わせる必要性は無いにもかかわらず、やってしまうところに、Googleのぶっ飛んだ感覚があるよなと思ったわけです。

2000年初期に「2018年にこういうのが、実現したんだぜ?」と言っても、誰も信じないだろうな…。まさに「未来は、今」ですね。


MicrosoftのHoloLensも、未来感すごいのですけど、高いのが玉に瑕。



せめて、これぐらいになれば。



Googleマップの新機能(予定)のリストの保存を試してみた

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情報管理LOGの@yoshinonです。
私は、Googleローカルガイドのレベル5です。
実は、Googleのローカルガイドのあるレベル以上には、特典として、まだ全体には実装されていない機能を試すことができる権利が与えられるのです。
というわけで今回は、Googleマップにこれから実装される予定の「リストの保存」についてです。


  
【 Googleマップの新機能(予定)のリストの保存を試してみた 】  

 1.Googleローカルガイドとは何か?

 2.Googleマップのリストの保存を試してみた

 3.リストの編集をしてみる






checkmark.png 1.Googleローカルガイドとは何か?

私は、上でも書きましたが、Googleローカルガイドのレベル5です。
これは、一昨年Googleマップのローカルガイドという機能で、行った場所の評価をしたりや写真を追加することでポイントが貯まる仕組みになっているのです。そして、そのポイントに応じて、レベルが分かれており、かつてはレベル5以上でGoogleドライブも容量が1Tバイトになるというすごい特典がついていました(期間限定ですが)。
これのチャレンジに関しては、こちらの記事で詳しく書きましたので、参照してみてください。

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おかげさまで今年の末までは、1TのGoogleドライブ生活を送れます。

Googleローカルガイドについて説明していきますね。
たぶん、Googleマップを検索したことのある方は、下の方にこのような☆マークがついてコメントが投稿されているものや、写真などを目にすることがあるのではないでしょうか?
それが、ローカルガイドです。多くのユーザーが登録した情報を見ることができます。口コミや☆での評価など、下手なそういう口コミアプリなどよりも、ずっと充実していたりします。

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実は、そのローカルガイドの特典として、他にもGoogleの新機能について、いち早く試したりできるというのもあるのです。
その中に現在、注目の機能である「リストの保存」があります。




checkmark.png 2.Googleマップのリストの保存を試してみた

あともう少しで全体には適用されるとのことなので、いち早く皆様に「リストの保存」という機能が、どんなものか見ていただきましょう。

先ほどの検索した時に出てくるピンをタップすると、真ん中のあたりに「保存」という項目があると思います。
これをタップすると、

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リストの一覧が出てきます。これが、リストの保存というやつです。試しに「お気に入り」に入れて見ましょう。

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タップすると、「保存済み」に変わりましたね。

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それでは、リストを見てみましょう。
リストは、左上のハンバーガーメニューをタップして

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マイプレイスの中の「保存済み」にあります。

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確かにきちんと入っていますね。この右下にある+からもリストを追加することもできます。

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ちなみに、ここ重要なので書いておきますが、

1つの場所に対して、複数のリストに入れることが可能

です。
つまり、リストは、タグのようなものと考えると良いかもしれません。




checkmark.png 3.リストの編集をしてみる

初期状態では、3つしかリストはありませんが、もちろん新規に作成したりリストを編集することも可能です。

リストの追加から、一番下の「新しいリスト」をタップします。

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すると、リストを追加することができます。

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さらに、すでに追加したリストに関しても、マイプレイスの一覧の中から、右側のこの部分をタップすると、編集や削除ができます。

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eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 Foursquareが焦るほどの改良

今までこういう店舗の位置情報系のサービスとしては、Foursquareが先を行っていた感じがありましたが、そろそろ焦りを感じてきているようです。
Swarmとの分離は、非常に愚かな決断だったと、今でも思っています。

FoursquareがGoogleに対抗してリストの検索機能を新たに導入、もっと早くからあるべきでは? | TechCrunch Japan
FoursquareがGoogleに対抗してリストの検索機能を新たに導入、もっと早くからあるべきでは? | TechCrunch Japan



そういう意味では、地図サービスとして、全てを内包しつつ着実に進化しているGoogleマップは、やはりすごいと思わされます。最近では、お店の評価もGoogleマップを見て判断することが増えてきました。そういう意味では、ぐるなびとかそういうアプリにも大いに影響を与えていきそうですよね。





現在、投げ売り中。



Gmailの整理を計画的に行うためにDelete meを使うといいよ!

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情報管理LOGの@yoshinonです。
Gmailが出始めの頃は、これだけ容量があれば一生使える!
と思っていた時期が、自分にもありました。しかし、実際は、データ容量は年々増加の一途をたどり、豊富にあると思われたデフォルトの容量を圧迫するようになってしまいます。そこで、かれこれ5年ほど運用してみて、うまくいっている方法があるので、ご紹介いたします。
非常に簡単ながら、効果的に減らすことができますよ!


  
【 Gmailの整理を計画的に行うためにDelete meを使うといいよ! 】  

 1.Gmailの容量を圧迫するもの

 2.Delete meというラベルを使う

 3.定期的タスクに入れておく







checkmark.png 1.Gmailの容量を圧迫するもの

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現在、私は以前記事で書きましたが、Googleローカルガイドでレベル5になったので、Googleのストレージ容量が、期間限定で1Tバイトになっています。

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しかし、この容量増も永遠に続くというわけではありません。期間限定ということなので、今年の末ぐらいには元の容量に戻ってしまう予定です。

実際問題として、Googleのストレージをメインで使っているわけではないので、また元に戻ったとしても今のところ大きな不都合は起きなさそうです。しかし、Googleストレージは無限にあるわけではないので、時々整理する必要があります。

その中でも特に日々増加しているのが、Gmailです。
きっと、みなさんの中にもGmailをメインのメルアドにしている人も多いことでしょう。そうすると、業務メールやら業者の宣伝メール、個人的なメールなど際限なく、どんどん入ってくるはずです。Gmail自体は、スパムに対しては、かなり強力なフィルタリングが入っているので、スパムで悩まされることはほとんどありません。しかし、それでも雑多なメールや後々不必要なメールは蓄積していくわけです。それらを放置していたら、簡単にGバイト単位で容量を食っていきます。

しかし、それらのメールを日々、いちいち削除したりするのは、非常に面倒ですよね?
私もいちいちそんなことを気にしていられません。そこで、私は5年以上前から”Delete me”という方法でメールを定期的に整理するようにしています。





checkmark.png 2.Delete meというラベルを使う

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それは、非常に単純な仕組みで、単に不要なメールや一定期間後に不要になるメールに「Delete me」というラベルをつけておくという方法です。そして、そのラベルがついたメールを定期的に削除すれば良いのです。非常に簡単でしょ?
まあ、ラベル名は、なんでも良いのですよ。

「このメールは、あとで消すよ!」

ということが、自分の中で明らかになるラベルにしておくのです。

でも、ただ単にいちいちラベルをつけていったのでは、いちいち削除するのと手間が変わりません。そこで、Gmailの優秀なフィルタリングを使うのです。フィルタリングのやり方は、以下の通りです。
コツとしては、いっぺんにやろうとすると面倒なので、「これは、Delete me行きだな」と思ったメールが入った時に、その都度フィルタリングを設定した方が良いです。

1.メールの返信の横をクリック→「メールの振り分け設定」

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2.検索オプションを設定する
基本的には、「From」だけで良いと思いますが、容量を節約するならば、「サイズ」を指定しても良いかもしれません。

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3.条件の設定
条件に合うメールをどのように処理するかを選びます。ラベル名は、「Delete me」としていますが、自分が分かりやすいのにすると良いです。

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ちょっと待て、わざわざそんなラベルなんてつけないでも、

フィルタリングで削除にすれば良いじゃないか?

と思う人もいるでしょう。
私も基本的には、本当にいらないメールは、削除するようにフィルタリングしています。
けれども、中には微妙なメールってありませんか?ほとんどいらないのだけど、時々読みたい情報が入っているとか、お得な情報が入っているのだけど、読んだ後はいらないとか。そういう、中途半端に読むようなメールが、このテクニックの対象になります。
もちろん、重要なんだけど、チェックさえすれば良いみたいなメールもですね。





checkmark.png 3.定期的タスクに入れておく

さて、Delete meのタグには、どんどん不要なメールがたまっていきます。
これを、数ヶ月に1回程度に定期タスクとして、整理する日を設定しておきましょう。私は、Wunderlistに1ヶ月おきにリマインドされるようにしています。そして、Delete meのタグをチェックするのです。

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私の場合、1ヶ月で数百ぐらいたまっています。
その中で必要と思われるものがあれば、サクッと読んでしまいます。場合によっては、「Delete me」のタグを外すこともあります。おおむね全てチェックしたところで、一気に削除してしまいます。

このいらないメールを一気に処分する感じは、なかなか爽快ですよ。

消す時は、

1.左上にあるチェックボックスをクリック→「すべて」をクリック

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2.「○件をすべて選択」という項目が出るので、クリック
そうすると、見えている部分以外の「Delete me」のラベルがついている全てのスレッドが選択されるのです。

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3.削除しましょう!
ゴミ箱アイコンをクリックすれば、ゴミ箱に移動します。簡単ですね。




eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 ゴミ箱との中間に位置すると考えると良いかも

そんな回りくどいことをしないで、ゴミ箱使えば良いじゃない?

と思われるかもしれませんが、ゴミ箱はそれこそカオスの極みなんですよね。私の場合、Delete meのラベルの中身なんかより、もっと混沌としていて、スパムだらけという感じなのです。そうすると、もはやチェックしようという気さえも起きないのです。
だからこそ、ゴミ箱との中間に位置するものが必要だったのです。一種のクッション材みたいなものですね。
もしよかったら、お試しください。

Googleは、死につつあるのか?(パクリ判別問題編)

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情報管理LOGの@yoshinonです。
先日、「Googleは、死につつあるのか?」という記事を書きました。現在、問題になって大炎上中のキュレーションメディアとGoogleとの関係について書いたものです。今回は、その第2弾ということで、リライト記事によるパクリ問題に対してGoogleが対処しづらいことについて取り上げます。


  
【 Googleは、死につつあるのか?(パクリ判別問題編) 】  

 1.検索スパムまたは検索汚染について

 2.Googleは、必ずしも一次情報を一番とはしていない

 3.記事のパクリ判別問題






checkmark.png 1.検索スパムまたは検索汚染について

先週は、DeNAの運営していたWELQやMERYなどを全て閉鎖というニュースが流れましたね。
それに関しては、こちらの記事がしっかりとまとまっているかと思います。

キュレーションメディアのiemo・MERYに50億円を投じた経営責任 ~DeNAの謝罪会見を解説~ | 中嶋よしふみ
キュレーションメディアのiemo・MERYに50億円を投じた経営責任 ~DeNAの謝罪会見を解説~ | 中嶋よしふみ




また、ネット上の人気者よっぴー氏が、サイバーエージェントが運営するSpotlightという同じようなキュレーションメディアに対して、怒りの声を上げたということがありました。

炎上中のDeNAにサイバーエージェント、その根底に流れるモラル無きDNAとは(ヨッピー) - 個人 - Yahoo!ニュース
炎上中のDeNAにサイバーエージェント、その根底に流れるモラル無きDNAとは(ヨッピー) - 個人 - Yahoo!ニュース






これらに共通するのは、

記事を書いた人に責任があり、運営者には責任はないですよ

ということを全面に押し出しているところです。
しかし、実際のところDeNAの場合は、その記事を書いた人に細かく指示していたことが発覚したわけです。

先日、この記事の第1弾として、「Googleは、死につつあるのか?」という記事を書きました。

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この中でも書いていますが、そのキュレーションメディアによって、検索上位が独占されてしまい、一種の「検索スパム」または「検索汚染」と呼ばれる状況が、起こっています。

そして、記事の量産の現場では、「1本につき90分で書き上げる」という、本当の意味でも粗悪な記事の量産が行われていたことが、明らかになりつつあります。

「MERY」記事量産の現場 「90分に1本のノルマ」インターンが証言 - withnews(ウィズニュース)
「MERY」記事量産の現場 「90分に1本のノルマ」インターンが証言 - withnews(ウィズニュース)




そのような、正確性に欠け、なおかつ他のサイトの情報をパクって仕上げるような記事が、上位に来るというのは、スパム行為以外何物でも無いわけです。しかし、Googleの検索では、これらを的確に排除はできておらず、Googleの検索攻略としては、完全にハックされているという状況が続いています。





checkmark.png 2.Googleは、必ずしも一次情報を一番とはしていない

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では、Googleはこのような問題を認識して、すぐにアルゴリズムの変更を加えれば良いじゃないか?と思う向きもあるかもしれませんが、これがなかなか容易ではないような気がするのです。

Googleを日常的に使っている方ならば分かると思うのですが、Googleは必ずしも一次情報を一番に扱っているわけではありません。むしろ、検索者にとって一番知りたかったことを、最初に表示しようという意図が感じられる結果になっています。

例えば、「東京 天気」で検索した場合、このように表示されます。

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一番最初に表示されるのは、Googleがウェザーニュースから取得したデータを分かりやすい形で表示するようにしています。そして、2番目にYahoo!天気、3番目に日本気象協会のサイト、そして4番目に気象庁のサイトと続きます。
この場合、一次情報である気象庁のサイトは、4番目となるわけです。

前回の記事でも書きましたが、Googleは、今年の初めの頃に「コンテンツ」と「被リンク」そして、その他多くの要素によってページランクしていることを明かしました。

だからこそ、調べ物をするとき、Wikipediaが最初に表示されたりするのです。もしも、これが一次情報を優先してということならば、学会の論文とかがズラリと並ぶことも考えられるわけです。でも、利用者としては、そんなことを望んでいるわけではなく、

「分かりやすく、それを知りたい」だけ

なのです。
そのため、わかりやすく解説されている記事などに被リンクが集まり、自然とページランクが上位になるという構造でした。この場合、大手が意図的に拡散することでたくさんの被リンクを稼いだ方が有利に働くのは、ご存じの通りですね。




checkmark.png 3.記事のパクリ判別問題

さらに、具合が良くないのは、記事のリライト問題なのです。記事を書いた本人にしてみれば、「私の記事のパクリだ!」と分かるものであっても、アルゴリズムはそのように判断しづらいのではないかと思うのです。

ここからは、素人仮説で申し訳ないのですが、もう少しおつきあいください。

Googleのアルゴリズムは、正確には文章を読んでいません。

基本的には、文章中にある語句を解析しているだけなのです(もう少し高度なところまでやっていそうですが、だいたいこんな感じ)。人間であったら、文脈を理解して、「この文章は似ているかも?」と感じることがあっても、人がリライトすることによって検索エンジンはそれを読み取ることが難しくなっているのです。
語順の並び替えや大意をくみ取り文章を組み立てたものは、同一だと判別しづらいのです。

Googleは、ページランクを下げる「具体的なガイドライン」として

 ●オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
 ●コンテンツの無断複製


ということを掲げています。
しかし、現状としては、すれらがスルーされているというのは、まさしくアルゴリズムの盲点を突いているという証拠に他なりません。

確かに著作権の問題に関しては、人間同士でも時々裁判になったりしますが、これが意外と裁判が長引いたりするのは、「同一性」の証明が、なかなかに難しい問題だからです。

大量のライターを雇って記事のリライトをさせるというのは、「人間という不確定なフィルターを用いて、記事をロンダリングする手法」として秀逸ということなのでしょう。
たとえ、それらに正確性や誠実さやコンプライアンスがなくても、です。




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 試される巨人、Google

実際のところGoogle以外の検索エンジンとしては、BingやBaiduなど限られた選択肢しかありません。Yahoo!もGoogleの検索エンジンを使っているしね。実際の規模もGoogl一強という状態は、今後もしばらく続きそうです。
一時期のキーワードを隠し文字として盛り込みまくる手法や、人工的に被リンクを稼ぐ手法などのSEOが席巻したときは、Googleのアルゴリズムの変更があるまで続きました(その後、絶滅)。前回も書きましたが、ここまで検索のハックが明らかにされたからには、これをもう少し巧妙な方法で追従する動きは止まらないでしょう。
まさに試されるGoogleなのです。
まさか、人海戦術で対応するようなGoogleではないので、アルゴリズムによる対応をしてくると思いますが、どのような対応をしてくるか少し楽しみです。




Googleは、死につつあるのか?

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情報管理LOGの@yoshinonです。
WELQやMERYなどの悪質なキュレーションサイトが、現在大炎上中して非公開化しました。情報管理LOGでもずっとウォッチしてきただけに、やっと世の中が動き出したことに少し安堵しています。
私自身も自らバリューを生み出さず、人のふんどしで利益を得るような企業などは、早々に退場して欲しいとは思っていますが、それよりも深刻なのは検索汚染だと思っています。実際のところ、DeNAのそれらの悪質キュレーションサイトが、巻き散らかしたサイトが常にGoogleの検索上位に位置し、「検索スパム」などという言葉が生まれる事態になっています。
今回は、そのGoogleのジレンマについて書いていきたいと思います。


  
【 Googleは、死につつあるのか? 】  

 1.検索スパムまたは、検索汚染について

 2.Googleはコンテンツの正確性を判断できない(しない)

 3.アルゴリズム vs 資本主義的暴力性







checkmark.png 1.検索スパムまたは、検索汚染について


Googleは、検索という点においては、他を圧倒するほどの存在感があります。私もGoogleが大好きで、Google無しではネットライフが、厳しいと思うぐらいです。
しかし、そのGoogleに少しずつ異変が起きてきています。

それは、「検索スパム」または「検索汚染」と呼ばれるような事例が増えてきている問題です。

今回、大問題になったWELQは、医療関係の情報をほとんど精査せずに、怪しい情報やいい加減だったり、嘘の情報を載せた記事が大量にGoogleの検索上位に来てしまっていました。

WELQ閉鎖以前のGoogleの検索結果。広告を除いて1位が、これだからね…。悪質。

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まあ、ここらへんは、もうすでに十分に周知されているので、もう触れなくても良いかと思いますが、実際問題として以前ほどの検索結果のキレが失われているのは、間違いはありません。自分が知りたい情報にたどり着くまで、何ページ先までいくというのも最近じゃ普通になってきました。

また、まとめ記事(これも一種のキュレーションか)や広告が上位に来ることも多く、検索上位は飛ばし読むというのも常態化していました。

情報管理LOGでも、そういう状況からこういうサービスを紹介したこともありました。

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今回一連の騒動で周知された恐ろしいことは、

そのコンテンツが、例え著作権違反であっても、剽窃であっても
リライトした上で、物量をかけていけば上位を独占できる


ということです。

そして、そのための手法として、WELQをはじめとしたキュレーションサイトが、クラウドソーシングなどによって、非常に安価(2000文字につき1000円とか)に記事を大量生産させていたことも話題になりました。

もはや、Google検索は、完全にハックされたと考えても良い状況だということです。





checkmark.png 2.Googleはコンテンツの正確性を判断できない(しない)

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Googleは、今年の初めの頃に「コンテンツ」と「被リンク」そして、その他多くの要素によってページランクしていることを明かしました。




特に「コンテンツ」と「被リンク」が、大きな意味を持つことも述べています。
そして、Googleはウェブマスター向けガイドラインにおいて、どのようなサイトを優遇し、どのようなサイトを厳しく扱うかについて明らかにしています。

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) - Search Console ヘルプ
ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) - Search Console ヘルプ




【具体的なガイドライン】
 ・コンテンツの自動生成
 ・リンク プログラムへの参加
 ●オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
 ・クローキング
 ・不正なリダイレクト
 ・隠しテキストや隠しリンク
 ・誘導ページ
 ●コンテンツの無断複製
 ●十分な付加価値のないアフィリエイト サイト

 ・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
 ・フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
 ・リッチ スニペット マークアップの悪用
 ・Google への自動化されたクエリの送信


今回のWELQなどのキュレーションメディアが、行った手法は上記で言うならば、●の付いている部分が、それにあたりそうです。しかし、実際はGoogleの指先を飄々とすり抜けていました。

それは、2つの問題があります。

1.記事が、人によって生成されたものであること
2.Googleによって、コンテンツの正誤が判断されない(しない)


1は、先ほど書いたように、クラウドソーシングによって安価に大量生産されているということと、パクリと言われていても、リライトされているので、アルゴリズム的には判断がつきかねるという問題があります。

ここで、私たちが気をつけなくてはいけないのは、実は2の方です。

Googleは、そのコンテンツの正誤(正確性)を判断していません。このことは、WELQでも十分に明らかになっています。明らかに医療的に間違って記事であっても、上記のガイドラインに則っていて、さらに被リンクを稼いでいるならば、上位に表示されてしまうのです。

では、Google様が、きちんとその正誤を判断して検索結果として表示してくれれば良いのでは?

と考えてしまうかもしれませんが、果たして本当にそれでよいのでしょうか?
ここで考えたいのは、

Googleは検索結果の裁判所ではない

ということなのです。
私たちは(少なくとも私は)、かなりの部分をGoogleに頼った生活をしています。その上、さらに「何が正しくて、何が間違っているか」までも判断してもらうというのは、かなり危険な考え方なのです。もしも、Googleが、某国のように政治のみならず信条や価値観にまでジャッジをやり始めたら、それこそディストピアでしょう。
科学的に判断のつく範囲ならば可能かもしれませんが、それもどこまで範囲を拡大させれば良いのか?という道義上の問題も発生するに違いありません。

Googleの有名な社是である

Don’t Be Evil(邪悪になるな)

は、Alphabet(Googleを含む大本の会社)になってから

Do the Right Thing(正しいことをやれ)

に変わりました。
果たして、「正しい」というのは、何を指すのでしょうか?





checkmark.png 3.アルゴリズム vs 資本主義的暴力性

先ほどの「1.記事が、人によって生成されたものであること」というのは、こちらの記事でも指摘していますが、資本力のあるものが、安価な労働力で大量生産するという、実に資本主義的な手法が使われているわけです。

DeNA他キュレーションメディアが起こした”事件”は、検索エンジンが資本主義に負けたということ。 - mediologic
DeNA他キュレーションメディアが起こした”事件”は、検索エンジンが資本主義に負けたということ。 - mediologic





まさに資本主義的暴力性と言えます。
今回のDeNAの炎上は、企業があまりにもあからさまにやったために発覚し、それゆえに大バッシングに発展したわけです。しかし、もはやGoogleの死角が、公になってしまったのは確かです。まるで、ダムに開いた小さな穴から水が、溢れ出すように、これと同様なことが増えてくるのは、間違いないでしょう。
いくら道義的な問題点を指摘しても、著作権に違反しないギリギリの範囲で記事を大量生産し、ページランクを上げていき、検索汚染を進めていくという流れは変わらないでしょう。
一時期、隠し文字でキーワードを大量に仕込むというSEOが流行したように、それが無効になる日まで続いていくのです。それこそが、資本主義的暴力性なのですから。

唯一、対抗できるのは、企業側のコンプライアンスでもなんでもなく、Googleのアルゴリズムしかありません。
または、それにとって代わる新しい検索サイトか。

少なくともこれを打ち破るアルゴリズム的ブレイクスルーがない限りは、検索汚染は続くことでしょう。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 でもこれ案外ハードル高そうなんだよね…

Googleだったら、これぐらいアルゴリズムの改良でパッと解決してくれそうと思ってしまいそうになりますが、この問題案外難しいなと感じています。このことに関しては、また別記事で書きたいと思いますが、リライトされたものと元記事との関係性をどう読み取るか?というのが、機械的(AI的)にも判別つきがたいような気がするのです。
とはいえ、私たちのGoogleだったら、それさえも克服してくれそうな気もしますけどね。




なんだか、サイバーマンデーセールでおかしな値段になっています。90%オフでJBLのイヤフォンが、700円台って…。



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