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目に見えることの効用~なぜ脳の中身をアウトプットすべきなのか~ #アウトプット思考法

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情報管理LOGの@yoshinonです。
ここ最近、アウトプットすることの効用を説く本や技法が、注目を集めつつあります。情報管理LOGでも「アウトプット思考法」という考え方について、提唱しています。
特にゼロ秒思考やノンストップライティングのようなひたすらアウトプットすることによって、考えや悩みを整理されていくという手法があるのですが、これらはなぜ有効なのでしょうか?今回は、なぜ脳の中身をアウトプットすべきなのか?について考えていきます。


  
【 目に見えることの効用~なぜ脳の中身をアウトプットすべきなのか~ 】  

 1.ゼロ秒思考やノンストップライティングが目指すもの

 2.思考はフローなので、取り出してやる

 3.アウトプットされたものは、目に見える







checkmark.png 1.ゼロ秒思考やノンストップライティングが目指すもの

ここ最近、自分の脳内をどんどん書き出すというスタイルの技法が注目されてきています。私が、注目している方法は、「ゼロ秒思考」と「ノンストップライティング」なのですが、その亜流系なものも、どんどん紹介されてきていますね。

この2つについては、先日も記事にしたので参照して欲しいのですが、大まかに説明すると、以下のようになります。

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ゼロ秒思考



 ・A4一枚に1分以内
 ・1枚につき4〜6項目
 ・なるべく文章で簡潔に書く
 ・1回に10枚ぐらい書く
 ・1行目は、タイトルで下に下線を引く
 ・各項目から派生することがあれば、別の紙に項目を起こして書く
 ・貯まってきたら、カテゴライズする



そして、ノンストップライティングは、、「アイデア大全」という本で紹介されています。



1.書く準備をしてタイマーを15分間にセットする。
2.タイマーがなるまでなんでもいいからとにかく書き続ける。
3.怖い考えやヤバイ感情に突き当たったら(高い確率でそうなる)、「ようやくおいでなすった」と思って、すぐに飛びつく。

(読書猿著『アイデア大全』P.43より)

両者に共通しているのは、

 ・時間を区切ること
 ・どんな内容でも良いから書きまくること
 ・あとで分類整理すること


です。

それぞれの技法は、細かい手法的な部分に関しては相違点が見られるものの、その本質的な部分においては、かなり酷似しています。というか、ほとんど同じことを言っているようにしか見えません。

限られた時間の中で何でも良いから書きまくり、たまってきた時点で分類整理を試みる

ということです。

この2つとも、目指すところはほとんど同じで、考えが整理されないことや(不安感などもそれに含まれる)、思考が浅い部分を可視化することで、明らかにしつつ、自分の中の深い部分から、(割とムリヤリ)思考を引きずり出すことです。
そのことで、今までにないほど、脳の中がスッキリした感じを味わったり、整理されていなかったモヤモヤが、徐々に整理されていく感じを味わうことが出来るようになるのです。




checkmark.png 2.思考はフローなので、取り出してやる

皆さんは、こういう経験ってないでしょうか?
これは、一人の頭の中で起こっている出来事だと思ってください。

 ①「そういえば、アレやってなかったなぁ」
 ②「あ、明日ってアレやる日だっよな」
 ③「あの準備って、どうなっているんだっけ?」
 ④「あ、○○に任せていたんだっけ。ホッ」
 ⑤「ん?でも、昨日までに連絡が来るはずじゃなかったっけ?」
 ⑥「電話しなくちゃな。」
  ※電話を取り出す
 ⑦「アレ、メール来てる」
 ⑧「子どもの○○の予約?忘れてた…。」


まあ、よくありそうなといえば、ありそうな光景ですよね(極端だけど、ないわけじゃない)。
①~⑧までを見てみると、どんどん思考が流れて行っているのが分かりますよね?
で、大方の予想としては、⑧の段階で①~⑥までのことが失念してしまっているだろうなと予想できます。少なくとも①のことは、忘れてしまっていそうですよね。

でも、これが脳の仕組みなのです。
例えるならば、川の流れのようなものです。次々に川面には、様々なモノが流れてきますが、留まることはありません。それらは、どんどん下流(過去)に流れて行ってしまいます。

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それらの中から、一部をすくい取っているのが、日常の我々の様子(上の①~⑧)です。

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それに対して、ゼロ秒思考やノンストップライティングは、まさに川の流れそのものをアウトプットしてしまおうという試みなのです。

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もちろん、最初はうまくはいきません。だから、最初のうちは手が動かなかったり、流れを受け止めることが難しかったりします。イメージとしては、脳の中を流れる川の細い支流をとらえるだけでも手一杯といった状況でしょうか?

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しかし、慣れてくると、大きな流れをとらえることが可能になってきます。

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もしも、前述の①〜⑧までを、何らかの形でアウトプットできていたとしたら、⑧に意識がいったとしても、適切に①に戻ることも可能になるのです。GTDなどは、まさにこの考え方ですよね。まずは、全てをinboxにというのは、このためです。
あと、ゼロ秒思考もノンストップライティングも、限られた時間の中でやることを旨としていますが、それはこれをやると、意志の力を必要とするからです。だから、あまり長時間はできないのですよね。




checkmark.png 3.アウトプットされたものは、目に見える

さて、ここからは当たり前の話なのですが、アウトプットされたものは、目に見えるようになります。それは、私の頭の中から出たものであったとしても、他の人にも見えることができるという意味です。可視化っていいますよね。
この可視化される状態が、なぜ重要なのかというと、

一瞬前の自分は、果たして自分か?

という問題に突き当たります。
1日前の自分も、1日後の自分も、たぶん揺るぎなく「自分」であることは間違いありません。
しかし、本当に完全に同一なものかというと、そうではないのです。感情も刻々と移り変わるだろうし、考え方だって
刻一刻と変遷しています。ましてや、様々なことを思いつくこの脳みそなどは、一瞬たりともその前の状態と同一とは言えません。先ほど示したように、頭の中は川の流れのように、流れ続けていると考えて良いです。

行く河の流れは絶えずして、元の河にあらず

なのです。
「自分」という容れ物は同じでも、元の自分ではありません。
だからこそ、誰の目にも見えるよう可視化するために、アウトプットしなくてはいけないのです。アウトプットしたものは、誰の目にも見えるからこそ、未来の自分にも見えるのです。



 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 「自分」は、常に可変的だという認識をもつ大切さ

上でも書きましたが、過去も未来もずっと変わらない「自分」だという認識は、すぐに捨てたほうがよです。むしろ、一瞬たりとも同じでいられないという認識をもつことが、実は大事なのではないか?と思っています。
そのことで、説明できることが、とても多いです。例えば、「絶対にやろう!」と思っていたことが、ズルズルとしないままになっていたりすることとかありませんか?もしも、それを思いついた過去と同じ自分だったら、きっとやったはずです。しかし、それをやらないのは、過去とは違う自分だからです。だからといって、そういう調子で全部をやっていたら、社会生活は営めません。一種の生活破綻者になってしまいます。しかし、そうはならないのは、過去の自分から変化しても、何とか持続できる仕組みをもっているからに他なりません。それは、ある時は「タスク」と呼ばれたり、「約束」と呼ばれたり、「意志」と呼ばれているかもしれません。
可変的な自分という存在を認め、未来の自分のために可視化しておくことが、アウトプット思考法なのです。


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