Kindle5周年記念キャンペーンで50%以上OFFなのでオススメを挙げてみる

情報管理LOGの@yoshinonです。
時々、情報管理LOGでは、オススメ本を紹介していますが、たまーに、ごくたまーに「このアフィブログが」みたいなことを言われることがあります。情報管理LOGの他の記事を読んでいただけたら、そんなことはないことは十分に分かると思うのですけどね。
それと、重要なことを書いておきますが、
書籍のアフィで儲けられるのは、本当に大手だけ
だということです。
例えば、「きんどう」や「キンセリ」みたいなところですね。
きんどう
キンセリ(Kindleセール情報まとめリストを1時間ごとに更新)
もしも、アフィで儲けたいと思ったら、カードや怪しい保険など利益率が高いものをガンガン紹介します。でも、そうしないのは、あまり誠実じゃないからですね。特にAmazonさんは、アフィ超渋いですよ。情報管理LOGから購入しても数十円程度にしかなりません。そういうものです。それに儲けたいと思ったら、オフセールの時にしなくても良いわけですよね。
それでも、こうやって書籍紹介をするのは、私がそれをするのが好きだからです。
自分が読んで面白かったなと思った本を紹介するようにしています。というわけで、今回もガシガシ紹介していきます。
❏ 「学力」の経済学
これ、情報管理LOGでは、何度もオススメしている本です。
本当に世に言う「教育について詳しい人」に、爪の垢を煎じて飲ませてやりたい!そして、小一時間問い詰めたいと思ってしまいます。もちろん、ここに書かれていることが、全て正しいとは思っていませんが、それでもここにはエビデンスがあるんですよね。
それに対して、世にはびこる教育に対する様々な直言の数々は、果たしてそれは何の根拠があって言っているのか?と思うわけです。
少なくとも、現在ブラック企業並みに酷いと言われている教育現場に、さらに「英語」だの「プログラミング」だの「道徳」だの「部活」だのと、押しつけることが本当に日本を幸せにすることになるのか?ということを知る上で、とても大事な1冊です。
併せて読みたい↓
中室さんの記事も載っていますが、他にも教育に対するエビデンスのある考えが示されています。雑誌なので、書籍を読む暇がない人は、こちらをどうぞ。
❏ 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか
というわけで、教育つながりでのご紹介。
「マシュマロテスト」って知っていますか?幼児達に部屋で待っていてください。と伝え、美味しそうなマシュマロを残して出て行くとどうなるのか?という有名な実験です。もしも、その間にマシュマロを食べずに我慢すれば、美味しいお菓子をあげるという約束をするのです。要するに意志の力を試されているわけですよね。
この本は、この有名なマシュマロテストだけではなく、様々な実験を通して得られた知見を通して、人生において「成功」するための教育上のコツについて解き明かしています。こういう研究が進んでいるアメリカがうらやましいですよ。本当に。
❏ なるほどデザイン
デザイン思考とか一時期話題になっていましたよね。デザイナーが行っている考え方を一般化しようとしたものです。この本では、もう少しデザイン寄りで、デザイナーがどのような思考でデザインを導き出しているのか?ということについて解説しています。
じゃあ、そういう職種の人が読めば良いのね?
と思われがちですが、むしろ逆で普通に人たちこそ読んでもらいたい本ですね。だってさ、日常的に資料を作ったり、プレゼンをしているじゃないですか?その時に、デザイナー的に考えることができれば、それはとてもプラスに働くはずなんです。
というわけで、ノンデザイナーこそ読む本です。
❏ 仕事が速い人はどんなメールを書いているのか
メールって気づいたら、どんどんたまっていきますよね。
そして、気づいたら、心に重くのしかかる重しのような存在になってしまうこともあるはずです。この本は、非常に実践的にメール処理の早ワザテクニックや、メールで仕事を進めるためのテクニックなど満載です。
さらに、一歩進んで、仕事を進めるというのは、どういうことなのか?
ということが、読んでいるうちに浮き彫りになってくるはずですよ。
❏ アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム
今の世の中は、人工知能を始めとして、様々なアルゴリズムで動いています。
でも、実際問題として
アルゴリズムって何?
と思って人も多いのでは無いかと思います。
この本では、26種類のアルゴリズムを解説してくれています。しかも、図解で非常に分かりやすく。この本を読み終わった頃には、アルゴリズムの仕組みがある程度理解できているはずです。そして、アルゴリズムから見た世界で物事を見られるようになっていることに驚くはずです。
割と世界は、アルゴリズムで動いているのですから。
❏ 「仮想通貨」の衝撃 (角川EPUB選書)
今年は、まさにビットコイン元年でしたね。
1年を通して、仮想通貨の話を聞かない日はないぐらい話題になっていました。それぐらい、私たちの生活に少しずつ近づいて来ているという証拠でしょう。しかし、それでは、かなり話題になっているはずの仮想通貨ですが、どれぐらい理解しているのか?というと、言葉だけが先走りしていて、その実態や仕組みについての理解が乏しいことに気づくはずです。
この本は、EPUB選書なので、サクッと手軽に読めてしまいますが、仮想通貨についての基本的な知識は、しっかりと身につくはずです。
❏ 小説 秒速5センチメートル (角川文庫)
昨年、「君の名は。」ですっかり有名になった新海誠の出世作(「君の名は。」じゃないよ)だった「秒速5センチメートル」のノベライズです。新海誠自身が手がけている本になります。
甘酸っぱくて、切なくて、思い出しただけでも頭をかきむしりたくなる、そんな時期があったかも?と誰もが思ってしまうような小説です。アニメを観た人は、描かれていなかった部分も書かれているので、あの描写は、そういうことだったのか、と腑に落ちるはずです。
❏ 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
上橋菜穂子さんの大ヒット作品である「精霊の守人」シリーズが電子版になりました。ジュブナイル向け?
いや、侮ってはいけません。読めば分かるそのぐいぐい引き寄せられていくストーリー展開に一気読みしてしまうはずです。バルサ超格好いいです。
ちなみに、「精霊の守人」は、アニメも非常にできが良いので、オススメしたいですね。NHKでやってたドラマは、全然ダメ。
Amazonプライムで観られるみたいですね。
❏ マンガでわかる統計学入門
統計学って何?
ぐらいの知識から、入門レベルまでもっていくためには、こういう漫画本ってすごく有効だと思うのですよね。どんな難しいものでも、そこに至るまでの初心者レベルという内容自体が難しくて、その分野自体の敷居をものすごく上げていうるという学問って多いと思うのです。でも、それが自分にとってプラスになるならば、こういう漫画本でもどんどん読んで、山の裾野にたどり着くべきなんです。そこまでの道のりを遠くしてどうする?と常々思っているので、こういう漫画ってありがたいですね。
私は、今年このお陰で統計学の本を読むようになりました。
❏ バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
「100円のコーラを1000円で売る方法」ですっかり有名になった永井孝尚氏が、日本で広めてきた「バリュー・プロポジション・デザイン」に関するバイブル本です。
安売り競争に巻き込まれ、際限なく安売りさせられる
自社製品と非常によく似た製品が発売された
近くに大手のチェーン店ができた
こういう時に、よく慌てふためいて、身も蓋もないような対応をしている企業をよく見かけます。しかし、この本では、そういう危機的な状況こそ、しっかりと自社の持つ価値を見定め、価値を再定義することの必要性を説いています。
価値観が揺れる上司こそ、読んで欲しい本です。
上の本を読むのが難しい人は、こちらをどうぞ。かなりストーリー形式で読みやすいです。
❏ マンガでよくわかる 教える技術
今回は、この手の紹介が多いですが、気にしないでいきます。
知りたいと思えば、どんな手段でも知れば良いのです。よく原典至上主義な人がいますが、確かに色々知った人にとっては、それが至高だと理解できます。しかし、そもそもそこにたどり着いてもいない人にとっては、そんな敷居の高い原典を読む気になれないのです。
というわけで、この本は「行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術」の漫画版です。
どうやったら、人に分かりやすく教え、そして教えられた人がきちんと動くようになるのか?ということを、ものすごく分かりやすく漫画にしてあります。
まあ、この本自体もそれほど難しくはないのですけどね。
❏ コンテナ物語
世の中の物流を担うコンテナが、なぜできたのか?
そして、なぜこの世界は、摩擦と不理解が蔓延しているのか?
こんなあまりにも不釣り合いなテーマ2つが、この本では1つになっているのです。これは、本当にスゴ本と言って差し支えないです。
コンテナという物流を通して、人々の営みにまで視線を広げられる様は、知的好奇心が大いにくすぐられるはずです。
❏ ゾンビ大事典―VSゾンビ生存マニュアル
最後が、これかよー!!
とか言わないでください。
まあ、面白いから仕方がないです。まあ、読む人によっては、クソ本かもしれませんが…。
ゾンビ好きな人は、分かってもらえるはずです。今まで制作されたゾンビ映画を縦横無尽に語り尽くし、どうやったら生き残れるのか?というテーマで書かれています。
秋の夜更けにゾンビ映画を観たくなること必至ですよ。

知的好奇心は止まらない
最近は、本当に色々こだわりが少なくなってきて、上で書いたような原典至上主義でもなくなりました。知りたいと思う人の前では、どんな形であれ、その門は開かれているべきだと思っています。それは、学問であれ、エンタメであれ、どんなものでもです。まずは、その一歩を踏み入れるための敷居は、限りなく低くすることが、そのカテゴリを結果的には豊かにしていくのだと、最近とても思うのです。
というわけで、秋の夜長にどうぞ。
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