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Xperia Hello!は、Pepperくんの対抗馬だった

2017年10月19日
デジタル機器 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
つい先日、SonyからGoogle HomeやAmazon Echoっぽい外観の音声認識するガジェットが発表されました。「Sonyも音声認識方面に来たか」と思っていたら、やや斜め上のPepperくんの対抗馬かも!?と考え直しました。今回は、Xperia Hello!について、他の似ている機器との比較をしていきます。


  
【 Xperia Hello!は、Pepperくんの対抗馬だった 】  

 1.Xperia Hello!って何?

 2.Google HomeやAmazon Echoと似てるけど?

 3.Pepperくんの対抗馬だ








先日、SonyからXperia Hello!という製品が、発表されました。
こういう外観の製品です。





なんだか、目が付いていたり、ボディにディスプレイが付いていたりと可愛いですよね。しかも、音声認識機能も付いていたりと、最近何かと話題のGoogle HomeやAmazon Echoに近い製品っぽく見えます。天気を教えてくれたり、話しかけると応答してくれたり、見守り機能もあるようです。

しかし、値段が驚くことに約16万円!
ちょっとしたPCの値段ですね。

背面は、こんな感じ。





リビングに置いて使用するという用途もかなり似てますよね。





しかし、Google HomeやAmazon Echoと似ていますが、その実態はかなり違います。

ちなみに、Google Homeはこんな感じ。

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そして、Amazon Echoはこんな感じ。





どちらも、音声の呼びかけに応じて、反応してくれる仕組みになっています。例えば、Google Homeだったら、お決まりの「OK Google」または、日本語だったら「ねえ、Google」で音声入力を受け付けるようになります。Amazon Echoの場合は、「Alexa」で反応するらしいです。

ちなみに、これらに似ている製品としては、LINEが一足早くに出した「Clova WAVE」という製品があります。こちらも、色々音声でできるみたいです。音声でLINEが送れるのは、ちょっと良いかもと思ったり。LINE Musicが1年分付いてくるという特典があります。




これらの音声入力機器は、話しかけることで、天気を知ったり、予定の確認ができたり、音楽をコントロールできたり、テレビをコントロールできたりと、まるでちょっとした執事みたいな感じで振る舞ってくれるのです。

Google Homeのイメージ動画です。子ども部屋の目覚ましを鳴らしたりとか、証明をコントロールできるのいいですね!




Amazon Echoの動画です。
かなりGoogle Homeとできることが似てますよね?








さて、話をXperia Hello!に戻すと、これが本当に16万の価値があるのか?と訝しがる向きもあるかと思われます。ちなみに、Google HomeもAmazon Echoも1万数千円程度なので、価格差がすごいことになっています。

しかし、自分的にはこれは、かなりアリなのではないか?と思いました。

まず、一瞬形が、Google Homeなどに似ているので、類似製品かな?と思ってしまいます。しかし、コンセプトが全く違うということは、この動画を観てもらえれば分かるはずです。




開始すぐに気づくと思うのですが、Google HomeやAmazon Echoは、あくまで音声入力開始の合図で初めて応答してくれるのですが、このXperia Hello!は、能動的に話しかけてくるのです。

もちろん、話しかけることで答えてくれる機能もあります。

でも、家族の顔を認識して、伝言を伝えてくれたり、スケジュールを教えてくれたりしてくれるのです。

こちらの動画は、短いけれどもポイントを押さえています。




なんといっても、目と口が付いており、さらにディスプレイがついていることで、コミュニケーションを通して、まるで家族の一員のような存在になってくることを目指しているようです。

Amazon EchoやGoogle Homeが、あくまで静かなアシスタントに徹しているのに対して、この存在感!それは、まるでSoftBankのPepperくんのようです。世界中でAlexaの成功に続けとばかりに、同じような製品を投入しまくっている状況に、こんな方向性もあるんだよ!と示してくれていますね。

これを新手のPepperくんだと思えば、断然この値段もアリだと思えますよね。
現在、予約受付中ですね。







 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 受動的な執事が良いか?能動的な家族が良いか?

Sonyは、AIBOでもそうでしたが、姿勢としてファミリー的な、または人間的なつながりのようなものを割と製品の軸に入れることが多いように思います。今回のXperia Hello!の情報を見ていると、十分にGoogle HomeやAmazon Echoのようなことができるぐらいの技術力があることが見て取れます。しかし、あえてそれをせずに、こういう能動的な関わりを持たせようとする製品を送り出してくるところにSonyの気概を感じざるを得ません。
でも、できることならば、普及品として、Sonyからも受動的な執事のような製品も出して欲しいんだよなあと思ったり。






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