スキャナアプリを比較してみる
情報管理LOGの@yoshinonです。
大量の文章をスキャンするならば、ScanSnapには敵いませんが、1枚2枚レベルの文章だったらiPhoneでスキャンすることも多いです。それぐらい、最近のiPhoneのスキャンアプリは秀逸なのです。
今回は、自分が愛用しているスキャナアプリ6つを比較してみました。
【 スキャナアプリを比較してみる 】 1.Scanner Pro 2.フォトスキャン 3.FasterScan 4.Office Lens 5.Scannable 6.Microsoft Pix |

今回の記事の趣旨としては、優劣をつけるとかではなく、ただ単にそれぞれのスキャアプリを比較してみるというものです。とはいえ、まず最初に紹介するScanner Proは、一番愛用しているスキャアプリです。
このアプリは、これまた愛用しているマルチドキュメントビューアーであるDocumentsを出しているデベロッパーのアプリです。
このアプリが、悪いわけがないのですが、実際に使ってみると、非常に使いやすいのですよね。自分の中では優勝です。
スキャンしたい対象にカメラを向けると…
自動で範囲を認識して、撮影もしてくれます。

そして、いい感じに補正までしてくれます。もちろん、再編集も可能です。


こんな感じにもできます。

こちらは、スキャナアプリに分類するか迷ったのですが、入れることにしました。
実際、写真をスキャンするわけだし。
このアプリは、Google謹製のスキャナアプリです。
「フォトスキャン」という名称の通り、写真をスキャンするためのアプリとして、非常に優秀です。
例えば、このような写真をスキャンする場合、

大体の位置を定めて撮影すると、四隅を順番に廻るよう画面に指示が出るのです。

それで、その指示通りに巡っていくと、写真にできた影やテカリなどが消えていることがわかります。このように1枚の写真を複数箇所からスキャンすることによって、上記のような問題をクリアしているのです。
まさに名前の通り、写真専用スキャナアプリだと思った方が良いです。

このアプリの詳細に関しては、以前記事にもしたので、そちらも参照してください。
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こちちらのアプリは、あまり有名ではないような気もしますが、ご紹介。
これは、本などをスキャンする場合、どうしても本が山なりになっているために、きちんと四角形の中に収まってくれないという問題を解消してくれます。
場所を定めて、「カシャ」。

そして、このように本の曲線に合わせて、スキャン範囲を決定していくのです。そうすると、その画面の歪みも補正された状態でスキャンされるのです。まさに本専用巣スキャナアプリですね。


こちらは、Microsoft謹製のアプリです。
このアプリの特徴は、ずばりOCRです。
実は、他のOfficeサービスとの連携もすごいのですが、自分的にはこれを使う理由はコレなんですよね。
カメラ部分は、他のスキャナアプリと変わらずですが、撮影してからが面白いのです。

保存先をWordを指定すると…

なんと、スキャンされた画像がOCRされて、きちんとテキスト化します。

以前、Scanner ProとOffice LensのOCR一騎打ち企画をしたことがあるので、性能比較はそちらの記事を参照してください。
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こちらは、Evernote謹製のアプリになります。
大御所は、ほとんどスキャナアプリだしてるな。
こちらのアプリの売りは、Evernoteとの連携です。まあ、そこがダメだたったら、Evernote謹製である必要があるわけないですが。それでも、スキャンした画像は、基本的にEvernoteに保存される仕組みです。
自動でスキャンしたい対象にカメラを向けると、自動で撮影されます。

きちんと、トリミング&補正されていますね。基本機能は、優秀なのであまり手を入れる必要はないですね。ただし、画像を細かく調整はできないです。

あとは、Evernoteに保存!

さらに、ScanSnap Evernote Editionを持っていれば、iPhoneだけでScanSnapでスキャン可能になるというおまけ付き。

実は、Evernoteでもスキャンできることを知らない人って、けっこう多いのではないでしょうか?
普通に他のスキャナアプリと同様に自動で撮影してくれます。
こちらは、直接Evernoteに保存されるので、手間無しですね。


最後は、Microsoftで出している静音カメラです。
これ自体、非常に高性能で自分的には標準カメラよりも好きですね。
Microsoft Pixですが、実は最近、スキャン機能が追加されました。あまり知られていませんが、ホワイトボードや名刺、ドキュメントなどを自動判別して、スキャンしてくれるようになったのです。このようにかざすと自動的にスキャン用画像として認識します。
この場合、自動で名刺と判断していますね。

撮影すると、このようになります。

このように再編集やエフェクトなどもできるので、なかなか優秀ですよ。


使うシーンで考えましょう
これだけスキャナアプリが充実してくると、何でも1つに絞っておかず、それぞれ最適な場面で使うのが良いかな?と思います。写真をスキャンするならば、フォトスキャン。本を見開きでスキャンするならば、FastScan。OCRするならば、Office Lensとかね。というわけで、しばらくは、併用しながら使うことになりそうです。
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