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Amazonのレビューはどこを見るべきか?

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情報管理LOGの@yoshinonです。
皆さんは、Amazonとかでポチる時は、何を規準に選んでいますか?
私は、色々機能など検討して、最終的にはレビュー欄で決めることが多いです。でも、Amazonレビューって良いことも悪いことも書いてあって、何を見るべきか迷いますよね?
今回は、私がAmazonでレビューを見る時に参考にしているポイントなどについて書いてみます。

  
【 Amazonのレビューはどこを見るべきか? 】  

 1.レビューと認知的不協和

 2.レビュー欄のチェックポイント

 3.レビューの読み込みで気をつける点

 4.マイナス評価は自分にとってマイナスか?







checkmark.png 1.レビューと認知的不協和

Amazonでポチる人の多くは、レビューを読むのでは無いかと思います。
さて、面白いことに、ある一定数の人たちは、購入後にレビューをせっせと読む傾向にあるようです。これは、認知的不協和と呼ばれるもので、いわゆる酸っぱいブドウの寓話にあるような、自分の都合に合わなかったものに関しては、なかったことにしたり、自分の都合に合う情報のみを選別して得ようとする行動のことです。

ある商品を購入した後、「自分の選択は正しかった」という認知と「その商品は良い」という認知は協和する。逆に「その商品はあまり良くない」という認知は不協和を起こす。よって消費者は購入後にも「その商品は良い」という情報を積極的に求めたり、「その商品はあまり良くない」という情報を得た場合は「その商品は良い」という情報が得られるまで探したり、「でもここは良い」などといった他の角度からの利点を見つけて納得しようとする。

認知的不協和とは|マーケティング用語集|株式会社エスピーアイ



本来だったら購入前の情報を得るためのレビュー欄が、購入後の動機が正しかったことを強化するための装置になってしまっているのです。皆さんもそういう経験ありませんか?

「みんなも『ここが良い』って言ってるし、やっぱり買って良かった!」

みたいな?

これでは、どんな商品であっても、その人が決断すれば良かったことになってしまいますよね?(そして、その「決断」は、レビューを読む事によって、さらに「強化」されてしまう)さらに、その人は、その決断は正しかったと、自らレビューを書くことで、「固定化」しようと試みたりする場合もあるのです。
これは、面白い循環だなと思うわけです。

なので、基本的にレビュー欄というのは、読み込むためのコツのようなものが、存在すると考えた方が良さそうです。
そこで、どのような点を見ていくのかということについて、私なりに考えたことを以下に書いておきます。(もしも、他の視点があったら、ぜひコメントなり、Twitterでメッセージを)




checkmark.png 2.レビュー欄のチェックポイント

まず、レビューの全体傾向を見るようにしています。
例として、先日購入したSoundPEATSのBluetoothイヤフォン(の後継版)のレビューを参照してみたいと思います。




1.一番上の方に表示されるレビュー数と星の傾向
特にマイナーなジャンルの商品でない限りは、そのジャンルの中でレビュー数が極端に低いものは、避けるようにしています。なぜ、そのようにことにこだわるのかというと、サクラのレビュアー対策のためです。

特にどこのモノとか断定はここでは避けますが、明らかに人を雇ってサクラレビューを大量投下している商品というのが存在します。Amazonではないですが、APP Storeのレビュー欄なんかもそういう傾向ありますよね。したがって、数十件~百件程度だったら大いにサクラレビューというのがありえますが、彼らの費用対効果に見合わないレビュー数を獲得しているもの(数百件~千件)に関しては、ある程度の信用度があると考えても良いかと思います。

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2.レビュー数の偏り
次に見るのが、レビューの星の偏りです。
これだけのレビュー数があれば、当然悪評価も少なからず含まれてきます。後述しますが、悪評価を付けられているレビューだからといって、必ずしも問題があるわけではない場合が多かったりします。それよりも、全体の傾向を掴むことの方が重要だと思います。これを見ると、5と4に偏りがあり、3以下が少ない傾向にある事が分かります。

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3.レビュー欄の書き込み量
この段階では、いちいち内容まで見ません。高評価、低評価ともに、どれぐらいの熱量で書いているかを感じ取るのです。サクラレビューは、単なるルーティンワークでやっていたりする場合が多いので、おざなりなレビューをしがちです。しかし、そういう業務としてやっているのではない書き込み数をザッと眺めてみると、その商品を実際に購入し、手に取り使ってみた感想の割合が見えてきます。良い商品は、賛否はあれども、様々な人たちの熱い想いが書かれがちです。逆にその商品を使ってもいないのに、レビューを書いている者もいることが読み取れます。そういう商品は、要注意かもしれません。

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4.カスタマーの画像
これは、案外見落とされがちなポイントだと思うのですが、カスタマーの画像を見るようにしています。そもそも、サクラレビューは商品が手元になかったり、実際の使用感を述べるのに、わざわざ写真を投稿しません。そういう意味では、カスタマーの画像をザッと眺めておくことで、その商品についての理解を深めることができるのです。
「アレ?色味がかなり違うな」とか、「商品紹介に載っていないものが、写っている」とか気づきます。

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checkmark.png 3.レビューの読み込みで気をつける点

全レビューのテキストの形態素解析なんかして、レビュー内容の傾向を掴むなんて記事を書いたらウケるのでしょうが、実際そんなことをいちいちやってられません。そういうのは、一部のパワーユーザーに譲ります。でも、そういうサービスがあったら、ニーズはあるかもですね。

さて、実際のレビューを読んでいくわけですが、私がレビューを読む際には、5と1の星ユーザーのレビューは意識的にカットして読むようにしています。これは、寛大化傾向厳格化傾向を避けるためです。

寛大化傾向というのは、評価者が陥りがちな傾向の一つで、ついつい評価対象に対して甘い評価を付けがちになってしまう傾向のことです。上で述べた認知的不協和を満たすためのものであったり、そもそもその商品に精通していないのだけど、無条件で「良かったかも」と思いがちなな傾向を避けるために、5の評価をカットするわけです。

逆に厳格化傾向というのは、どちらかというと、そのジャンルに精通している人が、厳しい評価を付けてしまいがちな傾向のことを指します。実際は、客観的に見て3~4ぐらいであったとしても、細かい点が気になりすぎて、全体像を見失った評価を下してしまうということが起こりがちです。Amazonのヘビーユーザーは、案外1のレビューを信用しないことが多いと言われるのは、そういう厳格化傾向によるクソレビューが多いからです。

時間が無くて、サクッと読みたい場合は、ここをクリックして

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この「上位の肯定的レビュー」と「上位の批判的レビュー」を読むようにしています。Amazonの場合は、レビュー自体を評価する仕組みを備えているので、レビュー自体をレビューしているこの項目は非常に有効だと感じています。

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あと、上でも書きましたが、カスタマーの画像を投稿しているユーザーのレビューも読むようにしています。これは、わざわざ画像をアップロードするという手間をかけてまで書いていることから、かなり詳細な情報を得ることができやすいからです。



checkmark.png 4.マイナス評価は自分にとってマイナスか?

最後になりますが、マイナスな評価を気にするべきか否か?という問題についてです。
特にレビュー数の多い商品は、絶対に低評価のレビューが一定数つきます。私たちは、ついつい失敗を避けたいという想いが働くために、低評価レビューを他の高評価レビューよりも過大に気にしすぎる傾向にあります。

そこで、低評価のレビューに対して、精神的な抵抗をつけるために以下のポイントでチェックしてみましょう。

☑その欠陥(欠点)は、果たして自分の使用感に影響があるか?
☑自分の使用シーンと一致するか?
☑自分は、使用者として、日頃からその点を気にしているか?
☑他のレビューを覆すほどの内容か?


結局は、それを使用するのは、あなた本人なのですから、そのレビューが自分にとっての正解かどうかなんですよね。特に3番目の「日頃からその点を気にしているか?」というのは、重視したい点ですね。そもそも、今まで気にもしなかった点について低評価だったとしても何の問題があるのか?という少し居直った気持ちを持つことも低評価レビューに振り回されないためにも大事ですね。

逆に自分と同じこだわりポイントの低評価レビューだとしたら、それは読む価値があるかもしれません。

とはいえ、極端な評価は、何らかのバイアスがかかっている場合が多いと考えられるので、私は避けるようにはしています。






 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 完璧な商品なんて存在しない

レビューを読みあさって、レビューアーのクセやレビューの傾向などを読み込んでいくと、「人は実に様々な観点で物事を観察するものだ」というとても月並みな感想が出てきます。百人いれば百様の観点が存在し、商品の価値も百様だということも。
完璧な商品が存在しないということを知るという上でもレビューを読み込む価値はあります。しかし、完璧な商品はなくとも、自分にとってベターな商品もあることが理解できるはずです。結局、回り回って、他者の評価を読んでいるつもりが、自分の中の価値基準を突きつけられるという展開が面白いのですよね。


現在、「ハリー・オーガスト、15回目の人生 (角川文庫)」を読んでいます。
お、面白い!



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