子どもを本好きにさせた我が家の方法

情報管理LOGの@yoshinonです。
我が家には小学生の息子がいるのですが、本が大好きです。だいたい月に20冊以上は、読んでいるのではないかと思います。図書館に行くと山ほど借りてきても足りないぐらいには、読んでいますね。
周囲の子育て世代の方々からは、「どうやってそんな本好きにさせたの?」とよく聞かれます。
そこで今回は、我が家でやった本好きにさせた(と思う)方法について書いていきたいと思います。
【 子どもを本好きにさせた我が家の方法 】 1.学研の「科学」と「学習」作戦 2.親が本を読んでいる姿を見せる 3.読む本を制限しない 4.常に本が手に取れる環境 |
まずは、コレですね。
これは、一体どんな作戦なんだ??と思いますよね。
40代ぐらいの方だったら、学研の「科学と学習」って覚えていますよね?
毎月1回学研のおばちゃんが、「科学」と「学習」という子ども向け雑誌を、届けてくれたのです。これが、その昔自分が子どもだった頃、楽しみで楽しみでしかたがなかったのですよね。
この1ヶ月おきにある楽しみ感って、すごい強烈で未だに、あのワクワク感を忘れられないのです。
そこで、そのワクワク感を同じように演出できないかな?と考えて実行したのが、この作戦です。
我が家では、「日本の歴史」全23巻をまずは、月に一度お小遣いの日に一緒に渡すことにしました。「日本の歴史」は、学習漫画なんですが、意外とコラムが充実していたりと、読み物としても文字量が多かったりします。これが、予想通りに月一のお小遣い並みに楽しみに思うようになってくれたのです。
「日本の歴史」が終わった後は、順調に「世界の歴史」に進み、そして今は「こどもの科学」という雑誌を月一でプレゼントしています。
読むという行為の習慣化が大事だと思うので、楽しみを1ヶ月に一度盛り込むというこの作戦は、大当たりだったと思いました。
ちなみに、「日本の歴史」は、小学館バージョン。そして、「世界の歴史」は、集英社バージョンで読ませました。最近の学習マンガは、変にイケメン&萌え絵になっていてげんなりするので、あくまでスタンダードな感じで。
これは、さまざまな子育て本などでも散々取り上げられてきたので、あえて挙げるのもどうかと思ったのですが、やはりとても大事なポイントだと思ったので、載せることにしました。
自分は、どちらかというとIT機器が大好きなので、どうしてもスマホやタブレットに手が伸びがちなのですが、そこをグッと我慢して、短い時間でも本を読むようにしました。うちの妻は、元々かなりの読書家だったので、特に苦もなくそのあたりは、達成できていました。
とにかく静かに本を読むという姿を見せ、さらに一緒に読書をするのが、一番の近道ではないかと思っています。
我が家では、読む本を特に制限しませんでした。
彼が、読みたいと思ったならば、特に口出しもせず静観するようにしていました。
どういうことかというと、年齢の割に幼い本を手に取ろうが、逆に年齢の割に難しそうな本を手に取ろうが、へんなアドバイスはしませんでした。
一時期、ゾロリにハマった時は、両親ともにむしろ一緒に楽しんだぐらいです。
ちなみに、その年齢のお子さんがいらっしゃる方だったら、怪傑ゾロリの名を目にしないことはないと思います。
子どもたちに圧倒的に人気の怪傑ゾロリ。
もしかしたら、ちょっと下品な表現もあるので、読ませたくないと思う親もいるかもしれませんね。でも、そういうのも含めて、「本を読むという行為」を楽しんでもらえたら良いかと思ったのです。私自身もけっして、いつも高貴な本ばかりを読んでいませんし。
必ずしも年齢に見合ったものだけを読みたいわけではないのですよね。

我が家には、大人の本棚(壁一面を本棚にしている)以外に、子ども用の本棚も作ってあります。作ってありますというのは、私がDIYしたのです。
大した造作ではないのですが、自分専用の本棚があるというのは、嬉しいみたいで、借りてきた本や自分の本などを入れていますね(あまり綺麗な状態じゃないけど)。そして、その本棚の近くにちょこんと座って、本を好きなときに手に取って読んでいます。
ドラえもんが、上の方にズラリと並んでいますが、彼はドラえもんの大ファンなのです。漫画も特に今のところは、読むのを制限していません。漫画ばかり読むということもなく、漫画も本も両方読んでいるようです。
2段目は、一番最初に書いた「日本の歴史」と「世界の歴史」が奥に配置されていて、手前は辞書や図書館から借りてきた本が並んでいます。このあたりは、かなり入れ替えが激しいみたい。
一番下は、汚い…。ノートやら図鑑やらがあります。

文化的資本とかいうけど
文化的資本が、子どもの学力を左右するという研究があります。まさにその通りと思う反面、あまりにも四角四面で考えすぎて、子どもに無理強いしすぎると、ダメなんだよなあと思ってしまいます。上でも書いたけど、まずは自分たちが本を読んでいる姿を見せることが、何よりも大事なのかな?と思ったりします。
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