Documentsの新機能 Wi-Fi Transferが、最高だった

情報管理LOGの@yoshinonです。
Documentsが、アップデートしてWi-Fi Transferという新機能を実装しました。
もうね、画期的で素晴らしく、使いにくいiTunesの代わりになること請け合いなので、ぜひ使って欲しい思いました。
というわけで、今回はDocumentsのWi-Fi Transferについてレポートします。
【 Documentsの新機能 Wi-Fi Transferが、最高だった 】 1.Documentsがアップデートしました 2.Wi-Fi Transferを使ってみる 3.iTunesを経由しないファイル管理なのでは? |
Documentsというのは、iOSで使える超万能ファイラーアプリです。これさえあれば、何とかなるというぐらいには、便利なアプリなのです。
機能を拡張(PDFに注釈や編集)するためには、課金が必要ですが、普通に使う分には無料の範囲でも十分に使えます。
さて先日、Documentsがアップデートしました。

「Wi-Fi Transfer?」
どうやら、Wi-Fi経由でPCとファイルをやりとりできるらしい。
なるほど、やってみますか!
というわけで、さっそく使ってみたいと思います。
下の「サービス」という項目をタップ。

クラウドサービスなどの一覧が出てきますが、その一番上に「Wi-Fi転送」という項目があるので、タップ。

カメラへのアクセスを求めてくるので、OK。

すると、バーコードリーダーが起動します。

今回は、PCと接続したいので、PCの側からDocumentsのWi-Fi TransferのURLにアクセスします。こちらですね。
QR コードによるファイル転送ログイン
そうすると、専用のQRコードが出てきます。

これを、iPhoneで立ち上がっているQRコードリーダーで読みます。
すぐに接続され、iPhone側では、このように表示されます。

そして、ほどなくして接続が完了します。このあたりの速度感的には、iTunesにiPhoneやiPadを接続して認識されるよりは早いです。接続が完了すると、このように表示が変わります。

PC側では、このように表示されます。

それでは、iPhoneにファイルを転送してみたいと思います。
PC側に表示されているファイル一覧の上の方にある「ファイルをアップロード」をクリック。

「Backup.pdf」というファイルを選んで、「開く」をクリック。

そうすると、ほぼ一瞬で転送完了します。
iPhone側を確認すると、

ちゃんと転送されていますね。素晴らしい!
今度は逆に、iPhoneのDocuments内にあるファイルをPCにコピーしてみたいと思います。
ファイル一覧からダウンロードしたいファイルにチェックを入れて、現れた「ダウンロード」というボタンをクリックすると、ダウンロードされます。

複数ファイルの場合は、ZIPでダウンロードされます。

ちなみに、ただ単にファイルをクリックすると、普通にファイルを開くことができます。つまり、PDFだったら、PDFを見ることができたり、音楽だったら聴くことができるのです。
この手軽さを体験してしまうと、iTunes経由でファイル転送をやることが馬鹿らしくなってきます。もったりした動きに付き合わされ、分かる人にしか分からないような機能デザインを覚えなくてははいかず、ということがない簡単明瞭さです。
最近では、iTunesはCDのリッピングにしか使っておらず、曲を聴くときは、もっぱらGoogle Play Musicで聴いています。Google Play Musicには、自動でアップロードされるようになっているのです。
このあたりに関しては、ここらへんの記事を参照してみてください。
Bookmarklet: instantly generate a Card for any web page. | Embedly
Bookmarklet: instantly generate a Card for any web page. | Embedly
で、音楽以外のファイルに関しては、全部DocumentsのWi-Fi Transferで良いのでは?
と思い始めました。
Documentsにさえ送れてしまえば、あとはDocumentsからはどこにでも送れてしまえるのですから。
ファイルの共有Extentionから

どこにでも送ることができるのですから。


iTunesは、いらない子なのでは…
こうやって考えてみると、もはやiTunesは、一つの時代を終えつつあるのかな?と思ってしまいます。Apple自身もApple Musicのような音楽定額制の方に切り替えたがっているしね。現在のAppleの盤石体制を築くのに一役買った頃から考えると、隔世の感があります。
少なくとも私は、ファイルの転送に関しては、今後はiTunesを使う機会が激減しそうです。

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