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「映像研には手を出すな」を今さらながら激推ししたい

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情報管理LOGの@yoshinonです。
マンガ大賞2018で第9位を受賞した「映像研には手を出すな」ですが、皆さんがお読みになりましたか?

私は、遅まきながらも先月、全巻購入し読みました。そして、久し振りに激推ししたい作品だと思いました。というか、もっと早くに読めばよかったと思うぐらいでした。期を逸した感満載ですが、あえて今さらながら、この作品について語って観たいと思います。



  
【 「映像研には手を出すな」を今さらながら激推ししたい 】  

 1.登場人物と舞台設定

 2.「映像研に~」は、スクールオブロックだ!







checkmark.png 1.登場人物と舞台設定

まずは、登場人物から。2巻までの主な登場人物は、女子高生3人しかいません。そして、この漫画は、(2巻までは)3人を中心に進んでいきます(3巻からは、4人…かな?)。
まず一人目は、浅草みどり。
とにかく小さいころから設定を描くことにのめり込み、ことあるごとに空想を膨らまし、それの設定を描きまくります。でも、人前に出たり、人と関わるのが苦手なタイプ。

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二人目は、金森さやか。
浅草の同級生でお金にうるさく、姉御肌的な部分がある。あとで触れますが、人心掌握術に長けているところがポイント。そして、背が高い。

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三人目は、水崎ツバメ。
財閥令嬢で、さらにカリスマ読モという非の打ち所のないお嬢様。親と同じく女優を目指せとずっと言われています。しかし、彼女がやりたいのは、アニメーションを作る(というより作画)こと。

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このかなり個性的な三人が、高校で映像研をつくり、アニメーションの作成に打ち込んでいくというお話なのです。
ちなみに、舞台となる高校は、こんなところにあります。建て増しにつぐ建て増しで、構造が複雑すぎる建物になっています。

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checkmark.png 2.「映像研に~」は、スクールオブロックだ!

他でも指摘している人も多いのですが、この三人の組み合わせというのが、絶妙なんですよね。役割分担と言うべきか。

浅草さんは、監督兼演出的役割を果たします。

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水崎さんは、作画兼演出的、そして広告の役割を果たします。

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そして金森さんが、プロデューサー的役割という実際の映像制作においても重要な三本の柱をちゃんと割り振っているのですよね。

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それぞれにスペックは十分に高いものの、それを十分に生かし切りまとめあげるためには、各々が各々を必要とするというのが、この「映像研に~」の特徴なんです。だから、彼らは「いつから友達なの?」という問いに対して「仲間です」と答えるのです。

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スクールオブロックという映画を観たことはあるでしょうか?




まあ、ハチャメチャな映画で最高に楽しいのですが、ザックリとあらすじだけを書くと、子どもたちが偽物の先生によって、ロックを学び、クラス全員でロックミュージックコンサートを披露するというものです。この映画の重要なところは、クラス全員が演奏家ではないというところなのです。衣装を担当している者もいれば、マネージメントをやる者もいるし、照明や演出を担当する者もいる、ところなのです。

実際の音楽の現場だって、そのように細分化され、それぞれの立場によって音楽に関わっていることから考えると、ハチャメチャなストーリーのように見えますが、実はとても理に適っていると思うのです。

最初のうちは、お互いの存在が未分化な状態だったのが(唯一の例外が金森さんなんだけど)、次第に制作を通して関わっていく中で、自分の立場や役割を自覚していくというのは、なんだか気持ちよいのですよね。

これは、金森さんに言われて、ピンチのためにやる気を失いつつあった浅草さんをたきつける場面。こういうのも実際のプロデューサーの仕事としてありますよね?

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どんなに天才的な才能があれども、それを活かす人がいなければ腐ってしまうこともあります。お互いの不足を補うのではなく、お互いに活かし合っているからこそ良いモノができてしまうという制作の現場のリアル感がこのマンガの醍醐味なのです。

私の好きな台詞は、水崎さんのこの台詞です。
どうして、それを表現しなくてはいけないのか?その内から湧き出るものが、この台詞に凝縮されています。

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eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 というわけで激推し作品です

最初は、ちょっとだけ抵抗感があったのですが、読んでみて180度態度が変わりました。それぐらいインパクトが大きい作品でした。ネット上の批評文なども読みましたが、マンガの台詞の入れ方など技法的な部分への言及が多く、内容に踏み込んでいるものが少なく感じたので、あえて書いてみた次第です。
そういうわけで、まだ私と同じでなんとなく避けていた人は、今すぐ読んでみましょう!

ちなみに3巻からは、映像作りの要素として欠かすことのできない音響が加わってきます!これまた面白い!



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