ScanSnapのIX500でもScanSnap Homeが使えるって知ってた?

情報管理LOGの@yoshinonです。
私は、かれこれ10年以上選手でScanSnapを愛用しています。
現在は、ScanSnap IX500を、毎日酷使しまくっていて、スキャン時に少し「キィキィ」と音が鳴ってしまうぐらいです。メンテナンスしなくちゃ。
さて、そんなIX500のヘビーユーザーの私ですが、つい最近発売されたIX1500には、めちゃくちゃ心が揺れています。買いたいしかし、壊れたわけではないという葛藤と、自分の中の悪魔が、毎日「買えよ。ラクになるぜ?」と囁く超えに抗って、なんとか生きています。きっと、悪魔に凋落される日も近い…。
さて、今回発売されたScanSnap IX1500ですが、その中で特筆すべきは、付属ソフトであるScanSnap Homeの存在が、ものすごく大きいのですよね。あの機能が、IX500でも使えたら…と思っていたら、あっさり使えたよ!というレポートをしたいと思います。
【 ScanSnapのIX500でもScanSnap Homeが使えるって知ってた? 】 1.ScanSnap IX1500がうらやましい 2.ScanSnap HomeはIX500にも対応している 3.実際に使ってみる |
上でも書きましたが、ScanSnap IX1500が出て、正直喉から手が出るほど欲しいのです。
思わず、すぐにブログに書いてしまうぐらいに。
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さて、このIX1500ですが、用紙サイズ毎のフィーダーがついたり

スキャン速度が、かなり上がったり

A3を二つ折りにして、スキャン可能になったり

自動的にスキャン面の汚れを検知してくれるなど

うらやましい限りなのです。
しかし、一番気になっていたのは、ハードウェアの進化よりもソフトウェアの進化でした。今回、ScanSnap付属のソフトウェアが、ScanSnap Homeというソフトに1本化されたのです。
その中でもファイル名の自動生成が、すごい良さそう。

これが、できるならば、もう少し我慢できるかもしれません。
ScanSnap Homeさえあれば…と思っていたのですが、もしかしたら使えるかも!?と思い立ち、調べてみることに。
ScanSnapの関連ソフトウェアをダウンロードできるところにいって
スキャナーScanSnap ドライバダウンロード : 富士通
IX500のWindows10を選んで、「ソフトウェア一覧を表示する」をクリック。

そうすると…ありました!!!

なんと、IX500でもScanSnap Homeは、対応していたのです。しかも、iX500、iX100、S1300i、S1100、SV600とほぼ全ての機種で対応しているではありませんか!

ただし、今まで使っていたScanSnap Managerの機能で使えなくなってしまう機能もあるようです。
ScanSnap Homeでサポートされない機能

正直、あんまり使用していなかった機能なので、良いかということで、思い切って入れてみることにしました。
まず、最初に書いておきますが、ScanSnap Homeを入れると、それまで使っていたScanSnap Managerなどの付属ソフトウェアを全てアンインストールされます。
併存させておきたいというのは、できない相談のようです。
ただし、ScanSnap Managerで扱っていたデータは、全てそのまま引き継ぐことができます。
インストール自体は、以前のソフトウェアのアンインストールもあり、やや時間がかかるものの、あっさりと終了します。

こちらが、ScanSnap Homeです。
以前のクセのあるUIではなく、スッキリとして見やすい感じのUIに変更されています。というか、分かりやすい。

最初に起動したときに、IX500との接続設定をするのですが、チュートリアルに従ってやれば、簡単に接続完了します。※スクショ忘れた…。
ちなみに、私はScanSnapでスキャンしたものは、全て一度Dropboxに入れておきたいので、マイドキュメントからDropboxにフォルダを移動しています。
さらに、ScanSnap Organizerで管理していたデータもインポートできました。

さて、スキャンしてみます。
やり方は、以前と変わらず、ScanSnap上でスキャンボタンを押すで良いのですが、それ以外にもScanSnap Homeでは、ソフトウェア上でスキャンもできるようになりました。
ScanSnap Homeの右上の「Scan」というボタンを押すと

このようなスキャン設定画面が出てきます。

もうすでに、上の画面は、カスタマイズ後の画面になっています。以前、使っていた設定は引き継げませんでした。なので、もう一度、設定し直す必要があります。
スキャン設定を選択し、「Scan」ボタンを押すと、スキャンが始まります。
ちなみに、ScanSnapの蓋を開けたら、ソフトウェアを起動するという設定もできるので、いちいちショートカットをクリックして、ソフトを起動などしなくて良いのが、ラク。

スキャンされると、このように表示されます。ファイル名が自動生成されてるのが、分かりますね。すげー!

しかも、JPEGでのスキャンにもかかわらず、ちゃんと本文までOCRされてる。

PDFのページの削除や回転なども、ここでできているので、サードパーティーの出番なくなるかも。

ScanSnap Homeに変えない理由がない
実際にScanSnap Homeに変えてみましたが、移行に若干時間がかかること以外で、困ったことはありませんでした。むしろ、前述の通り、ファイル名の自動生成があったり、機能面でかなり向上しているので、PDFの簡易編集機能もあったりするので、これ1本でなんとかなりそうな気がしています。
特に何の不満がないどころか、満足感しかないので、旧機種を使っている人もScanSnap Homeに変えてみてはいかがでしょうか?
IX500が、Amazonだと3万円台で買えるのですよね。と思っていたら、IX1500も4万円台前半に値下がりし始めてる!!
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