GoogleフォームでバーコードやQRコードを発効するシステムを組んでみる

情報管理LOGの@yoshinonです。
前回は、「GoogleスプレッドシートでバーコードやQRコードを表示させる方法」についてやりました。Web上のジェネレーターと上手く組み合わせれば、かなり簡単にできることがわかりやすよね?
今回は、それをさらに進めて、Googleフォームで入力された情報を元に、バーコードやQRコードを発効するシステムを組んでみたいと思います。
【 GoogleフォームでバーコードやQRコードを発効するシステムを組んでみる 】 1.フォームの作成 2.スプレッドシートの準備 3.入力して確かめてみる |
まずは、Googleフォームで受付する部分を作成していきます。今回は、実験ですので、非常にシンプルな形にとどめておきます。もちろん、皆さんが使うときは、必要項目を全て盛り込んでください。
1.Googleドライブで新規作成

2.その他>Googleフォーム
Googleフォームは、その他の中にあります。

3.必要項目を入力
必要な項目を作成してください。非常に簡単にできますよ。

Googleフォームの作成の仕方に関しては、関連記事を参照してみてください。なかなか高機能なのですよ。これが、無料とは恐れ入る。
【 関連記事 】
Googleフォームで受付業務もできるぐらいに進化していた件
Googleフォームでアンケートを集計するとすごいラク
4.回答をクリック

5.「回答をスプレッドシートに表示」をクリック
グリーンの十字のアイコンがあるので、それをクリックします。

そうすると、スプレッドシートが立ち上がります。そこにGoogleフォームの回答が蓄積されていくのです。ファイル名などは、自分で好きに変更しましょう。

完成したフォーム。
実験のために入力&送信してみてください。
では、次にスプレッドシートを改造していきます。
先ほどできたフォームの回答先であるスプレッドシートを開きましょう。
6.シートを追加する
スプレッドシートの下の方にある「+」ボタンをクリックして、シートを追加しましょう。

7.新しくできたシートに項目をコピペする
新しくできたシートに「フォームの回答」の項目をコピペします。
そして、さらに新規入力として、「受付番号」「BarCode」と入力しました(この項目名はご自由にどうぞ)。

8.数式をコピペする
さて、新しく作成したシートにデータを反映させて、それをバーコードにしていくわけですが、普通にセルを参照しても上手くいかないのです。なぜならば、フォームでの回答は、行が挿入される形で入力されるので、シート2でフォームの回答部分を参照しても数式が飛んでしまうのです。
そこで、数式自体を工夫します。
たとえ参照先のシートの行が挿入されても問題なく、参照させるために「indirect関数」というのを用います。
したがって、例えばA2には、
=indirect("'フォームの回答 1'!"&cell("address",A2))
という数式を入力します。
B2,C2も同様にindirect関数を入れていきます。
受付番号は、今回はタイムスタンプを活用しようと思うので、タイムスタンプを数値に変換する数式を入れます。
例えば、D2は
=if(A2="","",value(A2))
となります。
そして最後は、バーコードを表示させる部分です。
ここの数式は、前回のimage関数を使った数式を入れます。
=if(A2="","", image("https://www.barcodesinc.com/generator/image.php?code="&D2&"style=197&type=C128B"))
こんな感じになりますね。
image関数に関しては、前回記事を参照してください。
GoogleスプレッドシートでバーコードやQRコードを表示させる方法 - 情報管理LOG
さて、長々と数式の説明をしましたが、サンプルをを用意しましたので、そのスプレッドシートからコピペしてください。
※必ず「ファイル>コピーを作成」で、自分のGoogleドライブにコピーを作成してから、お使いください。
Googleフォームでの受付システム(バーコード版)
では、実際に動くかどうか、試してみましょう。
まずは、こちらで入力して、送信してみてください。
そうしたら、こちらに反映されるか確認してください。
もしも、変わらない場合は、フレームの再読み込みをしてみてください。
自動的にバーコードが、生成されているのが分かるはずです。
※それでも、反映されないときは、4~5分程度お待ちください。

受付システムできるよね
現在、Googleフォームでは、GAS(Google App Script)を使えば、項目にメルアドがあった場合、自動返信も可能なのです。そうすると、受付完了と同時に、バーコード生成のためのURLも送れば、あっという間に受付システムができてしまうのですよね。しかも、無料で。もちろん、何千人とかいう規模には向いていませんが、普通のちょっとした集まりなどの受付システムだったら、これで十分ではないかと思います。
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