メモやノートアプリの使い分けは、こうやっているよ

情報管理LOGの@yoshinonです。
私は、メモアプリやノートアプリ(Webサービス)が大好きなので、気になるアプリがあったら、すぐにダウンロードして使ってみるという習性があります。といはいえ、メインで使っているアプリは、案外ぶれていなかったりします。
今回は、実際に自分がメインで使っているメモやノートアプリをどのように使い分けているのかについて書いていきます。
【 メモやノートアプリの使い分けは、こうやっているよ 】 1.Google Keep 2.Scrapbox 3.Wunderlist 4.Textforce 5.iPhoneの標準メモ帳 6.FastEver 7.DayEntry |
まずは、Google謹製のメモアプリであるGoogle Keepです。
とにかくGoogleとのサービスとの連携が良いのが、気に入っています。GmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメントなどでは、右側にGoogle Keepを表示させることもできます。なので、メモしたことを、即利用できるというのも、かなり良いのですよね。
Gmailで表示させたところ。

Googleドキュメントにドラッグ&ドロップしたところ。

でも、Google Keepの真骨頂は、そこではないのです。
何かというと、それは、OCRがスゴイことなのです。
かなりの割合でOCRアプリとしてしようしていたりします。
※OCRとは、画像からテキストに変換する機能のことです
例えば、iPhoneでどうしても文字が選択できないときとかは、サクッとスクショを撮って、Google Keepでテキスト化しています。こんな感じですね。

私が、一番良くやるのが、本の目次のテキスト化ですね。下で触れるScrapboxで読書メモを撮る際に、目次は必須なので。電子書籍でも紙の本でも簡単にテキスト化できてしまいます。

これが、本当に便利すぎて、Google Keep最高!となっています。
Google Keepでいつの間にか日本語のOCRもできるようになってた!
ブランケット([])で囲むと、リンクができるというWebサービスです。
Scrapbox - チームのための新しい共有ノート
情報管理LOGでも何度も取り上げているし、様々な方が、「Scrapboxすげーよ!」と書いているので、そろそろ知名度も上がってきているかな?と思いますが、いかがでしょうか?
Scrapboxは、情報のテナガザルなのかもしれない
実は、Scrapboxは、あのPCの名作メモアプリである紙Copiの作者である洛西一周氏もメインの開発に携わっているというつながりが!!
※2019年にもなりましたが、PCでのメモアプリは、未だに紙Copi一筋です。
Scrapboxと紙copiとの意外な接点とは?
この使い勝手の良さは、まさしく紙Copiそのものの感触で悪いわけがありません。
私は、主に読書メモをScrapboxに残しています。
倉下氏が、作成してくださったブックマークレットを使用して、Amazonから書誌情報をScrapboxに取り込み、さらに上でも書いたGoogle Keepから目次を貼り付けています。
Scrapboxに書籍情報を登録する最高すぎるブックマークレット
あとは、本を読んでいて気になる点をどんどん音声入力などでメモして、あとでブランケットで囲って、情報のつながりを作成していくのです。そうすると、読んだ本同士が、徐々につながっていく感覚が得られるのです。この体験は、使ってみろ!としか言えないです。まだ、未体験の人は、時間と手間はかかりますが、やる価値ありますよ!
あと、iPhoneでは、Porterというアプリがあるので、そこからScrapboxに書き込んでいます。
Wunderlistは、タスク管理アプリです。
Microsoftに買収されて、あげくMicrosoft To-Doという微妙なアプリにいつか統合されるみたいなアナウンスをされていますが、全然普通に使えています。それどころか、ちゃんとアップデートされています。もしも、Microsoftのアナウンスのせいで、遠ざかっていた人がいるならば、全然大丈夫だから戻ってきた方が良いよ!とお伝えしておきます。
さて、タスク管理アプリをメモアプリに入れて良いか迷うわけですが、実際問題として、自分のやるべきことをどんどんタスクとしてメモしているので、まあメモの一種として考えて良いかなと思っています。
思いついたことを、どんどん音声入力でタスクとして登録していきます。これが、快適すぎて最高なのです。こんな感じですね。

登録されたものは、こちら。自動で、日付やリマインダーが入るのです。素敵でしょ?

サブタスクやメモも入れられるし、Dropboxなどからファイルも添付できるし、どうしてこれが全て無料なんだ?と思える最高のタスクアプリなのです。
iPad miniやiPhoneで長文ノートを取る際は、必ずこのアプリを使用しています。Dropboxに保存されるようにしているので、すぐさまPCでも続きを打てるというのが、最大の魅力ですね。しかも、保存形式が、独特なものではなく、単なるテキストファイルというのが、とても好感が持てます。やはり汎用性が高いの大事ですよね。
情報管理LOGは、半分ぐらいは、このTextforceで書かれています。このアプリに音声入力や、または外付けキーボードでガシガシ入力しているのです。
原稿を書くときに使っているツール(2019年版)
そして、PCでは、紙Copiで続きを入力するという感じですね。
※最近は、Googleドキュメントも併用中。

iPhoneの標準メモ帳使っていますか?
アレね、絶対馬鹿にできないですよ。テキストしか保存できないとか思い込んでいる人は、かなり前で認識がストップしている人です。
例えば、スキャンできたり


同じメモにどんどん追記できたりします。この追記機能、本当に便利すぎて、多用しています。

あと、表を作成できたりとか

写真を直接加工できたりとか

メモを他の人とも共有可能なのです。



【関連記事】
iOSのメモ帳アプリの使えるマイナー機能7選
iOSのメモ帳でスキャンできるって知ってた?
iCloudでiPhoneのメモ帳アプリをハックする
iOSのメモ帳って共有から追記できるって知ってた?
メモで欠かすことができないのが、やはり2019年段階でもEvernoteですね。ラスト2つは、Evernote関連のアプリから(Evernote関連は、他にも紹介したいのが、たくさんあるのですが、我慢して2つだけにしておきます)。
まずは、FastEverです。
Evernoteへの即メモとしては、様々なアプリを使い倒してきましたが、最終的に落ち着いたのが、このFastEverです。
とにかく、起動が速く、無駄なモノがないというのが決め手です。Evernote自体は、多少モッサリしていても、メモをキャプチャーできる速度だけは、速ければ問題ないという考えです。とにかく、思いついたことをどんどん入れておけば、安心できるのです。
起動→入力→保存
という速度感が、圧倒的に速いのですよ。
最後は、割と最近切り替えたアプリから。
これは、Evernoteに追記できるアプリなのですが、私はライフログをこのアプリで入力しています。今までずっとPostEverというアプリを使用していたのですが、それがいつの間にかAppStoreから消えてしまっていたのです。まあ、iPhoneから消さない限りは、使えるので良いのかもしれないのですが、将来的なことを考えると、どうしても不安がよぎります。そこで、思い切って切り替える事にしました。
PostEverがAPPから消えてしまったので代替アプリとしてDayEntryを推したい
少しの間、PostEverと併用していたのですが、先月段階で完全に切り替えました。
情報管理LOG1371PostEverからDayEntryに完全に乗り換えました
もはや、PostEverの完全上位互換なので、不満感ゼロですね。
ライフログを取り始めて、9年目に突入しましたが、まだまだ続けることができそうです。

メモの分散化が気になるところです
一応、ほとんど「このメモは、ここに保存する」と決まっているので、メモをとるときに、何を使うのか迷うことはないのですが、それでもメモ自体が、分散化しているのは、少々気になるところではあります。とはいえ、使い勝手の良くないモノに、集約しても仕方が無いので、どうにもジレンマ感はありますね。
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