Wordで=rand()を使うと、ダミー文章できるよ

情報管理LOGの@yoshinonです。
今朝仕入れたてのネタを右から左へみたいな感じで申し訳ないのですが、自分的に衝撃的だったので、シェアも兼ねて記事にします。長いことOffice使っていたけど、知らなかったTipsでした。皆さんもこの衝撃味わって欲しいです。
【 Wordで=rand()を使うと、ダミー文章できるよ 】 1.Wordで=rand()をするとダミー文章が! 2.=rand()とは? 3.他ではどうか? |
今朝方、ネットを見ていたら、衝撃的ツィートが…。これです。
Word文書で適当な文章を入力したい時は、「=rand()」と入力してEnterを押すとサンプル文章が挿入されます。覚えておくと便利な小技ですよ。 #MSHelpsJP
— マイクロソフトサポート (@MSHelpsJP) 2019年3月17日
えっ?嘘でしょ?
と思ったので、即試してみました。

本当にダミー文章が、挿入されてる!
もう一回やってみると、同じ文章が挿入されます。

何度かやってみましたが、どうやら出てくる文章は、1種類のようです。
=rand()は、元々は関数なので、関数としての挙動を確かめてみます。
=rand(5)と打ってみたらどうなるでしょう?

上の画像のようになりました。分かりやすく番号を振ってみましたが、要するに=rand(5)は、五段落分と段落数を指定する数字になるようです。どうやら、最大26000文字数分しか出ないらしい。
さらに、こんな情報が。
アルファベット版もあるんでしたよね =lorem()
— ENOMOTO (@hitoshi_enomoto) 2019年3月18日
ダミーテキストが必要なときがあるので利用させてもらっています
なんと、英語もいけるらしい。というわけで、やってみました。
できたー!

どうやら負荷テストなどのためにある機能みたいです。
アメリカ本社の人に聞いたら、
— ちょまどMadoka@エンジニア兼マンガ家 (@chomado) 2019年3月18日
この Word の
rand(段落数) でサンプル文章が挿入される機能は
もともとテスト用や負荷テスト用などに使われている機能らしいよ☺️
debug 用ってことだ💡 https://t.co/RDuRT3ciUa
そもそも、=rand()とは何かというと、表計算ソフトで0以上1未満のランダムな数字を出すための関数です。
こんな感じですね。

ちなみに、再計算すると、そのたびに数字が変わります。まさにランダムに数字を表示するのです。

で、int関数と組み合わせると、このようにランダムな整数を取り出すことができるのです。閑話休題。

では、他のOfficeでは、どんな挙動をするのでしょうか?確かめてみました。
まずは、PowerPoint。できますねぇ。

次にiPhoneのWordでは、どうでしょう?

こちらも、ちゃんと表示されます。
さらに、iPhoneのパワポでも確かめてみます。できていますね。


モックアップなどで役立ちそう
Microsoftの中の人が、ソフトの点検などのために使うコマンドが、意外にも私たちにも役立ちそうです。サクッとサンプルページを作成したり、モックアップを作成するなどに使える場面けっこうありますよね?こういうダミー文章って、ありそうでないので、生成するのが面倒だったりします。そういう面倒をなくしてくれるのありがたいですね。
今読んでいます。なかなか面白い!
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