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Googleカレンダーのスケジュール一括登録にアドオンタイプが登場!

2019年03月28日
Google 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
年度末、そして年度始めの時期って本当に忙しいですよね。私も毎日忙しく働いています。
さて、新年度になったらやることの一つに、1年分の予定を入力するようにしています。個人的な予定もそうですが、それと併せて、職場の年間スケジュールも入力しています。数年前までは、1件1件ポチポチと手作業で入力していましたが、今ではGoogleカレンダーに一括自動入力しています。もう、手作業で入力していたあの手間何だったの?ってなります。
これに関しては、過去記事でも扱っているので、ぜひとも参照していただきたいのですが、

年度始めだからこそやりたい!Googleカレンダーにスケジュールを一括入力する方法(安定版)

今回は、このスケジュール一括登録のGASを作成してくださった@Yuhei_FUJITA氏が、新たに開発したChromeのアドオンタイプが登場したよ!ということについて書いていきます。
これは、ぜひとも期待したいですね。



  
【 Googleカレンダーのスケジュール一括登録にアドオンタイプが登場! 】  

 1.Googleカレンダーにスケジュールを一括登録する(GAS版)

 2.Chromeのアドオンタイプが登場!

 3.現在の問題点








上でも書きましたが、年度の終わりや年度の初めに1件1件ポチポチとGoogleカレンダーにスケジュールを入力していませんか?10件20件程度だったら、まあ手入力でも良いと思うのですが、100件とかになると、人の手でやるものではないなと思ってしまいます。

そこで、情報管理LOGで毎年のように記事にしていますが、Googleカレンダーへのスケジュール登録は、一括でやってしまいましょう。ただでさえ忙しい時期の仕事を少しでも減らしませんか?

やり方に関しては、非常に簡単です。こちらの方に詳細を書いていますので、ぜひ参照してください。

年度始めだからこそやりたい!Googleカレンダーにスケジュールを一括入力する方法(安定版)



まずは、このGoogleスプレッドシートを自分のGoogleドライブにコピーしましょう。

スケジュール登録 ver.1.1 (安定版) 情報管理LOG版


1.自分のGoogleドライブにコピーを保存する


絶対にコピー元でやらないでください。
このように、コピー先での名称を決めてコピーしましょう。




2.スクリプトエディタを起動




3.「実行」→「onOpen」




4.承認をする




5.カレンダーの一覧取得をする
「自動処理」→「カレンダー一覧取得」
で、自分のGoogleカレンダーの一覧を取得しましょう。




そして、承認。








6.スケジュールの入力
項目毎に入力していきましょう。とはいっても、職場の年間スケジュールなんて、エクセルとか何らかの形でデータ化されていますよね?それをコピペで良いと思います。



 ・入力したいカレンダーの選択
 ・スケジュール名
 ・日付形式(終日か日時指定)
 ・日付(日時指定だったら、「開始日時」「終了日時」を指定)

  →終日の場合:2019/04/01のように記述
  →日時指定の場合:開始日時と終了日時を2019/08/01 10:13:00のように記述



7.一括登録!
「自動処理」→「作成」
で一括入力が、始まります。200件程度だったら、数分で完了します。




ちょっとすごいと思いませんか?
一見、難しく見えるかもしれませんが、このままの通りやっていけば、誰でもできます。





このGoogleカレンダーへの一括登録を開発してくれたのは、上でも紹介しました@Yuhei_FUJITA氏です。

その彼から久しぶりに連絡がありました。その中でなんと例のGoogleカレンダー一括登録のGASの代わりに、Chromeのアドオンを作成したというではありませんか!

Google Apps ScriptでスプレッドシートとGoogleカレンダーを連携させて予定一括登録アドオンを作った - Qiita

これは、久々のビックなヤツが来た予感がする!!
使い方やスクリプトに関しては、上の記事に書いてあるので、ぜひとも見ながらやっていただきたいのですが、イマイチ分かりづらかった面もあったので、画像付きで紹介いたします。併せて読んでもらえると、素人でも使えると思いますよ!


1.スプレッドシートを作成する
まずは、何でも良いのでGoogleスプレッドシートを作成しましょう。分かりやすい名称にしたら良いですね。

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2.スクリプトエディタを起動
ツール > スクリプトエディタ
でスクリプトエディタを開きます。

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3.スクリプトファイルを作成
スクリプトエディタを起動したら、すでに「コード.gs」というのが、作成されていますので、そのままでも良いですし、新規にスクリプトファイルを作成しても良いです。

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4.コードをコピペ
さあ、ここから本番ですよ!
Githubから「ScheduleGenerator」のコードをコピペします。こちらにアクセスしてみてください。

YuheiFUJITA/schedule-generator-for-qiita

そこにある「code.js」を開きましょう。

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コードが表示されるので、右上にある「RAW」をクリック。

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コードが全て表示されるので、それを全て選択してコピーします。

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そして、スクリプトエディタに貼り付け。

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5.HTMLファイルを新規作成
HTMLファイルを新規作成します。

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そして、名前を「sidebar.html」とします。

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6.sidebar.htmlのコードをコピペ
先ほどと同じように前述のGithubから、「sidebar.html」をクリックします。

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先ほどと同じ流れで「RAW」をクリックして、コードを表示させ、それを全て選択してコピーです。

2019032711.png



HTMLファイルを新規作成すると、デフォルトで<body>とかが最初から入っているので、全て消してから、貼り付けしましょう。

2019032712.png



7.保存する

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8.スプレッドシートを再読込
GASが設定されましたので、F5を押して再読込しましょう。GASが、反映されるまで時間がかかる(1分ぐらい)かかることもあります。大抵はすぐに反映されます。



9.アドオンから呼び出す
この手順で先ほどの「sidebar.html」を呼び出しましょう。

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途中、「承認」が求められます。

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そして、さらに警告が出てきます。「怖い」と思うかもしれませんが、気にせずに「詳細」をクリックしてください。

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そして、「(安全ではないページ)に移動」をクリック。

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アカウントへのアクセスのリクエストを「許可」します。ふぅ。長い。

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そうすると、やったー!サイドバー出てきた!!

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10.シートの追加
サイドバーの「シートの追加」をクリックしましょう。すると、このように新しいシートが作成され、テンプレートが読み込まれます。

2019032720.png



11.スケジュールを入力する
スケジュールを入力していきます。「タイトル」にスケジュール名を。カレンダーは、どのカレンダーに追加するか。終日の予定だったら「終日」にチェック。そして、開始日と終了日の設定をします。日時の設定は、「2019/06/22 12:16」みたいな記述をしましょう(時間は、省略可)。

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12.登録をクリック

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13.登録完了!
スケジュール無事登録されると、左側にチェックがつきます。

2019032723.png



では、本当にカレンダーに反映されているか見てみましょう。
ちゃんと反映されていますね!

2019032724.png





非常におしゃれな感じになったアドオン版なのですが、既知の問題点があります。上の方で「終日」で登録できていましたが、実際は終日での登録だと上手く登録できません。
現在、制作者の@Yuhei_FUJITA氏にバグの報告と修正の依頼をしています。

2019032725.png



しかし、リアル生活の方が、忙しいようなので、少し待ちましょう(リアル生活大事!)。
そういうわけで、お急ぎの方は、今まで通りアドオン版ではないタイプの安定版をオススメします。

スケジュール登録 ver.1.1 (安定版) 情報管理LOG版




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 スケジュール登録は、自動化がオススメ

Googleカレンダーを使っていても、昔ながらに1件1軒手作業で登録しているのでは、アナログと大差ありません。Webサービスを使う利点、デジタルを使う利点とは、手作業を離れ、自動化が可能な点にあります。100件超のスケジュールを手でやる必要はないのです。また、スケジュール登録が、自動的にWunderlist(タスク登録)と連動したりとか、自動化ポイントはたくさんあります。とにかく、「繰り返し」「同じ作業」をするものに関しては、基本的に自動化を目指した方が良いと思っているのですよね。




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