Googleカレンダーのスケジュール一括登録にアドオンタイプが登場!

情報管理LOGの@yoshinonです。
年度末、そして年度始めの時期って本当に忙しいですよね。私も毎日忙しく働いています。
さて、新年度になったらやることの一つに、1年分の予定を入力するようにしています。個人的な予定もそうですが、それと併せて、職場の年間スケジュールも入力しています。数年前までは、1件1件ポチポチと手作業で入力していましたが、今ではGoogleカレンダーに一括自動入力しています。もう、手作業で入力していたあの手間何だったの?ってなります。
これに関しては、過去記事でも扱っているので、ぜひとも参照していただきたいのですが、
年度始めだからこそやりたい!Googleカレンダーにスケジュールを一括入力する方法(安定版)
今回は、このスケジュール一括登録のGASを作成してくださった@Yuhei_FUJITA氏が、新たに開発したChromeのアドオンタイプが登場したよ!ということについて書いていきます。
これは、ぜひとも期待したいですね。
【 Googleカレンダーのスケジュール一括登録にアドオンタイプが登場! 】 1.Googleカレンダーにスケジュールを一括登録する(GAS版) 2.Chromeのアドオンタイプが登場! 3.現在の問題点 |
上でも書きましたが、年度の終わりや年度の初めに1件1件ポチポチとGoogleカレンダーにスケジュールを入力していませんか?10件20件程度だったら、まあ手入力でも良いと思うのですが、100件とかになると、人の手でやるものではないなと思ってしまいます。
そこで、情報管理LOGで毎年のように記事にしていますが、Googleカレンダーへのスケジュール登録は、一括でやってしまいましょう。ただでさえ忙しい時期の仕事を少しでも減らしませんか?
やり方に関しては、非常に簡単です。こちらの方に詳細を書いていますので、ぜひ参照してください。
年度始めだからこそやりたい!Googleカレンダーにスケジュールを一括入力する方法(安定版)
まずは、このGoogleスプレッドシートを自分のGoogleドライブにコピーしましょう。
スケジュール登録 ver.1.1 (安定版) 情報管理LOG版
1.自分のGoogleドライブにコピーを保存する

絶対にコピー元でやらないでください。
このように、コピー先での名称を決めてコピーしましょう。

2.スクリプトエディタを起動

3.「実行」→「onOpen」

4.承認をする

5.カレンダーの一覧取得をする
「自動処理」→「カレンダー一覧取得」
で、自分のGoogleカレンダーの一覧を取得しましょう。

そして、承認。


6.スケジュールの入力
項目毎に入力していきましょう。とはいっても、職場の年間スケジュールなんて、エクセルとか何らかの形でデータ化されていますよね?それをコピペで良いと思います。

・入力したいカレンダーの選択
・スケジュール名
・日付形式(終日か日時指定)
・日付(日時指定だったら、「開始日時」「終了日時」を指定)
→終日の場合:2019/04/01のように記述
→日時指定の場合:開始日時と終了日時を2019/08/01 10:13:00のように記述
7.一括登録!
「自動処理」→「作成」
で一括入力が、始まります。200件程度だったら、数分で完了します。

ちょっとすごいと思いませんか?
一見、難しく見えるかもしれませんが、このままの通りやっていけば、誰でもできます。
このGoogleカレンダーへの一括登録を開発してくれたのは、上でも紹介しました@Yuhei_FUJITA氏です。
その彼から久しぶりに連絡がありました。その中でなんと例のGoogleカレンダー一括登録のGASの代わりに、Chromeのアドオンを作成したというではありませんか!
Google Apps ScriptでスプレッドシートとGoogleカレンダーを連携させて予定一括登録アドオンを作った - Qiita
これは、久々のビックなヤツが来た予感がする!!
使い方やスクリプトに関しては、上の記事に書いてあるので、ぜひとも見ながらやっていただきたいのですが、イマイチ分かりづらかった面もあったので、画像付きで紹介いたします。併せて読んでもらえると、素人でも使えると思いますよ!
1.スプレッドシートを作成する
まずは、何でも良いのでGoogleスプレッドシートを作成しましょう。分かりやすい名称にしたら良いですね。

2.スクリプトエディタを起動
ツール > スクリプトエディタ
でスクリプトエディタを開きます。

3.スクリプトファイルを作成
スクリプトエディタを起動したら、すでに「コード.gs」というのが、作成されていますので、そのままでも良いですし、新規にスクリプトファイルを作成しても良いです。

4.コードをコピペ
さあ、ここから本番ですよ!
Githubから「ScheduleGenerator」のコードをコピペします。こちらにアクセスしてみてください。
YuheiFUJITA/schedule-generator-for-qiita
そこにある「code.js」を開きましょう。

コードが表示されるので、右上にある「RAW」をクリック。

コードが全て表示されるので、それを全て選択してコピーします。

そして、スクリプトエディタに貼り付け。

5.HTMLファイルを新規作成
HTMLファイルを新規作成します。

そして、名前を「sidebar.html」とします。

6.sidebar.htmlのコードをコピペ
先ほどと同じように前述のGithubから、「sidebar.html」をクリックします。

先ほどと同じ流れで「RAW」をクリックして、コードを表示させ、それを全て選択してコピーです。

HTMLファイルを新規作成すると、デフォルトで<body>とかが最初から入っているので、全て消してから、貼り付けしましょう。

7.保存する

8.スプレッドシートを再読込
GASが設定されましたので、F5を押して再読込しましょう。GASが、反映されるまで時間がかかる(1分ぐらい)かかることもあります。大抵はすぐに反映されます。
9.アドオンから呼び出す
この手順で先ほどの「sidebar.html」を呼び出しましょう。

途中、「承認」が求められます。

そして、さらに警告が出てきます。「怖い」と思うかもしれませんが、気にせずに「詳細」をクリックしてください。

そして、「(安全ではないページ)に移動」をクリック。

アカウントへのアクセスのリクエストを「許可」します。ふぅ。長い。

そうすると、やったー!サイドバー出てきた!!

10.シートの追加
サイドバーの「シートの追加」をクリックしましょう。すると、このように新しいシートが作成され、テンプレートが読み込まれます。

11.スケジュールを入力する
スケジュールを入力していきます。「タイトル」にスケジュール名を。カレンダーは、どのカレンダーに追加するか。終日の予定だったら「終日」にチェック。そして、開始日と終了日の設定をします。日時の設定は、「2019/06/22 12:16」みたいな記述をしましょう(時間は、省略可)。

12.登録をクリック

13.登録完了!
スケジュール無事登録されると、左側にチェックがつきます。

では、本当にカレンダーに反映されているか見てみましょう。
ちゃんと反映されていますね!

非常におしゃれな感じになったアドオン版なのですが、既知の問題点があります。上の方で「終日」で登録できていましたが、実際は終日での登録だと上手く登録できません。
現在、制作者の@Yuhei_FUJITA氏にバグの報告と修正の依頼をしています。

しかし、リアル生活の方が、忙しいようなので、少し待ちましょう(リアル生活大事!)。
そういうわけで、お急ぎの方は、今まで通りアドオン版ではないタイプの安定版をオススメします。
スケジュール登録 ver.1.1 (安定版) 情報管理LOG版

スケジュール登録は、自動化がオススメ
Googleカレンダーを使っていても、昔ながらに1件1軒手作業で登録しているのでは、アナログと大差ありません。Webサービスを使う利点、デジタルを使う利点とは、手作業を離れ、自動化が可能な点にあります。100件超のスケジュールを手でやる必要はないのです。また、スケジュール登録が、自動的にWunderlist(タスク登録)と連動したりとか、自動化ポイントはたくさんあります。とにかく、「繰り返し」「同じ作業」をするものに関しては、基本的に自動化を目指した方が良いと思っているのですよね。
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