情報管理LOG
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Evernoteに代わるアプリが見出せない

2019年05月28日
Evernote 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
Evernoteを使い始めてから9年目を迎えました。10年目が視野に入っていきている状態です。一つのサービスを10年間近く使い続けるというのは、ネット時代において実は非常に稀有なことなのですよね。
そういうわけで今回は、Evernoteの代わりを見出そうとしても、なかなか見つからない問題についてです。


  
【 Evernoteに代わるアプリが見出せない 】  

 1.Evernoteを使い始めて9年目になりました

 2.Evernoteは、貯蔵庫という認識

 3.Evernoteに代わるアプリがない問題








Evernoteを使い始めて9年目になりました。もう少しで10年目になろうかとしています。
ノート数は、本日段階で25710でした(思ったほど多くはない)。
一時期、断捨離したことがあって、1万ほどノートを削除したことがあったのですが、まだまだ限界の10万ノートまでには、余裕がありそうですね。

およそ10年ぐらい使っている計算になるEvernoteですが、それぐらいの長さに渡って使い続けているサービスって、そんなに多くはないのですよね。ほとんどのネット系のサービスは、10年未満で修了してしまうことが多く、続いているだけでもスゴイと思ってしまいます。私が、10年近く(または10年以上)使っているサービスとしては、Googleのサービス群を始めとして、それほど多くはありません。

そう考えると、9年間も使い続けているというのは、なかなかスゴいことだと思うのですよね。しかも、プレミアムユーザーとして、課金までしているし。





自分の中では、Evernoteは「貯蔵庫」という認識で固まりつつあります。
とにかく生活に関わる様々なデータを常に入れておき、必要なときに取り出すことができれば良いという感じでの運用ですね。だから、割と何でも突っ込んでいます。

だから、Evernoteを使うときというのは、

 ・色々役所に出さなくてはいけないけど、年に1回程度しか書かないもの
 ・旅行に行く前に用意するモノ
 ・頻繁にやらないけど必ずやる作業手順
 ・買ったモノリスト
 ・ライフログ
 ・資料類
 ・名刺


などなど、書庫のように必要なときに、サクッと取り出しています。

ただし、貯蔵庫なので、逆に頻繁に出し入れしたり、書き替えたり、作業スペース的使い方には向かないなと思っています。
このあたりは、PC版Evernoteのモッサリ具合とか、もはや諦めの境地に達しています。

アイデアのつながりや、思考を促すという意味においては、Scrapboxが今のところ最強だと思っているし、テキスト系のメモを残すならば、PCならば、紙copi。スマホならば、Google Keepまたは、Textforceかな?という感じです。






さて、ここからが本題なのですが、では実際にEvernoteに代わるものを探そうと考えると途端に選択肢がほとんど無いことに気づきます。

Evernoteが、貯蔵庫たり得ているのは、

1.サードパーティーのアプリが充実
2.IFTTTやWebサービスと連携して自動でログが溜まる仕組み
3.どんなものでも検索対象になる
4.毎月容量が更新される
5.データの選り好みがない


からなんですよね。

1.サードパーティーのアプリが充実
これは、言わずもがなですよね。とはいえ、最近Evernote系のアプリが、どんどん減っているのが、すごーく気になっています。もしも、激減することになれば、ちょっと情勢が変わってきそうな気がします。OneNoteも良さそげなのですが、結局のところ、サードパーティーアプリが、ちっとも充実していないというのが、致命的かと。



2.IFTTTやWebサービスと連携して自動でログが溜まる仕組み
IFTTTやZapierのようなWeb連携サービスとの強力な連携や、メールでもEvernoteに追加できるというのは、非常に大きな強みだと思うのですよね。ツイログで1日分のTwitterのログをEvernoteに蓄積していくというのもお手の物だしね。こんな感じで、様々なログを自動収集できるというのもEvernoteの強みですよね(OneNoteもだいぶできるようになってきましたが、まだまだという印象)。



3.どんなものでも検索対象になる
まあ、限界はありますが、プレミアムプランなので、画像の中の文字でも、PDFでも、Officeデータでも何でもござれで検索できるのは、他に何がありますかね?ちょっと考えつかないのですが。



4.毎月容量が更新される
これも、Evernoteの強みですよね。基本的にその月の容量一杯に使ってしまっても、月が変われば、また使える容量がリセットされるというのは、ありがたい仕組みですよね。といっても、私はプレミアムプランで毎月10GB使えるのですが、1GBもいきませんけどね。
むしろ、何度も書いているけど、ノート数の上限を早く撤廃して欲しいよ。



5.データの選り好みがない
Google Oneならば、弾かれるデータというのがあります(ソフトウェアのZIPとかね)。
ところが、基本的には、Evernoteは、ZIPだろうが何だろうが、何でも受け入れてしまいます。このあたりの間口の広さを持ったアプリって探してもないのですよね。



一見、Evernoteの代替になりそうかな?と思うサービスに出会うこともありますが、やはりここまでオープンに色んなことができるサービスって他に見当たらないのですよね。
Evernoteは、当初から100年企業を謳っていますが、現在1/10まできたところです。実は、まだスタートラインみたいなところなんですよね。ぜひとも、このオープンな姿勢を崩さずに頑張ってほしいものです。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 一極化と局所化

自分としては、何かを探すときには、探す場所が少なければ少ない方が良いと思っています。そう考えると、Evernoteに何でも突っ込むのが、ベストソリューションなのです。しかし、そうするとどうしても取り回しが良くないので、他のアプリやサービスを混在させざるを得なくなってしまいます。すると、「どこを探せば?」という迷いが生じるのですよね。このあたりの検索に関わる問題を解決するサービス出てくれないかな?と思う日々です。

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