Google Home MiniからWundelistにタスクを追加する(解決編)

情報管理LOGの@yoshinonです。
Google Home Miniがあるのだから、話すだけでタスクをWundelistに登録できたら最高だよなと思い立ちました。そこで、IFTTTでやってみたら、Gmailが送れないためにWundelistにタスクが登録できないという壁にぶち当たったしまったというのが、前回まででした。
IFTTTでGmailが送れない!なぜ?の理由 - 情報管理LOG
今回は、そんな壁を乗り越えて、実際にGoogle Home Miniでタスクを登録するところまでやってみました。
【 Google Home MiniからWundelistにタスクを追加する(解決編) 】 1.IFTTTからGmailが送れない問題 2.IFTTTとZapierの2段階方式で解決する 3.Gmailが使えないならばSlackを使えばいいじゃない |
上でも書きましたが、Google Home Miniがあるので、思いついたときにサッと忘れずに、声でタスク入力ができたら最高だなと思い立ちました。私は、Wundelistでタスク管理をかれこれずっとしているのですが、可能ならばWundelistに登録しようと画策しました。
ちなみに、Wundelistの後継版として、Microsoft To-Doというのもあるのですが、アレは使えないという判断です。そして、Wundelistは、未だに何の問題も無く使えています。逆にこれが使えなくなったら死んでしまう…。
そういうわけで、IFTTTを用いて、Google Home MiniからWundelistにタスク登録をしようと試みました。IFTTTでは、Google Assistantがトリガーとして使えるのです(Google Homeは、Google Assistantがトリガーになる)。そして、Wundelistにタスクを登録する方法として、登録されているメルアドで「me@wunderlist.com」にメールすると、タスク登録できるのでこれを使ってみることにしました。
しかし、これが何度トライしても、一向にエラーが発生してできなかったのです。
どうやら、Gmail側の問題で、今年の3月末でGmailは、外部サービスへの門戸を閉ざしてしまったらしいのです(少なくともIFTTTに対しては。使えるサービスはあるようです)。
IFTTTでGmailが送れない!なぜ?の理由
GmailからWundelistにタスクを登録するという方法は、諦めざるを得なくなりました。

いちいちヘコんでばかりもいられないので、代替手段を考えてみました。
基本的にGmailからタスクを登録するという方向性は、無理と判断したので、それ以外の方法を模索するしかありません。ただし、自動化サービスでGoogle Assistantが使えるのは、IFTTTぐらいなのでIFTTTを外すわけにはいきません。
そこで、IFTTT+他の自動化サービスという二段階方式で解決する方向性でやってみることにしました。
考え方としては、こんな感じです。
1.IFTTTでGoogle AssistantからAというサービスにポストする
2.他の自動化サービスでAにポストされたものをWundelistに登録する
方針は決まったので、次は2つ目の自動化サービスをどうするかですが、候補としては2つありました。
1つ目は、Microsoft FLOWです。
これは、Microsoftが運営する自動化サービスです。Wundelistは、Microsoft傘下なのでMicrosoft FLOWにもWundelistにタスクを登録するという項目があるのです。
プロセスとタスクの自動化 | Microsoft Flow
2つ目は、Zapierです。
これは、IFTTTよりも細かな設定が可能な自動化サービスです。
しかし弱点として、フリープランでは、1ヶ月あたりの実行回数に制限があるのです(1ヶ月あたり100件まで)。
Zapier | The easiest way to automate your work
実は、最初はMicrosoft FLOWでやってみました。しかし、後述しますが、最終的には
IFTTT+Zapier
でやることにしました。
自動化サービスは、おおよそ決まったのですが、ポスト先のサービスをどうするか?です。
案としては、2つ考えました。
1.タスク専用非公開Twitterアカウントを作成する
2.SlackにWundelist用のチャンネルを作成する
本当は、Twitterの方が自分的には使い勝手が良いのですが、もうすでにいくつか他の自動化で使用していたので、さらにアカウントを追加するという方向性は断念せざるを得ませんでした。
そこで、Slackを使うことにしました。
Slackの良いところは、1つのアカウントに対して複数のチャンネルを作成でき、プライベートチャンネルをポスト先にしてしまえば、色々解決できそうだと思ったのです。今後の自動化の際にもこれができれば、色々捗りそうだし。
まずは、Microsoft FLOWでやろうとしたのですが、残念なことにトリガーとしてSlackでは「ファイルが追加されたら」しかないのです。

Microsoft FLOWは、自分的にはすごく良いサービスなのですが、こういうちょっとした部分に残念感が漂うのですよね。
Wundelistにネイティブに対応している数少ないサービスなんですけどね。
そういうわけで、Zapierでやることに。
ただし、前述したように、Zapierは1ヶ月で100Zapまでしか対応していないので、Zapierの別アカウントを作成して、それでやることにしました。
まずは、IFTTTで、Google AssistantからSlackにポストするようにします。
「IF」は、こんな感じ。

「THEN」は、こんな感じ。Slackに作成した「Wundelist」というプライベートチャンネルを指定しました。

次にZapierです。トリガーは、「New Message Posted Channel」を選択します。

「Trigger for Bot Message」は、「Yes」を選択。

次に、IFTTTの「THEN」にあたるActionを設定していきます。
Wundelistを指定して、「Create Task」を選択。

作成先にinbox(受信箱)を指定しました。タイトルの所にSlackにポストされたメッセージを指定しておきます。

これで、設定完了です。
Google AssistantとGoogle Home Miniでタスクを登録してみます。
ハイ!できました!


しかも、速度感的には、割とすぐに反映されました。素晴らしい。
というわけで、Google Home MiniからWundelistにタスクを登録するというのは、できました!

ふと思いついたときに入れられるの素晴らしい
Google Home Miniは、ダイニングテーブルに置いてあるのですが、朝ご飯を食べているときとか、リビングでくつろいでいるときに、ふとタスクを思いつくことってあるのですよね。それをサクッとすぐに登録できるようになる体制が整いました。
スマホで音声入力するよりもさらにラクです。
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