エクセルで超速で行列を挿入・削除するショートカット

情報管理LOGの@yoshinonです。
今やRPAが盛り上がっていて、「エクセルを超速で」みたいなことを鼻で笑う人もいるみたいですが、全ての仕事が全自動化されている職場が多いんですかね?(いや、全く多くない)
そういうわけで、日常的に使うツールであるエクセルを高速に操るには、ショートカットは欠かせません。今回は、日常的に多く使うであろう行列の挿入・削除をするショートカットをご紹介いたします。これを使えば、明日からかなり高速に行列の挿入・削除ができるようになりますよ!
【 エクセルで超速に行列を挿入・削除するショートカット 】 1.行列の挿入のショートカット 2.行列の削除のショートカット 3.行列の選択のショートカット |
まずは、行列の挿入からやっていきましょう。
やり方は、2種類あります。
1つ目は、
行の追加: Alt + I + R
列の追加: Alt + I + C
です。
これは、古いエクセルと互換性のあるショートカットで今や通常では出てこないショートカットになります。しかし、私は主にこちらを使っています。なぜ、こちらを多用しているのかというと、2つ目の方は、一手間多いからなんですよね。その代わり、こちらは必ず行列全体が挿入されます。
覚え方は、
I(インサート=挿入)+R(ROW=行)orC(Column=列)
と頭に入れておくと良いですね。

2つ目は、
行の追加: Ctrl + Shift + ;
列の追加
です。
こちらは、行列の全体の挿入というより、特定の部分の行列挿入に向いています。あとで書きますが、行列全体の挿入する場合は、行列の選択が必要になります。(←この部分が、一手間の部分)なので、ただ単に行列の挿入するならば、ダイアログの選択がない分、圧倒的に前者の方が速いです。
覚え方は、
Ctrl + 「+」
※Shift + ;は、「+」と入力される。
と考えると、分かりやすいです。
こちらを見てもらうと、上と何が違うか分かりやすいですね。

実は、削除の方がやや面倒なんですよね。
ショートカットとしては、こちらもやり方が2つあります。
1つ目は、
行の削除: Alt + H + D + R
列の削除: Alt + H + D + C
です。
覚え方としては、
H(ホーム)+D(Delete)+R(Row=行)C
H(ホーム)+D(Delete)+C(Column=列)C
です。

2つ目は、
Ctrl + -(マイナス)
です。
これは、行列の挿入の逆バージョンで挿入の時は、
「Shift + ;」=「+」だったのに対しての「-」なのです。
分かりやすいですね。
ただし、こちらも、ダイアログが出るタイプなので、一手間多いというのが、難点だったりします。

行列を選択するという場面って意外に多いと思います。この行列の挿入・削除も複数行の行列を選択すると、より効率的にできるので、行列の選択を覚えておくと、速度感増しますよ。
複数行を選択するときは、選択したい行や列のあるセルを複数選択すればOKです。
行の選択は、
Shift + スペース
です。

列の選択は、
Ctrl + スペース
です。

これを利用すれば、複数行の挿入や削除ができますね。


速度感のある操作ができるようになります
どんどん、自動化がされても、やはり人間が操作しなくてはいけない部分というのは、依然残ると思います。そういうわけで、少しでも早くに作業が終わるためにも、こういうショートカットは、どんどん覚えて使いましょう。
この動画を観て、驚愕しました。神業過ぎる。
『神速Excel』の中田さんに、Excelの表をキレイにしてもらいました。操作があまりに速いので、「何をやっているのか」のキャプションをつけてもらうことに。Excelの生産性を上げるには、ショートカットを覚えるだけではダメで、「セルの移動と選択を極めるべし」とのこと。Excelの世界は面白い! pic.twitter.com/RQTrrvNbTv
— 中村明博【編集者】 (@naka727) September 27, 2019
そういうわけで、こういう本を無駄だとは思わないのですよ。
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