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2019年のブラウザシェアを振り返る

2019年12月30日
考察 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
前回は、OSシェアについて振り返りましたが、今回はブラウザについてです。この業界もなかなか生き馬の目を抜くほどめまぐるしいのですが、どうなっているでしょうか?
情報管理LOG的に分析してみたいと思います。


  
【 2019年のブラウザシェアを振り返る 】  

 1.ブラウザのシェア(Mobile)

 2.ブラウザのシェア(Tablet)

 3.ブラウザのシェア(Desktop)








前回同様、今回もこちらのサイトのデータで分析させていただきます。
このStatcounterというサービスは、2009年からのデータを様々な角度から視覚的に見られるので、非常に便利なんですよ。ネタ元ですが、皆さんもぜひ使うと良いよ。

StatCounter Global Stats - Browser, OS, Search Engine including Mobile Usage Share


では、さっそく見てみましょう。
まずは、今年1年間の全てのプラットフォーム上でのシェアです。
まあ、予想通りというかなんというか、圧倒的chrome優勢ですね。それよりも注目して欲しいのが、何気に健闘しているSafariですね。約17%と20%に迫るぐらいまでになっています。そう考えると、逆にchrome優勢といえども、一時期のIEから比較すると、まだ6割に留まっているとも言えそうです。

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Source: StatCounter Global Stats - Browser Market Share




これをもっとマクロな視点で見てみます。2009年からの2019年までの動向です。

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これを眺めると、転機が2つ読み取れます。
1つは、2011年の末に2強と言われていたIEとFirefoxのうち、chromeがFirefoxを抜かします。
そして、もう一つが2012年の3月にとうとうIEさえも抜かされていきます。ブラウザのシェアだけを追っていくと、背景で何が起きていたのか理解しづらいので、モバイルにおけるOSのシェアを見てくとより理解できます。




ちょうど、2012年にAndroidが他のモバイルOSを抜き去ったのと時期的に一致しますね。
Desktop優勢の時代から、モバイル優勢の時代への切り替わりが起こり、Androidが新興国を中心に盛り上がりを見せていくというのとシンクロしていますね。

では、モバイルだけのブラウザシェアも見てみましょう。

Source: StatCounter Global Stats - Browser Market Share




まあ、chrome一強というのは、モバイルでも変わらないようです。AndroidOSと密接に動くというのも大きいし、Googleサービスとの相性の良さも強さのヒミツなのかもしれないです。

これも大局的に2009年からのデータと比較してみていきましょう。

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オレンジ色のは、Android独自で実装していたブラウザです。
そういやあったなーってなりますよね。chromeに統合して正解で、Googleのモバイルファーストという戦略が大当たりしていることが分かりますね。
また、そんな中においてもSafariが、健闘していることが分かります。やはりiPhoneというプラットフォームを持っている強みですよね。とはいえ、前回でも指摘しましたが、全世界的に見ると、もはやAndroidが大勢を占めるという状況になっており、このグラフもどこまで維持できるか?ということになりそうです。





次にタブレットPC上でのブラウザシェアを見ていきましょう。
意外なことにタブレットでは、Safariが強いのです。むしろ、タブレット市場でのみSafariが強いと言えます。

Source: StatCounter Global Stats - Browser Market Share




これは、AppleのタブレットであるiPadが、非常に高いシェアを誇っているからに他なりません。Androidタブレットも徐々に増えてきていますが、iPadの強さには及ばないといった状況でしょうか。

Source: StatCounter Global Stats - Device Vendor Market Share




OSとブラウザを密接に関連させることが、戦略的に重要だと見切っていたビル・ゲイツの先見の明の凄みを感じます。





最後は、Desktopでのブラウザシェアを見ていきます。

Source: StatCounter Global Stats - Browser Market Share




まあ、そりゃそうですよねーという結果ですね。
オレンジ色は、Firefoxです。なぜにFirefoxが10%ぐらい獲得しているのかというと、ヨーロッパとアフリカでのシェアが他の地域から比較して高いからです。ヨーロッパで高いのは分かるけど、なぜにアフリカ?というのは、イマイチ分かりません。今度、じっくり調べてみたいと思います。

Desktopのブラウザシェアで面白い結果を残している地域では、ダントツに日本です。
もうね、笑っちゃうから。ハイどうぞ!

Source: StatCounter Global Stats - Browser Market Share




IEが、未だに14%前後をウロチョロしています。
世界的に見て、こんな地域他にないですよ…。ちなみに世界的には、3%前後ですね。官公庁でIEのみとかやっていた結果、世界からものすごく遅れた地域に成り下がりつつあるのが見て取れますね。この調子だと2020年もIEが活躍しそうですね!(はぁ…)




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 ここでも後進国になりつつあるのかも

日本が、先進国ではなく、後進国になりつつあるのではないか?というのをそこかしこで聞きますが、まさにそんな感じの特殊なマーケットになっているなと思いますね。個人レベルでは、お金は(他の国から比較して)そこそこ持っているけど、新しいものにチャレンジする精神が乏しいというのが、ぼんやりと見えてきます。それだけならまだしも、いつまでも古いモノに(害悪レベルで)固執するような数値を見ると、大丈夫かな?と少し心配になりますね。


年賀状終わりましたか?
うちでは、こういうサードパーティーのインクを使っています。安くて良いのですよ。



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