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LINEのプラットフォーム化。またはアプリ内アプリ化について

2020年01月27日
アプリ 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
私が最近注目しているのは、LINEが展開しようとしていることについてです。もっと、直接的に書くと、タイトルにある「プラットフォーム化」または「アプリ内アプリ化」についてです。
あまりにも静かに進行しているからか、それともそれをあまりにも自然な形で実現しているから、この点について言及している人が少ないのですよね。しかし、これはちょっとすごいことが起こっているように思うのです。
そういうわけで、今回はLINEが、ひそかに(?)進行しつつある事についてです。


  
【 LINEのプラットフォーム化。またはアプリ内アプリ化について 】  

 1.LINEのサービスが充実してきている

 2.企業向けプラットフォームの開放

 3.LINE Payとの連携の上手さ

 4.LINEのプラットフォーム化または、アプリ内アプリ化








こんなタイトルで書いてますが、LINEのサービスに関しては、この1年というかこの数年にかけて非常に充実してきているのですよね。
え?メニューからこんな機能を呼び出せちゃうわけ?こんなこともできるの?ということが、この1年ぐらい急激に増えてきた感じなんですよね。

例えば、福岡の粗大ゴミ回収について。

福岡市 粗大ごみ収集をLINEで申し込みできます!

粗大ゴミの種類を指定して、個数を指定。さらに、回収日まで指定できるのです。


画像引用:福岡市 粗大ごみ収集をLINEで申し込みできます!



福岡市もスゴイですが、これをLINEというメッセージングサービス内で完結させてしまうのが、すごいと思うのです。というか、もはやメッセージサービスではないよね?コレ。


続いて、先日、情報管理LOGで記事にしたネットプリントの件。

LINEからネットプリントでサクッとプリントアウトできるようになったよ!


LINE上で写真やPDFを選択して、サクッとコンビニで印刷できてしまえるのです。




これが、LINE内で完結しているわけですよ。
さらにスタバのアカウントは、スターバックスカードすらLINEに内蔵されていたりするのです(案外使ってる)。

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ドリンクのカスタマイズすら、ボタンをポチポチ

Image from Gyazo



郵便局でもLINE上のサービスを開始しています。

LINEで郵便局 | ゆうびん.jp




画像引用:LINEで郵便局[ぽすくま]の使い方 | ゆうびん.jp


追記:面白い例があったので、追加しました。
これが良いか悪いかの判断は置いておいて、こういう自動応答サービスも個人でできてしまう時代なのです。



急性中耳炎の重症度が分かるLINE Botの作成 - Qiita





現在、LINEでは企業向けとして、「LINE公式アカウント」という一種類に統合されています(2020年1月14日付けでLINE@は、強制的に移行しています)。
このあたりについては、以下の資料が参考になるはず。

LINE@サービス統合および移行について

かつては、5種類ほど存在していた企業向けアカウントですが、公式アカウントとして統合され、スッキリしました。
料金プランとしては、こんな感じ。

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そして、アカウントのタイプとしては、3種類。

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何よりも通常のLINEではできない、企業向けアカウントの特徴として、リッチメニューが使えたり、





ショップカードが発行できたり、





するのです。詳細に関しては、ココを参照のこと。

LINE公式アカウントとは丨機能紹介


自動応答なども機能としてあるので(先ほどのスタバのカスタマイズは、そうやってできている)、カスタマーサービスとしても使えそうですよね。





何よりもLINEとしては、LINE Payと上手く絡めたいという思惑もあります。
確かにLINE Payと連携が図れたら非常に敷居が低く、決済サービスもできるのですよね。

例えば、福岡の粗大ゴミの例で言えば、LINE Payでの支払いもできるので、住民サービスの簡略化にもつながっているのですよね。行政サービス全般が面倒というのを覆す簡便さよ!




また、前述のスタバのカードは、LINE Payでチャージできるのです。

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つまり、LINEの中で告知→決済まで完結できるエコシステムを構築しているということなのです。





そう考えるとLINEは、LINEというアプリ内にプラットフォームを構築しつつあると言えます。確かにLINEさえ開いておけば、連絡から、支払い、送金などができ、さらに様々なサービスまでも利用できるのです。しかも、OSをまたいで提供できる強みがあります。
さらにいうならば、日本における浸透度の高さですよね。現在、8000万人ぐらいユーザーがいると言われており、各年代における浸透度も他のSNSと比較してもダントツで高いです。


画像引用:【最新版】2019年12月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ

そう考えると、スマホを持っていれば、たいていの人が使っているLINEを起点にして発展させることが可能になるということです。これが、LINEのプラットフォーム化です。
私の周りでもスマホを持っている人で、LINEを入れていない人はいません。行政も企業もLINEに向けてサービスを提供すれば、コトが足りてしまうという状況が生まれつつあるということです。

iPhoneだけ、Androidだけという垣根なくサービスを提供でき、しかもプッシュ通知に対応しているのってそうはないですよね?

さらに、先ほどの企業向けサービスについて取り上げたように、まるで一種のアプリのように動作する仕組みを持っているので、アプリ内にさらにアプリが稼働しているような感じなのです。しかも、決済手段も内包しているという魅力もあるので、両者にとっても利益が多い仕組みになっています。

そう考えると、アプリ内にエコシステムを構築することで依存度が高まり、さらにアプリが開かれる状況が向上するとともに、ユーザー数も増えるという状況が生まれつつあると言えます。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 単なるSNSや連絡手段ではなくなってきている

LINE Payを使うようになってから、今までよりもLINEを開く回数が確実に増えました。最近では、クーポンなども発行されたりするので、出かけ先でクーポンをチェックしたり、スタバで決済したりと、単なる連絡手段を超えるような使用方法です。
これにさらに、福岡市の粗大ゴミの件のように、日常レベルの機能が付加されてきたら、さらにLINEを開くことが増えそうです。というか、LINE Japanは、絶対にそれを狙っているなと思うほどに、無節操なほど詰め込みまくっていますよね。これこそが、今回主張しているプラットフォーム化または、アプリ内アプリ化なのです。




iriの曲は、日本人離れしているなと思いますよね。かっこいい。





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