情報管理LOG
yoshinon

ITやモバイル機器、iPhone、手帳や本など。

GIGAスクール構想にiPad+Apple pencil+キーボードをオススメしたい理由

2020年02月08日
考察 0
2020020800.png


情報管理LOGの@yoshinonです。
前回は、GIGAスクール構想自体の説明をしました。

GIGAスクール構想とは何なのか?

今回は、そのGIGAスクールにおいて、選定すべき機種として、圧倒的にiPad+Apple pencil+キーボードをオススメしたいと思います。
なぜ、iPadなのか、そしてどうしてその組み合わせなのかについて触れていきたいと思います。



  
【 GIGAスクール構想にiPad+Apple pencil+キーボードをオススメしたい理由 】  

 1.GIGAスクール構想とは何なのか?

 2.iPad+Apple pencil+キーボード をオススメする

 3.iPad+Apple pencilによる効果

 4.キーボードが外せないわけ








GIGAスクール構想については、前回の記事で分かりやすく説明したので、ぜひともそちらを参照していただきたいと思います。

GIGAスクール構想とは何なのか?

とはいえ、ザックリと概要のみ知りたい人もいるかと思われますので、ポイントのみを抑えておくと、こうなります。

1.1人1台学習者用端末の整備
2.校内LAN(通信環境)の整備
3.クラウド・バイ・デフォルト
4.ICT支援員などの人員整備
5.デジタル教科書などの整備


非常に超大雑把な解説をすると

一人1台PCを使わせるよ。財源は、そんなにもないけど、足りない分はそれぞれの地域で工夫してや。で、そのためには、みんながインターネットを利用できるようにして、クラウドサービスなどをメインに使わせてられるようにしてよ。教員で厳しいことが予想されるからICT支援員とかもつけるからな。あと、可能だったら、デジタル教科書やデジタルコンテンツをバンバン利用してや!

という感じですね。そこまで間違ったことを書いてはいないと思います。
すごいよマサルさん!風に書くとこんな感じって的確すぎる…。




前回の記事でも書きましたが、渋谷区の一人27万円PCの正体は、上の1〜5を満たす仕様だったということで、かなり厳しい予算であることが、逆に判明しました。





さて、情報管理LOGとしては、もう圧倒的にこのGIGAスクール構想で導入すべきデバイスとして、iPadをオススメしたいです。理由に関しては、あとで述べます。

文部科学省のサイトには、GIGAスクール構想において導入の例として、以下のように示されています。あくまでもモデルであるとしながら、割と踏み込んで載せているなという印象です。(Androidタブレットがないのが気になりますが、まあ実質的に難しいですよね)

2020020801.png



さて、情報管理LOGとしては、様々な選択肢はあるものの、あえて

iPad+Apple pencil+キーボード

を推したいと思います。
理由については後述しますが、ChromebookやSurfaceGoとかじゃダメなのか?という疑問は残ると思います。

まず、Chromebookですが、安くて、キーボードがついて、クラウドネイティブで、Googleとの相性が良くて最高な気がします。しかし、残念なことに不安定なんですよ…。3年間以上使い続けることを前提として考えると何かしらの不具合が生じる可能性が高いのです。逆にメンテナンスにお金をかけられるならば、Chromebookは、選択肢として大いにありではないかと思っています。とにかく値段が安いのが、素晴らしい。
あと、野良Androidアプリとかのインストールをどう制御するのか?は、ちょっと疑問。詳しい人教えて。








次にSurfaceGoですが、あえてSurfaceとしなかったのは、今回の国で示された予算が、1台あたり45000円ぐらいなので、自治体持ち出しが入ったとしても、Goどまりだろうなと思ったからです。
SurfaceGoの利点は、キーボードがついている上に、Windowsマシンであり、さらにペンが付属しているところです。あとでも触れますが、デジタルペンがあることがものすごく重要だと思っています。





SurfaceGoは、PCではありますが、タブレットではないのですよね。あくまでPCスタンスなのが、残念なところです。小学生ぐらいの子たちが、使うことを念頭におくと、タッチのしやすさとかが重要になってくるのではないかと思うのですよね。とはいえ、既存の機器との接続などを考えると、Windowsマシンは悪くはない選択肢だと思えます。別にSurfaceGoでなくても、似たような安めのマシンもあります。こんなのね。




あくまでPCライクに使うことを想定するならば、ありだとは思います。

とか書いていたら、Microsoftからこんなニュースが。ほぉ。

「GIGA スクールパッケージ」を本日より提供開始 - News Center Japan





しかし、私はあえて、iPad+Apple pencil+キーボード推しです。
iPad意外に安いしね。確か教育利用だとさらに安くて32000円台ぐらいだったかな?

Apple iPad (10.2インチ, Wi-Fi, 32GB) - シルバー
Apple(アップル)

5つ星のうち4.6
¥ 38,270



これにApplePencilをつけても4万円台ですよ。

Apple Pencil (第一世代)
Apple Pencil (第一世代)
posted with AmaQuick at 2020.02.08
Apple(アップル)
Apple(アップル) (2015-10-14)
5つ星のうち4.4
¥ 11,390


ApplePencil高いよ!というなら、これでも良い。




で、本家スマートカバーとかだと高いので、こういうので良いわけですよ。ApplePencilも持ち運べるし。5万円ぐらいでペン付き、キーボード付きの完成ですよ。



※追記:野本 竜哉(@tatsunomo)氏からGIGAスクロールは、Bluetoothキーボードは対象ではないというご指摘をいただきました。おっと、どうやら読み飛ばしていて見たいです。そういうわけで、こういうキーボードが対象になるかと思います。有線キーボード+ApplePencilを入れる部分ありという仕様ですね。






さて、私がなぜにそこまでペン推しなのかというと、以下のような理由からです。

私はデジタルペンの有無が、GIGAスクール構想の成否を分けるだろうなと考えています。それぐらい重要度が高いと思っています。そもそも、自分たちが学生だった頃を思い出して欲しいのですが、全てをキーボードで処理することが可能でしたか?確かに作文を書いたり、レポートを書くには、圧倒的にキーボードが便利です。しかし、学校の勉強のほとんどって、ノートをとったり、図を書いたり、意見交流をしたりとかではなかったですか?
ノートも全部キーボードでやらせる!とかいうなら、それもありだと思いますが、現実的かなぁ?というのが、正直なところです。

私自身は、8ヶ月ぐらいずっと手帳をiPad mini5とApple pencilでとっていますが、まさに紙そのものなんですよね。というか、紙の上位互換みたいな感じです。私は、iPadをノートがわりにすべきだと考えています。

ところが、文部科学省がGIGAスクールで推進していることの一つにデジタル教科書というのがあります。文部科学省は、一人1台で実現しようとしていることの一つが、コンテンツの閲覧であるのは、間違いありません。もしも、iPadが導入されたら、コンテンツビューアとして使うことも想定しているように思えます。しかし、残念ながらこの方針は、もったいないと言わざるを得ません。

図式化すると文部科学省が考えるGIGAスクールによるデジタル教科書などの活用について。

2020020705.png


もちろん、デジタルワークのような双方向的なものも想定しているでしょうが、デジタルのもつ意味を生かせないと考えます。双方向的なものもありますが、基本は「インプット」するためのツールとしての情報端末の使い方です。

情報管理LOGとしては、全く逆で「アウトプット」するためにこそ、デジタル端末を使うべきだと考えています。もちろん、インプットするために使うのは愚作だというつもりはありません。複数端末であればそれも良いでしょう。しかし、一人1台と限られた条件の中でやるときに、インプットもアウトプットも両方やるというのは、現実的ではないのです。

ちょっと考えたら分かるはずなのですが、今の大学生は、iPadやノートPCで講義のノートを取るのが一般的になってきているみたいです。大学の授業においては、テキストと教師側の講義が、インプット対象ですよね?学生は、インプットすべき対象は、1コンテンツなわけです。それに対して、生み出されるノートやレポートは、学生分存在します。
大学生が、自分の端末でテキストも見るし、ノートも取るなんて器用なことをできるとは思えませんよね?画面は、一つなんだし。そう考えると、小中学生だって同じなんですよね。

授業の中で生み出される「思考」や「学び」は、アウトプットすることで可視化されます。むしろ、最近の学校では、そういう話し合いやアウトプットを可視化して交流することに重きを置き始めているように思えます(授業参観とか見てるとそうだし、文科省でも同じこと言っているよね)。

そう考えると、せっかくのデジタルの良さを活かすならば、アウトプットをデジタルで行うようにするのが、得策だと思えます。そして、やっと主張にたどり着くのですが、そのためのツールとして、Apple pencilは、非常に有効なツールだと思うのです。






ノートみたいに使うなら、キーボードいらないじゃん!と思う人もいかもですが、やはりキーボードは欲しいですよね。小学校でローマ字を履修したら普通に打てるようになると思うし。音声入力がかなり良くなってきたからといって、キーボードが社会から無くなるのは、私にはイメージできません。むしろ、

読み書き、そろばん、キーボード

ぐらい必須でも良いのではないか?と思っているぐらいです。
しかも、

ローマ字履修→キーボード

ではなく、

キーボードでローマ字履修

という形の方が、今どきに合っているのでは?と思ってしまいます。なぜ、小学校低学年でやらないのか…。

キーボードが、なぜ必須かというと、人間のテキストのアウトプットの速度を高めるからです。私は、ほぼ毎日のようにブログを更新していますが、手書きだったら絶対にやっていません。何よりもOffice系のワードやエクセル、パワポなどを活用するならばやはりキーボードは、外すことはできないはずです。

皆さんだって、手書きでTwitterやれとか、手書きで大学の論文執筆やれとか、会社の提案文章を作れとか言われたら、さすがに嫌ですよね。子どもだからやれではないのです。もちろん、手書きの良さはありますよ?でも、テキストのアウトプット量を増やすなら、圧倒的にキーボードなのです。修正も容易だしね。

何なら、以前記事に書きましたが、作文指導なんてScrapboxでやれば良いのですよ。

Scrapboxを作文教育に使ってはどうでしょう?



アウトラインで骨子を作成し、文章を作成するなんてこともできるわけです。しかも、自由度高く。作文で最初から最後まで間違わずに書くなんて、ナンセンス&無意味だと思っています。そのために、キーボードは必須です。




eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 案外悪い組み合わせではないよ?

実際に1年近くApplePencilを使ってきて、本当に紙を置き換え可能なデバイスだよなとしみじみ思っています。上でも主張したとおり、このGIGAスクール構想は、インプットサイドで発想するか?アウトプットサイドで発想するかによって、成否が分かれると思っています。情報管理LOGの主張は、アウトプットサイドからの発想で考えるべきです。これだけは、明記しておきます。税金を無駄に使わないためにもね!


関連記事

コメント0件

コメントはまだありません