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紙のノートを捨ててデジタルノートに切り替えよう!

2020年02月12日
子育て 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
先日からGIGAスクール関係の記事を何本か書きました。その中で教科書もデジタルにすべきだとは思いますが、それよりもノートこそデジタル化すべきとの結論にいたりました。今回は、なぜノートをデジタル化すべきと考えているかについて書いていきます。


  
【 紙のノートを捨ててデジタルノートに切り替えよう! 】  

 1.コンテンツとアウトプットの関係について

 2.デジタル教科書よりもデジタルノートを優先すべき理由








まずは、皆さんが学校生活を送っていた時代を思い出しながら考えていきたいと思います。最近の授業に関しては、参観日などやニュースなどでしか知る由はありませんが、それでも「アクティブラーニング」という学び手の方が主体として活動する形にシフトしているらしいということは理解できます。
アクティブラーニングについては、以下の記事が分かりやすかったかな。

アクティブラーニングとは?生徒がより能動的に学習するための指導方法


新学習指導要領では、「アクティブラーニング」という言葉自体が使われなくなってみたいですが、言っている内容自体はほとんど変わらなく読めます。

新学習指導要領について −文部科学省

とはいえ、授業者主体の講義形式みたいな授業が根絶されるだけで、今の小中学校の様子から見ると、大きくは変わらなさそうです。

そこで、「コンテンツ」とアウトプットの関係について考えていきます。
ここで言っている「コンテンツ」とは、授業内容とか教えるべき内容のことを指します。

昔ながらの講義形式の授業ってつまらなかったですよね(大学の勉強は、それなりに面白かったけどね。)。それを図式化すると、こんな感じになります。

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コンテンツは、与えられるもので、生徒はひたすら受容する感じですね。
しかし、新学習指導要領では、コンテンツと生徒との関係は、こんな感じになります。

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コンテンツに対して双方向のやりとりがあるわけです。生徒側からもコンテンツに対して、受け取る側だけではなく、アクセスを試みたり、何ならコンテンツを生み出すことも含めて行うみたいな関係性ですね。
※本職の先生方や官僚の皆さん、もしも違っていたらご指摘ください。

そして、この逆向きの矢印が重要で、それは生徒にとって「アウトプット」に相当するものになるのではないか?と考えます。
例えば、

・意見を言う
・考えをまとめて書き記す
・周りに分かりやすく説明する
・考えを組み合わせたり精査する


みたいな感じかなと思います。
こういうような能動的な関わりを授業に対して持とうというのが、新学習指導要領に記載されていることかな?と読めました。

そこで、先ほどのコンテンツと生徒との関係を見てみると、1コンテンツに対して、生み出されるアウトプットは、無数にある事が分かります。





現在、急速に進行しつつあるGIGAスクール構想においては、一人1台ずつ情報端末を持たせようと進行しています。

GIGAスクール構想とは何なのか?

概要をザックリと示すとこんな感じ。

 1.1人1台学習者用端末の整備
 2.校内LAN(通信環境)の整備
 3.クラウド・バイ・デフォルト
 4.ICT支援員などの人員整備
 5.デジタル教科書などの整備


その中で「5.デジタル教科書などの整備」にあるように、デジタル教科書やデジタルコンテンツの整備を進めるというのもGIGAスクール構想の1つに含まれています。

1人1台の端末
デジタル教科書やデジタルコンテンツ


と併せて考えると、その情報端末を活用して、デジタル教科書やデジタルコンテンツを表示させよとも読み取れますよね。
しかし、情報管理LOGでは、あえてこの流れには、ダメ出しをしておきたいと思います。

アウトプットこそデジタルを使うべき

と主張します。
先ほどのコンテンツとアウトプットの関係でも述べたように、基本的に授業でコンテンツは、そこまで多様性を持ちません。教科書だって隣の人と同じですよね?違ったら逆にマズいわけです。そう考えると、端末は1人1台しかかないので、そこでは表示とアウトプットを同時にはできません。

つまり、コンテンツを表示させるか、アウトプットを主体でさせるか?という二択になるわけです。画面サイズが、そこそこ大きい端末だったら、ウィンドウを二分割してやれるでしょうが、今回の予算的にそれは、かなり難しそうです(1人あたり45000円の補助金)。

私は、デジタルノートは、非常に有効だと考えています。
その理由は、以下の通りです。

 1.筆記用具は一つで良い
 2.写真も図も簡単に入れられる
 3.ページ数無制限に書ける
 4.手書き文字の検索ができる
 5.ノートの提出やシェアがラク
 6.手書き文字のテキスト化


1.筆記用具は一つで良い
私は、この記事で書いたように「iPad+ApplePencil+キーボード」が、今回のGIGAスクール構想において、向いていると考えています。

GIGAスクール構想にiPad+Apple pencil+キーボードをオススメしたい理由

なぜなら、ApplePencilが非常に優秀だからです。逆にデジタルペンがそれなりに優秀であるなら、これにこだわる理由もありません(いや、まだあるか…)。
それぐらい、ApplePencilの書き心地は、すごく良いのです。とはいえ、1万円以上するので、そういう場合は、互換ペンを使うのも大いにアリだと思います。



で、筆記用具としては、これ1本でよいわけです。これだけで、色ペンも定規もマーカーも消しゴムも全部できちゃう。他に筆記用具が必要なくなります。アプリ上で切り替えるだけで済むので、非常にラクです。アプリによっては、ペンの太さも自由自在だしね。




書いたモノを動かすのも自由自在。





2.写真も図も簡単に入れられる
デジタルノートの良さは、様々なコンテンツの切り貼りがすごくラクなんですよね。写真だって、図だって入れ放題ですよ。今までハサミで切って、ノリ付けて、貼る!みたいなことをしなくてもサクサク貼れます。
私は、ノートとしては、GoodNotes5をイチオシしておきます。昨年、手帳をデジタルに切り替える際に5000円分ぐらい突っ込んで検証して得られた結果として、GoodNotes5がバランスが取れているからです。

GoodNotes 5
GoodNotes 5
開発元:Time Base Technology Limited
¥980
posted withアプリーチ


iPad mini 5を紙の手帳がわりにするための6つのアプリを比較
iPad mini5 を手帳化するためにアプリを追加レビュー

GoodNotes5は、SpliteViewに対応しているので、このようにシェルフアプリなどと組み合わせれば、サクサクと文字も写真や図も貼れます。





3.ページ数無制限に書ける
デジタルノートなので、ページ数は基本的に無制限です。ノートブックだって、何教科分も作成可能です。このいくらでも無限に書けるという感覚は、一度味わうとなかなか元に戻れない感覚です。
そして、いくらでも書けるということは、小学校だったら6年間分、中学校だったら3年間分とれるということですね。なんなら、教科で3年間1冊のノートでも構わないわけです。いつでも、過去のノートを引き出せるなんて夢のようではありませんか?

あと、無限に書けるということは、書き取り練習や計算問題の計算過程とかの試行錯誤も紙数を気にせず、どんどんできちゃうということを意味します。

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4.手書き文字の検索ができる
私が、手帳をデジタルでやるようになって、画期的に便利だなと思ったのは、コレですね。今や手書き文字が、検索可能なんですよ。

私のこんな汚文字ですら検索できる。




これで、過去の勉強の振り返りとかも楽になりますよね。ちなみに、GoodNotes5は、ノートブック間の串刺し検索にも対応しているので、教科を超えたり、学年を超えて検索することもできるようになりますよ。



5.ノートの提出やシェアがラク
これが、アウトプットをデジタルでやることの一番のポイントだと思っています。
学校の勉強は、一人で黙々と学習するよりも、最近では周りの人達と学び合うことに主眼が置かれていますよね(文部科学省の新学習指導要領とか読むとそうなっているのよ)。
そう考えると、自分たちが考えたことを周りにシェアしたり、発表したりという場面が必然的に多くなるハズなんですよね。そう考えると、デジタル教科書やデジタルコンテンツを端末に表示するよりも、ノートや考えたことをまとめたホワイトボード的なものを全体にサクッと表示できたりする方が良いと思うのです。

しかも、デジタルノートだったら、提出も一瞬だしね。

教師←→生徒

の流れも非常に快適になると思います。



6.手書き文字のテキスト化
GoodNotes5だったら、手書き文字のテキスト化も容易です。
授業中は、きっと書くのに一生懸命でだと思うので、あとで再利用のことを考えたりはしない思います。しかし、レポートを書いたり、あとで発表資料みたいにまとめるときは、さすがに手書きではなくパワポのようなツールでやる可能性が高いと思われるので、テキスト化が必要になってくるはずです。
デジタルノートだとそのあたりの融通が非常に良く効くのですよね。最近のテキスト化能力は非常に高いです。

このように簡単にテキスト化できる。





じゃあ、最初からキーボードでノートを取らせれば良いじゃん?

とか思う人は、ちょっと想像すると理解できると思うのですが、授業の速度感でキーボード打てると思いますか?
手書きの速度感は、案外馬鹿にできないのですよね。
しかも、図や表やアイデアを加えながらと考えると、手書きに優位性があるのです。





eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 デジタルノートは、学びを変えるかもよ?


そういうわけで、つらつらとデジタルノートの良さについて書いてきましたが、私はデジタルノートこそが、学校や学びの現場を変えるのではないかな?と考えています。アウトプットが重視されるからこそ、デジタル端末をアウトプットに使うというのも道理に適っていると思います。デジタル教科書をやりたければ、ものすごい安いガッチガッチに固めたAndroid(KindlePaperみたいな?)とかでも十分だと思うのです。それよりも高価な端末を使うならば、もっと根本的な変革を生むものに使うべきではないかと考えます。そして、その一つがデジタルノートなのではないかと思うのです。



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