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エクセルのセル結合解除魔法を解説する

2020年06月20日
仕事ハック 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
先日来よりエクセルの魔法と絶賛(?)されまくっているエクセルのセル結合解除魔法「Ctrl+A→Alt→H→M→U→Ctrl+G→Alt+S→K→Enter→Shift+−→↑→Ctrl+Enter」について、このショートカット自体が、どのようなものなのか解説していきたいと思います。

たぶん、多くの人は、

スゲー!格ゲーのコマンドみたい

と感心はするものの、実際にやってみた人は、案外少ないのではないか?と思います。
それらが、一体どのような意味を持っているのかについて、一つ一つ丁寧に解説していきます。
やっていくと、格ゲーのコマンド解説っぽくなってしまいましたが、意外に中身を知ると楽しいですよ。それと、今回のセル結合解除魔法の最終版も載せましたので、ぜひ参照あれ。


  
【 エクセルのセル結合解除魔法を解説する 】  

 1.「Ctrl+A→Alt→H→M→U→Ctrl+G→Alt+S→K→Enter→Shift+−→↑→Ctrl+Enter」とは何なのか?

 2.ショートカットキー解説

 3.マクロと比較してどうなのか?








まずはじめに、今回解説する「Ctrl+A→Alt→H→M→U→Ctrl+G→Alt+S→K→Enter→Shift+−→↑→Ctrl+Enter」は、一体何なのか?ということを知らないと、全く意味が分からないと思われるので、話の流れのおさらいからいきます。

最初、はてブで話題になったのは、こちらの記事でした。

【エクセルVBA】一瞬で結合セルを解除して値を埋めるマクロ


これは、ネットのエクセルユーザーからは、蛇蝎のごとく嫌われているセルの結合を一瞬のうちに解除し、さらに1行毎のデータとして扱えるように、値を補填してくれるマクロです。
こういうことですね。


画像引用:【エクセルVBA】一瞬で結合セルを解除して値を埋めるマクロ


動画で観ると、さらに凄さが分かります。一瞬でセル結合解除され、値が補填されていることが分かります。

Image from Gyazo


で、少々回りくどくなりましたが、この記事がスゴイとたくさんのはてなブックマークがついたわけです。そのブコメの中に、今回の記事のネタ元があったわけです。こちらですね。

【エクセルVBA】一瞬で結合セルを解除して値を埋めるマクロ

Ctrl+A→Alt→H→M→U→Ctrl+G→Alt+S→K→Enter→Shift+−→↑→Ctrl+Enter でできるよ。なお実務でスムーズにやると変態扱いされる模様/あ、日本語入力時は=をEnterで確定させてね

2020/06/18 10:05


あまりにも長い格ゲーコマンドみたいな呪文級なショートカットキーにざわついたわけです。これを使いこなす人がいたら、立派な変態を名乗れますね。





さて、ざわついたものの、実際にこれを試していた人は、案外少ないのではないか?と思っています。実は、このショートカットキーは、複数のショートカットキーが組み合わせっているのですが、一つ一つ見ていくと大変面白いので、解説していきたいと思います。

1.Ctrl + A
まあ、これは一般的なやつですよね。表の中でやると、表全体を範囲選択してくれます。表外でやると、シート全体を選択になってしまうので注意。

Image from Gyazo



2.Alt→H→M→U
ここから、この方の変態ぶりが徐々に表れてきます。このショートカットキーは、セルの結合を解除するためのショートカットキーの組み合わせです。

Alt→Hで、ホームのリボンを選択します。そうすると、さらにホームのリボンの各メニューのショートカットキーが表示されます。

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この状態で→M→Uとすると、セルの結合が解除されるのです。

Image from Gyazo

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ちなみに、セルの結合は、Alt→H→M→Mです。併せて知っておくと便利そうですね。



3.Ctrl+G
使い人は多用しまくり、使わない人は全く使わない機能、それがジャンプという機能ですね。このショートカットキーは、そのジャンプ機能を呼び出すためのものです。

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ジャンプは、名前の定義された場所や特定の条件のセルに移動するための機能です。



4.→Alt+S→K→Enter
ジャンプ機能からの続きになります。長くなりすぎるので、切りました。
Alt→Sジャンプのダイアログの「セルの選択」

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「選択アプション」のダイアログが出てくるので、ここでK→Enterによって、「空白セル」を選択します(それが、Kの部分)。で、Enterで確定。

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すると、範囲内の空白セルが、全て選択された状態になります。

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このあたりを動画で観るとこんな感じ。ゆっくり目に操作しています。

Image from Gyazo



5.Shift+−→↑→Ctrl+Enter
このあたりが、一番エグい感じがする部分ですよね。これも、分けて解説していきます。

Shift+-で「=」を入力します。ここで、重要なのは何かというと、範囲内の空白セルが全て選択された状態で、数式を入力していくということをやるのです。

そして、で上のセルを参照します。
この場合、B2のセルからB1のセルを参照していることになります。

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そして、要のCtrl+Enterです。これは、選択されている全ての空白セルに数式をコピーするときに使うショートカットキーです。

Image from Gyazo


この「Ctrl+Enter」は、とても便利なショートカットキーなので、ぜひ覚えておくと良いですね。こんな感じに一気に選択範囲に数式を入力することができるのです。

Image from Gyazo





さて、最初に紹介させていただいた、セル結合解除マクロと比較するとどうなのか?という点について検証していきましょう。
まずは、マクロですが、これは数式など一切使わないので、純粋なデータのみとなります。このまますぐにデータ加工できます。

しかし、前述のセル結合解除魔法は、上のセルを参照するという数式を使用しているので、並べ替えをするとエラーが生じてしまいます。

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とはいえ、マクロの方は、ブックにマクロが残ってしまうので、もしも不要ならば削除する必要があります。どちうらが、良いかというと一長一短だなと思いますね。

あえて、先ほどのセル結合解除魔法の強化版を提案するならば、最後に範囲をコピー→値を貼り付けでやれば完璧になります。

そいういうわけで、最終版魔法は、こんな感じ。

Ctrl+A→Alt→H→M→U→Ctrl+G→Alt+S→K→Enter→Shift+−→↑→Ctrl+Enter→↑→Ctrl+C→Alt→H→V→V

ちょい遅めですが、全体を通してみてみると、こんな感じですね。

Image from Gyazo




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 全部覚える必要は無いけど、エッセンスは大事だよね

今回は、あまりにも格ゲー過ぎなコマンドっぷりに盛り上がったわけですが、こうやって部分解説していくと、得られるモノがありますね。これを覚える必要はそれほど無く、必要なエッセンスのみ吸収すると、作業の時短になりますね。





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