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Evernoteという存在が盤石でなくなる日

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Evernoteを使い始めたのは、2010年からでした。かれこれ、5年ほど使っていることになります。
とても便利に使わせてもらっていて、生活の中では欠かせないものになってきています。
Evernote社は、「100年企業」を謳っていますが、果たして本当にこれからも盤石な体制でいられるか考えてみたいと思います。



  
【Evernoteという存在が盤石でなくなる日】  
 1.Evernoteが強固な地盤を作り上げられた理由
 2.巨大なものの倒し方
 3.Evernoteを脅かす可能性のあるものたち






checkmark.png 1.Evernoteが強固な地盤を作り上げられた理由

上でも書きましたが、Evernote社は、「100年企業」ということを前面に打ち出し、存在感を高めるのに成功しています。しかし、本当にEvernoteは、本当に盤石な体制でいられるのでしょうか?

まず、逆説的ですが、これまでEvernoteを強固なものにしてきた要因について、考えていきたいと思います。

  ・様々なデータを入れることができる
  ・データを様々な方法で取り込むことができる
  ・文字列だけではなく、画像内の文字列も検索可能
  ・毎月容量が更新されるので、事実上の容量無制限
  ・ノートやタグなどでデータを管理できる
  ・どんなデバイスからでもアクセスできる(同期できる)
  ・サードパーティーのアプリが豊富
  ・熱狂的なファンを生んでいる


さて、これだけ見れば、当分安泰なような気もします。
しかし、本当にそうでしょうか?





checkmark.png 2.巨大なものの倒し方

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ここからは、もしもの話になりますが、巨人を倒すゴリアテの気持ちで考えてみましょう。
かつて巨大な企業で独壇場などと言われていたところが、新参企業などに取って代わられるなどということは、珍しくないと思います。

そういうときに起こっていることとして挙げられるのは、

  ①コモディティー化をさせる
  ②同種サービスにさらにプラスの価値(この場合、サービス?)をつける
  ③別の似たような市場を作り出し、シェアを構築する


この3つの戦略が考えられます。

たいてい、一つの戦略だけではなく、複合化させながら、攻略していくというパターンが多いように思います。

例えば、スマートフォンのOS市場では、
iOSという牙城に、無料でフリーのAndroidというOSで対抗し(①)、
さらにGoogle Playのアプリストアを構築し(③)、
さらにAndroidタブレットやChromeブックなどで、Googleの各種サービスと密接な機器を販売していく。
しかも、一社ではなく様々なベンダーと組みながら多彩な展開を図る(②)。
そして、格安なスマートフォンを販売して、新興国市場でのシェアを獲得する(①と③)。

ざっくりとした解説ですが、だいたいこんな感じだと思います。





checkmark.png 3.Evernoteを脅かす可能性のあるものたち

さて、ここからは、実際に近未来にEvernoteを脅かす可能性のあるものに目を向けてみましょう。

OneNote
Microsoftが、出しているクラウド対応の万能ノート。

Microsoft OneNote | デバイスに対応したデジタル ノート作成アプリ

昨年、有料アプリ(11,340円税込み)だったものを、完全無料化しました。
無償版は、その代わりOneDriveに保存することが前提となっているので、OneDriveの容量に依存するなど、Evernoteと比較すると今一歩な感じがします。
しかし、機能的にはかなりEvernoteとほぼ同等の機能があり、さらにEvernoteには無い機能も備えています(広いキャンバスのような感覚や、ページなど)。
また、WindowsやOfficeとの連携という観点で考えれば、圧倒的に有利な立場にあるとも言えます。

・容量制限を無くし無料で提供を始める①
・WindowsやOfficeとの連携をさらに推し進め、データのインポートや参照を容易にしていく→OneNoteのデータがそのままOfficeのデータになる?②
・Skypeなどのチャットサービスなど、Microsoftが提供する複数のサービスと連携し、仕事上で使うことを容易にしていく体制を整える②③
・タグやフォルダなどデータの管理を多様化させる②



Google Drive
天下のGoogleが運営するクラウドストレージ。

Google ドライブ - 写真やドキュメントなど、ファイルのクラウド ストレージとバックアップ




基本的にWebベースのクラウドストレージですが、iOSやAndroidaアプリもあります。昨年、無料のOffice系アプリである、スプレッドシートやドキュメント、スライドなどのアプリをリリースし、さらに使い勝手を高めました。
MicrosoftのOffice対抗馬とも見えますが、Evernoteのゾーンにも食い込んできています。

・GB単価を格安で提供し、事実上の無制限化を図る①
・Googleサービス群との緊密な連携を図り、どのサービスからもデータのやりとりがしやすくする③
・PDFの検索はもちろん、OCR機能も前面に出していく②
・扱うファイル形式の幅をさらに広げ、Google Drive上で扱えるようにする②
・視認性を上げて、閲覧を強化していく①
・単独のソフトウェアを提供していく①
・様々なサービスからの取り込みの間口を大幅に広げる②




と、書いてみましたが、実現するかはさておき、十分に置き換え可能になる可能性があるかと思います。
今回、例に挙げたのは、ゴリアテvsゴリアテみたいな感じなってしまいましたが、他のスタートアップサービスも同じ視点で食い込むこと隙があることは分かってもらえたかと思います。





 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 とはいえEvernoteは便利だ

Evernoteを脅かす要素について書いてきましたが、逆に考えれば、その要素を一つ一つつぶしていって、他者の追随を許さないという戦略もとれるわけです。
自分としては、ノート数10万の壁をはやく撤廃してほしいのと、公式アプリやソフトウェアのもっさり感を何とかしてほしいと思っています。
サクサク動いて、同様のことができるものが出てきて、さらにEvernoteからの移行がすぐにできちゃうみたいなのが出てきたときに、それを使わないでいられるか?と言われると、ちょっと迷ってしまうかもしれません。
とはいえ、現段階ではEvernoteは便利だし、これに救われる場面はとても多いです。
ぜひとも、本当の100年企業を目指してもらいたいものです。




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