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分からない言葉はScrapboxに入れると良いよ

2022年07月10日
Scrapbox 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
ほとんどタイトルでほぼ言い切っている感じですが、本を読んでいたり、ネットで記事を読んでいたり、人と話していて出てきた「分からない言葉」ってありますよね?
最近は、そういう単語や言葉は、Scrapboxにぶち込むようにしています。
そうすると良いことが起きまくりだったので、ぜひ皆さんにもお勧めしたいです。
そういうわけで今回は、分からない言葉が出てきた時にScrapboxに入れておくとなぜ良いのか?やどのように処理しているのか?について書いていきます。


  
【 分からない言葉はScrapboxに入れると良いよ 】  

 1.分からない単語や言葉に出会った時にどうするか?

 2.分からない単語をどう処理するか?

 3.Scrapboxによるリンク機能が働き始める








皆さんは、日常的に分からない言葉や知らない概念などに出会った時にどうしていますか?
私は、メモ魔なのでとにかくすぐにメモをします。以下が、それぞれの場合毎のメモの取り方です。

1.本を読んでいる時
2.人と話している時
3.ネット上の記事を読んでいる時
4.ポッドキャストなど聴いている時




1.本を読んでいる時
まずは、本を読んでいる時です。何度かブログでも書いている通り、私はScrapboxに読書記録を取っています。




このやり方に関しては、この数年ずっと一貫していて、Scrapboxに目次を取り込んで、その中にメモをしていくスタイルでやっています。
こんな感じですね。




で、分からない言葉とかが出てきたら、その段階でどんどん目次に加えていき、リンク化していきます。




すぐにその言葉の意味や内容について補足できるならば、その場でサクッと入れてしまいますが、あまり頻繁にやると読書の速度が落ちてしまいます。そこで、ある程度区切りが付いた段階でScrapboxを見て、リンクが赤い部分をチェックします。Scrapboxは、リンク先がないリンクは自動的に赤くなる仕様なのです。逆にリンク先が存在する場合は、青くなります。数が増えてくると、保存したのを忘れていて、「分からないな」と思ってリンク化すると青くなって、「以前調べたヤツだった」みたいな場面が割と出てきたりします。それは、それで理解が深まるので良いのですよね。
赤くなったリンクのうち、調べておきたい言葉であった場合は、そのリンクを踏んで新規作成します。

こんな感じで読書メモとは、別のページにその単語について書いていきます。




ちなみに、私は本を読む時は必ずiPhoneを片手に持っており、分からない言葉が出てきた際は、Scrapboxの非公式アプリであるPoter経由で入れています。リンクもワンタップでできるし、家で読んでいる時は、基本的に音声入力でやっています。そうで無い場合は、さすがにフリック入力していますが。

Porter for Scrapbox
Porter for Scrapbox
開発元:shunsuke senoo
無料
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2.人と話している時
人と話している時は、どうしているかというと、基本その場でiPad miniのGoodNotes5にメモを取っています。

人と話していてそんなことをしたら失礼では…?

と思う人がいるかもしれませんが、逆に意味を理解しないままでいることの方が失礼かと思っています。ただし、その場で聞ければ良いのですが、そうでない場合もありますよね。その時は、単語のみをGoodNotes5の手帳の欄外に付箋を貼り、そこに書き付けています。
今まで会った方でこういうスタイルで不快感をもたれた方はいませんでした。むしろ、熱心に話を聞いてくれると良い印象を持ってくださる場合が多いですね。ただし、iPhoneでメモをとるのは避けています。やはり、手帳代わりに見えるiPad miniの方が印象派良いですね。そのあたり、そろそろ社会的に許される状況になってほしいと思いますよね。

GoodNotes5には、スティッキーという機能があるのですが、そこにデジタル付箋があるのでそれを使っています。

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こんな感じで書いています。

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こうやって書いておくと、あとで見直す時すぐに目に付くし、サムネイルで見た時もそこに注目すべき情報がある事が分かるのです。

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そして、あとはそれをPoter経由でScrapboxに入れてしまうのです。




3.ネット上の記事を読んでいる時
ネット上の記事を読んでいる時は、サクッとブックマークレットで入れてしまいます。
ブックマークレット自体は、以前、過去記事で紹介しました。



主に公式のを使っていますね。
こんな感じでScrapboxに送ることができます。

Image from Gyazo


でも、最近は単にWebの切り抜きを入れることに意味を感じなくなってきているので、あとで編集することが多いですね。

例えば、最近Scrapboxに入れたものとして「チョコレート消費量とノーベル賞受賞者数の関係」という交絡に関するものですが、こういう事例をストックしておきたかったので、画像はコピペで入れ、抜き書きはブックマークレットを使ったりしました。

さらに、元記事に当たりやすくするように「Create link」というChrome拡張機能を使用しています。



これ自体、神拡張機能なので、別に取り上げたいのですが、これとScrapboxの相性がとても良いのですよ。PCで引用する場合、引用元のURLと記事タイトルを一度に取得したいですよね?
「Plain text」で一発でコペー可能なんですよね。あとは、Scrapboxで[](ブラケット)で囲んだ中にペーストするだけでOKです。

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4.ポッドキャストなど聴いている時
ポッドキャストも情報源なので、気になる話があった場合は、すぐに概要欄をチェックします。でも、概要欄に話していることに関係する情報が記載されていない場合が多かったりするので、そこから調べ始めることが多かったりします。

先日聴いたばかりの超相対性理論で話されていた「W.E.I.R.D」についてのScrapboxです。

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参照は、調べた際に参照したURLを入れています。
そして、ネタ元としてポッドキャストのエピソードリンクを入れています。
エピソードリンクは、通常はURLしか取得できないので、Buffer経由で取得しています。Bufferはタイトル取得する力が強いのでTwitterに流す以外の用途でも割と使用しています。

Image from Gyazo





そうやって集められた「分からない言葉」が、どんどんScrapboxに集まってくるわけですが、分からないままにしていては意味がありません。ここは、興味が趣くままにどんどん調べていきます。

例えば、先日、このような記事を読みました。



その中では、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」という本に書かれていた「オンディーヌの呪い」という言葉が取り上げられていました。

そこですぐさま「オンディーヌの呪い」という項目をScrapboxに作成し、調べ始めます。
そうすると、どうやら医学用語だと分かってきます。必要ならば、引用も入れていきます。

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さらに、「睡眠時無呼吸症候群」のリンクを踏んで新規作成します。
そして、調べていきます。「SAS」という略称がある事が分かります。さらに、症状の内容などについて必要な部分を記録していき、さらにリンクを貼っていきます。

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これは一例ですが、こんな感じのことをどんどんやっていくのです。
枝をどんどん伸ばしていくイメージですね。そして、気になる単語にリンクをどんどん貼っていくと、いつの間にかかつて作成した他の言葉とつながっていくのです。






そうすると、Scrapboxによるリンク機能が自動的に機能し始めます。
このように図らずも「ストレス」という言葉をリンクさせることで、「レジリエンス」という言葉とつながりました。

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例えば、「確証バイアス」という言葉は、このようなつながりが構成されていました。

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本が出てきたり、その本から派生した言葉のリンクがつながっていきます。
それ単体で調べた時よりも、様々な関連性が見えてきて、知識がネットワーク化していくのが分かるかと思います。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 気になった言葉はすぐにメモをするのです

気になった言葉や考え方、概念に出会った時は、すぐさまメモをするようにしています。そうしないと、すぐに目の前から消えて無くなってしまうからです。あとで、思い出そうにもその時には、情報の流れに流されてしまいもう出会うこともなくなってしまうかもしれません。したがって、その場でいかにキャプチャーするかというのが、大事になってくるのですよね。このあたりは、習慣化していく必要があります。とにかくすぐにメモをする習慣を身につけることが大事かもしれませんね。





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