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あえてコンフォートゾーンを出る

2023年03月08日
考察 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
日常生活を送っていると、昨日も今日も、そして明日も同じような日が続くと思ってしまいますよね。たぶん、明日はどこだ?みたいな不安定な日常を送っている人は多くはないはずです。
むしろ、割と単調な日常を過ごしていることが多いですよね。もちろん、単調と言いつつ、それはそれで色々なことが起こるのは誰しも同じですよね。しかし、基本的には1つの環境に身を置いて生活していらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんなコンフォートゾーンから出て、あえて出て行くことの必要性について考えます。



  
【 あえてコンフォートゾーンを出る 】  

 1.今日も明日も同じ毎日の心地よさ

 2.コンフォートゾーンを出る

 3.自らに揺らぎを持たせることの重要性








上でも書いたように、多くのこの記事を読んでくださっている方は、毎日「次に何が起こるか全く予想がつかない」とか「明日の自分がどうなるか分からない」みたいな人は多くはないはずです。
よほど戦場のような毎日を過ごしていない限りは、少なくとも毎日のローテーションをこなす毎日ではないでしょうか?

たぶん、そういう変化の少ない日常をこよなく愛する人も多いことでしょう。
私もそういう人の一人です。
単調と言いつつ、それなりに起伏のある毎日だったりするわけですが、それでも多くの場合予想の範囲内で収まります。

そう多くの場合は、予想の範囲内に収まるのですよね。
そして、そういう環境に長く身を置けばおくほど、想定外はどんどん少なくなっていきます。長年同じ環境にいるほど、そこが居心地が良く感じられるのは、想定外のことが起こりづらい状況がずっと続くことなんですよね。

まさに

今日も明日も同じ毎日が続くことの心地よさ

があるわけです。
コンフォートゾーンの中に浸かっていると、心地よいのですよ。
皆さんもそういうことないですか?





私はそういうコンフォートゾーンをあえて出るということをやっています。

これは、かなりの苦痛が生じるし、精神的な負担はかかるし、新しいことを考えなくてはならないし、明日のことは容易に想像がつかないことを意味します。

コンフォートゾーンを出るためには、

・環境を変える
・取り組むことを変える
・新しいことに取り組む
・新しい関係性を育む


というようなことをしなくてはなりません。

今までの同じ毎日のローテーションをあえて出て、全く違った状況に直面させるのです。
そうすると、今までと違った景色を見ることができます。
そういうことを小さな規模では、毎年。
大きな変革は、5~10年に1度ぐらいのスパンで自分に課しています。

エイやっ!と重い気持ちと体に鞭を打ってコンフォートゾーンを出て行くのです。





なぜに、そんな苦行のようなことをする必要が?

と思われるかもしれません。

これは、個人的な信条にもよるのですが、

自らに揺らぎをもたせる

ことの重要性を身にしみて理解しているからです。
自分自身は、面倒くさがりで割と怠惰な人間だと思っています。
そんな人間なので、放っておくと「自らの成長のために何かをやろう!」などとは、露も思わないわけです。

とはいえ、揺らぎが起きない自分が徐々に停滞してゆき、八方塞がりになっていくというのは、若かりし頃から何度も体験してきているのですよね。確かにコンフォートゾーンに留まっていると心地よいし、新しいことに取り組む必要も無いので、物事を極めるという面ではかなりのプラスに働きます。
しかし、結局は小山の裸の大将に成り下がるのは、目に見えているのです。
※これは、私の問題で、一つのことを極め続けることを否定しているわけではありません。

明らかにそうなる未来が見える様になってきたので(何度も失敗を重ねながらね)、怠惰な人間なりに、自分の意思とは関係なく、自動で揺らぎを持たせる方法が、「コンフォートゾーンを出る」だったのです。

「揺らぎ」をもたせることによる効能については、プロジェクトについて過去記事で書きました。



この記事では、プロジェクト自体に揺らぎをもたせないと、衰退したり潰えたりするのを何度も目にした経験から書いた記事です。




だからこそ、自分という人生を衰退することなく続けるために「揺らぎ」を意識してもたせるようにしているのです。日常レベルで細かな揺らぎをもたらすことは案外簡単です。

例えば、

美味しいモノを食べに行く
旅行へ行く
ちょっと寄り道をしてみる
仕事のやり方を少し変えてみる


などなど、いくらでも思いつきます。

しかし、それは小局面では揺らぎをもたらせても、大局面から見ると揺らいではいないのです。




だからこそ、大局的に見て大きな揺らぎをもたらすために、あえて「コンフォートゾーンを出る」必要があるのです。




先日、このような記事が挙がっていました。
脳の劣化を防ぐ最良の方法が、「新しい」ことに触れることであるという研究結果です。まさに、コンフォートゾーンを出ることを意味していますよね。








 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 自分の殻を自分で脱ぐ

甲殻類は、自らを成長させるために硬い殻を脱ぎ捨てることで、成長することができます。もちろん、そうすると硬い殻は失われ、ソフトシェルになってしまいますが、外殻が柔らかくなることで成長する余地が生まれるのですよね。まさに、自分の中に揺らぎをもつというのは、まさに硬い殻を脱ぎ捨てるのと同じなんですよね。





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