電話GPTも使ってみた

情報管理LOGの@yoshinonです。
今週は、GPT-4が出てきてその実力に圧倒される人が続出してますよね。
「もしかして、シンギュラリティ来ちゃってる?」
と思わせるぐらいです。
まだ、今年が始まってから3ヶ月ですからね?
今年の終わりには、どうなっちゃっているのか…。楽しみ半分、ちょっとした恐れが半分という気持ちです。
さて、今回はChatGPTを音声で気軽に試せる「電話GPT」というサービスについてです。
電話越しにChatGPT使うことができるサービスなので、期待値は高まります。
【 電話GPTも使ってみた 】 1.電話GPTとは何か? 2.実際に電話してみた 3.どんな場面で使うと良さそうか? |
まず、電話GPTというのは、上でも書いたように電話越しにChatGPTが使えるサービスです。
スマートフォンや固定電話から、下記番号に電話をかけていただくだけで、最近話題のChatGPTが直接音声で回答してくれる「電話GPT」を本日、特別公開しました📞
— 電話DX IVRy(アイブリー)【公式】 (@IVRy_jp) March 13, 2023
多くの方に体験していただきたいので、是非お気軽にお試しください☎️☎️☎️
「電話GPT」電話番号:050-1807-3316 pic.twitter.com/7XV1X8CdBO
ChatGPTは、基本的にチャットというぐらいなので、文字ベースでどちらかというとスマホよりもPCベースで使うことが基本の使い方になっていますよね?
Introducing ChatGPT
We’ve trained a model called ChatGPT which interacts in a conversational way. The dialogue format makes it possible for ChatGPT to answer followup questions, admit its mistakes, challenge incorrect premises, and reject inappropriate requests.
そう考えると、電話という音声だのみで使うことができるって面白い試みですよね。
ちなみに、こちらを開発しているIVRy(アイブリー)という会社は、元々AIを駆使して、電話によるサービス提供を行っている会社なのです。なるほど、納得ですね。
IVRy(アイブリー)|電話DX
IVRy(アイブリー)は1日100円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)です。自由な分岐設定と自動応答・SMS返信・電話の転送(リダイレクト)・録音機能を活用し、営業電話・顧客からの問い合わせ・注文・予約等の様々なシーンを自動化します。また、営業時間内と営業時間外でルールを変えること
ちなみに、個人ではこんな感じでアレクサとChatGPTをつないで、音声でやることを実現している猛者がいます。
ついにやっちまった。
— 平岡 | 定時で帰るための「個人DX」推進 (@hiraoka_dx) February 25, 2023
ChatGPTと音声で直接喋れる様になった。
これで、皿洗い中でもChatGPTに相談できる。。
勿論、誰でもできるように、一行もコード書かずに、全部無料でやる方法を模索しました。需要あれば後日解説出します。
以降、面倒な電話はこいつに対応してもらうか。。笑 pic.twitter.com/N5mG87bQFB
さて、実際に試してみました。
電話番号:050-1807-3316
にかけるだけです。
で、今回はそのやりとりを後悔しようと思ったのですが、よく考えたら生声出ちゃうじゃん!
ということに思い至り、断念しました。大変申し訳ありません。
一応、公式の動画があるので、そちらをご覧ください。
たぶん、コレを観ると感じると思うのですが、私も電話GPTを使ってみた率直な感想としては、
これ、コンシェルジュそのものでは?
となりました。
私が質問したのは、
「○○付近のオススメスポットある?」
「○○で雨が降ったときに、楽しめる場所教えて」
「○○のドライブスポットについて教えて」
とかですかね。
どれも、ChatGPT上ではそつなく返してくれるのですが、それを音声で聞くというのは、なんだか新鮮です。
まさに、自分専用のコンシェルジュをもったみたいな感じがします。
もしも、GoogleがAIチャット関係でMicrosoftをさらに出し抜くなら、豊富な地図情報を使った音声サービスを始めたら、ヒットしそうな予感がありますね。
さて、私が電話GPTを使ってみて、使うならこういう場面で使うと良いのでは?と感じたことを書いていきます。
1.企業の音声サポート
IVRyさんの企業情報でも書いていますが、さらに今週出てきたGPT-4を調教して、企業のヘルプデスクとかに仕立てるとか全然アリだなと。
適当な大嘘をつかれたらイヤですが、そのあたりは調整次第かな。
これに人工音声をさらに生っぽいのを使えば、もしかしたら電話を掛けた相手がAIだと気づかない可能性までありますね。親しげに話してみたら、「あれ?もしかしてAIかな?」となる感じ。
AIならば、カスハラに対しても精神が病むことも無く、対応できますしね。
最近は、チャットでカスタマーサービスを行うところが増えてきましたが、どうしても電話でというニーズ多そうです(高齢者の方とね)。
2.車の中で使う
音声でないとダメという場面って実はあまり多くなくて、強制的に両手が使えない場面を考えると車の中が割とあるなと思いました。運転しているときに、ドライブしている地点の休憩場所を探してもらったり、なんならドライブコースをいくつか提案してもらうとか良いかもしれません。
3.悩み相談
え…悩み相談??
って思いますよね。
これ、案外アリだなと思うのですよね。もちろん、深刻な悩み(自殺したいとか)は、オススメできませんが、占いに自分の人生の指針を示してもらっている人もいるぐらいなので、背中を押してくれる感じで話してくれれば、それで良いのですよ。基本的に悩みなんて、ほとんど自分の中で答えが出ていることが多いしね。
あくまでAIなので、人が関わらないというのもヒミツで相談したいというニーズに応えられそうです。

地図情報との組み合わせが最高になる可能性
上で書いていて、地図情報との組み合わせが、音声によるAIチャットが非常に便利になりそうな気がします。これ、Googleが、Googleマップとの組み合わせで出してくれたら、破壊的サービスになりそうな気がするのですよね。少なくともカーナビ絶滅させられる可能性も出てくるかも。
583円

2773円