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Evernoteを脱出しようと思う

2024年01月05日
Evernote 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
昨年、自分の中で大きくEvernoteへの依存度が下がりました。さらに、Evernote自体が、改悪に次ぐ改悪を繰り返しました。この数年間は、これからのEvernoteがどうなるのか?と興味と疑問の中で見守っていました。しかし、とうとう自分の中で最後の信頼が失われてしまいました。もはや、これ以上留まる必要性が失われてしまったので、脱出を考え始めたという話です。


  
【 Evernoteを脱出しようと思う 】  

 1.この数年間にわたるEvernoteの迷走について

 2.最後の信頼が失われる

 3.脱出先についての考察








この数年間、Evernoteの迷走が止まりませんでした。いきなりビジネス方面に全振りしてみたり、Webベースのアプリに作り替えたり(これは、賛否が別れるところですが、私は否定派)、いきなり身売りしたりとかですね。
とはいえ、自分の中では完全に見捨てるには至っていませんでした。これには、いくつか理由があります。

1.すでに膨大な量のデータが蓄積されている
2.PDFの中も検索可能
3.フォルダ監視によるインポートができる
4.検索がちゃんと機能している
5.IFTTTやZapierなどとのサービス連携できている


などですね。

ところが、Webベースのアプリに作り替えられたことで、フォルダ監視機能が使えなくなったために Evernote Legacyに即座切り替えました。しかし、Evernote Legacyは、あくまで過渡期的な対応としてのアプリで将来なくなることが視野に入ってきているので、おちおちできません。

新しいEvernoteを元のバージョンに戻す方法


IFTTTやZapierとの連携も次第に弱くなってきて、さらにX(Twitter)のAPIの有料化にともない、今までTwitter(あえてこう書くよ)をかましてEvernoteに入れていたものが機能しなくなってきています。そうすると、今まで自動で蓄積されていたものが、蓄積されなくなってしまいました。Swarmのチェックイン履歴もXのポスト履歴もEvernoteに残らなくなりました。

すでにEvernote LegacyではなくWebベースのアプリに切り替えたPC(Macも含む)が、3つのうち2つになりました。最後の1つは、ScanSnapと接続されているPCのみです。自分の使い方の大きなポイントとしては、ScanSnapで領収書やら様々な冊子類などをスキャンして、それをそのままEvernoteにインポートするという使い方をしています。PDFの中身が検索対象になるので、ストック情報としては最高の使い方ができていたのですよ。

しかし、その検索も次第に残念な感じになってきたのです。今までだったら簡単に検索できていたのが引っ掛からなくなってきました。特に顕著なのが、モバイルのアプリです。同期は遅いは、検索されないわでモバイルアプリ自体を最近ほとんど使わなくなりました(皆さん使ってます?)。




ネットでは、この数年ずっとEvernoteユーザーの人たちが、「もう辞めます」宣言をするのをよく目にしていました。しかし、自分の中では意外にEvernoteを置き換えるようなサービスが見当たらず、留まり続けることを選択していました。

ところが、この細くギリギリのラインで保っていたEvernote支持が、つい最近「プツリ」と切れてしまいました。それが、このアップデートです。

Evernote Freeのノートとノートブックの制限 — 2023年12月

無料ユーザーになると、ノート数の上限が50に制限されるというのです。運営の苦しさは十分に理解できるところではありますが、この施策を打つことで、先細ることが決定的なものになったのです(すでに十分先細っていたとも言えますが)。

もはや、Evernoteに未来なし

と自分の中で結論づけられました。




Evernoteから脱出することは決定しました。あとは、どうやって今の状況を維持しつつ軟着陸させるのか?というミッションになっていきます。
きっと、同様に考えている人も多いと思われるので、きっと興味のある人が多いのではないかと思います。今は、まだ脱出している状況ではなく、移行を検討している状況なので、今後変わるかもしれませんが、ある程度この数年考えていたことだったので、そのままいく可能性が高いと思われます。

1.ScanSnapで取り込む系の資料の行き先はGoogleドライブへ
これは、Googleドライブにするつもりです。というか、すでに移行しつつあります。なぜならば、元々Googleドライブは有料を契約しており、1TBの容量を確保しています。通常のPDFや画像ぐらいだったら当分困らないだろうし、今後足りなくなった場合はEvernoteのプレミアムに払っていた金額分を突っ込めばさらに2TB分確保できそうです。きっと、容量単価は下がり続けるでしょうから割と楽観的に考えています。とはいえ、過去の資産の移動が超大変です。どうしたものか…。

2.データベース系はNotionへ
読みたい本とかWebクリップなど蓄積する系のデータベース系な情報は、Notionに移行しようと思っています。今まで何度か触ってきたものの、どうにも使い切らないまま放置され気味だったNotionでした。元々データベース系の情報の蓄積はNotionの得意分野なので、餅は餅屋に任せようかと思います。この5年ぐらいでYoutubeをはじめとしてNotionのノウハウが充実しまくっているので、このあたりで苦労しなさそうという安心がありそうです。
ずっと避け続けていたNotionと向かい合う時が来たようです。


3.テキストのメモ系は用途ごとに
Evernoteの思想は、「全てのデータを1箇所に」でした。基本的な考え方としては、検索するべき場所を極力少なくするという「ポケット1つの原則」に沿っているので良いと思います。しかし、実際の運用面では、そうはならないことが多い人も多かったのではないでしょうか?私自身も初期の頃には、全ての情報をEvernoteに集約しようとしていた時期もありました。しかし、実際は複数のサービスを運用し、それぞれが得意なことに任せた方が上手くいくという結論です。
テキストのメモではありませんが、あとで読もうという記事は、Evernoteに蓄積するよりもPocketに入れたほうが都合が良いし(今後、記事にしますが2024年段階ではそうでなくなっています)、読みたい本の蓄積はブクログの方が都合が良いのです。このように「どこに」「何がある」のかハッキリとしているならば、別に一つに集約する必要はなかったのです。

そういうわけで、テキスト系のメモも用途ごとにハッキリと分かれている場合は、得意なサービスに任せてしまう方向でいきます(というか、すでにそうしてます)。
このあたりを書き始めると、かなり長くなりそうなので、後日別記事で起こしたいと思います。

①アイデア・考え・知識
Evernoteの蓄積の仕方の不満な点はアーカイブするには好都合なのですが、いざ活用する段階になった時にメモの関連性が見えづらいことです。
かれこれずいぶん長い期間Scrapboxを使い続けていますが、この点に関しては圧倒的にScrapboxが優れていると感じています。ある知識とある知識の結びつきが可視化されたり、意外な組み合わせが見えたりするのは、まさにScrapboxの強みだと思います。また、検索機能も十分に優秀なので、今のところ困ることは一つもないですね。

②文章系・ストック系テキスト
文章系(まとまりのある文章)や蓄えておきたい文章やテキストなどは、全てDropboxに入れています。テキストなのでどんなに突っ込んでも容量を圧迫することはないし、なんと言っても同期の速さと正確性は、老舗のDropboxの右に出るものなしですね。検索関係なども初期から比較すると雲泥のレベルでよくなりました。
ただし、いきなり全てがDropboxに入るのではなく、最終的な蓄積がDropboxにしているということです。

③使い捨てメモ系
長時間ストックする必要のないメモは、全てGoogle Keepに入れています。デジタル付箋みたいな位置付けですね。使い終わったらアーカイブするか消してしまいます。Google Keepの何が良いのかというと、とにかくGoogleとのサービス連携が最高!という点です。PCを使っている時は、GmailにしてもGoogleカレンダーにしても、サイドバーのアイコンからGoogle Keepが開くようにしているので、すぐにメモを転記できるのです。しかも、例えばGmailだとGoogle Keepを立ち上げると、 そのメールのリンクが自動で入るので、メモの参照先であるメールをすぐに呼び出すことができるのが本当に便利です。さらに、Google KeepからGoogleドキュメントを直接作成できるので

メモ書き→ドキュメント作成

が、スムーズなのですよね。
ここ最近は、一気にGoogleへの依存度が上がってきているので、なおさらそういう使い方が自分にとってしっくりくるようになっています。



eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 あとは膨大な過去のストック情報をどうするか?だな

Evernoteのノート数に関しては、時々大胆に断捨離などもしていたのですが、それでも2万近くあります。それらの大量にあるストック情報をどうするかが非常に悩ましいところです。できる限りエクスポートできるものはしていこうかと思いますが、量が量だけにちょっと苦しいです。実際、それらの情報を使うのか?と言われれば、ほとんど使っていないというのが実情ですが、たまに使うときがあるのが、ストック型情報の厄介なところなんですよね。どちらにしても、時間をかけて移行をしていくしかないというのが、今のところの結論です。うーん。


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