【速報!】WunderlistがMicrosoftに買収される
情報管理LOGの@yoshinonです。
今朝、入ったばかりのニュースで驚いています。MicrosoftによるWunderlist買収ニュースです。
【 WunderlistがMicrosoftに買収される 】 1.Microsoftによる買収 2.SunriseカレンダーもMicrosoftに 3.これからどうなる? |
今朝というか、夜中に発表されたMicrosoftによるWunderlist買収のニュースが流れました。
一応、ニュースソースを貼っておきます。
Facebook(https://www.facebook.com/wunderlist.jp/photos/p.442592242588872/442592242588872/?type=1)
Google+(https://plus.google.com/100211446257596665838/posts)
Twitter(https://twitter.com/Wunderlist_JP/status/605752268395192321)
Our Future, Wunderlist Joins Microsoft
自分的には、衝撃的でした。
様々なところと連携を増やしながら、それでいて軽い足取りで新機能を臆さずに盛り込んでいく姿勢などを見ていて、
「このまま独立採算でやっていくんだろうな」
ぐらいに思っていました。
それが、まさか大手中の大手であるMicrosoftが買収相手とは!
Wunderlistといえば、ここ最近ではSunriseカレンダーとの連携というのが、話題になっていました。
カレンダーアプリのSunrise、To-doリストのWunderlistと連携し、スケジュールとタスク管理をスムーズにする - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)


カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: Microsoft Corporation - Microsoft Corporation(サイズ: 25.7 MB)
私は、現在、Staccalというアプリでスケジュールを管理しているのですが、あまりにもうらやましくって、つい浮気をしそうになったぐらいです。


カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: gnddesign.com - Go Ando(サイズ: 10.3 MB)
さて、そんな素敵カレンダーアプリであるSunriseカレンダーですが、今年2月頃にMicrosoftが約1億ドルで買収しました。
その後、Sunriseカレンダーは、次々と連携サービスを増やし、安定した成長を続けています。
ちなみに、最近の小中学生の間で流行っているといわれているマインクラフトというゲーム(?)もMicrosoftが、昨年9月頃に買収しました。
PCのみならず、PS VITAなどマルチに展開して、さらにユーザー数を獲得しています。
Microsoftによる買収の影響というのは、三つの側面があると思っています。
1.大企業としての企業運営のうまさ
現在、MicrosoftのCEOを担っているサトヤ・ナデラという方は、硬直しがちだったMicrosoftをものすごい勢いで、改善しつつある凄腕の経営者であると思っています。
サトヤ・ナデラ - Wikipedia
以前だったら、Microsoftに買収されるというのは、その硬直化に飲み込まれて、次第に面白くなくなっていくということが多かったように思います。または、Windowsの機能に盛り込まれて消滅していくか。
しかし、昨今のMicrosoftの買収を見ていると、大企業としてその運営手腕を買収先に生かしていったり、買収先の企業価値を(Microsoftの持つ販売経路などで)さらに高めるというのが、散見されます。前述のマインクラフトなどは、まさにその一例だと思います。
2.既存サービスへの組み込み
とはいえ、Sunriseカレンダーを買収したときには、Outlookなど既存のサービスとの競合をどうするのだろう?という疑問は消えませんでした。
今のところOutlookにSunriseカレンダーの機能を盛り込むという話も出ていません。
Skypeも特にWindowsの機能として、OSレベルで融合させるというところまでいっていないので、この部分はそれほど恐れなくても良いのかもしれません。
Microsoftとしては、タスク管理という分野はあまり持ち合わせのないカードなので、既存のサービスへの組み込みというのは、発生しづらいかもしれませんね。それでも、同期の技術など取り入れ可能な技術はたくさんありそうです。
3.マネタイズとの関係
Wunderlistの収益性というのは、いまいち見えない部分も多いので、なんとも言えません。しかし、今まで機能の大半を無料で提供しており、さらにアプリも無料ということで、マネタイズという観点では、今後手を入れられる可能性もあるかもしれません。
新規の機能を使うためには、Pro版へのアップグレードを要求していくか?
んー無いとは言えない未来ですね。

安泰かどうかは見えません
かつてのMicrosoftだったら、悲観的な見方をすることが多かったのですが、最近のナデラ氏以降のMicrosoftだと、少し信用しても良いような気もしています。
Microsoftが、Wunderlistを買収することで、タスク管理というMicrosoftにとってのウィークポイントを補ったと見ています。
もしかしたら、Officeからのシームレスな連携が図られるようになるかもしれませんね。
とはいえ、人材の流出や機能の中抜きなど、過去のMicrosoftから考えると油断もできないというのが、正直なところです。
良い方向に進んでくれることを祈るばかりです。
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