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解析可能な世界へようこそ

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情報管理LOGの@yoshinonです。
先日のNHKスペシャルご覧になられた方はいますか?錦織圭選手のプレーを徹底的に分析した番組だったのですが、すごく興味深かったです。
今回は、テニスの話ではなく、スポーツにおけるデータ分析についてです。



  
【 解析可能な世界へようこそ 】  

 1.「錦織圭 頂点への挑戦」がとらえた世界

 2.頭脳のスポーツでは、すでに一般的に

 3.解析可能であることと、人工知能がもたらすスポーツの変化








checkmark.png 1.「錦織圭 頂点への挑戦」がとらえた世界

先日の日曜日に放送されたNHKスペシャルの「錦織圭 頂点への挑戦」という番組をご覧になられましたか?
私は、非常に興味深く観させていただきました。

NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「錦織圭 頂点への戦い」
NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「錦織圭 頂点への戦い」




テニス界の王者であるジョコビッチとのプレーを、およそ1000分の1秒単位で全て分析し、そこからジョコビッチが、錦織圭選手に対して、どのような戦略や戦術を用いたのかについて解説していたのです。

テニス自体も面白いのですが、私が特に興味を引かれたのは、NHKが解析したデータを元にした分析でした。錦織圭選手の強さの源である「前に出る攻撃的な」プレーを、どのように抑えていったのかを明らかにしていきました。

そこで見えていたのは、今回の番組では触れられてはいませんでしたが、世界のトッププレーヤーは、(たぶん)今回のNHKのようなビッグデータを用いた解析をしているであろうということです。
少なくとも相手を攻略するための方法の一つとして、用いているであろうと思わざる得ませんでした。

数年前に「マネーボール」という本と映画がありました。
これね。




この本では、野球に関わるビッグデータを活用し、選手スカウトやトレード、試合での戦術までデータ重視で行くことで、コストパフォーマンスの良い球団経営をするという話でした。

でも、ここで重要なのは、コストパフォーマンスの良い球団経営ではなく、ビッグデータを活用することで、人間の直感重視であったスカウトや、実際の試合場での戦術に切り込んでいるということです。







checkmark.png 2.頭脳のスポーツでは、すでに一般的に

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この数年、将棋の世界では「電脳戦」と称して、プロの将棋の棋士とコンピュータが戦うというもので、大変な盛り上がりを見せています。

そのあたりは、ここら辺の本が詳しいです。
現在に至るまで、棋譜の解析と、それをベースにしたソフトウェアの進化が、語られています。




しかし、今回の趣旨としてはソフトウェアの方ではなく、プロ棋士の方です。

最近のプロ棋士の多くは、コンピュータによる棋譜の解析や、対戦相手の棋譜を解析して、そこから得られた戦略を実際の将棋に生かすというようなことが、割と一般的に行われるようになってきているのです。

羽生善治「コンピュータ将棋により人間が培った美意識変わる」│NEWSポストセブン
羽生善治「コンピュータ将棋により人間が培った美意識変わる」│NEWSポストセブン




PCが解析した新たな定石破りの手を、さらに棋士達が研究するというようなことも行われているようです。人間では、考えつかない手をコンピュータが生み出し、それによって、思考の空白地帯をなくしていこうという戦略ですね。







checkmark.png 3.解析可能であることと、人工知能がもたらすスポーツの変化

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さて、またスポーツに話を戻しますが、もちろんスポーツの世界もビッグデータの波は来ています。

今回のトッププレイヤー同士のしのぎあいなどは、経験則だけでは突破できない知見なども含まれています。
録画記録を人間の眼が読み取り、その中から自分の経験則と照らし合わせて、対応策を考えていた状況から、全く違う方法論へと推移している過程なのかもしれません。

試合のビッグデータを解析し、人工知能が最善手を示してくれる。
そして、それを実践に活かせるように、プレイヤーが訓練をする。

そういう時代が来ているのかもしれません。

そう考えると、「情報を持つもの」と「情報を持たざるもの」との格差が気になってきますね。







 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 スポーツの世界だけの話じゃないです

今回は、スポーツと将棋にスポットをあてましたが、これは別にそれに限った話ではなく、今まで「人間が、知識と経験則で行ってきた」こと全てに当てはまっていくと考えられます。


例えば、これ。

杜氏のいない獺祭、非常識経営の秘密 | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
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さて、「自分の業界は関係ないよ」といつまで言っていられるか…。
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