Workflowlyは、アウトラインエディタとしてすごくいいんじゃないか?

情報管理LOGの@yoshinonです。
最近、アウトラインエディタにはまっています。アウトラインプロセッシングで考えることで、すごくスッキリするからです。
今回は、アウトラインエディタで一番オススメのWorkflowyについてです。
【 Workflowyは、アウトラインエディタとしてすごくいいんじゃないか? 】 1.アウトラインエディタって何? 2.Workflowyは優れもののアウトライナー 3.iOSでも使えるよ! |

先日まで読んでいた、この「アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術
「アウトラインプロセッシングって何?」
という人には、必読の書だと思います。
私のつたない説明よりは、読んだ方が100倍よいと思われますが、まぁ超ザックリと簡単に説明すると、このように階層構造を持ったメモ帳みたいなもの…です。ザックリし過ぎてるな。

ただし、ただ単に階層構造をもっているだけではなく、その階層構造を簡単に入れ替えたり、順番を変えたり、下の層のものを上に持ってきたりとか、できちゃうのです。

よく、大きな章を考えてから、その下の見出しを考えて、さらにその下に位置する段落を考えて文章を書くというような、トラディショナルな文章を書く方法のために使うと思われがちです。しかし、階層構造を簡単に入れ替え可能なので、どちらかというと、自然に文章を思いついたり、思考する過程のまとまっていないモヤモヤした感じを整理したりするのに向いているのです。
「アウトライン・プロセッシング入門」でTak.さんが書いているように、いきなり構造化した文章を書くなんて難しいです。

でも、アウトライナーによって、思いつくままに文章の断片などを書き連ねていき、その後、全体の構造などを眺めながら、入れ替えたり、加筆したりすることで文章を作成することができるのです。
これって、実際の思考過程にかなり近いなと思いました。
頭の中にあるものをきちんと吐き出して、視覚化することで、思考が整理されてくるというのは、すごくしっくりきます。
なんだか、GTD的ですよね。

今、一番オススメのアウトライナーは、方々で話題になっているWorkflowyです。
このWorkflowyは、Webベースのアウトライナーなのですが、アプリもあり、素早く同期してくれます。


カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: WorkFlowy - Jesse Patel(サイズ: 1 MB)
アウトライナーにとって必須の階層化はもとより、それを自在に入れ替えたりとかも自由にできます。


さらに、ある項目にフォーカスする「ズーム」という機能もあります。

とても、軽く、サクサク編集できるので、気持ちよく使えます。
上でも触れましたが、iPhoneやiPadなどにもWorkFlowyのアプリがあります。


カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: WorkFlowy - Jesse Patel(サイズ: 1 MB)
残念ながら、Web版と違って、ショートカットキーが使えなかったりと、使いやすさの面では見劣りがします。
しかし、Web版と同期するので、隙間時間で場所を選ばずにどんどん打ち込んでいって、あとでWeb版で修正するというのが、使い方としてはベストかもしれないと思っています。
そう考えると、どんどん書き込める下書きツールとしては、なかなか優れていると思っています。

アウトライナーは思考のツールです
Workflowyや前述の「アウトライン・プロセッシング入門
実際に触れてみると、思いもよらず、考えをまとめたり、アイデアを出していくツールとして、しっくりと手になじんできています。
特に「アウトラインプロセッシング入門」を読んでからは、「アウトラインは、かっちりしていなくてもいいんだ」ということが理解できたので、もっと気軽に使えるようになってきました。
テキストエディタと違って、まさに思考のためのツールなんだなと実感していています。
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