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音楽定額制の3つの功罪

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情報管理LOGの@yoshinonです。
前回、「音楽定額制を体験してみて変わったもの」という記事を書きました。
実際に音楽定額制を体験してみて、「これが、学生の頃にあれば…」と何度も思いました。しかし、同時にこれが、学生時代に出会っていたら、音楽との関わりが、かなり違ったものになっていたに違いないと思わざるをえませんでした。

今回は、音楽定額制に関して私が感じた「功罪」について、以下に3つ挙げたいと思います。


  
【 音楽定額制の3つの功罪 】          

 1.所有という概念の消失。そして、価値の低下

 2.音楽定額制で提供されるものの外側が無くなる?

 3.レコメンダーが強い力を得るようになる?







checkmark.png 1.所有という概念の消失。そして、価値の低下

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上でも書きましたが、音楽への価値の低下を痛烈に感じます。
まず、定額制によって、所有という概念が無くなってしまいました。音楽そのものにお金を払っているのではなく、サービスにお金を払っているという感覚しか持てないです。プロバイダーにお金を払っている感覚に近いかも?(まだ無料期間中だからお金は払ってないけど)
そこら辺は、Kindleとは全く感覚的に違うものです。
厳密に言えば、Kindleも所有ではないけど、感覚的には所有感はあります。

上でも書きましたが、高音質なラジオみたいな感覚になってしまいました。
この所有感の無さによって、愛着感のような感覚が希薄になっていく感じがしてくるのです。






checkmark.png 2.音楽定額制で提供されるものの外側が無くなる?

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Apple Musicにしても、LINE Musicにしても(AWAでも)、広大に広がる音楽世界を感じさせます。しかし、アルバムが不完全だったり、マイナーアーティストの曲はなかったり、古い曲もなかったりと、実は全然、全音楽をカバーするとかそういうレベルじゃないです。

でも、私たちが、音楽定額制にどっぷり浸かったときには、その定額制内で提供される以外の曲に触れる機会が果たしてあるか?というと、「ない」ような気がします。

また、お金を定額制以外に払ってまで聞きに行くか?と考えると、音楽マニアか熱狂的なファンでない限りは、それも「ない」なと思っています。

そうすると、音楽定額制の外側というものが、無くなっちゃうのかなぁ?とぼんやりと考えています。






checkmark.png 3.レコメンダーが強い力を得るようになる?

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すでに、AWAなどでは、レコメンダーがセレクトしたプレイリストを聴くスタイルが定着しています。というか、AWAの場合は、プレイリストで聴くというスタイルになっています。

上で「高音質なラジオ」と表現しましたが、まさにラジオ的な感覚で音楽をどんどん聴いていくようなスタイルになると、いちいち検索して、自分でプレイリストを作成して…というのが、ちょっと面倒くさくなります。

そこで、同じような感覚の人やセンスのいいレコメンダーのプレイリストを聴いていくスタイルが定着するのだろうなと考えています。そうすると、人気のプレイリストを作成するレコメンダーの影響力というのが、必然的に大きくなってくるのではないかと思うのです。






 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 変化を否定的に考えてはいないけど

今回は、「功罪」という強い言葉で書いてみましたが、今まで様々な変化を経験してきた身としては、今回の音楽定額制による変化をただ単に否定的に見てはいません。

レコードからCD。
CDレンタルからiTunes。
そして、音楽定額制。

基本的には、ユーザーサイドにとって大きな変化を余儀なくさせるものですが、結局はその変化そのものを受け入れてきていました。きっと、今回の音楽定額制も、一つの変化として、生活の中に組み込まれるのかもしれないなと考えています。





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