Wunderlistの完了タスクをGoogleカレンダーに登録する方法

情報管理LOGの@yoshinonです。
Wunderlist関係の記事で今回のは、自分的には最大級にオススメ記事かな?と思っています。
Wunderlistの完了タスクをGoogleカレンダーに自動的に登録することで、カレンダー上で振り返ることができるようになるよ!というものです。
【 Wunderlistの完了タスクをGoogleカレンダーに登録する方法 】 1.Wunderlistの最大の弱点を補う 2.Wunderlistの完了タスクをGoogleカレンダーに登録する方法 3.実際、どのように見えるか |
Wunderlistの最大の弱点は何かというと、カレンダー機能が弱いことです。
確かに期限順にソートをかけることはできます。
しかし、Sunriseカレンダーを使えば、最近はタスクの登録もカレンダー上でできたりします。
Sunriseカレンダーは、これね。
Sunrise Calendar
情報管理LOGでもWunderlistとSunriseカレンダーの連携について取り上げています。
SunriseカレンダーとWunderlistを連携させる - 情報管理LOG
しかし、完了タスクはどうかというと、実はそんなに簡単ではないのです。
Sunriseカレンダー上では、完了タスクには、チェックが入った状態で表示されます。
こんな感じにね。

私は、完了タスクを毎朝、前日の分をEvernoteに転送した後、全て削除しています(これに関しては、過去記事参照のこと)。そうすることで、Wunderlistが重たくならないようにしているのです。
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そうすると、Sunriseカレンダー上でも、タスクが消えてしまうのです…。Oh
Evernote上では、完了タスクを蓄積し、振り返ることはできますが、カレンダー表示にはならないため、見づらいのが欠点でした。

カレンダーをSunrizeカレンダーに切り替えれば、解決するじゃない?
と、思うかもしれませんが、2つの点で乗り換えには至りませんでした。
・Googleカレンダーに全てを集約しているため、あくまdSunrizeカレンダーはサブ扱い
・完了タスクを消してしまうとカレンダー上のタスクも消えてしまう
特に2つ目は、致命的でした。
そこで、完了タスクを消しても、きちんとカレンダー上に残り続けて、しかも、完了した時間も記録してくれるという方法を編み出しました。以下の方法を使えば、Sunrizeカレンダー以上にGoogleカレンダーが、高性能なタスク振り返りツールとして、生まれ変わりますよ。
その方法とは、Zapierを使う方法です。
このZapierに関しては、過去に何度か取り上げました。IFTTTよりも高機能なWeb上のサービスを組み合わせることができるできる子です。
Yahoo! Pipes終了後の代替サービスを考える
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なんと、WunderlistとZapierが、先日連携を発表しました。
これで、夢が広がりますね。
1.トリガーとアクションの設定
さて、やってみましょう。
まずは、Zapierにアクセスしましょう。
ちなみに、ここから登録すると、お互いのアカウントに1ヶ月に使用できる容量がアップする(100task)ので、お互いにハッピーになれるはず!
Zapier
トリガーを指定します。大量にありすぎるので、検索の「Wunderlist」と打ち込むとすぐに見つかります。

「タスクが完了したら」というトリガーを選択します。

次にGoogleカレンダーを連携先として選びます。
しかし、その前にGoogleカレンダー上に「Wunderlist完了」みたいに、新規にカレンダーを作成してきおきます(←これ、意外に大事!)。

それから、Googleカレンダーをアクションに設定して、「新しいイベントを作成」を選択します。

これで、トリガーとアクションの設定ができました。

2.認証作業
それぞれのサービスで認証をしないと先に進めないので、それぞれで認証をしていきます。
まず、Wunderlist側での連携の承認します。



次にGoogleカレンダーの方も認証していきます。


これで、事前準備完了です。
3.Wunderlistのどのタスクリストを使うかを指定する
Wunderlistのどのタスクリストを連携させるのかを指定していきます。

4.連携の詳細設定
次にどのようにWunderlistとGoogleカレンダーを連携していくのかについて、詳細設定していきます。
色々並んでいて、ひるみそうになりますが、以下のようにやっていけば大丈夫!

まず、Googleカレンダーのどのカレンダーを使うかを指定します。

Summaryは、「insert filds」というところをクリックすると、反映すべきデータがズラリと並ぶので、その中から「Title」を選びます。

次にカレンダーの日時設定をします。
始めと終わりの時間を指定するのですが、チェックしたときが、始めであり終わりでもあるので、両方とも「Completed At」を選んでおきます。

5.テストをして名前を付けて保存する
ここまできたら、あと少しです。
テストをして、実際に連携できるかチェックしてみましょう。
事前にテストをできるのが、Zapierの良いところですよね。

最後にこのレシピに名前を付けましょう。
私は、「Wunderlist to Google Calendar」という味も素っ気もないタイトルを付けてしまいました。

実際に完了タスクを表示してみたGoogleカレンダーになります。
このように表示されます。
ぼかしばかりですみません。

月別で見るとこんな感じ。
※他のカレンダーを非表示にしてあります。

Googleカレンダー上に直接データが反映されるので、自分の好きなカレンダーアプリが使えるというのも魅力ですね。

これで死角がなくなりました!
今までWunderlistで満足できなかった部分の一つとして、カレンダー上での登録と振り返りができないということがありました。
しかし、今回のZapierでGoogleカレンダーと組み合わせることで、根本的に解決してしまいました。登録をSunrizeカレンダーで、そして振り返りをGoogleカレンダーで行うことができるようになったからです。
Wunderlistアプリは、タスクをチェックするのと、管理をするためのツールとして使うことに特化することで、自分の中ではすっきりと落ち着きました。
これで、Wunderlistにおいて、自分的には、死角がなくなったといえる状態になりました。
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