図書館を外付け本棚と考えてみる

家の中において、本や紙資料の占める割合というのは、ばかになりません。特に本は、増えることはあってもなかなか減ることはないので、本棚をはみ出し、生活圏内までその勢力を広げてしまうこともありました。
しかし、今ではその勢力拡大も、ある程度封じることができるようになってきました。
どのようにするかというと、図書館を利用するのです。
最近の図書館は、かなりオンライン化が進んでおり利便性が、格段に良くなっています。私の住む街も数年前から、ネットでの予約貸し出しができるようになりました。しかも、受け取る図書館を指定できたり、返す図書館はどこでもよかったりとかなり配慮されています(今はどこでもそうなのでしょうか?)。
少なくともネットでの予約貸し出しは、本棚をスリム化する方法としては、なかなか良い方法だと思います。
【図書館を使うメリット】
①借りるだけなので本棚が圧迫されない
②返却期限があるので、読むモチベーションになる
③蔵書が自宅の本棚に比べて格段に多い
④検索が使える
図書館を使うメリットとして大きいのは、②の返却期限ですね。いわゆる「積ん読」にはならないです。返却期限は、デメリットにもなり得ますが、長い時間「積ん読」にしておいても、結局は自分のためにならないということを考えると、デメリットになりづらいと思います。また、自宅の本棚と違って、④の検索が使えるというのもメリットとしては大きいです。図書館を外付けハードディスクならぬ、外付け本棚として考えるとよいのではないかと思うのです。
ただし、良いことづくめではなく、もちろんデメリットも存在します。
【図書館を使うデメリット】
①読みたい時に手に入るとは限らない
②必ずしも読みたい本が、絶対あるわけではない
③借りたり、返したりという手続きが必要
④自分の本ではないので、書き込みなどはできない
あくまで、公共の施設からお借りするものなので、自分の本のように書き込んだりすることは言語道断です。デメリットととして大きいのは、読みたいときに読みたいタイミングで手に入らないことがあることです。本は、タイミングが大事だと思うので、どうしてもという場合は、買った方がよいでしょう。特に人気本だと手に入りづらいということもあります。
しかし、若干の使い勝手の悪さがあるとしても、物理的な場所を取らないで自分の本棚の延長と考えることで、図書館の利用の仕方も変わってくると思います。
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