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ScanSnap Cloudは、Evernoteとの連携が最高です(実践編)

2015年12月09日
Webサービス 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
前回、ScanSnap Cloudのセットアップ方法について書きました。
今回は、いよいよScanSnap Cloudを実際に使って、Evernoteに保存して見たいと思います。


  
【 ScanSnap Cloudは、Evernoteとの連携が最高です(実践編) 】  

 1.ScanSnap Cloudを使ってみる

 2.ScanSnap Manegerから切り替えできます

 3.ScanSnap Cloudのメリット&デメリット








前回、「ScanSnap Cloudは、Evernoteとの連携が最高です(セットアップ編)」ということで、ScanSnap Cloudをセットアップするところで終わってしまっていました。

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今回は、実際にScanSnap Cloudを使ってみたいと思います。

まずは、実験的に読み取るモノを準備しました。

2015120901.jpg


ScanSnap Cloudが使える状態の時には、ScanSnapのライトの半分が、紫色になります(写真じゃ分かりづらいけど…)。
この状態で、これをスキャンしてみたいと思います。

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セットして、ボタンを押します。
いつもだったら、ScanSnap Manegerが立ち上がるのですが、特に何も起こりません。

読み取った文章は、Evernoteに保存する設定にしてあるので、Evernoteに送られているか同期して確認してみます。
おっ!入ってる!!

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特に特別な設定はしていませんが、きちんとDocumentsというフォルダが作成され、そこに保存されていました。

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私は、当初、ScanSnap Cloudを使うためには、いちいちScanSnapの背面のUSBを抜かないとダメなのかな?と思い込んでいました。
しかし、そんな不便なことはあるはずもなく、ScanSnap Manegerから切り替え可能でした。

タスクトレイのScanSnap Manegerを右クリックすると出てくるメニューの最上部に「ScanSnap Cloud」の項目が追加されているではありませんか!

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PCを経由させたい場合と、PCには保存せずに、すぐにクラウドに放り込みたいときと、場合分けができるのは、すごく良いですね。







以下は、私が実際に使ってみて、ScanSnap Cloudに感じたメリットとデメリットをあげていきたいと思います。あくまで私の感想なので、他の人からしたらそれほどのメリットやデメリットに感じないかもしれません。


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<メリット>
1.PCにスキャンした画像が残らない
私は、スキャンしたものは、ほとんどEvernoteなどのクラウドサービスに入れているため、元画像をほとんど必要としません。元画像を手元に置いておきたいということがなければ、ScanSnap Cloudで十分かもしれません。

2.自動的にタイトルが付く
読み取った文章にタイトルがあれば、自動的にOCRされてタイトルを付けてくれます。しかし、タイトルが判別できづらかったり、タイトルのないものは、日付がタイトルになります。ラクと言えば、ラクです。

3.スキャンするだけで完了という速度感
ScanSnap自体が、かなりの速度でスキャンしてくれますが、その後の画像をリサイズしたり、タイトルを付け直したり、Evernoteのインポートフォルダに入れたりという一連の作業が全て省略され、いきなりクラウドというのは、ちょっと気持ちいいです。最初は、本当に保存されているかな?と心配で、すぐに同期して確認していましたが、今のところエラーはないです。

4.いちいち仕分けしなくても良い
レシートは、こちら。文章は、こちら。と、いちいちクラウドサービス毎にスキャンしたものを仕分けしていましたが、それの必要がなくなります。特に上記のクラウドサービスを使い分けをしている人にとっては、試す価値はありますよ。

5.ScanSnap Cloud上にもスキャンされたものが残る
これは、人によっては、デメリットになるかもですが、私的にはありがたいサービスです。今度、別記事で書く予定ですが、ScanSnap CloudのiPhoneアプリがあるのですが、そこで確認できたり、さらに他のサービスに投げることもできるのです。

6.カテゴリが混在しても分類してくれる
これ、何気にスゴイと思うんですよね。写真と文章と名刺を混在させて、一気にスキャンかけても、ほぼ狙ったところにアップロードされます。


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<デメリット>
1.PDFがOCRされない
これ、ちょっと痛いんですよね。
PDFでスキャンしても、ScanSnap CloudではOCRされないのです。もしも、OCRしたい場合は、一度、アップロードされたものをダウンロードしてからScanSnap OrganizerでOCRしなくちゃいけないのです。クラウド側でなんとかならないものか…。

2.狙ったタイトルが付かない時がある
このタイトルで読み取って欲しいというときに、違う箇所がタイトルになってしまうことがあります。あと、微妙に文字化けしたりします。でも、修正は可能なので、たいしたことないと言えば、たいしたことないです。

3.間違ったところにアップロードされるときがある
名刺をスキャンしたときに写真として認識されてしまっていたときがありました。そうすると、違うサービスにアップロードされてしまうので、「あれ?ないぞ??」となることもあります。
その場合、ScanSnap CloudのMy Cloudから、アップロード先を変更して再送する必要があります。





 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 サービスの充実がさらに望まれます

ScanSnap Cloudですが、現行のままでも、かなり使えるサービスだと思います。少なくとも、自分が使う範囲では、十分な機能があります。
しかし、もう少し連携するクラウドサービスを増やして欲しいと思ったり、前述のOCR問題が解決されたら、ちょっと他では類を見ない、最強のサービスになりそうな気がします。

というわけで、すごく期待しています!



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