Evernote Web Clipperでできることをまとめてみました

情報管理LOGの@yoshinonです。
先日、Chromeの拡張機能であるEvernote Web ClipperでGmailをクリップできるようになっていたということを記事にしました。今回は、その続編で、Evernote Web Clipperでクリップできるものと、それぞれの挙動についてです。意外に高機能なんですよ。
【 Evernote Web Clipperでできることをまとめてみました 】 1.通常のWeb上の記事 2.Amazonでのクリップ 3.YouTubeでのクリップ 4.Gmailでのクリップ 5.PDFの場合 6.LinkedInでのクリップ |
通常のWeb記事をクリップする際は、5つのモードがあります。
1.通常のクリップ
まず一つ目は、通常のクリップをする場合です。
これは、特に何もしなくても、そのままできてしまいます。拡張機能のEvernote Web Clipperを立ち上げると、自動でこのモードになります。
これが、Evernote Web Clipperです。

このようにクリップしたい部分が、浮かび上がって表示されます。


タグや保存するノートブックなども、自動でついたりします。スマートクリップと呼ばれるもので、Evernoteに蓄積しているものから、自動で判別してくれるようです。もちろん、保存するノートブックが決まっている場合は、設定で固定することもできます。
ノートブックの指定やタグの指定、タイトルの変更などは、手動でもできます。


2.簡易表示でのクリップ
Cleaerという拡張機能と同じ機能で、Webページから広告や余計な装飾などを省いたものが表示されます。
このスッキリとした表示のままクリップできるので、記事だけキレイに保存したいという場合いいですよね。

3.ページ全体
これは、Webページ全体をクリップします。わざわざフリーソフトなどでやらなくてもEvernoteでできちゃうんですよね。

4.ブックマーク
意外と知られていないモードかと。
アイキャッチと文頭の文章とリンクが、保存されます。ShareHTMLみたいなブックマークレットでWebを紹介するような感じで、クリップできるので、全文保存するのもアレだし、URLだけだと忘れてしまうしという場合、威力を発揮します。

5.スクリーンショット
Evernoteの初期からあったスクリーンショット機能です。スクリーンショットを撮る範囲を指定した後に、簡易編集ができます。Skichでできていたことが、一通りできるのです。


Amazonでは、独自のAmazonモードともいうべき独自のクリップができます。
非常に便利だと感じるのは、イメージとか、製品情報とかが、細かく区切られ、それぞれのチェックボックスでクリップする部分を指定できることです。
欲しいモノリストへのクリップは、これが一番いいかも。

YouTubeでもEvernote Web Clipperが、使えます。
YouTubeでクリップすると、このようになります。

Evernote上では、このように見えます。
ちなみに、動画自体がEvernoteに保存されるわけではなく、サムネイルが保存されます。

Gmailでも特別なモードでクリップできます。
以前の記事でAmazonで購入したものを、Evernoteに保存するということについて記事にしました。
Bookmarklet: instantly generate a Card for any web page. | Embedly
そして、複数のスレッドがある場合は、そのスレッドの中から保存したいものを選ぶことができます。

PDFの場合、すぐに右下に「Evernoteに保存」と拡張機能をクリックしなくても出てくるという親切設計です。
でも、せっかくなので、Evernote Web Clipperをクリック。ちなみに、右下のボタンを押しても、Evernote Web Clipperが立ち上がるだけです。


いわゆるクラウド型名刺サービスみたいなもの。
クリップするとき、相手の属性でどこを保存するか選ぶことができます。


かなり柔軟でできるヤツでした
Evernote Web Clipperですが、オリジナルモードが増えていて、かなり使える場面が増えてきました。
ついつい、Evernoteへクリップする量が増えそうでコワイです。
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