VAIO type Pレビュー

先週の週刊アスキーにVAIO type Pが大々的に宣伝されていたので、さっそく見てきました。

すごいピールぶりです。
実際には、VAIO type Pを見てさわってかなり感動しました。
どこらへんが、良かったのかまとめてみました。
【VAIO type P ここが良かった】
1.薄くて軽くモバイルに最適
2.デザインが素敵
3.キーボードが意外に良い
4.小技が効いたボタン
1.薄くて軽くモバイルに最適
実際に手に持ってみて、その軽さに驚きました。カタログ値では、558gということで相当軽いことが分かります(最小構成時)。また、大きさもかなり横長ですが、解像度が高い(1600×768)ので別に気になりません。それよりも、ウィンドーを並べて使えるなど、この大きさならではの使い方があるように感じます。超ミニデュアルディスプレイ的な感じですね。私は、以前VAIO C1を使っていたのですが、形的にはさらに横長です。


バッテリーが、4時間と若干少ないのが気になります。大容量バッテリーを使用すると9時間ということですが、この軽さを犠牲にするのは、少し気が引けます。
2.デザインが素敵

最近の数多あるUMPCとは一線を画すデザインは、一見の価値ありです。Appleデザイン的な価値観が世界を覆いつつある中で、Sonyの底力を見せていただきました。少なくとも最近のネットブックの安っぽさとは、違った魅力があります。写真では、ややギラギラして見えますが、それほどメタリックな感じではありませんでした。むしろ、上品な感じ。色は、ガーネットレッド、ベリドットグリーン(モスグリーンのような色)、クリスタルホワイトの3色が店頭販売されています。しかし、もし買うとするならば、VAIOのオーナーメードモデルのみのオニキスブラックがそそります。
また、小さいことですが、キー中央のトラックポイントやSDカードスロットなどにも筐体と同系色でそろえており、デザインの統一感を一層かき立てています。
3.キーボードが意外に良い
これだけ、薄い筐体だと若干たわんだり、打ちづらかったりするのですが、これが意外に打ちやすくしっかりとしたキータッチでした。キーピッチもこのサイズにしては、申し分なく大きく十分普通使いできるぐらいの感じでした。意外と重要なポイントですが、キー配置も変な配列ではなく、一般的な配列でした。
4.小技が効いたボタン
下の方についている2つのボタンですが、これがなかなか良いです。左側のボタンを押すとウィンドウを左右に並べてくれます。右にWebを表示しながら、左で文章を書くというような使い方が、一発でできるのが子気味いいです。右側のボタンは、メディアクロスバーを起動するボタンです。最近のSony製品には無くてはならないUIですよね。

最近、どのPCを見てもあまり「欲しい」とは思いませんでした。どれを見ても似たり寄ったりで、「安ければいいかな?」という感じでした。たぶん、そういう気分は、全体的にそういう傾向があるのではないでしょうか?だからこそネットブック隆盛につながっていたのだと思います。しかし、VAIO type Pは、久々に「欲しいPC」になりました。
みなさんもぜひ実機をさわってみてください。
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