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仕事での瞬発力を高めるには(前編)

2009年02月01日
仕事ハック 0
今回は、仕事で「ここぞ」という時に要求される瞬発力ともいうべき力をどう高めるかという話題です。

ルーチンワークや通常の業務においては、順序よく仕事をこなしたり、日々の積み重ねた経験などで乗り切っていくことができます。しかし、仕事をやっている中では、必ずしもそういう業務ばかりとは限りません。突発的に発生した仕事や急に仕事が立て込むということも珍しくはありません。
明日までに企画を立ててプランの説明をしなくてはならないというようなときに要求される力というのは、通常の業務をこなす力とは別の力が要求されます。それが、仕事の瞬発力というものです。

 1.仕事の瞬発力とは何か?
 2.アウトプットを鍛える
 3.インプットの速度を上げる
 4.仕事の組み立て力を高める



1.仕事の瞬発力とは何か?
通常の何倍もの仕事を片付けたり、忙しいにもかかわらずさらに複数の仕事を並列して行わなければならないという場面の時というのは、即座に仕事を組み立てる力と素早いアウトプットが必要となります。基本的に仕事は、アウトプットで成り立っているので、いかにアウトプットを即座にできるかということが問われます。しかし、闇雲にアウトプットをしていても、効率を考えなくては、無駄な労力で終わってしまいます。そこで、なすべき順番や手順を事前に組み立てることが必要になります。このアウトプットと仕事の組み立て力こそが、仕事の瞬発力なのです。
しかし、スポーツをする際に必要な瞬発力も突然には身につきません。日頃のトレーニングの積み重ねが、もしもの時の瞬発力となって表れるのです。仕事も実は、それほど大きくは変わりません。


2.アウトプットを鍛える
仕事に対するアイデアやノウハウ、考えなりは、すぐに出てくるものではありません。日頃から鍛えていく必要があります。使わない筋肉をなるべく使い、全体的に筋力を上げていく基礎トレが必要です。
人によって様々な方法が考えられますが、情報管理LOGオススメの鍛え方は、以下の2つです。

【アウトプットを鍛える方法】
  A:ブログなどを活用し毎日アウトプットする習慣をつける
  B:アイデアメモをする

A:ブログを更新し毎日アウトプットする習慣をつける
ブログを更新し毎日少しでもアウトプットをしているだけで、アウトプットの速度と量が上がってきます。最初は、まとまった量を書くのは辛いですが、日々書いていくことで、次第にアウトプットすることが苦痛ではなくなってきます(ここらへん、実に筋トレっぽいでしょ?)。業務日誌や日記という方法もありますが、あえてブログを推します。
ブログである理由は、様々な人が見ることで、人に伝えることを心がけるようになるからです。人に伝えることを意識することで、最初は荒くてもどんどんブラッシュアップしていくものです。それと同時に何らかのリアクションも返ってくるので、続けるモチベーションにもなります。

B:アイデアメモをする
とにかく日頃思いついたアイデアは、すぐに手帳や携帯にメモをしましょう。何に役立つか分からないアイデアや、明らかに業務とは関係ないアイデアであっても構いません。一度、メモの形でアウトプットすることで、客観化されます。逆にメモすることができないような曖昧なアイデアは、アイデアではありません。頭の中にあるアイデアを目に見える形に直すという行為そのものが、アウトプットを鍛えることにつながるのです。

A、Bに共通するのは、頭の中の考えを目に見える形に直すということです。目に見えた形に直すことで、独りよがりや整合性のなさに気づくことができるようになるのです。

次回は、3と4について取り上げます。
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