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学研のひみつシリーズが、私たちの知っているひみつシリーズじゃなくなっている件

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情報管理LOGの@yoshinonです。
最近、うちの息子が読んでいる学研のひみつシリーズをふと見てみたところ、ものすごい違和感が…。
「これ、自分が知っているひみつシリーズじゃない!」
というわけで、どういうことか調べてみました。
そうすると、驚愕の事実が!


  
【 学研のひみつシリーズが、私たちの知っている  
ひみつシリーズでは、なくなっている件 】  


 1.私たちの知っている「学研ひみつシリーズ」は、こんなの

 2.「学研ひみつシリーズ」のラインナップについて

 3.「まんがでよくわかるシリーズ」とは

 4.なんと!電子書籍を無料で読むこともできます







checkmark.png 1.私たちの知っている「学研ひみつシリーズ」は、こんなの

「私たちの」とか、大風呂敷を広げてしまいましたが、ここでいう私たちとは、30代~40代全般ということにしておきたいと思います。

そして、小学校の図書室などに置いてあった学研のひみつシリーズというのは、「からだのひみつ」とか「恐竜のひみつ」、「昆虫のひみつ」とか、です。子どもにとって分かりやすく、科学の知識を教えてくれた漫画本でした。

実は、現在でも「新ひみつシリーズ」して刊行されています。
若干、絵が今風になっていますが、内容もほぼ昔の感じを踏襲しています。





私が、子どもが読んでいたのは、こんなのでした。
しかし、うちの子が読んでいた「ひみつシリーズ」は、こんなタイトルでした。

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「タイヤのひみつ」?「ポンプのひみつ」「百貨店のひみつ」??
さらには、「LEDのひみつ」やら「八つ橋のひみつ」なんていうのまで読んでました。
すごいニッチなところ突きすぎじゃ…。
というわけで、調べてみました。






checkmark.png 2.「学研ひみつシリーズ」のラインナップについて

実は、この学研のひみつシリーズというのは、旧ひみつシリーズから新ひみつシリーズになっただけで、メインストリームは変わりがないようです。
しかし、これの姉妹シリーズというのが、多数存在するようなのです。

 事典シリーズ
 早わかり入門シリーズ
 算数ひみつシリーズ
 理科ひみつシリーズ
 漢字ひみつシリーズ
 伝記シリーズ
 日本史人物シリーズ
 名作シリーズ
 教科書まんが事典
 まんがでよくわかるシリーズ
 科学ふしぎクエスト


参考:ひみつシリーズ - Wikipedia

私の子どもが読んでいたのは、「まんがでよくわかるシリーズ」というシリーズでした。





checkmark.png 3.「まんがでよくわかるシリーズ」とは

さて、この「まんがでよくわかるシリーズ」というのは、一体何かというと企業や団体から協賛を得て、製作されているものなのです。そして、基本的には、非売品で図書館や学校図書として寄贈しているものらしいのです。
だから、本屋などでは一切見かけることもなく、実際に子どもが借りてくるか、図書館で見つけるしかないというものなのです。

これ、学研はうまいこと考えたなーと思いました。
他のひみつシリーズだと、ライターさんを雇って、様々な所に取材などをさせ、それをまとめて漫画にしなくてはいけません。

しかし、この「まんがでよくわかるシリーズ」は、企業や団体から協賛を得ることによって、取材先を絞り、しかも協賛してもらっているので、資料を得ることも容易になるでしょう。もしかしたら、制作費などもある程度出ているのかもしれません(分からないけど)。
なぜ、そう考えるのかというと、かなり企業などにとっては、広告的な意味合いも含んでいるからなのです。

例えば、「カレーのひみつ」を見てみると、表紙の段階で「バーモントカレー」って入ってる!

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もちろん、最初のところに、きちんと「読者のみなさまへ」というところで協力元なども明記されています。

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ほとんどのページは、スパイスの歴史や日本にカレーが伝来した歴史、カレーの製造過程など、子どもたちの好奇心をくすぐる学習マンガになっています。しかし、途中には、思いっきり「バーモントカレーの由来」とか宣伝ページが入っています。

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これを、別に悪いとか言うつもりは全くないのですが、これから消費者になる子どもたちにアプローチをする手段としては、大成功しているような気がします。しかも、大げさな宣伝などを打たなくても、学校や図書館に入って、大勢の子どもたちの目に触れるのですから。やりおる。

さて、そんな中で一番異彩を放っているのが、「埼玉県のひみつ」です。
なんと自治体もここに目を向けてきたのです。ちなみに、自治体では、埼玉県だけですけどね。
これから、町おこしのために「学研のまんがでよくわかるシリーズに取り上げてもらうか!」とか、変な方向に行かなければいいのですけどね…。







checkmark.png 4.なんと!電子書籍を無料で読むこともできます

さて、この「まんがでよくわかるシリーズ」ですが、電子書籍版を無料で読むこともできます。

こちらの学研のサイトでダウンロード可能です。

学研まんがでよくわかるシリーズ | 電子書籍ストア 学研BookBeyond(ブックビヨンド)
学研まんがでよくわかるシリーズ | 電子書籍ストア 学研BookBeyond(ブックビヨンド)




先ほどの宣伝云々ということを考えると、このシリーズを無料で提供するのは、理にかなっていますね。

でも、実際に読んでみて、確かに子どもが夢中になって読むのも分かります。そして、昔ながらの「ひみつシリーズ」にあったような、知的好奇心を満たしてくれる存在であるのも変わっていません。
ぜひ、皆さんも読んでみて、判断してみてください。






 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 図書館や学校の図書室がターゲットにならないことを祈るばかりです

学研の「まんがでよくわかるシリーズ」が、展開しているのは、実にブルーオーシャンに見えなくもないです。特に学校の図書室というのは、確かに子どもたちが、限られた蔵書の中から読むことが前提になっているので、アプローチをする手段としては、すぐれたやり方にも見えます。

しかし、本来図書館や図書室は、そのようなターゲットとは相容れないものだと思っています。学研のこのシリーズは、まだ良心的な内容ですが、これがもう少し悪意を持った、または意図を持った方々のターゲットの主戦場になったら、最悪だと思わざるを得ません。

いつまでも、私たちの知的好奇心を満たす図書館や図書室であってほしいと思っています。


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