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あえて漫画ではなく、吉野朔実の著書でオススメを挙げてみる

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情報管理LOGの@yoshinonです。
先日、漫画家の吉野朔実さんが、お亡くなりになったというニュースが流れました。少女漫画家ではありましたが、ちょっと文学的で緻密なプロットの作品群は、とても魅力的な作品が多くファンもたくさんいました。
今回は、あえて漫画ではなく、吉野朔実さんの仕事として、もう一つの側面である著作(エッセイ)を取り上げてみたいと思います。彼女の考え方や嗜好は好みの分かれるところですが、私は大好きです。(とはいえ、漫画エッセイがほとんどなんですけどね。)


  
【 あえて漫画ではなく、吉野朔実の著書でオススメを挙げてみる 】  

 1.こんな映画が、―吉野朔実のシネマガイド

 2.お父さんは時代小説が大好き

 3.お母さんは「赤毛のアン」が大好き

 4.吉野朔実劇場シリーズ







checkmark.png 1.こんな映画が、―吉野朔実のシネマガイド

まずは、吉野朔実の映画エッセイから。
というか、この「こんな映画が、」は、何度読み返したことか…。これで、観る気になった映画も数知れず。1つ1つが、超短い短編エッセイです。その代わり、ものすごいたくさんの映画を取り上げています。なんで「ガメラ3」まで?と思わなかったでもないですが、それさえも魅力的に書いてしまう技量は、すごいのです。
下で紹介する全ての作品に共通するのは、彼女の素敵な絵も添えられているので、それとセットで楽しめるのもいいですね。





映画のエッセイとして、もう一つ。
こちらも、オススメなのですが、今さっきAmazonを見てみたら、すでにプレミア価格が…。古本屋さんで見つけたら買ってください。








checkmark.png 2.お父さんは時代小説が大好き

こちらは、エッセイマンガと言った方が良いですね。後で紹介する「お母さんは~」との姉妹巻になっています。
こちらは、本にまつわるお話しがてんこ盛りです。吉野朔実さんは、大の本好きだったので、本のお話が抜群に面白いんですよね。こちらの「お父さんは~」では、「友人に薦めてもらった本はつまらないほど面白い。」「父の野望」「『咳をしても一人』は誰の句だったか?」とかが好きでしたね。「お父さんが~」は、吉野朔実さんのお父さんのお話が、2本も出てくるんですよね。



私が、これで好きになったポール・オースターの「偶然の音楽」です。






checkmark.png 3.お母さんは「赤毛のアン」が大好き

ポール・オースターを読むようになったのも、この人の薦めがなかったらまず読まなかっただろうと思っています。
この表題の「お母さんは~」で出てくるのは、吉野朔実さんのお母さんのエピソードです。「人生平凡が一番!!人生普通が一番!!」というお母さんの愛読書は、「赤毛のアン」なのだそうです。なぜならば、「変わっているから」!しかも、マリラの方に感情移入しているらしい。しかし、私の知り合いの女性でマリラの方に感情移入している人ってけっこういるんですよね。
あと、「アインシュタインの脳」という本面白かったです。でも、どこを探しても今や売ってない!!!困った…。



仕方が無いので、洋書の方を貼っておく。









checkmark.png 4.吉野朔実劇場シリーズ

本の雑誌社で連載されていたシリーズです。
このシリーズは、「お父さんは~」や「お母さんは~」とほぼ同じ体裁ですね。
とにかく新刊が出るまで、死ぬほど待つしかないシリーズで忘れた頃に出ているというのを繰り返していました。吉野朔実さんのお仲間、春日武彦さんをはじめとするお仲間達が何度も出てきます。そして、本を起点とした、本にまつわるお話しがてんこ盛りなんですよね。けっして、その本自体を解説とかは、ほとんどしていません。でも、読むと猛烈に読みたくなってしまうんですよ。















eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 惜しい才能

吉野朔実さんのマンガを最初に読んだときに、得体の知れない怖さとそれでいて読ませてしまう力量に恐れ入ったのを覚えています。
一番最初に読んだのは、「ジュリエットの卵」だったかな?
たぶん、彼女に影響を受けた作家さんって大量にいたんだろうなと思わされます。でも、まだ誰もそこまで追いつけていないようにも思えます。

きっと、そこには今回紹介したような圧倒的なインプットとアウトプットが折り重なってこそのものなのかもと思わされます。
あまりにも早すぎる死に、今は再読中です。
惜しい方が、亡くなりました。

最後にオススメの漫画の方を2冊。

「ジュリエットの卵」は、お母さんが怖すぎ…。なんだろ?それほど、コワイ場面があるわけでもないのにゾクゾクきます。



双子の囲碁の棋士が出てくるお話。奇妙なそしてやっぱり、怖くなってしまうのです。

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