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チャレンジングさを失ったら衰退していきます

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情報管理LOGの@yoshinonです。
今回は、私が初期の頃から愛用しているワープロソフトである一太郎(ATOKの会社の製品です)について、もどかしい想いを書いてみました。
すると、日本のガラパゴス文化に通じる部分につながってしまったというお話です。


  
【 チャレンジングさを失ったら衰退していきます 】  

 1.最近の一太郎

 2.チャレンジングさを失ってしまった

 3.ガラパゴス化することは衰退と紙一重







checkmark.png 1.最近の一太郎

私は、PCユーザーになってからほとんどずっと、ワープロソフトは一太郎を使ってきています。非常に高機能でストレスのない文章作りに定評のあるソフトです。



どこからでも打ち始めることができ、レイアウトも自由自在です。特にワードとの一番の違いは、罫線ですね。自由に線が引けることで、表以外の使い処もあるのです。逆にワードは、なぜこういう罫線機能を取り入れないかナゾですね。
と褒めようと思えば、いくらでも称えることができます。

しかし、今回はあえて辛口なご意見を書いていこうかと思っています。





checkmark.png 2.チャレンジングさを失ってしまった

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最近の一太郎2016は、

 ・モバイルビューアでAndroidやiOSで作成した文章を閲覧できたり
 ・装飾文字をかなり柔軟に作成できるモジグラフィ
 ・写真の切り抜き加工が可能に


といったことができるようになりました。

しかし、飛び抜けた魅力に乏しいのです。毎年、新しい一太郎が出ていますが、前の年の一太郎と比較しても、「一体、何が変わったのか…?」というほど、変化に乏しく感じます(もちろん機能の向上はあります)。

あえて言わせてもらえば、もはやワードの後追い以下に陥っているとしか言えません。

現状、ワープロソフトにおいてMicrosoftのワードは、ユーザー数的に相当な有意性を持っています。しかし、チャレンジングな挑戦をし続けているようにユーザーの目からは見えます。

例えば、

 ・AndroidやiOS用の編集アプリを無料で提供している(!)
 ・オンラインで編集や共有もできる
 ・OneDriveだけではなく、積極的に他のオンラインストレージとも連携を図っている
 ・文字装飾や写真加工も概ねできる


などです。


確かに、JustsystemとMicrosoftでは、資本力も何もかもが違います。しかし、それを言い訳にして良いか?というとそうではないと思うのです。その立ち位置だからこそできることや、殻を打ち破れることがあるはずなのです。
というか、このままいけば衰退していくのは、目に見えすぎているはずです。

ワープロソフトなのにタブ機能を打ち出した頃の一太郎は、まだまだチャレンジングな姿勢があったように思います。他者にはない機能を先駆けて打ち出すという姿勢が。





checkmark.png 3.ガラパゴス化することは衰退と紙一重

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では、一太郎は、ここ最近は新機能を盛り込んでいないかというと、そうではありません。USBメモリでの提供を開始したり、月額課金方式を採用したり、というようなチャレンジングな面も確かに少しはあります。
しかし、概ね今ある自分たちの会社の強みを極限まで高める方向で進めているように思います。でも、これって、どこかで見た構図のような…。

例えば、携帯電話。
ガラパゴス携帯と言われるぐらい自分たちの技術を極限まで追い続けて行った先が、今の状況です。

自分たちの強みを生かすというのは、すごく大事だと思うのですが、「強みを広げる」という観点に乏しいとこのような状況に陥ってしまうのではないでしょうか?
日本人の特性として、1つのことを極限まで高めるというのは、割と得意なのですが、裏を返すと新しい可能性にチャレンジしていないことの表れなのです。

残念ながらユーザーの目は、開発者ほどその分野に精通しておらず、その極限まで研ぎ澄まされたものが、その前のものと比較してもその良さに気づけないのです(どの分野でもね)。そうなると、別の観点で評価されてしまいます。
例えば、

 ・値段が安い → 価格競争へ
 ・ユーザー数が多い
 ・誰の目から見ても目新しい機能がある


とかですね。
だからこそ、チャレンジングする必要があるのです。





 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 一太郎には頑張っていただきたい

今回は、厳しいことを書きましたが、一太郎には頑張ってもらいたいと思っています。長年のユーザーとしても、現状のもどかしさは、いかんともしがたいのです。そして、ワードほどの有意性が見いだせない限りは、周囲にオススメすることも難しいのです。

ぜひともチャレンジャーとしての一太郎を近いうちに見せてもらいたいと思います。




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