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2016年で面白かった漫画を挙げていく

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情報管理LOGの@yoshinonです。
今年は、例年になくマンガを読みました。マンガは、当たり外れが大きいのですが(あと個人的な好みの問題?)、今年は自分の読んだマンガは、ハズレが少なく収穫としては、けっこう良かったと思っています。
というわけで、今回は今年読んで面白かったマンガを、ダラダラと紹介していきます。





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イムリ
今年読んだ漫画の中で、どれか1つを挙げなさい。と言われれば、間違いなくこれを一番に挙げます。それぐらい面白かった。つい、大人買いしてしまったぐらいです。最初の1巻は、独特な語句になじむのにやや時間がかかるのですが、その仕組みや世界観が分かってくると、とたんに面白さが加速していきます。そして、作者が仕掛けた残酷な罠が明らかになってくるにつれ、毎巻「そうきたかっ!」と唸ってしまいました。

「カーマ」「イムリ」「イコル」という3つの種族の争いという世界の物語です。その世界での支配者であるカーマは、賢者というトップを中心に複雑な階層が築かれています。カーマは、「侵犯術」という他者の精神をコントロール術を用いて、支配を強固なものにしています。主人公は、そのカーマのエリートとして、かつて4000年前に氷漬けにされた星に行くところから物語は始まります。その星に住むイコルに待ち受けるカーマの支配層が仕掛けた残酷な罠とそれに抗うイコル。そして、主人公。実に目が離せない展開なのです。古代の武器の秘密が少しずつ解き明かされてゆくに従って、物語が大きく動いていくというのも、展開を加速させていく仕掛けとして優れています。
ダークファンタジーというカテゴリーが、実にぴったりな作品なのです。今年最高に面白かった(まだ続いています)。


ちなみに、現在「イムリ」のまとめ買いがお安くなっています。買うなら今だ!







AIの遺電子

1980年代に史郎正宗が切り開いたサイバーパンクな義体やヒューマノイドが共存する世界の漫画という土壌が、もはや1つの前提として読者と共有されている作品です。
と書くと、なんだかハードなSFみたいなお話しみたいに感じるかもしれませんが、全く違います。むしろそういう世界観が、日常となっている世界に起きる様々な問題をAIの医療(!)という観点で描いた作品なのです。未来版ブラックジャックみたいな?
でも、少しずつ巻数を重ねるうちに、そのAIと共存する世界での問題点みたいなモノもえぐられてきて、物語に深みが増してきています。
なかなか一筋縄ではいかない漫画なのです。





山と食欲と私

単独登山女子が主人公の漫画なのですが、そこで描かれる山ごはんの美味しそうなこと!登山あるある的なこともたくさん描かれていて、山に登る人だったら「あー」となること請け合いです。
でも、登山する人だけが楽しむ漫画かというと全然違うのですよね。自転車漫画を読む人が、全員自転車乗っていなくてはいけないか?というと全く違うように、誰でもが、楽しめる内容になっています。単なるグルメ漫画として読んでも良いし、登山漫画として読んでも楽しいです。

色々理屈は抜きにして、美味しそうなんですけどね!




ごはんのおとも

そして、美味しそうな漫画その2。
こちらに出会ったのは割と最近なのですが、すごく面白くて、一気にランクインしました。あえてカテゴリ分けするならば、癒やし系グルメ漫画かな?
とにかく登場人物達の誰もが、すごく繊細で、そして優しいのです。そして、そのまんまの絵柄。
作者さんは、本当に食べるのが大好きなんだなと思える料理の数々。素敵です!
1話ごとに読みきりなのですが、世界がつながっていて、少しずつ読んでいるうちにつながっていく感が、読んでいてすごく心地よいのです。





春風のスネグラチカ (F COMICS)

今年の春に読んだ作品。
沙村広明さんといえば、「波よ聞いてくれ」とか「無限の住人」とかの作品で有名な方です。この方の作品は、良くも悪くも人間の業の深さを主題にした作品が多いように思います。
この作品は、短編で1巻完結なのですが、世界観の描き方、そして壮大な仕掛けには舌を巻きます。よくぞ、この1巻の中に詰め込んだなと感心してしまいます。帝政ロシアが倒れた直後の物語なのですが、主人公は車いすに乗った両足がない少女とその従者で、その少女の乗る車いすは、一人では動かすこともできない仕組みになっている…。そして、その二人は「あるもの」を探し求めて旅をしている!これだけで、どう考えても面白くないわけない感じがしますよね。
沙村広明さんの作品を読んだことがないという人は、ぜひこちらから入った方が良いです。間違っても、「ブラッドハーレーの馬車」から入らない方が良いです。こちらは、胸糞漫画の王道です。







かくかくしかじか 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

東村アキコさんの自伝的漫画です。
九州の片田舎で芸大受験を目指していた女子高生が主人公(東村さん?)で、絵画教室の「せんせい」との関わりを、やや長めのスパンで書き連ねています。その絵画教室の「せんせい」は、むちゃくちゃな感じの人なのですが、それでも心根は優しくまっすぐな方として描かれています。
その「せんせい」を時には疎んじ、時には尊敬し、今の自分を創ってきた人として描ききっています。こういう作品って、やや湿っぽく描かれてしまいがちですが、さすが東村アキコともいうべく、サラリとした感触の作品になっています。





僕だけがいない街

今年、完結した「僕だけがいない街」の最終巻です。
前にも書いたと思うのですが、アニメーションとこの最終巻は、物語もエンディングも違います。しかし、普通だったらそういう作りをしたら、ファンが怒りそうなものですが、どちらもすごく納得できる終わり方でした。そして、どちらもすごく良かった。
現実が強制的に巻き戻されてしまう再上映(リバイバル)を抜けて、主人公がたどり着いたもの。それが、「僕だけがいない街」だったのです。
この三部けいさんすごいストーリーテーラーだと思います。





山賊ダイアリー

こちらも最終巻になってしまいました。山賊ダイアリー自体は、山賊ダイアリーSCという形で続くようです。狩猟というもの自体よく分かっていなかったので、この漫画を読んで初めて、その実態を知ったり、興味を持った人も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人でした。
最初の頃は、カラスを食べたりとか、色々ショッキングな部分も大きかったのですが、少しずつ作者の方の成長もうかがわれたりして、狩猟家の日常な感じになっていきました。自分としては、そういう部分も面白かったのですが、それをマンネリと感じた人も多かったみたいです。とはいえ、今なお狩猟漫画という未開拓ゾーンを切り開いた(そして、後続がいない)功績は大きいです。





町田くんの世界

少女漫画なんですけど、あえてオススメしたい漫画です。
この主人公の町田君なのですが、勉強もできなければ、スポーツも得意じゃない。そして、クラスの中で目立つ存在でもない。というおよそ少女漫画で主人公を張ることがなかったような子なのです。
けれども、唯一彼が他の人と違うのは、彼自身が「人が大好き」なことです。だから、男子も女子も関係なく接するし、誰にでも優しいのです。そして、そうした行為に周りが魅了されていくのですが、本人はいたって無自覚というところがこの漫画のすごいところです。なんだろう、このもどかしさ!この人たらしっぷり!
ぜひ、一度読んでみてください。





ミスミソウ

1冊5円というあり得ない値段で揃えて、一気読みしてしまいました。Kindle最高!
内容は、何度も情報管理LOGで書いていますが、とにかく胸糞漫画の王道です。
田舎町に引っ越してきた主人公が、凄惨ないじめを受け続け、復讐をしていくという誰にとっても何の救いもない漫画です。でも、その救いのなさが、この作品を力強いモノにしているのも確かなんですよね。





乙嫁語り

「乙嫁語り」は、中央アジアを舞台にした漫画です。丁寧で緻密な書き込みが特徴で、まさにその当時の中央アジアの風を感じることができるような漫画になっています。最新刊では、いよいよパリヤの恋についてです。前巻からの続きですが、動きがあります。一時期緊迫の展開が多かっただけに、9巻は和みますね。
まだ、未読の方は民族衣装だけでもぜひ見てください。素晴らしく美しいです。




GIANT KILLING

ぜひ、全国の中間管理職に読んでもらいたいと私が勝手に思っている漫画です。もう42巻まできました。
この漫画は、サッカー漫画なのですが、GIANT KILLINGとは「巨人を倒す」という意味です。サッカーという競技は、ジャイキリが起きやすい競技なのですが(逆にバドミントンやテニスは起きにくい)、それを選手目線ではなく、監督目線で描いたのが、この漫画なのです。とはいえ、最近は選手目線からの物語も多くなってきましたけどね。
監督の采配や研究が、試合やチームに与える影響というのを描いた漫画って多くないですよね?また、よくあるスポーツ漫画は、選手の活躍こそ描いても、その周囲のサポーターや地域までは描きませんよね?しかし、そういう周辺も描きこむことで、チーム自体を考える漫画になっています。





亜人

もしも、不死の体を持っていたらという設定を極限まで面白くしていったのが、この「亜人」です。絵柄は、21世紀版大友克洋という感じ。きっと、本人もそれを意識している感じのカットもけっこうあります。
でも、そこにエンターテイメントを持ち込んだらこうなったというのが、本作ですね。9巻は、フォージ安全ビルの攻防の最終局面です。「まさか、こうきたか!」という展開をどんどん繰り出してくるのが、本当に面白いです。
さて、今後どうなることやら。





東京タラレバ娘

今度、ドラマで実写化されるようです。
30代半ばの色々こじらせてしまった3人組の女性が主人公の漫画なのですが、いつも居酒屋でくだを巻いているような生活をしていたのですが、それをモデルの20代の男の子が、

”「いい歳して『痩せたら』だの、『好きになれたら』だの、何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな。オレに言わせりゃあんたらのソレは女子会じゃなくてただの…行き遅れの女の井戸端会議だろ。まあいいよ、そうやって一生女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ!このタラレバ女!!」”

と言われるところからスタートします。
そこから怒濤の如く、厳しい台詞のオンパレード。
とにかく強烈です。心して読まないとやられる人も多いかも。






メイドインアビス

絵柄は、いわゆる萌絵っぽい可愛気のある感じなのですが、内容はダークファンタジーというギャップがすごい漫画です。世界の秘境である「アビス」という底がどこまで続くのか分からない巨大な穴を探検する物語なのです。その大穴は、その昔どこかの文明が残した様々なオーパーツのような遺跡が出土します。それを目指して、たくさんの探窟家が挑んでいるという設定なのですが、まるで深海のように、深く潜れば潜るほど、上に戻るときに体にダメージを受けることから、深く潜る行為そのものに危険がつきまといます。
そして、穴の中には凶悪な生物たちも生息しておりと、なかなか設定だけでも十分に魅力的です。しかし、さらに追い打ちをかけるように、全く先の読めない展開が、たたみかけるように起こっていきます。思わず、ページをめくる手が止まらなくなること必至です。





 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 たくさん読みました

今年は、ここで紹介した漫画以外にもやたら読みました。漫画は、当たり外れが大きいモノという割り切りが必要ですよね。だからこそ、読んだ分だけ当たる確率が高まるというものです。
とはいいつつも、今年は当たりも多かったように思いました。おかげで楽しく過ごすことができました。もしも、皆様からも「こんな作品も面白かったよ!」という情報があれば、どんどん読んでいきたいと思いますので、コメントなどで教えていただければ幸いです。

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