TOP > 考察 > title - 年賀状が生き残るアイデアについて考えてみた

ITやモバイル機器、iPhone、手帳や本など。
MENU

年賀状が生き残るアイデアについて考えてみた

2017012000.png


情報管理LOGの@yoshinonです。
年賀状の当選番号も発表されて、確認している人も多いことでしょう。でも、数年前と比べて年賀状のやりとりする人の数が減ってきたような気がします。というか、減りました。実際、自分もLINEやFacebookで新年の挨拶を済ませてしまったりしています(年賀状も出してるけど)。

今回は、実現可能かとかそういう野暮な話は、置いておいて、年賀状の生き残りのアイデアを書いてみたいと思います。


  
【 年賀状が生き残るアイデアについて考えてみた 】  

 1.年賀状の発行枚数は減ってきている

 2.年賀状の置かれている状況を考えてみる

 3.年賀状生き残りのアイデアを3つ挙げてみる







checkmark.png 1.年賀状の発行枚数は減ってきている

まずは、こちらのツィートに出ているこのグラフをご覧ください。




ピーク時からかなり減っていますね。
さらに詳しいグラフは、こちらのページに載っています。

年賀葉書の発行枚数などをグラフ化してみる(2016年)(最新) - ガベージニュース
年賀葉書の発行枚数などをグラフ化してみる(2016年)(最新) - ガベージニュース




2003年がピークで、およそ44億枚という枚数が発行されていました。そして、2017年は30億枚にまで(実際は、さらに少ない模様)減少しています。

私自身としては、年賀状は送られてきたら嬉しいけど、LINEやFacebookでも嬉しい派です。
あと、書くのが、そろそろ面倒くさくなってきている派ですね。




checkmark.png 2.年賀状の置かれている状況を考えてみる

では、そんな年賀状というシステムを自分なりに分析してみます。

縦軸を金銭、横軸を手間(時間)というようにして、マトリックスに配置してみました。

2017012001.png


分かってはいたけど、こうやって見てみると、圧倒的なコストパフォーマンスの悪さが目立ちますよね…。

他にも「心がこもっている」「温かみが感じられる」という指標も考えてみようとしました。しかし、実際問題として、向こう側に「人を感じられるか?」という点で考えてみると、昨今の

PCや印刷屋さんで印刷→コメント無しで投函

という人もいるので、メールやLINEよりも「人」が感じられなかったりするものもあるのです。
ただ、手書きの文字が添えられているという点に関しては、他の対象よりはアドバンテージが感じられなくもないです。





checkmark.png 3.年賀状生き残りのアイデアを4つ挙げてみる

とはいえ、1990年代ぐらいからケータイでのメールが一般化してきた時点で、こうなることは見えていました。むしろ、2003年にピークがあったことに、逆に驚いているぐらいです。

かのビル・ゲイツが、

「人と人のコミュニケーションに関わるコストは、限りなく無料に近づくだろう」

という予言(うろ覚え)をしたことは、現在進行形で限りなく近づきつつあると言えます。

では、どうすれば、年賀状を生き残らせることができるか?

いやいや、そもそも生き残らせる必要ないし!

とか言う人もいるかもしれませんが、あくまで思考実験して考えてみてください。これと同じ構図って、様々な業界に横たわっていませんか?かつては、それで十分な成果が上げられていたのに、テクノロジーによって圧倒的にコストが下がり、それまでの方法論が通用しなくなってしまう業界って、たくさんありませんか?
だからこそ、年賀状生き残りのアイデアを思考実験として考えることに意義があると思うのです。

というわけで、法律やら様々なことを度外視して、思考実験的に3つのアイデアを考えてみました。もう一度言っておきますから、あくまで思考実験です(こう書かないとうるさい人がいるので)。


1.宝くじ的要素を超強力にする
最近の年賀状の景品ってしょぼくないですか?これが、今年の商品ですからね。

 ・現金10万円など
 ・ふるさと小包など
 ・お年玉切手シート


しかも、バリエーション少ない。これでは、インセンティブには全くなりません。

そこで、この「お年玉付き」というのを、超強力にして1等賞金を1億円ぐらいにしてはいかがでしょうか?お年玉というよりは、宝くじ的要素が強くなってしまいますけど。
そうすることによって、「年賀状を出さないけど、自分のために買う」みたいな層も出現するかもしれませんよね。なにせ、年末ジャンボよりも1枚あたり安く買えるのですから。その場合、年賀状は買いきりで、あとで換金不可とか色々な条件整備は必要でしょうけど。


2.広告やクーポン付き年賀状をつくる
年賀状の値段を極端に下げてみましょう。無料または半額以下で実現するために、広告やクーポン付き年賀状を作成するというのはいかがでしょう?
企業としても大量に人々が勝手にばらまいてくれるという面もあるし、発送先の地域に合わせて、広告枠の部分に(郵便局が)クーポンを印刷することで、地元の企業からの支援を受けやすくするというのもありです。宛名面の半分ぐらいが、広告でも別に良いかと思う人案外多そうな気がします。また、その地域にあったクーポンが印刷されるならば、逆に喜ばれそうな気もしますよね?
※広告付き年賀状というのは、もうすでにあるのですが、それを郵便局の窓口でももらえるようにする。


3.自動で年賀状を出してくれる
ネットで年賀状を作成、発送代行サービスというのがあります。

ネットで年賀状™ スマホで年賀状™2017 - デザイン作成から印刷、配送までが簡単!
ネットで年賀状™ スマホで年賀状™2017 - デザイン作成から印刷、配送までが簡単!




ウェブポ - 年賀状印刷2017 | 作成から印刷、投函まで、年賀状のぜんぶをネットで
ウェブポ - 年賀状印刷2017 | 作成から印刷、投函まで、年賀状のぜんぶをネットで




これは、日本郵政とタイアップしてやっているのですが、なかなか先進的です。
スマホネイティブを捉えようという気概が感じられますよね。

でも、ちょっと違うのですよ。
例えば、日本郵政のHPにある住所が分からない人にも送れるサービスとして、このようなことを展開しています。

住所が分からなくても送れるサービス|郵便年賀.jp
住所が分からなくても送れるサービス|郵便年賀.jp




2017012002.png


①送りたい人のアドレスを選ぶ
②友達に事務局からメッセージが届く→受け取りOKで発送
③お友達に年賀状が届く


という仕組みなのです。
でもさ、よーく考えて欲しいのですが、私はLINEはリアルの知り合いしかいませんが、そうではない人同士だったら、こういうやりとりの方が自然じゃないですかね?

2017012003.png


このYES or NO のあたりの仕組みをLINEと整備する良いのではないかと思うのです。


4.好きな絵師さん、漫画家さん、芸能人から年賀状が届く
「年賀状を送る」ものという概念を180度転換して、「年賀状はもらう」ものにしてしまうのです。もちろん、有料で(ハガキ代+ちょっとぐらい)。

例えば、中高生だったら、pixivとかで好きな絵師さんから書き下ろしの年賀状が届いたら嬉しいはずです。または、自分が好きな漫画家さんの書き下ろしの年賀状が届いたら?さらに、QRコードがついていて、もらった人しか読めない書き下ろし漫画が読めたら?
芸能人の未公開写真の年賀状が届いたら?そして、QRコードを読むと、動画メッセージが再生されたら?
と考えると、需要ありそうな気がしますよね。

この仕組みの良いところは、応援している絵師さんや漫画家さん、芸能人に買われた枚数分だけ、きちんとその方々にマージンが支払われるということです。

そうすると、ファン心理の「応援したい」という気持ちが、大きく動くはずです。
さらに、その方々が、ブログとかで「1万枚達成しました!」とか書けば、さらに爆発的に動く可能性もあるかもしれません。
ほら、これと似た商法あるじゃないですか?




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 発想を転換することでブレークスルーが起こるかも

最初に挙げたマトリクスを眺めるだけで、これだけのことが思い浮かびました。もちろん、それを成し遂げるには、クリアすべき課題がかなりありそうな気もしますが、何もアクションを起こさなければ、座して死を待つことに他なりません。

自分的には、4番目あたりだったら、今すぐにでもできそうな気がしますけどね。

え?それは、もはや年賀状ではないのでは?

そうかもしれませんね。
郵政事業は、年賀状を継続するのが目的ではなく、郵政事業を継続するのが目的なのですから、それで良いのです。そして、それは先ほども書いたように、他の業界であっても同じなのです。





関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://hokoxjouhou.blog105.fc2.com/tb.php/788-37f765d6
該当の記事は見つかりませんでした。
SEO
loading
情報管理LOG