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Milanoteを使ってみての使用感と感想

2017年02月08日
Webサービス 0
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情報管理LOGの@yoshinonです。
Evernoteに対する辛辣とも言うべき言動と姿勢で攻勢に打って出ているMilanoteというサービスがあります。やっと、私のところにも招待が来たので、いち早く使わせていただきました。今回は、Milanoteを使ってみての使用感と感想について書いてみます。


  
【 Milanoteを使ってみての使用感と感想 】  

 1.Milanoteとは何か?

 2.Milanoteの基本構成

 3.ColumnとBoardの違い










Milanoteは、「ミラノート」と呼びます。
このサービスは、倉下氏のブログで紹介されて知りました。

R-style » 「Milanote」は、Evernoteに世代交代をもたらすのか
R-style » 「Milanote」は、Evernoteに世代交代をもたらすのか



その中でMilanoteのCEOであるOllie Campbell氏が、Evernoteに対してかなり挑発的な記事を書いていることが紹介されていました。


要約すればこうでしょう。

Evernoteには、さまざまな「情報」が一カ所に集まっている
撮影した写真であったり、気になった記事であったり、思いついたアイデアであったり
それらは大きな構造物を作る部品(パーツ)のようなものだ
そのさまざまなパーツがEverntoeという大きな箱に収まっている
Evernoteはそのパーツを検索で見つけ出せる
たとえば、「思いついたアイデア」だけを一覧する、というように
しかしそれはレゴブロックで「赤い部品だけを見つけ出す」のと変わりない
何かを作る出すためには、さまざまな部品を一つの構造に向けて集合させなければいけない
言い換えれば、部品同士にコネクションを形成させなければいけない
そんなことEvernoteにできる? ねえ、できる?



できるか?と言われたら、できないかもですね。確かに。
というか、そもそもEvernoteって、「第二の脳」を標榜するぐらいなので、どちらかというと「記憶(記録)」にこだわっている感じがします。

でも、脳の機能というのは、確かに「記憶」だけではなく「思考」も司っているわけです。

Milanoteは、その「思考」にフォーカスしたサービスと言えます。

基本構成や基本的な機能に関しては、後述しますが、Milanoteのサービスは、ざっくり言うと

階層性を持ったホワイトボード

ではないか?と思いました。






では、Milanoteの基本構成を見ていきます。

これが、全体図になります。このように1枚もののホワイトボードのようです。
※クリックすると大きく表示されます。

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1:ツールバー
2:パンくずリスト
3:ボード名(変更できる)
4:共有関係
5:設定
6:エクスポート
7:一時保管場所




左側には、ツールバーがあり、上から順に

2017020802.png



となっています。

これらは、ツールバー上からボードの上にドラッグすることで、使えます。

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ノートは、このように文字を入れることができます。

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イメージは、このようにイメージをアップロードして貼り付けることができます。

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リンクは、上から順に「通常のURL」「Twitter」「YouTube」になっています。YouTubeは、動画ぐらい貼り付け可能だろ?と思っていたら、意に反してただのリンクになってしまったのは、残念です。

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次にColumnとBoardの違いについてです。

Columnは、テキストやイメージ、リンクなどを1つにまとめておくためのものです。このように複数の混在するパーツを入れることができます。もちろん、ドラッグで出すことも簡単です。

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それに対してBoardは、ボード上のドラッグするとこのような感じで配置されます。これは、一体何かというと、これをダブルクリックするとすぐに理解できるはずです。

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そうすると、「実験」という名のボードが開かれます。上のパンくずリストを見ると分かるのですが、メインの「情報管理LOG main board」の下に位置しているのが、分かるはずです。

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ようするに、新しいボードを階層構造を持って作ることができるということです。
こうやって、複数階層を作るのも簡単なのです!

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イメージに表すとこんな感じかと思います。

2017020812.png




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 Milanote面白そう

まずは、Milanoteの触り部分だけを見てみましたが、いかがだったでしょうか?
MilanoteのCEOの言うように対Evernoteの弱点を突いてきたというよりも、全く別のツールだなという印象です。

と書いたところで、このツールが目指している部分が、あるツールと似ていることに気づきました。ということで、明日はMilanoteというツールの理解と、応用に関して書いてみたいと思います。

ちなみに、MilanoteはFreeプランでは、100しかツールを配置することしかできません。それ以上配置するならば、有料プランに入るしかないのですが、今でしたら下記のURLから登録すると、+20追加された状態で登録ができるようになります。

https://app.milanote.com/refer/zF2YQKQv7iM4E2KA




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