iPadは、PCの代わりになるか?
情報管理LOGの@yoshinonです。
先日のAppleによるWWDCによって、新型iPadなどが発表されたりしました。度肝を抜かされるほどではなかったですが、着実な進歩が見られる発表会でした。
さて、そんな発表の興奮が、少しすぎ始めてからあちこちで、iPadはPC(ノートブック)の代わりになるのではないか?という論議が出てきています。
今回は、iPadはPCというかノートブックの代わりになりうるか?という深遠な問いに向かっていきたいと思います。
【 iPadは、PCの代わりになるか? 】 1.iPadの処理速度はPCに近づいてきている 2.iPadがPCの代用としてできること 3.iPadは、PCの代用になりうるか? |

先日のWWDCでは、新型iPad Proが発表されたり、iOS11が発表されたりと、自分的にはなかなか心沸き立つ感じがしました。しかし、少し冷静になって振り返ってみると、こちらが驚いて腰を抜かすというほどでもなかったかな?と思えてきました。それでも、着実な進化の過程を見せつけてくれたことが良かったと思っています。
さて、そんなAppleの発表会でしたが、中でも私が注目したのは、やはり新型iPad ProとiOS11です。
詳細に関しては、こちらのページに詳しく載せらていますので、参照してみてください。
速報:10.5インチiPad Pro発表。6コアA10X Fusion、True Toneディスプレイ搭載。12.9インチも更新 - Engadget 日本版
中でも新型iPad Proは、処理速度に関しては、PCを抜かしつつあるなと感じました。描画性能もかなり高くなり、Apple Pencilでの追従性などは、このようにかなりの域にまで達しつつあるなという印象です。これは、画面のリフレッシュシートが、2倍の120Hzが効いている結果ですね(リフレッシュシートとは、画面を1秒間に何回書き替えるかということ)。
CPU性能もMacBook Proに並んできているようです。
iPad Pro (10.5-inch) ベンチマークレポート | iPad | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
この性能は、iMac (21.5-inch, 2017)/Core i5 2.3GHz、MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)Core i5 2.3GHz/8GB/128GBSSD/Intel Iris Graphics 640に匹敵します。
iPad Pro (10.5-inch) ベンチマークレポート | iPad | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
さらに、こんな動画を観てしまったら、これはノートブック代わりになるかも?と思ってしまいますよね。
さて、あそこまでiPad Proが処理性能が高まってきたので、当然の帰結として、極薄かつ超軽量のノートブックになりうるのではないか?という論議が、そこかしこで起こってきています。
10.5インチiPad Pro実機 現地レビュー—— iPadはノートPCの夢を見るか? | BUSINESS INSIDER JAPAN
もうiPadをノートブックがわりにしてしまうべきなのか、どうなのか - 佐々木正悟のメンタルハック
俺の脳内的に「iPadで仕事するのが現実的になりそう」という感じになってきた | ごりゅご.com
自分自身、少しずつPCを開く回数や時間が減ってきており、PCでなくてはならないという場面が減ってきているのを感じています。また、私の周囲の人たちも、「家では、PCは開かなくなった」という人も少なからずいるという状態になってきて、
もはや、iPadで良いんじゃないか?
という議論が起こるのも必然だろうと思うわけです。
CPU性能的には、遜色はなくなってきていますが、ノートブックとの比較というのはそれだけではありません、むしろ
何ができるか?
ということこそ、重要ではないでしょうか。
1.テキスト入力
実際問題として、テキストを打ち込むということに関しては、外付けキーボードさえ確保できれば、ノートブックとほぼ変わりなく作業ができます。まあ、外付けキーボードだとATOKが使えなくなるなど、Appleによる嫌がらせは依然としてあったりしますが、大きな問題はありません。
2.画像や動画の処理
画像や動画の処理という面から考えて見ましょう。
これに関しては、実はノートブックよりも優れていたりする面があります。例えば、PC場で絵を描くことを考えると、ペンタブなどを外付けしなくてはなりません。しかし、iPadの場合だと、入力される部分と画面に出力される部分が同じであるので、まるで紙に描くような感覚でできてしまいます。これは、確かに大きなアドバンテージと言えそうです。アプリもかなり充実してきているので、ノートブックでやる必要性というのは、大きくはないかもしれません。
動画処理に関しては、細かな調節や入り組んだことさえしなければ、
入力機器かつ編集機器
にもなれるので、一長一短かな?と思います。
とはいえ、できることの幅広さを考えると、ノートブックの代用というより簡易版という位置付けになりそうです。
3.Officeアプリ
特にMicrosoftのOfficeアプリの完成度の高さというのは、眼を見張るものがあります。
はっきり言って、日常レベルの文章作成、表計算、プレゼンに関しては、可能であるというレベルにまで達していると思われます。
また、iOS標準アプリであるPagesやKeynoteなども、十分に使えるアプリであると言えます。
と、ここまでは、iPadがかなりPCやノートブックの代用になりるるという論調で書いてきました。
では、明日からPCやノートブックを捨てて、iPadをメインのPCとして使用できるかと問われれば、
ギリギリのラインでできない
と思ってしまいます。
私が、難しいなと思うのは、以下の点です。
・Excelでマクロが使用できない
→Officeは、やはり簡易版でしかない
・ブラウザに拡張機能がない
・マルチタスクが貧弱なので、複数の作業を並行して取り組むことが難しい
・マウス操作の方が早い作業がある
→(例)パワポだったら、PCで作成した方が早い
などなどです。
それは、単なる「慣れ」の問題だよ?
と言われるかもしれませんが、慣れだけで埋めることのできない深い溝が、まだあるのです。
とはいえ、私が愛用しているiPad miniなどは、本であり、漫画であり、テキストエディタであり、音楽再生機であり、Officeアプリであり、簡易的なスケッチブックであり、手帳であり、カメラであり、タスク管理であり、膨大なメモストックであり、写真閲覧であり、辞典辞書であり、地図でもあります。
もはや、ノートブックよりも長い時間をiPad miniと過ごしています。
ノートブックもマルチに色々できますが、お互いに得手不得手があることは否めません。
たぶん、もうしばらくは共存関係が続いていくのではないかと思っています。

とはいえ置き換わりそうな勢いではある
私の周囲という限られたソースの中ではありますが、自宅でPCいじらないという人は、激増しています。もちろん、ゴリゴリ仕事をしたり、文章を書いたりするという人は、まだ自宅でもPCを使っている割合が高いです。しかし、検索をしたり、ちょっと動画を見たりとかに関しては、開いたら即使えるiPadのようなタブレットPCの方が、便利なんですよね。実際、電子書籍に至っては、PCでは読まないし。
今回の記事のほぼ90%は、iPad miniで書いています。平文のテキストならば、もはやPCいらずな感じだなと思っています。
完全に置き換わるには、まだもう少し時間がかかりそうですが、日常のライトな使い方では、まさに置き換わりそうな勢いではありますね。
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