「タスク管理の用語集」は、タスク管理を志す人は目を通すと良いよ!

情報管理LOGの@yoshinonです。
倉下氏の「タスク管理の用語集」という本を最近読みました。
ちょうどKindleのアンリミ対象作品だったということもあり、サクッとダウンロードしてすぐに読んでしまいました。280円という非常に安価な本でもあるにも関わらず、タスク管理を志す人にとっては、ぜひとも読んで欲しい内容となっていました。
【 「タスク管理の用語集」は、タスク管理を志す人は目を通すと良いよ! 】 1.「タスク管理の用語集」とはどんな本か? 2.扱っている項目 3.これは、タスク管理を志す人の共通書になるのでは? |
まずは、「タスク管理の用語集」とは、どのような本なのでしょうか?
倉下氏は、タスク関係の記事を中心に記事を書いているブロガーさんで、私も愛読しています。こちらですね。
R-style – Sharing is Power! 僕らの生存戦略、叛逆の仕事術、知的生産の現場話などを書いてます
この本は、倉下忠憲氏がタスク管理関係の用語を収集し、それらを総覧的にまとめ解説した本です。非常にコンパクトかつ読みやすい構成になっているので、1時間もあれば読めてしまいます。しかし、これほどタスク関係の用語をきちんと網羅的にまとめた本は、今まで無かったので、非常に新鮮な気持ちで読む事ができました。
この本を知ってもらうために目次から引用したいと思います。
これらの項目をザッと眺めただけでも、なかなかすごいなと思いませんか?1つ1つの項目については、様々なブログや書籍で扱っているのを良く目にしますが、このように一堂に会して、並べられると壮観です。
まず、第一章ですが、タスク管理用語について、それぞれの用語の説明と、それぞれの関係性について説明されています。詳しい人にとっては、自明な部分も多いと思われますが、きちんと整理して考えるきっかけとしては、最適だなと思いました。
第一章タスクの基本
・タスク管理
・タスク
・Todo
・スケジュール
・プロジェクト
・ルーチン
・参考資料
・リスト
・カレンダー
・リマインダー
・タイマー
第二章では、タスク管理には欠かせない、様々なリストを網羅的に説明されています。
私は、「Doingリスト」「Nowリスト」「Willdoリスト」というのは、あまり耳にしたことがなかったので、なるほどなあと思いながら読みました。
特にタスク管理初心者の人は、ここら辺をきちんと読むと良いかもしれません。
第二章リストの性質と種類
・オープンリスト/クローズリスト
・タスクリストとTodoリスト
・Doingリスト
・Nowリスト
・Willdoリスト
・デイリータスクリスト
・いつかやることリスト
・Nottodoリスト
・Pendingリスト
・トリガーリスト
・チェックリスト
・マスターリスト/フィルターリスト
第三章は、タスク管理をするにあたって、様々な操作をするわけですが、それらについてまとめてあります。基本的には、偏りのある説明ではなく、どの項目に対してもフラットな姿勢で説明しているのが良いなと思いました。
第三章タスクのメタ情報と操作
・コンテキスト
・タグ
・フォルダ
・優先順位
・締切
・計画と見積もりとスコープ
・割り込みと脱線
・バッファ
・トリアージ
・デレゲーション
・集中力
・セクション
・ゴールとミッション
・レビュー
・記録(ログ)
・その他のタスク
・〜化
第四章は、タスク管理の手法を載せています。
1つ1つの項目に関しては、あくまでもさわり程度の説明なので、それぞれについて詳しく知りたい場合は、別途その項目についての本を読むことをオススメしたいです。しかし、それでもそれらをこのように並置して並べられ、等価に扱われると違った視点で眺めることができますね。
第四章各種メソッド
・ワークフロー
・五分間ダッシュ法
・ファースト
・タスク
・トレーシステム
・inboxzero
・GTD
・ポモドーロテクニック
・マニャーナの法則"
・タスクシュート
・BulletJournal
・山根式袋ファイル
・システム
・押出しファイリング
・43Folders
情報管理LOGでも、タスク管理関係の記事をよく書いています。また、他の人のタスク管理関係の記事もよく読んでいます。
こうやって、様々な記事などに触れていると、タスク管理関係の用語を間違った使い方をしているなと思ったり、それぞれで独自の解釈で用語を使用しているなと感じることも多いです。
そういう意味において、この本を共通書として、手引き的に使うことができるのではないか?と思いました。そして、辞書的に使うことで、お互いの理解のために使う時間が短く済みそうです。

一読をお勧めします
ありそうでなかった!
という感覚というのは、誰しも味わう感覚かと思います。しかし、ありそうでなかったのは、実は都合の良いバイアスで、それまでは思いついてもいなかったことと同じなのです。
これと同じ感覚を味わったのは、「アイデア大全」を読んだときです。これも、アイデアを生み出す様々なメソッドを様々な書物で知っていながら、それをきちんとまとめてみようなどとは思ってもいませんでした。しかし、いざ目の前に出現すると「ありそうでなかった!」となるのです。
というわけで、まだ読んでいない人は、共通書として読んでみませんか?
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