勝間式ロジカル家事を読んで感心したこと

情報管理LOGの@yoshinonです。
勝間和代さんと言えば、一時期、自己啓発書関係で名を馳せた方ということで、名前を覚えている人も多いのではないかと思います。その勝間さんですが、今は予想外な方向に進んでいて、何事も突き抜けるというのは、大事なことなのだなと思いました。というわけで、今回はその勝間さんの書籍「勝間式ロジカル家事」を読んで、感心したことを書いていきます。
【 勝間式ロジカル家事を読んで感心したこと 】 1.勝間和代さんとは? 2.家事をオートメーション化する 3.思考にMPをとられない工夫 |
上でも書きましたが、勝間和代さんは、自己啓発書関係で多数の書籍を出されていた方で、テレビなどでも活躍されています。私自身は、熱心なファンでも何でもなく、どちらかといえば、自己啓発書関係を書いていた頃の勝間さんに関しては、あまり好きな方ではありませんでした…(すみません)。
しかし、ここ近年の勝間さんに関しては、逆に好感度が上がってきていて、プロ雀士になったり、人狼にハマってゲームカフェをオープンしたりとか、その振れ幅の大きさが、ちょっと面白いなと思っていました。
自己啓発を発信しているよりも、自分自身が楽しいからやっていて、それをとことん極めるという姿勢が、単純にすごいなと感心してしまいます。
全文表示 | 勝間和代さんがプロ雀士に! 驚異の成長力、「1年前は点数計算もできなかった」のに・・・ : J-CASTニュース
人狼 - THE WINWIN[ウィンウィン]|五反田徒歩3分・完全禁煙・勝間和代プロデュースのゲームカフェ
あ、でもカツマーではありません(信者の皆さんのことをこういうらしいです)。
実際のところ、プロ雀士になろうと思ってなれます?
少なくとも「○○になる!」と口だけで、行動しない人たちよりは、何百倍もすごいなと思うのですよね。
で、この方の行動の原理を読み解くと、
1.興味が出てくる
2.とことん興味の対象を調査研究する
3.実際にやってみる
※2と3を繰り返しやる
ということを、常人の何倍もの速度でやってしまうところに、ポイントがあります。
そして、その飲み込みの速さも常人では考えられないぐらいの速度感があります。アンチも多い人だけど、これだけ多くの人を引きつけるには、きちんと理由があるのだなと理解できます。
さて、そんな勝間和代さんですが、最近は「家事」に凝っているようで、「勝間式 超ロジカル家事」という本を上梓しました。
その中で「ヘルシオ」を大プッシュしているのですが、それに関連した記事がこちらです。
ASCII.jp:勝間和代が「ヘルシオをオーブンレンジとして買ってはいけない」と思う理由 (1/3)
もうね、極めるってこういうことなのだなと心底思いました。だって、メニューをカスタマイズして使っているんですよ?普通、家電のメニューをカスタマイズします?
下の記事は、家電批評としても、とても優れていると思うので、ぜひ読んでみてください。
少し余談が長くなってしまいましたが、その「家事」について書いた「勝間式 超ロジカル家事」について、実際に読んでみて、感心したことを以下に書いていきたいと思います。
最近よく言われるのが、家事が以前から比較すると非常にラクになってきたということです。ただし、お金をかければという条件がつきますが。それでも、今まで手でやってきた部分は、大部分をオートメーション化できるのです。
で、この本の中で何度も出てくるのが、「オートメーション化」です。
とにかく忙しい時間に自動でやってくれるならば、それに任せてしまおうという潔いスタイルですね。
例を挙げてみると
1.掃除
・ルンバ+ブラーバ
→掃き掃除+拭き掃除
2.調理
・ヘルシオ+圧力IH鍋
基本的には、ヘルシオは巨大蒸し器という考え方で良いと思われます。しかも、温度設定などもかなり細かにできるという。さらに、焼きもできるということで、なんと2台同時稼動という荒技でやっています。ヘルシオの2台持ちってスゴイよね。
さらに、これは知らなかったのですが、圧力IH鍋というのがあるのですね。
ようするに低温調理ができる圧力鍋と解釈してよいかと。
こういうのね。
よくパルさんが、やっている低温調理器みたいなやつの自動化版みたいな感じ+圧力鍋とよく分からないけど、便利そうなのは伝わります。
ちなみに、低温調理器というのは、こういうの。
とにかく調理も具材を切って、ぶち込んでおけば、ほとんど手間がかからず美味しく食べられるという考え方ですね。時間もコストと考えれば、そういう考え方もあるなと思います。
3.買い出し
・ネットスーパー
わざわざ車で買い物に行かず、ネットスーパーで済ましてしまう。行って帰ってくるというのも、全て代行してもらうというという考え方。
4.家計簿
・クレカに統一
ほとんどをクレカ払いにすることによって、その時点でほとんど家計簿ができているという仕組み。
この本のもう一つのポイントは、悩んだりすることに脳のMP(マジックポイント)を消費させるなというところです。脳のMPというのは、やる気を生むための力みたいなもので、起きたときにはある程度回復しているのですが、様々な判断を下しているうちに、どんどん消費していくという考え方です。
実は、この本で大事な部分って、実はこっちなのではないか?と思ってしまいました。
実際のところ、疲労感というのは、この「脳のMP」の消費が大きいように感じています。だからこそ、なるべくそうならないようにする
1.選ぶ時間を減らす工夫
色や形や種類をなるべく統一したり、数を減らすことによって、そもそも「選ぶ」という行為をなくしてしまう方法です。
クローゼットの中の服をかなり厳選し、コーディネートの時間を短縮したり、タオルやリネンを白で統一したりと、生活の中で細かに消費される判断し、選ぶという時間をとことんなくしてしまうというのは、案外ありだなと思います。
スティーブ・ジョブスもあの黒のタートルネックの服などは、毎日服を選ぶ時間がもったいないという逸話があるぐらいですから、効果はありそうですね。
2.INとOUTを管理する
この本の中で、以前、勝間宅が汚部屋だったことが触れられています。確かに部屋が汚いとそれだけで、「片付けなくちゃ」とかいう思いが働き、それだけで無駄に脳のMPが消費されてしまいます。
このINとOUTを管理するというのは、家の中に入ってくるモノの量を管理するという意味です。汚部屋になる仕組みというのは、部屋という枠に対して、モノの総量が多すぎるために起きる現象とおさえ、枠に対して適量にするようにするということでした。このあたりは、まさにコンマリさんの「人生がときめく片づけの魔法」で触れられている断捨離の仕方が参考になりますね。
3.逐次処理
特にゴミの処理に関しては、溜めてから捨てるのではなく、少量の段階でどんどん捨てるという逐次処理に切り替えよと書いています。
確かにゴミって、あとでまとめてってやってしまいがちですよね。そして、捨て忘れると、ストレスが…という流れ分かります。

自動化と脳のMPを消費させないこと
この本で書いてあることは、大別すると「自動化」と「脳のMPを消費させない」ことの2つなんですよね。
情報管理LOGでも、この2つは大好物なので、よく取り上げています。これを家事に圧倒的な行動力で取り組んだのが、この本ということになります。この考え方というのは、自分をラクにさせるために大事なことだと思うのです。ただ、ちょっと振り切り方がすごいだけで。というわけで、完全な真似は難しいと思いますが、参考になる部分だけ取り入れてはいかがでしょうか?
【Kindleセール情報】
❏ 【50%OFF】アルク デジタルファスト本フェア (8/17まで)
❏ 【50%OFF以上】休みの間に差をつける!自己啓発本特集! (8/17まで)
❏ 【50%OFF】サイエンス・アイ新書10周年 第3弾『夏の『自由研究』 (8/17まで)
❏ 【30%OFF】「夏☆電書」女性におススメ X文庫フェア (8/17まで)
❏ 【30%OFF以上】「夏☆電書」ラノベ文庫フェア (8/17まで)
❏ 【30%OFF】「夏☆電書」"あの戦争"を考える講談社の50冊 (8/17まで)
❏ 【期間限定無料&50%OFF】「夏☆電書」女の恨み~リベンジ~特集 (8/17まで)
❏ 【最大50%OFF】『生き方・働き方』を考える(8/17まで)
❏ 【期間限定無料&50%OFF】ウィングス創刊35周年記念セール(8/17まで)
❏ 【20%OFF】宇宙・科学本フェア (8/17まで)
❏ 【期間限定無料&50%OFF】「夏☆電書」ITANフェア(8/17まで)
❏ 【50%ポイント還元】 秋田書店キャンペーン(8/20まで)
❏ 【最大70%OFF】心を運ぶ名作フェア (8/23まで)
❏ 【全品100円】 ビジネス・自己啓発からカメラ・料理まで(8/24まで)
❏ 【最大80%OFF】いつもの日常が壊れていく…フェア(期間不明)
❏ 週刊ファミ通Kindle版配信記念 復活! ファミコン通信創刊号など(期間不明)
- 関連記事
-
- Kindleの月替わりセールでピックアップしたい本を5冊挙げる
- 勝間式ロジカル家事を読んで感心したこと
- 「タスク管理の用語集」は、タスク管理を志す人は目を通すと良いよ!