プリンターは、いつ買うべきなのか問題について分析してみた

情報管理LOGの@yoshinonです。
昨年末に我が家のプリンターが壊れてしまい、買い換えをしました。
年末というと各社プリンターの最新機種が出てくる頃で、型落ちのやつを買おうかな?と思っていたら、全くそういうのが売り切れていました。仕方がなくやや高めのプリンターを購入したのですが、それではプリンターはいつ買うのが正解なのか?という素朴な疑問が浮かんだのです。
こういうデジタル機器は、書いたい時が買い時なんて言われますが、果たして本当にそうかな?と思ったので、調べてみました。これで、プリンターを買うタイミングがわかりますよ!
【 プリンターは、いつ買うべきなのか問題について分析してみた 】 1.プリンターという商品の販売サイクル 2.Canon(キャノン) 3.EPSON(エプソン) 4.結論 |
今回の記事は、CanonとEPSONのみをウォッチしたいと思います。実際問題として、BrotherとかHPとかも店頭では売っていたりしますが、実質的な選択肢としては、この2つぐらいなんですよね。
また、インクジェットプリンターに絞らせてもらいます。これも、家庭用で使うという選択肢で考えた場合、概ねインクジェットプリンターになるのではないか?ということでそうしました。レーザープリンターなどは、後日まとめたいと思います。
まず、インクジェットプリンターの商品の販売サイクルですが、実はだいたい決まっています。おおよそ新製品の発表は、毎年9月ぐらいに出されます。そして、年末の年賀状商戦に力を入れるという形になっています。そして、徐々に新年が明けた頃合いから売れ行きが落ちていき、4月の新年度需要が少しあり、また9月に新製品が登場するという流れです。この販売サイクルをきちんと押さえておくことが、賢く買い換えるための方法かもしれません。
あと、ウォッチ方法としては、Chromeの拡張機能であるKeepa Amazon Price Trackerを使用しています。これ、本当に便利なので、国民全員にお知らせしたい!
Keepa - Amazon Price Tracker - Chrome ウェブストア
では、以下に2社の価格の推移を見ていきましょう。
Canonは、8月に新製品の発表があることが多いです。
まずは、フラグシップ機である複合機のTS9030を見ていきましょう。
これね。

発売当初は、45,000円台とぶっちゃけかなり高いですが、そこから急転直下で5000円ほど値段を下げて、小康状態が続きます。しかし、12月8日を境に一気に値段が、また5000円ほど下がります。

そして、年明けの1月半ばぐらいからズルズルと少しずつ値段を下げていき、6月半ばで姿を消してしまいました…。このグラフは、Amazonさんのみの販売だけをピックアップしているので、他社の新品販売は継続しています。しかし、値下げ幅は少なく、異常に安いのは注意が必要な感じです。

最終的な値段は、およそ26,000円台と当初の値段の約半額になっています。
次にミドルシップ機であるTS8030を見ていきましょう。これが、一番店頭に並んでいるのではないかと思います。

発売当初の値下がり具合は、ほぼ同じなのですが、そこからのプライスダウンには違いが見られます。11月半ばぐらいまでは、ほぼ横ばいで推移しますが、そこから一気に値段を下げていきます。年賀状商戦の主力商品ということで、フラグシップ機は安売りはしないけど、こちらは安くするよ!ということですね。
そして、12月下旬まで値段を下げ続け、19,000円台まで来たとことで、長い横ばい状態が続いていきます。この段階でおよそ当初の値段の半額近くになっています。

そして、非常にゆっくりとしたペースで値段を下げ続け、6月頃に欠品。再度、7月頃に再入荷するもののその後欠品という流れになっています。最終的には6月段階で16,000円台になっています。
次は、スタンダード機です。
こちらも売れ筋モデルになります。

こちらは、ミドルシップ機とほぼ同じようなグラフを描いています。
11月半ばまで横ばい、そして12月の下旬まで下げ続け、あとは横ばいor徐々にゆっくりと下げ続け、6月に欠品という流れです。この一度、欠品してから、もう一度間隔を開けて再度値下げして、一時期売り出すというのも似てますね。
最後は、エントリー機です。
プリンターは、安くて十分という人は、これでも十分な機能と性能があるんですよね。自分的にもこれで十分です。

もはや、スタートの価格からすでに19,000円台となっており、ミドルシップ機の12月半ばの値段と同じぐらいです。そして、どんどん滑るように価格が下がり続け、12月に年賀状商戦で少し価格が上がるものの、年明けぐらいには、価格は落ち着き、徐々にまた下げていき12,000円台になります。そして、お約束の6月に欠品。そして、一度一時期だけ復活、すぐ欠品という流れです。
EPSONは、8月~9月に新製品を発表することが多いです。だいたいCanonと同じですね。
A4サイズで比較しているので、EPSON的に最上位機種にあたるのが、EP-879ABになります。

Canonと値段の下げ方が違うことが分かりますね。
発売直後にほんの少しだけ値段が下がるのは同じですが、年末までズルズルと価格を下げ続けていきます。段階的ではないのが特徴ですね。

ほぼ新年と同時に値段の降下が止まり、横ばいに移行します。そして、これも特徴的なのですが、ガクガクと上げたり下げたりを繰り返しながら、全体としてみれば、右肩下がりに値段が下がっていきます。最終的には、14,000円台まで下がりました。その間、欠品などもありませんでした。

Canonと完全に比較するのは難しいですが、ミドルシップ機にあたるのが、複合機ですがEP-709Aかと思います。

元の値段は、2万円台ですが、最初から16000円台スタートです。
段階的に値段が下がっていき、年賀状商戦段階では1万円台まで下がっています。
そこからは、全体的な傾向としてみれば、ほぼ横ばいになっており、最終的にも9000円台です。ただし、EPSONは、日によっての乱高下が激しいように思います。したがって、年賀状商戦段階以降は、日々ウォッチしておいて、希望価格になった時に購入するのが良いかもしれませんね。
EPSONのエントリー機であるPX-049Aです。

最初の値段からして12000円台と非常に安いです。総じて、Canonよりも安い感じがしますね。販売直後から段階的に値段を落として、年賀状商戦段階で9000円台になっています。

そして、2月になると突如値段が下がり始め、最終的には6000円台まで下がりました。
当初の値段のおよそ半額になっていますね。
1.Canonは、6月ギリギリまでに買うのがお得
6月以降は、欠品の恐れがあるので、6月までに買うのが吉ですね。たぶん、当初の値段の半額で購入できます。
2.EPSONは、新商品の発表間際の9月までに買うのがお得
EPSONは、欠品はしない様子が見られるため、新商品発表前後の段階で買うのが良いかもしれません。こちらも、およそ当初の値段の半額ほどで購入できます。
3.年賀状商戦は、多少しか安くない
家電売り場とかでは、年賀状商戦で「Price Down!」とか書いてあったりしますが、本当のプライスダウンは、年賀状商戦後に訪れます。みんなが買うときに買わないというのが、大事ですね。
4.EPSONは、価格の乱高下が激しいので見極め大事
EPSONの価格推移のグラフは、全体的に乱高下しがちです。したがって、前述のPrice Trackerにある機能の一つであるメールでその価格になったらお知らせしてもらうというアラートを設定しておくと、悔いがない購入ができそうです。
5.プリンターは、およそ10ヶ月後ぐらいには半額になる
そして、一番大事なことですが、プリンターは10ヶ月後ぐらいには半額になるということえす。ぶっちゃけいえば、もはやプリンターは、コモディティ化しているので、大幅な機能の向上はありません。したがって、型落ちでもたぶん十分満足できるのでは無いかと思います。メーカーは、全く推奨していませんが、インクも互換インクで十分だと思っています。自分の中では、家庭用だったら、インクタンク独立系のエントリー機で十分かなと思いますね。

みんなが欲しい時は高くなる
実際問題として服でも家電でも、みんなが「欲しい」と感じている時期は、高いですよね。服ならば、気温などのことを考えたら、欲しい時期があるのは致し方がないことだと思いますが、プリンターなどの家電類は、そこまでの季節感は必要ないかな?と思っています。新年度時期の一人暮らし需要は、別ですけどね。
というわけで、今回はきちんとウォッチしてみて、なんとなく気づいていたことが視覚化できて、書いている私も面白かったです。この企画、他の商品でもやってみようかな?と画策中。
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